フルーツ・ 糖分の過剰摂取
糖分の過剰摂取
摂取された糖質は大部分が貯蔵糖、グリコーゲンとして
肝臓および筋肉中に貯蔵されます。
果糖が厄介なのは、果糖が肝臓でグリコーゲンに変化する率で、
ブドウ糖に比べ約3.6倍であるところです。
果糖のまま肝臓に送られてきた部分は、ブドウ糖よりも
速やかに代謝される。
故に果糖は、食後血糖値は上がりにくい性質の反面、大量摂取により
血中の中性脂肪を上げ、体重増加につながり糖尿病を
悪化させる危険性があります。
ブドウ糖多量摂取で起きる脂肪肝、実はブドウ糖が
一旦果糖に変換することから始まるという報告がある。
(Lanaspa et al. 2013)
ブドウ糖を果糖に変換できない遺伝子操作されたマウスは
より健康であるという報告もある。
果糖には脂肪肝を起こし、高血圧、脂質異常などのメタボリック症候群を引き起こす報告があります。果糖には細胞障害性、老化作用、尿酸誘導などの作用もあります。ということは、果糖が含まれている果物は体にわるいのか?果物は体に害をあたえるのか?