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ファイトケミカルはなぜ嘘だと言われる?

 

 

  • ファイトケミカルはなぜ嘘だと言われる?

    健康パワーで注目されている、第7の栄養素「ファイトケミカル(phytochemical)」。一度くらいは耳にしたことがあるという方も多いかもしれません。ファイトケミカルは、植物に含まれる化学物質のことを指します。

    植物が生命を維持するために、紫外線や昆虫など、植物にとって有害なものから体を守るために作りだされたもので、植物の色素・香り・辛味・ネバネバなどの成分というと、わかりやすいかもしれません。

    例えば、ブルーベリーやブドウにはアントシアニン類、大豆にはイソフラボン類、セロリ、パセリ、ピーマンにはフラボン類のポリフェノールが含まれており、これらがファイトケミカルの一種です。多くの植物に含まれ解明段階にあるものも多いのですが、注目されているのが、ファイトケミカルが持つ「健康パワー」です。

    現代社会に生きる私たちの体は、食生活や飲酒、たばこやストレスなどの生活習慣によって影響を受けやすい傾向にあります。ファイトケミカルは、そんな体を守り、キレイな体を保つ作用を持っているのです。

    しかし、炭水化物(糖質)、脂質、たんぱく質、ビタミン・ミネラル、食物繊維の6つは、生きていくうえで必要な6大栄養素であるものの、これらの栄養素だけでは足りないかもしれません。

    だからこそ取り入れていきたいのが、健康パワーを持つファイトケミカルです。健康パワー作用については、ファイトケミカルは人の体において、6大栄養素に匹敵する栄養素とも考えられるかもしれません。

    特にモロヘイヤやブロッコリーなど、緑の濃い野菜で健康パワーが強いことが明らかとなっています。

    そんな魅力的に見えるファイトケミカルですが、一方では「ファイトケミカルの効果は嘘」と耳にすることもあります。体にとって良いはずのファイトケミカルが、なぜこのように言われてしまうのでしょう?

    その理由は、ファイトケミカルについて、まだ解明されていない部分が多いことが挙げられます。最近になって注目されはじめた栄養素であり、ファイトケミカルの研究知見はまだ十分といえません。そのため、ファイトケミカルに対して、懐疑的な見方をする人が少なからずいるのです。

    また、ファイトケミカルを過剰摂取することによって、健康被害をもたらすのではないかという懸念を持っている人もいるようです。しかしこれは、他のものに対しても同じことが言えます。例えば、栄養素が高く栄養バランスも良いと言われている牛乳ですが、人によっては「牛乳を飲みすぎると下痢しやすい」ことがあります。

    これは、乳糖を吸収・分解する力が低い体質の人に限って起こることですが、牛乳の栄養が解明される以前であれば、きっと不安要素となったことでしょう。このように、個人の体質によっては、体に良いと言われる食物でも体に不利益な反応が起きることがあるのです。

    ファイトケミカルも少なからず、吸収・分解する力、疾患によっては、過剰摂取により健康被害をもたらす可能性があります。こうした懸念点も、ファイトケミカルの効果が嘘と言われる理由のひとつとなっているようです。

    このように、ファイトケミカルについては解明が進められている段階ではありますが、現に、厚生労働省のサイトでは、ファイトケミカルの一種であるポリフェノールやカロテノイドが「ファイトケミカル」として紹介されています。

  • 体を守る仕組み

    まずは、体を守る仕組みを見ていきます。人間は本来健康のために体を自ら守っています。その仕組みを支えているのは何といっても、ビタミンやミネラルなどの栄養素です。しかし、加齢や生活習慣によって各栄養素は常に減少しています。

  • ファイトケミカルの摂取量目安

    ファイトケミカルが体に良いと言っても、過剰に摂取することが、必ずしも体に良い影響を与えるとは限りません。

    つまり、ファイトケミカルを摂取し体に良い影響を与えるためには、ただやみくもにとればいいということではなく、適切な摂取量を守ることが大切です。

    最近では、カカオポリフェノールが注目されちょっとしたブームになりましたが、カカオポリフェノールを積極的にとろうと高カカオチョコレートを食べ過ぎると、脂質やエネルギー、カフェインをとり過ぎてしまうことになります。

    高カカオチョコレートは普通のチョコレートと比べると脂質量が多いため、健康のために積極的に摂取した結果、かえって肥満につながる可能性もあるのです。このように、ファイトケミカルを意識するあまり、特定の食物ばかり食べる偏った食生活を送ると、思わぬ副作用を招く恐れがあります。

    ファイトケミカルは、明らかにされているものだけでも約1,500種類あり、いまも研究が進められている栄養素です。そのため、厚生労働省が発表した「日本人の食事摂取基準摂取量(2020年版)」でも、ファイトケミカルの摂取目安量は具体的に定義されていません。

    例えば、ファイトケミカルのひとつであるカロテノイドは、欠乏症が確認されていないため、現時点では食事摂取基準を定めることが適当と考えられていないのです。

    ただし、生活習慣対策をし、健康な生活を維持するための目標値のひとつとして、「野菜を1日350g以上食べましょう」「野菜を1食1皿以上・1日5皿分を食べることを目指しましょう」と言われています。しかし、現代社会において野菜を毎日350g以上食べることは容易ではないでしょう。

    ファイトケミカルは、主に野菜に多く含まれています。野菜不足な食生活に陥りやすい現代社会に生きる私たちですから、ファイトケミカルの過剰摂取を心配する必要はないとも考えられるかもしれません。

    むしろ、野菜不足な食生活、偏った食生活の人は、健康のために積極的に野菜を食べるべきです。野菜を積極的に食生活に取り入れることが難しい場合は、サプリメントを活用しファイトケミカルやビタミン、ミネラルを補うのもひとつの方法です。

    サプリメントで摂取する場合には、1日の摂取量目安が決められています。ファイトケミカルの過剰摂取が不安、毎日ファイトケミカルの摂取量を計算していられないという方には、サプリメントの活用もよいかもしれません。

    ただし、サプリメントをとる場合には、なおのこと過剰摂取に注意が必要です。サプリメントに記載してある用法と用量を厳守してください。服用中の薬があり、それとサプリメントを併用する場合には、事前に医師や薬剤師に相談しておくと安心です。

    このほか、お客さま相談センターを設けているサプリメントメーカーも多いので、気になることがあればこういった窓口を利用するのもよいでしょう。

  • ファイトケミカルを適切な量だけ簡単に摂取しよう

    どんなに良いものでも、必ず適切な量があります。ファイトケミカルに限らず、体を健やかに保つ栄養や食物は、適切な量をとり入れることが欠かせません。キレイな体を維持するためには、運動や睡眠といった生活習慣、食生活を見直し、バランスの良い食生活を送ることが最善です。

    とはいえ、なにかと多忙な生活の中で、食生活を見直し改善することが難しい場合も多いでしょう。ファイトケミカルを満遍なく食物から補おうとすると、さまざまな種類の野菜や果物をそろえる必要があり、調理する労力や時間も必要になります。

    サプリメントを活用すれば、適切な量を簡単に摂取できるメリットがあります。手軽に必要な栄養素がとれるサプリメントは、現代社会に生きる人々の健康をサポートする重要な役割を果たしているといえるでしょう。

    注目されている栄養素だからこそ、ファイトケミカルのサプリメントは続々と登場しています。さまざまなファイトケミカルのサプリメントがあるからこそ、効率よくファイトケミカルを摂取し、健康パワーに優れたサプリメントを選ぶ必要があるでしょう。

    ファイトケミカルは、できるだけ多くの種類を少しずつ摂取することが理想的です。多くの植物原料を使ったもので、さまざまな研究が行われたうえで作られているサプリメントがよいでしょう。消去活性液体・顆粒・タブレットタイプとサプリメントにもいろいろな形状があるので、自身が飲みやすく、続けやすいものを選んでください。

    また、続けやすい価格帯であるかどうかも重要なポイントです。どんなにいいものでも、続けられないと意味がありません。自分に合ったものを正しく選び、上手に取り入れていきましょう。

    健康パワーを持つファイトケミカルは、私たちの健康の底力を高める心強い味方。サプリメントをうまく活用しながら、食生活、生活習慣を見直し、若々しい体を目指していきましょう。

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なぜサプリメントか WHY SUPPLEMENT

 

私たちの体をつくる細胞は、私たちが食べたものでできています。しかし、毎日の食事だけで栄養バランスを整えることは難しい。さらに、体の不調の一因となる「活性酸素」は、偏った食生活や悪い生活習慣によって、体内に大量に発生します。サプリメントを活用して、「活性酸素」と戦うために足りない栄養素を補いましょう。

現代人を脅かす活性酸素とは?

偏った食生活や悪い生活習慣によって、体の不調の一因となる「活性酸素」が、体内に大量発生します。

活性酸素は病原菌を退治してくれるなど、私たちの体を守ってくれる必要不可欠な存在です。しかし、その高い攻撃性ゆえに、過剰に発生すると体に悪影響を及ぼします。

現代人にとって避けることの難しいストレスや喫煙、飲酒、紫外線などによって、活性酸素は大量に発生します。
大量に発生した活性酸素は、体内の細胞を攻撃し、酸化させてしまいます。酸化するということは、つまり体が「サビて」いくということ。

過剰な活性酸素を吸収するには、
野菜・果物の力が不可欠

植物は虫や小動物に食べられないよう、色や香りで、自身を紫外線や外敵などから守ります。この色や香り、えぐみの元となる成分こそ、ファイトケミカルスです。

ビタミンやミネラルにも活性酸素吸収力のあるものがありますが、ファイトケミカルスはそれらと協力し、優れた活性酸素吸収力を発揮します。

ファイトケミカルスとは

植物だけが持つ、優れた活性酸素吸収力

ファイトケミカルスとは、植物だけに含まれている有用成分の総称で、活性酸素を吸収する力があり、第7の栄養素とも呼ばれています。植物の色や香りの素となる成分で、過酷な自然環境で植物が身を守るために生み出した「生き抜く力」。よく知られているポリフェノール、イソフラボン、リコペンなどをはじめ、数千~数万種類もあるといわれています。

すべての世代で野菜・果物不足。
世界的にも日本は低レベル!

日本人の食生活で不足しやすいのは、野菜や果物と言われています。例えば、1日に必要な野菜の摂取量は350gですが、日本人はすべての年代において必要な量を摂ることができていません。また世界の主要10カ国の中でも、日本の野菜・果物の摂取量は低いことが分かっています。

野菜

1日の目標量:350g 約20%不足※

果物

1日の目標量:250g 約50%不足※

食事から十分な栄養素を摂ることが難しい現代を生きる私たちに必要なのは、サプリメント。
足りていない栄養素をいつでもどこでも摂ることができます。そして、余分な脂肪を摂取することもありません。
サプリメントを正しく理解し、食事で不足しがちな基本の栄養素を補う生活を始めましょう。

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mctココナッツオイル & MCTオイル カンジダ症や認知機能を改善

「MCT」の主成分、中鎖脂肪酸は、ココナッツやパームフルーツに含まれる天然成分です。
中鎖脂肪酸100%の油のことをMCT(Medium Chain Triglyceride)といいます。MCTは、一般的な油よりもすばやく消化・吸収され、すぐにエネルギーになりやすいという特長を活かし、医療現場・スポーツ分野における栄養補給や、生活習慣病予防など、様々なシーンで利用されてきました。
さらに、今後は脳の栄養不足改善という領域でも利用が進むことが期待されています。今注目されるMCTの基本について押さえておきましょう!

「MCT」は、ココナッツや母乳などに含まれる天然成分

中鎖脂肪酸は、ココナッツやパームフルーツなどヤシ科植物の種子の核の部分に含まれる天然成分。一般の植物油に含まれるオレイン酸やリノール酸と同じ脂肪酸の仲間です。母乳や牛乳などにも含まれており、私たちが普段から摂取している成分なのです。
話題のココナッツオイルには、約60%の中鎖脂肪酸が含まれています。また、100%中鎖脂肪酸でできているオイル(中鎖脂肪酸油=MCT:Medium Chain Triglyceride)もあります。

中鎖脂肪酸は分子の長さが約半分

油の特性は、油の主成分となる「脂肪酸」の種類や並び方によって異なります。
ここで、脂肪酸を「長さ」によって分類すると、キャノーラ油、オリーブオイルやラードなどの一般的な油脂のほとんどに含まれる「長鎖脂肪酸」と、その約半分の長さの「中鎖脂肪酸」があります。
半分だからこそ、一般的な油脂とは性質に大きな違いが出てくるのです。
 

中鎖脂肪酸は、一般的な油の約4倍早くエネルギーになる!

中鎖脂肪酸は、長鎖脂肪酸に比べて長さが短いため、水になじみやすい特長をもちます。そのため、水に溶けやすい糖などと同様に、小腸から門脈を経由して直接肝臓に入り、分解されます。
一方、長鎖脂肪酸の油は小腸から消化・吸収されたあと、リンパ管や静脈を通って脂肪組織や筋肉、肝臓に運ばれ、必要に応じて分解・貯蔵されます。
このように消化・吸収後の経路が異なるため、MCTは、一般的な油に比べて、4~5倍も速く分解され、短時間でエネルギーになることが特長です。

MCTは40年以上も医療現場で使われてきた!

MCTは、これまで40年以上に渡り、エネルギーを積極的に必要とする未熟児や腎臓病患者、高脂肪食を必要とするてんかん患者、消化器系の手術を行って油の消化吸収が低下した患者などへの栄養補給時に、安全性の高さから医療現場で広く利用されてきました。
さらに介護現場では、高齢者の低栄養状態(PEM*)の改善にMCTが利用されています。年齢を重ねるにつれて食が細くなり、充分な栄養摂取ができない方も少なくありません。
こうした方にとって、エネルギーになりやすいMCTは、少量でも健康維持に役立つ可能性がある成分なのです。
このように、医療・介護現場を中心に長年利用されていることが、MCTの魅力を表していますね。*PEM:Protein Energy Malnutrition=「タンパク質・エネルギーの低栄養状態」

MCTは今後も幅広い領域で活用される!

MCTは今、新たな分野でも活用され始めています。MCTの栄養生理機能は新たな分野で解明が進んでおり、今後様々な分野での利用が進むことが期待されています。
また粉末化技術や乳化技術などの食品加工技術の進展により、中鎖脂肪酸を使った美味しい食品がますます開発されていきます。今後もMCTの活躍の場が広がっていくことでしょう。

ファイトケミカルとは?どんな種類があるかを解説

  • ファイトケミカルとは?どんな種類があるかを解説

    ファイトケミカルとは、野菜や果物、豆類などに含まれている化学成分のこと。もう少し詳しく述べると、植物が紫外線や虫の脅威から身を守るために生み出した香りや色素、アクなどのことを指します。

    なお、ファイトケミカルはミネラルやビタミンと同じものではありません。細かい種類に関しては後述しますが、混同しないように注意しましょう。

    ファイトケミカルの主な種類

    ファイトケミカルに当てはまるものは数多くあります。具体的には、ポリフェノールやアントシアニン、イソフラボンなどです。どれも一度は聞いたことあるものではないでしょうか。これらは、全てファイトケミカルのひとつとして数えられています。

    また、ファイトケミカルは色素成分が多いことから、色で分けられることも多いものです。効率的に摂取する上でも判別しやすいため、ファイトケミカルに興味がある方は成分だけではなく色にも着目してみましょう。

    ファイトケミカルの歴史

    ファイトケミカルは、近年生まれたものではありません。実際のところ、古い時代から滋養食として用いられてきました。事実、古代ギリシアの医者として現在でも名を残しているヒポクラテスは、健康維持の処方にヤナギの葉を使用していたことが知られています。その後、数千年の時を経て様々なサプリメントの開発につながりました。

    ただし、歴史を紐解くとファイトケミカルが必ずしも人を救うためだけに使われたわけではないことが分かります。歴史上、ファイトケミカルが悪用された例もあり、場合によって副作用があることが知られています し、あくまで過去の話であるため、現在ではファイトケミカルが悪用されることはありません。

  • ファイトケミカルは本当に実感できる?

    ファイトケミカルが身体に良い影響を与えてくれる可能性があるといっても、それを本当に実感できるのか気になる方もいることでしょう。

    そこでこの項目では、ファイトケミカルの具体的な有用性や問題点などについて紹介します。

    そもそもファイトケミカルにはどのような有用性があるの?

    ファイトケミカルにはさまざまな有用性があるといわれていますが、その有用性は各成分によって異なります。

    ・ポリフェノール

    ポリフェノールは、ファイトケミカルを代表する成分です。種類としては、アントシアニン類やイソフラボン類、フラバノール類などがありますが、自然界には5,000種類以上もあるとされています。

    ポリフェノールの有用性としては、高齢者の生活習慣対策などが挙げられます。例えばぼんやりしがちな場合、アントシアニンによってクリアな毎日をサポートすると期待されています。

    ・カロテノイド

    カロテノイドの主な種類として挙げられるのは、β-カロテンやリコピン、ルテインなどです。強い還元作用を持っております。
    また、高齢者の生活習慣に良い影響を与えると考えられています。

    ・含硫化合物

    含硫化合物というのは、硫黄を含んだ化合物の総称です。種類としては、イソチオシアネート系(アブラナ科の野菜:大根、ブロッコリー、白菜、ワサビ)とシステインスルホキシド系(玉ねぎ、ニンニク、ネギ、ニラ) の2種類に分かれています。

    リズムを整える有用性が期待されます。含硫化合物は刺激臭や辛味が特徴的ですが、その代わりにさまざまな有用性が期待されているのです。

    ・テルペノイド

    テルペノイドは、ポリフェノールと比べるとあまり知られていない成分ですが、また、高齢者の生活習慣対策としても期待されており、毒性に関しては極めて少ないとされているものです。そのほか、リフレッシュ作用も期待されています。

    なお、細かい種類としてはリモネン(柑橘類の皮:レモン、ミカン、オレンジ、グレープフルーツ)とジテルペン(シソ、シソ科のローズマリー、セージ)があります。

    今も研究が進められるファイトケミカル

    ファイトケミカルの成分や期待できる有用性は、その全てが判明しているわけではなく、今なお研究が進められています。
    ファイトケミカルには注目すべき成分が数多く含まれていること自体は事実であり、今後の研究によっては新しい発見があるかもしれません。

  • ファイトケミカルが含まれている食品は?

    上記では有用性や問題点などについて紹介しましたが、実際にファイトケミカルが含まれている食品にはどのようなものがあるのか、気になっている方もいることでしょう。

    そこで最後に、ファイトケミカルが含まれている食品を押さえつつ、それを活かした料理を紹介します。どれも簡単であるため、気になる方はぜひチャレンジしてみましょう。

    ファイトケミカルが含まれる食品は数多くある

    ファイトケミカルが含まれる食品は、数多くあります。前述した成分で紹介するならば、ポリフェノールが多く含まれる食品としてブルーベリーやぶどう、ウコンなどが挙げられるでしょう。カロテノイドは人参やかぼちゃ、ブロッコリーなどに多く含まれ、含硫化合物は大根やわさび、キャベツなどが代表的です。最後のテルペノイドに関しては、レモン・オレンジ・みかん・グレープフルーツの皮などに多く含まれています。

    このように、ファイトケミカルは数多くの食材に含まれていることからも、簡単に摂取することが可能です。調理方法まで把握した上で食事に取り入れてみると良いでしょう。

    ファイトケミカルの代表的な料理

    ファイトケミカルを活かした料理としては、スープが代表的です。ファイトケミカルスープは、コンソメスープやチキンスープといった一般的なスープと違い、味付けをしません。その結果として薄味のスープになりますが、その分さまざまなカスタマイズができます。もちろん、そのまま飲むのもいいですが、チキンや生姜を入れて簡単にアレンジしてみてもいいでしょう。毎日飲み続けやすい点が魅力のスープです。

    また、スープに使う材料が入手しやすいという手軽さもあります。どれだけ健康に良いスープだとしても、食材がマニアックなものであればなかなか作れません。しかし、ファイトケミカルスープの場合は、スーパーで簡単に入手できる野菜を使うため、どんな方でも気軽に作れます。

    ファイトケミカルスープの作り方

    ファイトケミカルスープに必要な食材は、キャベツ・玉ねぎ・人参・かぼちゃの4種類です。まずは野菜を100gずつ用意して食べやすい大きさにカットし、鍋に切ったものと1,000mlの水を入れます。沸騰させた後に火を弱めて30分ほど煮込めば完成です。

    また、かぼちゃの種や大根の皮といった野菜くずでスープを作る方法もあります。両手いっぱいほどの野菜くずと1,000mlの水、大さじ1杯の酒を鍋に入れて加熱してください。20分ほど煮込んだならば、野菜くずを取り除いて完成です。冷凍して保存すれば2週間ほどもちます。

    食品に含まれる栄養素には水に溶けてしまうものもありますが、スープにした場合は逃げることがほぼありません。前述したように食べ方はさまざまあり、小腹がすいたときに飲むのもOKです。また、冷やしても問題ないため、暑い夏は冷たいファイトケミカルスープを飲んでみると良いでしょう。

    ファイトケミカルスープのアレンジレシピ

    ファイトケミカルは飲むだけではなく、料理の材料としても活用できます。一例としてシンガポールチキンライスを紹介しましょう。

    まずは、鶏肉の両面に塩をすり込みます。お米は研いでおき、ザルにあげておきましょう。その後、炊飯器にお米、ショウガ、ニンニク、ファイトケミカルスープを入れます。最後に鶏肉を乗せて炊き上げ、炊き上がったならば皿に盛り付けて完成です。タレに関しては、オイスターソースと醤油、砂糖と酢を混ぜることで作れます。

    スムージーとして飲むのもおすすめ

    スープだけではなく、スムージーとしてファイトケミカルを摂取する方法もチェックしておきましょう。食品はミキサーで細かくすることで細胞壁が破壊され、成分が溶けだします。これにより、野菜などは食べにくい皮部分の栄養も摂取することが可能になるのです。スムージーだけにスープと同じく気軽に摂取しやすくなります。

    ただし、スムージーとして飲む際は糖質に注意しましょう。スムージーにはちみつをかけるといったアレンジもできますが、それらを行うと糖質を過度に摂取してしまう恐れがあります。健康的なスムージーを作る際は、栄養素のバランスをしっかり考えながら作ってみましょう。

    ファイトケミカルを摂取するポイント

    ファイトケミカルを摂取する上では、2つのポイントがあります。

    ひとつめのポイントは、1日5〜6品の野菜料理を食事に取り入れることです。無理して野菜をメインにする必要はなく、サラダや小鉢などで摂取しても問題ありません。具体的には、1日の野菜摂取量の目標とされている350gを目指して献立を考えてみましょう。

    もうひとつのポイントは、果物を摂取することです。量としては、200g程度と記憶しておきましょう。これは、りんごで例えるならば半分程度になります。生活習慣対策のためにも、毎日摂取することを心がけてみましょう。

    ちなみに、果物によっては皮や種の周辺に栄養が集まっているものもあります。中途半端に食べるのではなく、ミキサーにかけるなど食べやすさを工夫してしっかりと食べるのがおすすめです。

    野菜の摂取量は全体的に少ない?

    前述した350gというファイトケミカルの量は、厚生労働省が推奨している目標の量と同じです。とはいうものの、平成30年度に行われた国民健康・栄養調査によると、性別や年齢を問わず目標の量に達していないという結果が出ています。特に若い人ほど摂取量が少ないため、20〜30代の方は意識的に野菜を食べて生活習慣病の予防に努めてみると良いでしょう。

    ファイトケミカルはスープよりサプリでの摂取がおすすめ!

    ※医師監修対象外です。

    ファイトケミカルが身体に良い影響を与える可能性に期待が持たれているとはいえ、継続して適量を摂取するのは意外と大変です。特に勉強や仕事で毎日が忙しい方にとっては、料理をすること自体が難しいかもしれません。そんな方には、サプリメントで摂取することをおすすめします。

    ニュートリライト社では、ファイトケミカルをサプリメントとする上で独自の濃縮製法を用いています。これにより、栄養を逃すことなく植物をまるごと凝縮することに成功しました。そこで、900種類以上に及ぶ植物から2万通り以上の組み合わせを分析した結果をもとに誕生したのがファイトプロテクトです。これは強力な攻撃力を持つ活性酸素の過剰発生をふせぐことに着目して開発されました。

    それらを踏まえた上で作られたサプリメントであるトリプルXには、厳選された21種類のファイトケミカルと12種類のビタミン、10種類のミネラルが含まれています。ファイトケミカルを手軽に摂取したい方や毎日が忙しくても身体を大切にしたい方は、ぜひトリプルXを試してみてはいかがでしょうか。

  • ファイトケミカルの有用性はこれからの研究次第

    今回の記事では、ファイトケミカルに期待されている有用性や摂取する方法などを紹介しました。とはいえ、まだまだ得られる有用性や問題点が全て解明されたわけではありません。だからこそ、自分でしっかりと調べた上で生活に取り入れるかどうかを決めてください。

プロテインは筋肉を増やしたい人のもの、だから、自分には関係ない?

「プロテインは筋肉を増やしたい人のもの、だから、自分には関係ない」と思い込んでいませんか。プロテインとは、一部の人に向けたものではなく、誰にとっても必要な栄養素。

なぜなら、プロテインとはギリシャ語で「最も大切なもの」を意味する言葉。その証拠に、肌、筋肉、心臓、骨、脳、血液、酵素といった私たちの体のあらゆるものが、たんぱく質を材料にして作られています。

 

サプリメントは口から体に摂り入れるもの。
だからこそ、信頼できるものであることが大事です。

原材料の安全性は大丈夫?

食事から十分な栄養素を摂ることが難しい現代を生きる私たちに必要なのは、サプリメント。
足りていない栄養素をいつでもどこでも摂ることができます。そして、余分な脂肪を摂取することもありません。
サプリメントを正しく理解し、食事で不足しがちな基本の栄養素を補う生活を始めましょう。

製造工程は公開されている?

日本の健康食品の多くは、大半が自社工場ではなく委託先の工場で作られています。そのため、異なる企業が発売している健康食品だとしても、実質中身がほとんど変わらないということも。どんな製造工程で、どのような品質管理の元で作られているのかが消費者に向けてオープンになっていること。安心・安全への情報提供があることも、サプリメントを選ぶポイントの1つです。

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栄養  「朝の野菜ジュースはNG」なぜか仕事中に眠くなる人が食べているもの

朝食は……にんじんジュースより、エッグスープ

このごろ、朝食をとらない子どもたちやビジネスマンが増えています

理由としては、起きるのに精いっぱい、時間がない、面倒で食べたくない、胃が受け付けないなどが挙げられます。

かくいう私も、24歳から、忙しいことを理由に仕事中は何も食べず、生活のためにひたすら働いていたので、気持ちはよくわかります。

しかし、こんな生活をしていたから、10年はもたなかったのです。

朝食は、すこしでも効率よくとる工夫をしなければなりません。

なぜなら、糖質は体内でキープされない栄養素で、体内の貯蔵に制限があるためです。体内の貯蔵場所は3カ所あって、それぞれに役割があります。

・血中に血糖として存在し、脳のエネルギーとして供給される ・筋肉にグリコーゲンとして存在し、運動時のエネルギー源として利用される
・肝臓に肝グリコーゲンとして存在し、血糖値を維持する

脳のエネルギーは糖質ですが、寝ているあいだ食事をしなくても脳のための血糖が維持されているのは、肝臓のグリコーゲンのおかげです。

ただし、肝臓のグリコーゲンは、健康な人でも12~18時間で空っぽになるため、昔から、朝食を食べないと頭が働かないとされているのです。

いまは生活のスタイルが変わり、ビジネスマンもまだまだ遅い時間に食事をとる習慣があったり、子どもたちも塾通いや夜中までのゲームやスマホで夜食を食べることを考えると、朝はまだ肝臓にグリコーゲンが残っているはず。そうすると単純に「朝食はとったほうがいいよ」ともいえなくなってきています。

しかし、たとえ規則正しく食べることができない人でも、昼までの活動エネルギーはキープしたいもの。そこで、時間がないときでも提案をしたいのが、エッグスープです。

市販の野菜ジュースなど、血糖値をすぐ上げる糖質は避ける

つくり方は、市販のスープに卵を入れるだけ。

佐藤智春『その不調、栄養不足が原因です』(主婦の友社)

もちろん、手づくりスープをつくり置きするのがいちばんうれしいですが、忙しくて難しいなら、市販のスープで十分です。

コンソメスープやお味噌汁に卵を落とすのもいいし、生卵とミルクのノンシュガーミルクセーキにナッツを入れたり、そこに野菜のスムージーや低GI値の果物を加えたりしてもいいでしょう。

ここで注意したいのは、市販の野菜ジュースやにんじんジュース、フルーツジュースなど、血糖値をすぐ上げる糖質は避けることです

朝食をトースト1枚とか、菓子パンですませてしまうのも同じこと。

タンパク質を組み合わせてゆるやかに脳のエネルギー源を補給するか、簡単に吸収する糖質で午前中からあくびをするかは、体に対する気遣い次第です。

優秀なタンパク質の卵を入れたスープを、嚙むように飲んで出かけてくださいね。

出かける前に、脳のスイッチを入れる習慣をつくりましょう。

ランチは……うどんより、パスタ

さあ、ランチタイムです。

前日の夕食が遅くて朝食抜きの人はもちろん、朝食を食べても、この時間にはお腹が空いてきますね。ここで、何を選ぶか?

ビジネスマンから多い質問のひとつが、このランチメニューです。

どんな人でも、眠くならないようにしたい、ですよね。

ランチは、夕方までの集中力とパフォーマンスアップのための食事です。血糖値が急激に上がらないメニューを選んだりつくったりすることが鍵になります。

ランチタイムの出世チョイスは、人気の麺メニューなら、うどんより、パスタかおそばがおすすめです。

これは、それぞれに使われている原料の粉に糖の吸収の違いがあるためです。いちばん吸収がよく、血糖値を上げやすいのが、精製した小麦粉でつくられたうどんです。それに比べ、デュラムセモリナ粉でつくられたパスタや、そば粉でつくられたそばは、ゆっくり血糖値を上げ、さらにタンパク質を含む主食としておすすめしています。

最近では、看板に「小麦胚芽入りうどん」と書いてあるうどん屋さんを見かけました。これは、白いだけのうどんよりいいかもしれないと、職業病の反応をしてしまいました。

そして、避けては通れない「ラーメンは?」の質問ですが、かんすいや卵が入っている中華麺は、もやしやねぎなど野菜がたっぷり入ったものならまあまあ、OKです。

麺自体が小麦胚芽や全粒粉を使ったものならベターで、パスタのソースやラーメンの具材に卵やお肉のタンパク質、野菜などの繊維がプラスされていれば、ベストといえます。

ポイントは、糖質をチョイスすることです。

コースや定食であれば野菜から食べましょう。限られた時間であっても、シーンに応じて工夫できます。丼だけ麺だけのメニューは、あまりすすめられません。

なぜなら、調味料は甘いタレが多く、糖質過多になってしまうからです。ごはんも胚芽や雑穀入りではないことがほとんどなので、もしもサラダや卵があれば、自分だけコース風にして食べてくださいね。ランチは、このひと工夫が鍵になります。

もし、工夫をしても「ランチ後は眠いんだよ」と思ったら、昼は炭水化物を抜いてお肉を選んで食べるといいです。魚はどうしても定食になるので、ごはんが避けられませんが、たとえばサラダとハンバーグのエッグ添えなどは、ごはんがなくても満足感が得られ、私は大好きなメニューです。

タンパク質、脂質のエネルギー源は、腹もちもよく、血糖値の上がり方もゆるやかです。夕食までの脳力アップに、ぜひ試してみてください。

夕食は……すき焼きより、しゃぶしゃぶ

夏でも、冬でも、私はよくしゃぶしゃぶをつくりますし、「鍋物」といわれたら「しゃぶしゃぶ」といいます。

材料は切るだけ。出汁も、化学調味料無添加のかつおや、あご、昆布などがブレンドされたパックがありますし、簡単でシンプルに素材感を味わうことができるメニューのひとつです。

野菜とタンパク質がメインで、お肉でもお魚でも、つけダレを変えれば同じ料理法で何通りもの工夫ができます。

それにくらべてすき焼きは、割り下といわれるタレに白砂糖がたっぷり入っていることで、急激に血糖値を上げその反動で、急激に下がります。その結果、食欲が増しご飯が進みます。夕飯に美味しいすき焼きは、内蔵蓄積の原因にあるので、注意が必要ですね。

ただ、私も好きなメニューですから、家でつくる場合は、白砂糖を使わず、ラカンカなど、血糖やカロリーに影響ない割り下をつくります。外食はそうはいきませんが、ご家庭では大切な方のために、下ごしらえから考えてくださいね。

しかし、すき焼きにはすき焼きで、とても理にかなった食べ方があります。

お野菜から先に食べるのはもちろんですが、すべての食材を割り下にからめたあと、生卵で食べることがとてもすばらしいのです。

卵のレシチンは天然の乳化剤として、食べた脂質の消化を助け、脂肪肝などの人には、肝臓の脂肪を排泄してくれる働きを持っている栄養素です。

すき焼きでお肉をたっぷり食べたい方には、そんな理由からも、糖質を注意したすき焼きならOKです。

いまは「塩すき焼き」をつくってくれるお店もあり、これもまたイケルのです。

その応用として、しゃぶしゃぶのポン酢ダレにも生卵を入れて、卵タレで食べるのが、いちばん簡単な脳食です。

疲労回復をめざしたいときは、豚肉でビタミンB1を味方につけて。

また、貧血の方や、アルコールを飲む時は牛肉を選ぶといいでしょう。

牛肉は亜鉛やビタミンB12が豊富で、血液をつくる材料になります。アルコールの代謝にはB12が使われますが、これが不足すると脳神経や細い血管に血液がいきにくくなります。手足の先が冷たい、ときどきイライラしたり貧血傾向にあるという女性はとくに、牛肉を選ぶのがかしこい選択です。

夕食を適切にとれば、朝の目覚めがすっきりする

ほかにも、動物性タンパク質とお野菜が豊富なちゃんこ鍋や、牡蠣鍋などもいいですね。鍋物は、炭水化物が最後に少しだけのところも外せないポイントです。

野菜やタンパク質でお腹を満たしたあとの締めのおじやや麺などは、ほんとうに少ない炭水化物ですみますから、心も身体も満たされる感じがあふれます。

もちろん、ステーキやグリルしたポークをサラダファーストで食べるのも大賛成です。このときの注意は付け合わせです。ポテトフライではなく、きのこなどを。マッシュポテトではなく、ほうれん草など緑黄食野菜のソテーを。

外食でも、このリクエストはけっこう聞いてくれますので、メインが決まったら、組み合わせも考えてみてください。

夜、お酒やごはん、付け合わせに糖質を摂りすぎないことで、朝の目覚めがすっきりすることを体感できると思います。

夕食の目的は、眠りの質をよくして、疲れを持ち越さないことです。

動物性タンパク質がリッチな夕食は、睡眠ホルモンの材料であるトリプトファンを含んでいますから、眠りの浅い方には必須です。

また、寝ている間に、未来の胃腸の粘膜や細胞の材料になってくれますから、「明日は何時に起きて……」などと考えるより、仕事に応じて食事内容を考えるほうが、実際に明日の活力になってくれると思います。

仕事、学業、プライベートで楽しくパフォーマンスをあげるのに、毎日の夕食はとても大切です。

飲み会前にカフェオレかカプチーノを

「酒は百薬の長」といわれます。

アルコールは、ごく少量であれば文字通り薬になるようですが、飲みすぎると、それは体にとって異物、つまり毒として処理されることになります。

とはいえ、ビジネスシーンにおいても、お酒をまったく飲むなというのは多くの人にとって難しいことでしょう。

ですから、お酒が好きな人には、ダメージを少しでも軽くするインテリジェンスな飲み方を、ぜひ覚えていただきたいと思います。

まず、空腹で飲むのは、タブーです。

私流のおすすめは、たとえば飲み会までの移動時に、カフェオレかカプチーノを飲むこと。オフィスを出たら、カプチーノ。会社にコーヒーマシーンがあれば、仕事終わりにカフェオレ。できればコーヒーと牛乳を半々ぐらいで。コーヒーフレッシュを入れるよりいいでしょう。

写真=iStock.com/DjelicS
※写真はイメージです – 写真=iStock.com/DjelicS

砂糖は入れないアフターコーヒーを飲んで、次のシーンへ向かいましょう。

コーヒーと牛乳を先に胃に入れておけば、アルコールによる急激な血糖値の乱高下を防いでくれますし、胃粘膜のダメージも予防できます。また、アルコールで排泄されるカルシウムも補給できますね。

ハリウッド映画では、朝、スターバックスに寄ってからオフィスに行くシーンをよく見かけますが、これからはオフィス帰りのスタバがかっこいいです。

飲み会前のウコンは血糖値の乱高下を引き起こす

そして、飲み会でのおつまみのチョイスにも、ひと工夫。

居酒屋さんの場合なら、まずは素早く出てくる枝豆か冷奴を口にしながら乾杯。串カツ屋さんならキャベツ。イタリアンなら、サラダに前菜、お肉やお魚のカルパッチョ。フォーマルなレストランなら、もちろんサラダからスタート。

最初に野菜、タンパク質の順に食事をすることで、血糖値の乱高下を抑えられるのはもちろんですが、アルコールで傷む肝臓の修復はタンパク質なので、食事のとり方で守りましょう。

そうすれば、二日酔いの予防にもなりますし、「なぜ、あの人はいつもスマート?」という飲み方ができ、きっと体型にもちがいが出るはずです。

「ウコンはどうですか?」とよく質問されますが、ブドウ糖を多く含んだ健康飲料は、先に血糖値が上がるために、その後のアルコール摂取によってまた血糖値が高くなり、反動で低くなりすぎたりと、乱高下を招きます。インスリンの過剰分泌にもつながり、脳と体は大変だと思います。

そうなれば、脳は、ふらふら。末は、すい臓へと負担がかかって、小さな臓器は耐えられなくなってしまいます。

飲み会がある日のランチは月見カレーそばがおすすめ

飲み会前のウコンをイメージするなら、その日のランチタイムは、月見カレーそばがおすすめ。ターメリック(=ウコン)がたっぷり摂れるうえ、血糖値の上がりにくいおそばは心強いメニューです。なければ自分流にトッピングしましょう。それから、雑穀米とカレーと目玉焼きのお弁当もいいでしょう。

佐藤智春『男は食事で出世させなさい』(ポプラ社)

コンビニにも、カレーはいろいろ売っていますから、その日のスケジュールに合わせてチョイスすると、体に無理をかけずにすみます。

些細なことのようですが、自分への気づかいを重ねることが、出世志向の方にとっては大切です。

自分を気づかうことなくがんばって、地位や名誉、お金をいただいても、若いころの習慣は、ここいちばんというところで、必ずツケがくると思います。私がそうでした。

体にとってマイナスとわかっていて、未然に防げることがあるなら、先手を打っておきましょう。

お酒、たばこ、お菓子、インスタント食品がいっぱいのジャンクな毎日は、かぎりなくセーブしてください。この意識で、本来持っている脳力が磨かれると思います。

私がイベントを仕切るときは、レストランでのメニューや食べる順、タイミングなど、事細かに打ち合わせをします。

幹事や人事の人は、将来の人材をプロデュースするように、脳力を上げる効果的メニューを勉強するのもいいでしょう。

佐藤 智春(さとう・ちはる)
バイタルアナリスト®
分子整合栄養医学協会認定・分子整合栄養アドバイザー。バブル時代、スタイリストとして多忙をきわめ、体調をくずす。1995年より分子整合栄養学を金子雅俊氏に師事。その後、セルフメディケーションの提案をライフワークとする。キャリアアップを目ざす多くの女性に向け、ライフステージ・マネジメント®講座や企業の講演も行っている。著書に『 卵を食べれば全部よくなる』(マガジンハウス)、『 男は食事で出世させなさい』(ポプラ社)、『 中高生の身長を伸ばす7つの習慣』『 その不調、栄養不足が原因です』(ともに主婦の友社)などがある。

栄養  あなたはコーヒーに何を入れてますか?

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シナモンコーヒーに使えるシナモン

 

シナモンスティック

シナモンと一言にいっても、形や種類も様々です。シナモンスティックは、スリランカで取れる「セイロン」、ベトナムや中国で取れる「カシア」などがあります。一般的にシナモンと言われているものはスリランカ産のセイロンの方で、甘みと柑橘がほのかに香る上品で繊細なものになっています。

カシアはセイロンより厚くできているシナモンで、硬くできています。こちらのシナモンは、セイロンより香りが強く、スパイシーな香りが強くあります。同じシナモンでも種類によって香りや風味が違うので、いろいろ試してみると面白いかもしれません。使い方は簡単で、スティックをコーヒーに浸け、くるくる回しながら風味を移してください。

シナモンパウダー

シナモンパウダーは、その名の通りスティック状のシナモンを粉にしたものになります。飲み物や料理にも使いやすく、この状態ものもが周りの多くのものに使われているのではないでしょうか。シナモンコーヒーには、このパウダー状のものがオススメです。香り等はスティック状のものと変わりないので、セイロンかカシアかで選ぶといいでしょう。

シナモンシュガー

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シナモンシュガーは、パウダー状のシナモンとグラニュー糖(砂糖)をミックスして作られた、シナモン香るシュガーです。コーヒーに砂糖を入れて飲まれる方には、この形状のものがオススメです。甘い味とともに、シナモンの甘くスパイシーな風味が色付きます。とても簡単にシナモンコーヒーができますよ。

シナモンコーヒーで楽しみながら健康を手に入れよう!

シナモンコーヒーについてお話しいたしましたが、シナモンコーヒーを深く知っていただけたでしょうか。いつものコーヒーにシナモンを加えるだけで、とても風味と味わいが変化します。コーヒーとの相性も抜群ですから、この組み合わせはまさに至高の一品と言えるのではないでしょうか。

いつもと違ったアレンジでコーヒータイムを楽しむだけでなく、健康面にもよく働いてくれます。シナモンの使用量に気をつけながら、今までとは違ったリラックスした時間をお過ごしください。

オートファジーのさまざまなシステム

  • オートファジーのさまざまなシステム

    オートファジーとは、細胞の中で不要になったタンパク質やミトコンドリアなどの細胞内器官を分解して再利用する仕組み。ギリシャ語で「オート」は「自己」、ファジーは「食べる」という意味で、日本語では「自食作用」と訳されます。これは、酵母や植物、動物など、すべての真核生物(細胞核を有する生物)に備わっているリサイクルシステムです。

    また、オートファジーが、「防御」の役割を持つことも判明しています。生物は日ごろ、さまざまな感染症のリスクにさらされていますが、それをもたらす病原菌が体内に入ってきたとき、まずは白血球などが働く免疫によって病原菌を倒します。しかし、それらをかいくぐって細胞の中に侵入してきた場合、オートファジーが、感染した細胞の有害な微生物やウイルスを分解処分するといった働きをすることも分かってきたのです。

  • さらなる研究が期待されるDNA修復機能

    オートファジーには、細胞の中の古くなったり壊れたりしたたんぱく質やミトコンドリアといった、余計なものを細胞自体が除去するという、細胞内たんぱく質のクオリティコントロールの役割があることも明らかになっています。さらにその除去で集めた余計なものから、たんぱく質の材料を作り出すこともできるのです。たとえば成人男性は1日に約200gのたんぱく質を合成しているのですが、体内に取り入れるたんぱく質の量は60~80g程度。その差は、オートファジーが補っているのです。

    そしてこのようなオートファジーの機能が、様々なタイプのDNA損傷の修復にも関与すると考えられてきており、今後さらなる研究が期待されています。

    研究成果 · トピックス

    「オートファジーのメカニズムの発見」により、大隅良典さん(東京工業大学栄誉教授)に2016年のノーベル医学・生理学賞が贈られました。オートファジーは、酵母や植物、動物など、すべての真核生物に備わっている細胞内の浄化・リサイクルシステムです。細胞内の変性タンパク質や不良ミトコンドリア、さらには細胞内に侵入した病原性細菌などを分解して浄化することで、さまざまな病気から生体を守っています。また栄養状態が悪くなったとき、過剰なタンパク質を分解して、生存に必要なタンパク質にリサイクルします。
    大隅さんは1993年、酵母を使った実験により、オートファジーに欠かせない遺伝子を14種類発見し、それらの遺伝子からつくられるAtgと呼ばれるタンパク質群の機能を調べる研究を進めました。「その1993年の論文が、ノーベル賞で最も評価されたものです。現在、酵母の主要Atgタンパク質は18種類知られていますが、大隅先生はその大半を1993年に発見され、オートファジー研究の礎を築かれたのです」。微生物化学研究所の野田展生さんはそう解説します。
    タンパク質の構造が分からなければ、その機能メカニズムを解明することはできません。そこで大隅さんは2001年、北海道大学の教授だった稲垣冬彦さんにAtgタンパク質の構造解析を依頼しました。その解析を担当したのが、学位を取って稲垣研究室に赴任したばかりの野田さんでした。「当時Atgタンパク質群の構造解析は1種類も行われていませんでした」。こうして野田さんたちは、世界に先駆けて、タンパク質の構造からオートファジーの仕組みに迫る研究を始めました。

    図 オートファジーが始まる仕組み

    図 オートファジーが始まる仕組み

    何でも分解できるオートファジー

    ここでオートファジーの過程を簡単に見てみましょう。オートファジーが始まるとき、まず膜で囲まれた小さな袋ができます(図④)。その袋が大きくなり、へこむように変形して分解する物質を閉じ込めます(図⑤)。この袋をオートファゴソームといい、数分から10分以内に完成します(図⑥)。そして、酵母や植物では液胞、動物ではリソソームと呼ばれる分解酵素が入った器官とオートファゴソームが融合して、物質が分解されます(図⑦)。
    「オートファジーは、タンパク質や脂質だけでなくミトコンドリアなど、何でも分解することができます。ただし、分解し過ぎて細胞が死に至ることは、普通はありません。何でも分解できてしまう危険な仕組みが必要なときだけに始まり、不要なものを選択的に分解するように高度に制御されています。そこがオートファジーのすごいところです」と野田さんは言います。

    最初の袋ができる仕組みが分かった

    野田さんと大隅さんたちは、オートファジーの仕組みを調べる共同研究を続けてきましたが、まだ分からないことがたくさんあります。その1つが、オートファゴソームがつくられる仕組みです。
    野田さんと大隅さんたちは2016年、SPring-8を用いたX線結晶構造解析により、オートファゴソームができる最初の段階の仕組みを解明することに成功しました。オートファジーは、細胞が飢餓状態になったときなどに始まります。細胞内には、栄養状態のセンサーの役割をするTORC1という酵素があります。栄養状態がよいときには、TORC1がAtg13にリン酸を付け続けて、オートファジーが始まらないように抑えています(図①)。
    細胞が飢餓状態になると、TORC1の活性が低下してAtg13からリン酸が外れます。するとAtg13はAtg17と結合できるようになります(図②)。
    野田さんは、Atg13とAtg17が結合した複合体の構造を解析しました。「Atg13の大部分はひも状の構造で、そこに2カ所の結合部位があり、Atg13の1本のひもで2つのAtg17をつなぎとめることが分かりました。こうしてAtg13とAtg17はたくさんつながり、そこにAtg1、Atg29、Atg31も集まった巨大な複合体ができるのです」(図②〜③)。
    この巨大な複合体がオートファゴソームの最初の袋をつくる土台となります。「細胞内には、Atg9を数十分子埋め込んだ膜でできた小さな袋(Atg9小胞)がたくさん漂っています。1個ずつのAtg13とAtg9の結合力はとても弱いので、普段はAtg13にAtg9小胞が集まることはありません。ところがAtg13をたくさん含む複合体ができると、そこにAtg9小胞が3個ほど結合し、Atg9小胞同士が合体してオートファゴソームの最初の袋になると考えられます」(図③〜④)。
    野田さんたちは、試験管内にAtg13やAtg17が集まった複合体とAtg9小胞を混ぜて、いくつかのAtg9小胞が合体した袋ができるかどうか確かめる実験を始めています。

    まだ3合目

    3個ほどのAtg9小胞が合体して小さな袋ができた後、そこに細胞内から膜が集まってきて、袋が大きくなります(図④〜⑤)。「どこから膜が供給されるのか、それがどのような仕組みで集まってきて袋が大きくなるのか、それはまだ謎です。そこでもAtg9が重要な働きをしていると予想されますが、その構造はまだ解析されていません。私たちはAtg9の結晶をつくり、構造解析することを目指しています」。
    タンパク質の構造を解析するための代表的な手法が、結晶をつくってX線で測定するX線結晶構造解析です。ただし、Atg9のような膜タンパク質や複数のタンパク質から成る複合体は大きな結晶をつくることが難しいという問題があります。「小さな結晶しかつくれない場合も多いのですが、SPring-8ならば、そのような微小結晶でも構造解析ができます」。
    オートファジーには、さらに大きな謎が残されています。「その一つは、分解する物質を閉じ込めるために、袋が大きくへこむように変形する仕組みです。その変形でもAtg9が関係しているかもしれません」。
    完成したオートファゴソームは内膜と外膜の2層構造になります(図⑥)。「液胞やリソソームに融合すると、内膜は閉じ込めた物質とともに分解されます。しかし外膜は分解されずに、液胞やリソソームの膜の一部となります(図⑦)。なぜ、内膜だけが分解されるのか、それも大きな謎です。大隅先生はオートファジー解明の道のりは、まだ3合目だとおっしゃっています」。

    緊密な共同研究で10合目を目指す

    「構造解析を進める研究者は、ある現象で働くタンパク質を解析したら、次はまったく別の現象のタンパク質を対象にする人も多いようです。私はオートファジーに関わるタンパク質にターゲットを絞って構造解析を進めてきました。オートファジーは1種類のタンパク質の構造を解いただけでは現象の仕組みが分からない巨大システムです。たくさんのタンパク質の構造を解析することで、ようやくオートファジーの仕組みの一端が見えてきます。そこが、大変ですが、面白いところです」。
    生命現象の仕組みを解明するには、大隅さんのように、現象に関わる遺伝子・タンパク質を突き止めてその機能を調べる“機能解析”と、野田さんのように、タンパク質の構造を解析して機能メカニズムを調べる“構造解析”の両方が必要です。
    野田さんは、大隅さんとの共著論文が最も多い研究者です。「私は2011年に北海道大学から微生物化学研究所(東京都)に移った後は、東京工業大学の大隅研究室(神奈川県)のセミナーに毎週、参加しています。機能解析と構造解析の研究者による、このような緊密な共同研究は、ほかに例がないと思います」。
    オートファジーは、がんやパーキンソン病などさまざまな病気や、老化とも関係が深いことが分かってきました。野田さんは、ヒトやマウスなど哺乳類のオートファジーの研究を進めている水島昇さん(東京大学大学院教授)との共同研究も行っています。
    「私は薬学部の出身で創薬などの応用研究にも興味がありました。ただし現在は、質の高いサイエンスを進めれば、おのずと応用につながると考え、オートファジーの仕組みに迫る基礎研究を進めています」。

    生物の生存に不可欠な現象

    iPS細胞などの再生医療と同様、世界中の研究者がしのぎを削る、ホットな研究分野が「オートファジー」だ。日本語では「自食作用」と訳され、細胞の中で行われるリサイクル・システムを指す。がんやアルツハイマー病といった病気の解明・治療にもつながると期待され、その研究はノーベル賞級ともいわれる。しかも、リードしているのは日本の研究者たちだ。大阪大学の吉森先生もその一人。吉森先生と一緒に、さまざまな生物に共通した「根源的な生命現象」の謎に迫ってみよう。

    オートファジーと聞いても、中学生や高校生には「?」でしょうね。それもそのはず、細胞生物学を専門とする人たちの間ですら、広く知られるようになったのは最近のことですから。私が研究を始めた17~18年前には、「ジショク作用? 吉森さん研究を辞めるんですか?」なんて真顔で言われたものです(笑)。ところが、21世紀に入って状況が一変。1990年代の半ばまで世界で年に数十本しかなかった研究論文の数が、いまは優に3000本を超えるようになりました。しかも、日本が研究をリードしているんです。
    これほどまで注目されるようになったのは、オートファジーが生物の生存に極めて重要な役割を果たしていること、そして、多くの病気と密接に関係していることがわかってきたからです。
    オートファジーの「オート」は「自己」で、ファジーは「食べる」(どちらもギリシャ語)。ごくごく簡単に言うと、細胞の中の余計なものを細胞自体が取り除くシステムです。不思議なことに、小さな掃除機のような器官が突然現れ、細胞の中を掃除する! そう、まさに突然、何もないところから掃除機が現れるんですよ。古くなったり壊れたりしたたんぱく質やミトコンドリアといった細胞内の小器官は、これにより除去されます。さらにオートファジーがすごいのは、集めた“ゴミ”からたんぱく質の材料を作り出すところです。成人男性は1日に約200gのたんぱく質を合成しているのですが、体内に取り入れるたんぱく質の量は60~80gしかありません。その差は、オートファジーが補っているんです。
    では、どんな現象なのか、下の図を使って説明しましょう。
    最初に、細胞の中に扁平な二重の膜が現れます(=①)。「扁平な二重の膜」ではわかりにくいかもしれませんね。お椀のような形をした空気が抜かれたサッカーボールをイメージしてください。これが掃除機にあたるもので、ミトコンドリアなどの細胞内小器官や古くなったたんぱく質を包み込んでいきます(=②)。完全に包み込み、丸い袋状になったものは「オートファゴソーム」は呼ばれ、直径約1μm(マイクロメートル=1mの100万分の1)の大きさです。ちなみに、最初の扁平な二重の膜がどこから現れるのかは、最近までよくわかっていませんでした。また、包み込むものも、選択している場合と選択していない(=無作為)場合があって、ここにも多くの謎が残されています。

    図に戻りましょう。今度は下の段を見てください。
    先のオートファゴソームに小さな丸いものが近づいていますよね。「リソソーム」という器官で、そこにはたくさんの種類の分解酵素が入っています。これが、オートファゴソームにくっついて融合(=③)。一体となった袋状の「オートリソソーム」の中で、分解酵素がたんぱく質や細胞内小器官をアミノ酸などに分解します(=④)。そうやってできたアミノ酸などが袋の外に出て、細胞内の工場のような場所で、新しいたんぱく質に合成しなおされるのです。
    上の一連の流れは、最近の研究で明らかになってきたのですが、細胞の中で成分の一部が分解されているらしいことは、1950年代から知られていました。ベルギーの研究者がオートファジーと命名したのも約50年前の話で、そのあと電子顕微鏡を使った研究で掃除機にあたるオートファゴソームや、オートファゴソームがリソソームと融合している様子なども観察されています。しかし、メカニズムを解明する手がかりとなる遺伝子が見つからなかったため、なかなか研究が進みませんでした。

    日本の研究で謎の解明が一気に進んだ

    オートファジーは当初、「細胞が飢餓状態に陥ったとき、自らの一部を分解し栄養に変える仕組みだ」と考えられていた。そのため、「自食」という名前がついたのだが、この「飢餓に対応する」ことに加え、先述したように細胞内の「浄化」の役割があることも明らかになってきた。また、「防御」の役割を持つことも判明している。こうした大きな発見がもたらされたのには、「オートファジーの父」と呼ばれる大隅良典先生(現・東京工業大学特任教授)の功績が極めて大きい。大隅先生は1993年までに14個の関連遺伝子を発見、それを機に、劇的に研究は進んでいくのだった。

    大隅先生がオートファジーの謎を解明するきっかけをつかんだのは先生が東京大学の助教授のとき、1988年のことでした。ある日、いつものようにご自身が専門にしている酵母(出芽または分裂により増殖する菌類。お酒やパンに使われるのもその一種)を、顕微鏡を使って観察していたところ、ピチピチ飛び跳ねる小さな粒がたくさん見えた。「いったいこれは何?」。不思議に思った先生は、直感的にオートファジーに関係しているのではないか? と考えたそうです。というのも、酵母を飢餓状態においたときに見えた現象だからでした。
    実際、そのとおりで、大隅先生は観察と実験を重ね、この現象がオートファジーによるものであることを突き止めます(跳ねていたのは、図の②のオートファゴソーム)。さらに、人工的に突然変異を起こした酵母を、手当たり次第調べることで、オートファジーに関係する遺伝子を次々と発見していきます。現在、30種類以上の関連遺伝子が発見されていますが、そのうち最も重要な14種を大隅先生が見つけました。こうした功績で大隅先生は、現在、ノーベル賞の有力候補に上がっています。
    ただ、論文が発表された1993年当時、この“大発見”はほとんど注目を集めていません。96年に大隅先生は東大から愛知県岡崎市の基礎生物学研究所に移られ、そのとき、私も助教授として大隅先生と一緒にオートファジーを研究することになったのですが、先ほど言ったように、論文発表から3年経っても「自食」を「辞職」に間違えられるといった状態。それが変わったのは、大隅先生と私、さらに水島昇さん(現・東京大学教授)も加わって、発見された遺伝子をテコに、メカニズムや「浄化」の役割など、さまざまな謎や現象を明らかにしたからです。とくに、哺乳類でオートファジーに関係する遺伝子を見つけたことが決定的になりました。
    いまでは、オートファジーが真核生物(細胞核を有する生物)に共通する生命現象であることがわかっています。基本的な仕組みは同じで、酵母の遺伝子と人間のそれもほぼ一緒。酵母で見つかった遺伝子はすべて、私たち人間も持っています。要するに、酵母や菌類から植物、昆虫、魚類、哺乳類まですべての真核生物に不可欠なもので、それがなければ死んでしまうわけです。
    その後の研究で、オートファジーと病気との関連も明らかになってきました。
    たとえば、神経にかかわる病気。神経細胞は他の細胞と違って分裂をしません。そのため細胞の中にゴミがたまりやすいのですが、オートファジーが働かず異常なたんぱく質などが蓄積されると、アルツハイマー病やパーキンソン病といった病気になってしまうんです。神経性疾患はオートファジーと極めて深い関係がある、と考えて間違いありません。
    その他にも、糖尿病や動脈硬化、痛風、がん、クローン病などを、オートファジーによる「細胞内の清掃」が防いでいることがわかってきました。このうち、がんに関してはオートファジーの「働き過ぎ」も重要です。がんは飢餓状態に陥りやすい細胞なのですが、オートファジーが活発でどんどん栄養をつくり出せばなかなか死んでくれない。放射線や抗がん剤を使った治療を行ったとしても、自己修復して生き残ってしまうのです。
    逆に言えば、オートファジーの働きを抑える薬があれば、がんに罹った患者さんの治療に使えます。一方、アルツハイマー病などはオートファジーを促す薬で症状を抑えることが可能になります。がんも予防に関しては「オートファジーの促進」のほう。このように病気とオートファジーの関係が明らかになったことで、治療に向けた創薬が世界中で行われるようになりました。

    (オートファゴソームが侵入した病原菌を包み込む)

    謙虚な気持ちが世紀の発見をもたらす

    「いまでも夢のような気分です」――。「こんなすごい研究に携わることができて、どのようなお気持ちですか?」という質問に対しての、吉森先生の答えだ。吉森先生が、大隅先生の研究室に誘われた際は、まだ「興味深いテーマだな」程度の認識だった、という。しかし、持ち前の好奇心と探究心で研究を行った結果、次々と画期的な発見を生み出した。大隅先生と一緒に、吉森先生や水島先生をノーベル賞候補に挙げる外国の新聞もあるくらいだ。「オートファジーはまだまだわからないことだらけなんです」と語る吉森先生。いまも残った謎の解明と、薬の開発に取り組んでいる。

    少しだけですが私の研究についてもお話しておきましょう。先ほど、オートファジーには「防御」の役割があるという話が出ましたが、私が最初にそれを突き止めました(2004年、アメリカの科学雑誌『サイエンス』に発表)。
    生物は、さまざまな感染症の危険に晒されていますが、それをもたらす病原菌が体内に入ったときどうするか。まずは、白血球などが働く免疫によって病原菌をやっつけます。しかし、攻撃をかいくぐって細胞の中に侵入するものもいる。実は、それらにもオートファジーが働くことがわかったんです。具体的には、細胞膜の一部がくぼんで侵入しようとする病原菌を取り込みます。できたくぼみは細胞膜から切り離され小胞(小さな袋のようなもの)となります(このとき小胞は細胞の中に)。すると、扁平な二重の膜が出現し小胞を取り囲み・・・・・・ここからは先の図と同じで、最終的に病原菌は分解酵素によりバラバラになります。
    詳しくは述べませんが、この研究を進めたことで、どうやって細胞は病原菌を探知するかがわかりました。また、「扁平な二重の膜がどこでつくられているのか」という大きな謎の解明も最近果たすことができました(2013年、イギリスの科学雑誌『ネイチャー』に発表)。とはいえ、解明された謎はまだほんの一部でしかありません。知りたいことはたくさんあるし、薬の開発にも力を入れたい。いま取り組んでいる糖尿病など生活習慣病とオートファジーの関係の研究も進めなくてはいけません。
    こんなにエキサイティングな研究テーマに出会えたのですから、本当に私はラッキーでしたねぇ。
    さて、「そんな、すごいテーマを見つけるコツを教えてください」といった質問を受けることもあるのですが、私は「運やタイミングだけではない」と考えています。おそらく、一番大切なのは謙虚な気持ち。大隅先生が、最初に酵母で不思議な現象を見たときも、いままでの常識にとらわれていたら、オートファジーには結び付けられなかったはずです。世紀の大発見というのは、「狙っていたのはAだけど、Bといった現象が現れた。これは何?」から始まることが多いんですよ。謙虚な気持ちで、地道に粘り強く観察を続けたからこそ、大きな発見につながったのでしょうね。
    ですから、みなさんも不思議な現象を見かけたら、まずはじっと観察してみてください。そして、「これは何なんだろう?」と好奇心をもってあれこれ考えてみましょう。そう、今度は、みなさんが新しい発見をする番です。

プロテインは筋肉を増やしたい人のもの、だから、自分には関係ない?

「プロテインは筋肉を増やしたい人のもの、だから、自分には関係ない」と思い込んでいませんか。プロテインとは、一部の人に向けたものではなく、誰にとっても必要な栄養素。

なぜなら、プロテインとはギリシャ語で「最も大切なもの」を意味する言葉。その証拠に、肌、筋肉、心臓、骨、脳、血液、酵素といった私たちの体のあらゆるものが、たんぱく質を材料にして作られています。

 

サプリメントは口から体に摂り入れるもの。
だからこそ、信頼できるものであることが大事です。

原材料の安全性は大丈夫?

食事から十分な栄養素を摂ることが難しい現代を生きる私たちに必要なのは、サプリメント。
足りていない栄養素をいつでもどこでも摂ることができます。そして、余分な脂肪を摂取することもありません。
サプリメントを正しく理解し、食事で不足しがちな基本の栄養素を補う生活を始めましょう。

製造工程は公開されている?

日本の健康食品の多くは、大半が自社工場ではなく委託先の工場で作られています。そのため、異なる企業が発売している健康食品だとしても、実質中身がほとんど変わらないということも。どんな製造工程で、どのような品質管理の元で作られているのかが消費者に向けてオープンになっていること。安心・安全への情報提供があることも、サプリメントを選ぶポイントの1つです。

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サプリメント先進国アメリカでNo.1の実績がある「ネイチャーメイド」の「スーパーマルチビタミン&ミネラル」のご紹介です。
ネイチャーメイドのコンセプトは、着色料・保存料・無添加であり、必要な原料のみを使用したサプリメントです。
なので、安心して飲むことが出来ます。

レビューで皆様が言ってるのは、とにかく1粒が大きいということです。
これはかなり、マイナスポイントで、特に女性やお年寄りの方には不向きです。欧米の女性はそんなの関係ないのでしょうかねー?

それ以外は、問題ないように思います。
4カ月分も入っているので、購入する手間が省けるし、1日1粒でいいというのは嬉しいですよね。