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薬師如来

病気に苦しむ人々を助ける仏

薬師如来(やくしにょらい)とは?

東方浄瑠璃世界の教主で、正式名を薬師瑠璃光如来(やくしるりこうにょらい)といいます。

 

病気を治して衣食住を満たすという「十二の大願」を立て、生きている間に願いを叶えてくれます。阿弥陀如来のように死んだ後にやすらぎを与えるのではなく、現世にやすらぎを与えてくれるのが特徴です。昔の作例はとくに病気平癒を願ったものが多数存在します。

 

日光菩薩と月光菩薩を脇侍として三尊として並ぶことが多いです。さらに、7体の薬師如来で息災・増益を祈願する修法の本尊である七仏薬師というものも存在します。また、眷属として十二神将を従えています。

ご利益

病気治癒(特に目病)、健康長寿、災難除去、安産祈願、現世利益

薬師如来(やくしにょらい)の像容

薬壺(やっこ)を左手に持っており、右手の薬指を前に出しています。他の装飾品等は持ちません。ただし、奈良時代までの造形は薬壺を持たない場合が多く釈迦如来と区別がつきにくいです。

有名寺院と像

・奈良県:薬師寺
・奈良県:法隆寺
・京都府:醍醐寺

薬師如来(やくしにょらい)の真言

オン・コロコロ・センダリ・マトウギ・ソワカ

  1. の憂苦を解脱せしむること。
  2. 飢渇きかつに悩まされ食を求むる者には、飯食ばんじきを飽満せしめ、又法味ほうみを授けて安楽を得せしむること。
  3. 所求満足の誓いで、衆生の欲するに任せて衣服珍宝等一切の宝荘厳ほうしょうごんを得せしめんとすること。

七仏薬師

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義浄訳「薬師瑠璃光七仏本願功徳経(七仏薬師経)」や達磨笈多訳「薬師如来本願経」では、薬師如来を主体とした七尊の仏の本願と仏国土が説かれる。天台密教では、円仁から始まったとされる七仏薬師法が息災・安産をもたらすとして重要視され、8-9世紀には藤原摂関家で同法による安産祈願が行われた。

  • 善名称吉祥王如来(ぜんみょうしょうきちじょうおうにょらい)
  • 宝月智厳光音自在王如来(ほうがつちごんこうおんじざいおうにょらい)
  • 金色宝光妙行成就王如来(こんじきほうこうみょうぎょうじょうじゅおうにょらい)
  • 無憂最勝吉祥王如来(むうさいしょうきちじょうおうにょらい)
  • 法海雲雷音如来(ほうかいうんらいおんにょらい)
  • 法海勝慧遊戯神通如来(ほうかいしょうえゆげじんつうにょらい)
  • 薬師瑠璃光如来(やくしるりこうにょらい)

東照宮信仰

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日光東照宮陽明門に掲げられた「東照大権現」の勅額(後水尾天皇の宸筆

江戸幕府初代将軍徳川家康は、没後に神格化が進められた。当時徳川将軍家ブレーンであった天海大僧正などの働きもあり、天台宗系の山王一実神道によって家康は薬師如来を本地とする権現とされ、朝廷より「東照大権現」の神号が下された。以後、江戸時代を通じて家康は全国各地の東照宮に祭祀され、神君権現様と呼ばれて崇拝された。

また、徳川家康は生母於大の方鳳来寺愛知県新城市)の本尊の薬師如来に祈願して誕生したと言われる。

真言

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薬師如来の真言は、以下の通り。

小咒

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オン コロコロ センダリ マトウギ ソワカ(oṃ huru huru caṇḍāli mātaṅgi svāhā)[注釈 2][注釈 3][4]

※「センダリ」「マトウギ」とは、病気の原因たる病原体や災厄の意味であり、同語で表される被差別階級の意味はここでは有しない。

中咒(台密)

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オン ビセイゼイ ビセイゼイ ビセイジャサンボリギャテイ ソワカ(Oṃ bhaiṣajye bhaiṣajye bhaiṣajyasamudgate svāhā[注釈 4]

大咒(東密)

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ノウマク バギャバテイ バイセイジャ クロ ベイルリヤ ハラバ アラジャヤ タタギャタヤ アラカテイ サンミャクサンボダヤ タニヤタ オン バイセイゼイ バイセイゼイ マカバイセイジャサンボリギャテイ ソワカ(Namo bhagavate bhaiṣajyaguru vaiḍūryaprabharājāya tathāgatāya arhate samyaksambuddhāya tadyathā oṃ bhaiṣajye bhaiṣajye mahābhaiṣajya-samudgate svāhā[注釈 5]

仏像

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像容

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像容は、立像・坐像ともにあり、印相は右手を施無畏(せむい)印、左手を与願印とし、左手に薬壺(やっこ)を持つのが通例である。ただし、日本での造像例を見ると、奈良・薬師寺金堂像、奈良・唐招提寺金堂像のように、古代の像では薬壺を持たないものも多い。これは、不空訳「薬師如来念誦儀軌」の伝来以降に薬壺を持つ像が造られるようになったと考えられている。単独像として祀られる場合と、日光菩薩月光菩薩を脇侍とした薬師三尊像として安置される場合がある。また、眷属として十二神将像をともに安置することが多い。薬師如来の光背には、七体または六体、もしくは七体の同じ大きさの像容がある。これは七仏薬師といって薬師如来とその化身仏とされる。

薬師如来の縁日は毎月8日である。これは、薬師如来の徳を講讃する「薬師講」に由来すると考えられている。なお、毎月12日とする所もあり、これは薬師如来の十二大願に由来すると考えられている[5]

国分寺のほとんどは現在は薬師如来

2025年5月21日 今日の運命 Today’s Fate 今日缘分

2025年5月21日 今日の運命 Today’s Fate 今日缘分

 

乙巳 二黒土星 歳
辛巳 八白土星 節
庚寅 三碧木星 日

 

三碧木星の日

望み事を持った人が来訪する。思い掛けない事が起こる。善因善果。神、親、社会、衆生、物のご恩をかみしめ精神本位で行動すべき日 今まで9日間の行動の善悪によって思いがけない吉凶が生じます。

再生の週 成の日

仕事や計画が達成される日

これまで積み重ねていたことが実を結び達成される日です。同時に、新しいことへの興味が芽生える日でもあるので、実現に向けたプランを立てたり、イメージをふくらませるとよいでしょう。頓挫していた計画や諦めていたことにもう一度チャレンジできる日でもあります。思いがけない人の助けや新しい発想に恵まれて、新たな展開が期待できます。外部からの援助に恵まれる日なので、報連相はこまめに行い、小さな情報でもキャッチする積極的な姿勢を心がけてください。

 

May 21, 2025 Today’s Fate Today’s Fate Today’s Fraction

 

Yi Shan 2 Black Earth Star Year

Xin Shan 8 White Earth Star Node

Geng Yin 3 Green Wood Star Day

3 Green Wood Star Day

Someone with a wish will visit. Something unexpected will happen. Good causes will bring good results. A day to appreciate the blessings of God, parents, society, sentient beings, and things and act with a spiritual mind. Unexpected good fortune will come depending on the good and bad actions you have taken over the past 9 days.

Week of Rebirth Day of Completion

A day when work and plans are accomplished

It is a day when the things you have accumulated so far will come to fruition and be achieved. At the same time, it is a day when you will become interested in new things, so it would be good to make a plan to realize them or expand your imagination. It is also a day when you can try again on plans that have been stalled or things you have given up on. You will be blessed with help from unexpected people and new ideas, and new developments are expected. This is a day when you will receive assistance from outside, so be sure to report and communicate frequently and be proactive in catching even the smallest pieces of information.

2025年5月21日 今日运势 今日运势 今日分数

宜山2黑土星年

辛山8白土星交点

庚寅3青木星日

3青木星日

心愿之人将来访。意想不到的事情会发生。善因善果。感恩神明、父母、社会、众生和万物的恩惠,以灵性之心行事。根据你过去9天的善恶行为,意外的福气将降临。

重生周 圆满日

工作和计划​​圆满的日子

这是你迄今为止积累的一切将结出硕果并得以实现的日子。同时,你也会对新事物产生兴趣,因此制定计划来实现它们或拓展你的想象力会是不错的选择。这也是你可以重新尝试那些停滞不前的计划或放弃的事情的日子。 你将获得意想不到的帮助和新想法,并有望取得新的进展。这一天你将获得外界的帮助,因此请务必经常汇报和沟通,并积极主动地获取哪怕是最细微的信息。

 

 

 

 

 

虚空蔵菩薩 無限の智慧と慈悲の心を人々に与える菩薩

 

 

 

虚空蔵菩薩(こくうぞうぼさつ)とは?

  • 虚空蔵とは宇宙のような無限の智慧と慈悲の心が収まっている蔵(貯蔵庫)を意味し、人々の願えを叶えるために蔵から取り出して智慧や記憶力、知識を与えてくれるとされています。

 

真言宗の開祖・弘法大師は虚空蔵菩薩の真言を100万遍唱えるという虚空蔵求聞持法(こくうぞうぐもんじほう)を行ったそうですよ。無限の記憶力がつき、仏の智慧を体得することができるといわれています。求聞持法の本尊像のほかに、増益(ぞうやく)や除災を願って行う修法の本尊である五大虚空蔵菩薩があります。これは虚空蔵菩薩の持つ智慧を5方に配し、金剛界五仏の変化した姿としたものです。

ご利益

成績向上、記憶力増進、頭脳明晰、商売繁盛、技芸向上のご利益があります。また、丑・寅年の守り本尊です。丑・寅年に生まれた人々の開運、厄除け、祈願成就を助けるといわれています。

 

虚空蔵菩薩(こくうぞうぼさつ)の像容

1つの顔に2本の腕を持つ、菩薩形の像です。右手に剣、左手に如意宝珠を持っているのが一般的です。五仏宝冠を戴いた坐像として表現されます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

東方浄土の誓い Oath of the Eastern Pure Land

東方浄土の誓い
Oath of the Eastern Pure Land

紫雲裂きゆく 光の剣
煩悩を断ちて 誓いを刻む
透明な肋に 梵字が灯る
鏡の心に 蓮が咲く

オン・アキシュビヤ・ウン──
炎よ慈悲となりて舞え
罪と苦の影を照らし
我は不動 東方の如来

 

Piercing purple clouds, the sword of light
Cuts through delusion, carving a vow
On crystal ribs, the sacred script glows
In the mirror-heart, a lotus blooms

On Akshobhya Hum──
Let fire become mercy and dance
Illuminate the shadows of sin and pain
I am unshaken—the Tathāgata of the East

 

<東方浄土の誓い>

<東方浄土の誓い>

深淵より湧き上がる紫雲を突き破り、黄金の光が阿比羅提国を照らしていた。大目如来の蓮華座から滴り落ちる甘露が、聴衆の比丘たちの袈裟を虹色に染める。その中に、額に汗を光らせて座する一人の修行僧がいた。

「瞋恚は心を曇らせ、淫欲は智慧を蝕む」

雷鳴のような如来の声が肋骨を震わせた。若き比丘は袈裟の裾を握りしめ、爪先から頭頂までを痙攣させた。昨日の出来事が脳裏を掠める。托鉢の途中で出会った美しい巫女の笑顔。道端で子供に蹴られた犬の断末魔。己の胸中に渦巻く黒い感情の奔流。

「迷妄を断て」

突然、大目如来の指先から放たれた光の矢が眉間を貫いた。比丘は虚空に引き上げられるように立ち上がり、膝を折った。地面に叩きつける額から血が滲む。

「誓います!劫火に身を焼かれようと、三毒の炎を絶ちます!」

震える声が法衣を震わせた瞬間、不思議なことが起こった。比丘の影が十二支の方角へ分裂し、それぞれが剣を持って踊り始める。東方の影は竜を斬り、南方の影は毒蛇を踏み潰す。西方では孔雀が羽を広げ、北方では亀甲文様の盾が現れた。

大目如来の唇が緩んだ。「善哉。汝の決意は金剛の如し」

大地が轟き、無数の蓮華が一斉に開花する中、比丘の肉体が透明になっていく。肋骨が水晶のように透け、内臓が梵字の連なりに変化する。最後に残った心臓が、鏡面のように光り輝く円盤へと変貌した時──

「阿閦如来」

新しい名を授けられた存在は、右手の指先で大地に触れた。その途端、地底から湧き上がる業火が、周囲の煩悩を焼き尽くした。左手に握られた衣端からは、青い炎がゆらめきながら経文を紡ぎ出す。

「降魔印は迷える者への慈悲なり」

阿閦の瞳に映る現世の景色が変容していく。病める者の体内を這う黒い蛇、罪人の肩に巣食う赤鬼、飢えた亡者の喉元に咲く曼珠沙華。清浄なる鏡智がそれらを照らすたび、苦しみが雪解けのように消えていく。

五智を司る仏たちが天空に顕現した。中央の大日如来が宝冠を傾け、阿閦の額に月輪の印を押す。東西南北から響く真言が、新たな如来の法衣に刺繍のように刻まれていく。

「オン・アキシュビヤ・ウン」

阿閦が初めて口にした真言が、時空を歪ませた。過去世で殺した敵の亡霊が感謝の合掌をし、未来世で出会うべき弟子たちの影が跪く。鏡智の光は因果の糸を断ち、無数の魂を浄土へ導く虹架橋となった。

やがて説法の場は静寂に包まれた。阿閦如来の結んだ印から滴り落ちる金剛露が、現世では七回忌を迎えるある女性の頬を伝う。彼女は突然、長年患った咳が止まったことに気付き、仏壇に手を合わせた。その掌のひらで、阿比羅提国の蓮が一輪、そっと開花していた。