脳神経外科医がすすめる「ガーリックオイル」の効果と正しい作り方

ニンニク油は脳の特効薬

私は脳神経外科医として、脳の病気の治療に長年従事してきました。また脳科学の観点から、脳の健康維持に役立つ食べ物や生活習慣を積極的に治療に取り入れてきました。

そんな私がお勧めするのは、すりおろしたニンニクをオリーブオイルに浸して作る「ニンニク油」です。ニンニク油は「脳の特効薬」と言っても過言ではないでしょう。

私自身、十数年前から毎日欠かさずニンニク油をとって効果を実感し、多くの患者さんに勧めています。今では脳の手術を行った後に、患者さんに飲んでもらっています。

術後の感染症の防止や体力の回復、放射線療法や化学療法の副作用の軽減に大いに役立っています。ニンニク油の働きや、実際にとっていただいた患者さんの改善した例は、下の表にまとめました。

【ニンニク油の効果】
・血液をサラサラにする
・脳の微小循環(毛細血管の血流)を改善する
・抗菌作用
・抗腫瘍作用
認知症予防や記憶力の改善にも効果が期待できる

ニンニク油をとると、脳の血流が改善して脳機能が底上げされ、視床下部の働きが活性化するとともに、脳の各部位がバランスよく働くようになります。その結果、ストレスに強い脳になり、不安も軽減されると考えられるのです。

実際、ニンニク油をとっている脳腫瘍の患者さんは、病気に対する不安やストレスが強いはずなのに、顔つきがおだやかになり、笑顔でいることが増えています。

私自身も、ニンニク油をとる以前は、手術の前日は不安と緊張でよく眠れませんでした。しかし、今では12時間ぐっすり眠っています。

ニンニク油は、薬のように不安をその場で和らげる即効性はありませんが、毎日とり続けるうちに、不安が起きにくくなると思います。

料理に使うときは加熱は禁止

ニンニク油を作るときのポイントは、すりおろしたニンニクをそのまま室温で2時間以上置いておくことです。ニンニクを粉砕して空気にふれさせることで、「アホエン」という有効成分が生成されるからです。

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