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健康に好いサプリメント

乳酸菌(にゅうさんきん)   腸内環境を整えることは大切だといいます

腸内環境を整えることは大切だといいます

乳酸菌(にゅうさんきん)は、微生物の一種であり、通常は乳製品や発酵食品に存在しています。乳酸菌は、糖分を分解して乳酸を生成する能力を持っており、このプロセスを通じて乳製品や発酵食品の風味や保存性を向上させる役割を果たしています。

乳酸菌は通常、ヨーグルト、チーズ、サワークリームなどの乳製品に存在し、これらの食品の発酵プロセスにおいて重要な役割を果たしています。また、キムチや醤油などの発酵食品にも見られます。これらの食品に含まれる乳酸菌は、消化器官に入ると腸内環境を整え、消化や免疫機能の改善に寄与するとされています。

乳酸菌は一般的には安全であり、人間の健康に多くの利益をもたらすことが知られています。例えば、腸内の善玉菌のバランスを整え、悪玉菌の増殖を抑制することで、消化トラブルや下痢の予防に役立つとされています。また、免疫機能の向上やアレルギーの緩和、腸内炎症の軽減などの効果も報告されています。

 

 

 

 

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2023年】イチョウ葉エキスサプリのおすすめ

イチョウ葉エキスとは?

イチョウ葉エキスとは?
イチョウ葉エキスとは、血のめぐりをよくして、記憶力をサポートするといわれている注目の成分です。ポリフェノールの一種であるフラボノイド、テルペン類が含まれており、抗酸化作用や血流を改善する効果も期待できます。

とくに脳の血液循環をよくすることから、脳機能にも好影響を及ぼすとされていますよ。もの忘れが気になり始めたら、試してみる価値アリでしょう。

イチョウ葉エキスサプリの選び方

イチョウ葉エキスサプリを選ぶ際に必ずチェックしておきたい「3つのポイント」をご紹介します。

① 1粒20mg以上が目安!イチョウ葉エキスの含有量をチェック

1粒20mg以上が目安!イチョウ葉エキスの含有量をチェック

効率のよい摂取を目指して、イチョウ葉エキスの量をチェックしましょう。製品規格とされている1粒あたり20mg以上配合かどうかを基準に、しっかりエキスが摂れるものを選んでください。

1日の摂取目安量は60~240mgです。最初は60mgから、1日分を数回に分けて飲むとよいでしょう。慣れてきたらイチョウ葉エキスの量を好みで調整してくださいね。

② 「ギンコール酸」が適切に除去されたサプリを選ぼう

「ギンコール酸」が適切に除去されたサプリを選ぼう

イチョウ葉エキスサプリを選ぶときは、接触皮膚炎やアレルギーを引き起こすギンコール酸に注意しましょう。イチョウの種子の外皮や葉に含まれている成分なので、適切に除去した商品を選んでくださいね。

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持続型ビオチン  ビオチンは、体内でエネルギー代謝に関与し、健康な肌、髪、爪の維持

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持続型ビオチン(もちぞくがたビオチン)は、ビタミンB群の一つであるビオチンの一種です。ビオチンは、体内でエネルギー代謝に関与し、健康な肌、髪、爪の維持にも重要な役割を果たします。

持続型ビオチンは、通常のビオチンと比べて長時間効果を持続させるために設計された製品です。従来のビオチンは水溶性であり、摂取後すぐに体内に吸収されますが、持続型ビオチンは体内でゆっくりと吸収される特殊な形態のビオチンです。そのため、一度の摂取で数日間または数週間にわたって効果を維持することができます。

持続型ビオチンの利点は、定期的な摂取や多くの飲み忘れを避けることができる点です。また、効果が持続するため、一日に一度だけではなく、数日に一度の摂取でも効果を得ることができます。

ただし、持続型ビオチンは通常のビオチンと比べて高価な場合があります。また、個々の体質や状況によっては、通常のビオチンよりも持続型の方が効果的であるかどうかは異なる場合があります。したがって、持続型ビオチンを利用する前には、医師や栄養士に相談することをおすすめします。

なお、医療や健康に関する具体的な情報や製品については、最新の情報を得るために信頼性のある医療専門家や資料に相談することが重要です。

 

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ビオチンの特徴

健康な皮膚や髪を保つ

ビオチンは特に皮膚や髪の健康と深く関わっているビタミンで、皮膚炎を予防することから発見され、皮膚炎を起こすヒスタミンの産生を抑制するのではないかと考えられています。
アトピー性皮膚炎や脂漏性皮膚炎、脱毛、白髪などの改善に有効と考えられており、花粉症にも効果があると期待されています。

エネルギー代謝

ビオチンは三大栄養素がエネルギーに変わる時に、それぞれの代謝をサポートします。ブドウ糖のリサイクル、脂肪酸の合成、アミノ酸の代謝に関わる酵素の機能を補助する働きがあります。

ビオチンを多く含む食品

鶏レバー、卵黄、納豆、まいたけ など
ビオチンを多く含む食品

不足すると?

  • 皮膚炎、肌荒れ
  • 脱毛、白髪
  • 食欲不振
  • 筋肉痙攣
  • 疲労感

腸内細菌によっても合成されるので、通常の食生活をしていれば欠乏症は起こりにくいと考えられています。

上手な取り方

ビオチンは様々な食品に広く含まれているので、バランスのよい食事をしていれば、必要量を充分にとれます。
食品中ではタンパク質としっかり結合した形で存在しているため、分解されにくく、ビタミンB群の中では比較的安定しおり、加熱などによる調理損失も少ないのが特徴です。
腸内細菌によっても合成されるので、通常の食生活をしていれば欠乏症は起こりにくいと考えられています。

健康 バイオハッキングとは、健康や日常生活、生命活動の全般を改善し質を高めていくためのさまざまな技法

woman standing with arms outstretched as sun shines on her

テレビやコンピュータのハッキングについては誰でも聞いたことがあると思いますが、自分の体をハッキングするという話はどうでしょうか。「バイオハッカー」というコンセプトはただ話題になっているだけでなく、今急速に人気を集めています。何やら異様な響きに思われるかもしれませんが、私たちバイオハッカーにもちゃんとした考えがありますから、大丈夫。では、バイオハッキングとは何なのでしょうか?

バイオハッキングとは、健康や日常生活、生命活動の全般を改善し質を高めていくためのさまざまな技法を指します。人が能力を最大限に発揮でき、最高に成長できるような環境作りのことなのです。

よく知られたバイオハッキングの技術には何世紀もの歴史があり、起源をたどれば大昔の慣習に行き着きます。瞑想、グラウンディング(アーシング)、断食などは気力と活力を高めます。

また、赤色光療法、ブルーライト遮断グラス、赤外線サウナ、スリープトラッカー、コールドプランジなど、現代のテクノロジーを駆使した方法もあります。

さらに、医療行為によって長寿遺伝子に影響を与え、より深いレベルで細胞の健康を改善するバイオハッキングの手法もあります。たとえば幹細胞治療、点滴静脈注射、高気圧酸素室、さらには輸血などです。

バイオハッキングの世界は、あなたの体を癒して今までで最高の自分を体感し、人生全般のパフォーマンスを向上させるチャンスの宝庫なのです。

バイオハッキングを始めよう

まずは基本から始めましょう。手始めに、ご自身の健康目標を明確にするための計画を立ててみると良いでしょう。自分の体調に注意を払い、記録をつけることから始めましょう。自分の体調や元気、人生をより良くするにはどうすれば良いか、落ち着いて考えます。

そうすれば、改善したいことや取り組みたいことが具体的に見えてきます。同時に、簡単なハックを発見して、毎日の生活にどのように取り入れるかを考えてみましょう。まずは簡単でお金のかからない活動を毎日のルーチンに加えることで、バイオハッキングを始められます。前述したように、瞑想、食事のバランス向上、素足を地面につける、水分補給、自然の中で過ごしビタミンDを適度に吸収するなど。そして個人的には、さまざまなキーファクターの中でも何より大切なことのひとつが、質の良い睡眠をとることだと思います。

それでは、バイオハッキングを始めるための具体的なヒントをいくつかご紹介しましょう。

バイオハッキングのヒント1:より良い睡眠

睡眠は広い意味での健康や幸福のために必要不可欠です。英語ではビューティ・スリープという言葉があるほどです。以下のような質問を、振り返って考えてみてください。目が覚めたとき、どんな気分ですか。よく休んだと感じますか?それとも、ぐったりと疲れた感じがしますか?睡眠の質はどうでしょうか。気分や、お肌の調子はどうでしょうか。夜中に何度も目が覚めますか、それともしっかり眠れていますか?もし体が休まっていなかったり、睡眠の質が充分でないと感じるなら、より安らかな眠りのために以下のような方法を実践してみてはいかがでしょうか。

耳栓

周囲の雑音で目が覚めてしまうという方は、  耳栓 をすることで騒音を軽減し、睡眠の質を高めることができます。

暗さ

安眠のためには、暗さも大変重要です。‑目覚まし時計など、部屋の電化製品から光が入り込むことがあります。脳は暗いところでメラトニンを生成するようにできているので、質の高い睡眠を確保するためには部屋を暗くすることが重要です。サテンやシルクの アイマスク は光を遮断し、目の周りの皮膚にも優しいのでおすすめです。

きれいな空気

空気の質も重要です。きれいな空気を吸うことでも、大きな改善が見込めます。空気清浄機の重要性については こちらで詳しく解説していますが、空気清浄機は空気中のほこりや刺激物を除去し、きれいな空気を再循環させることで自宅やオフィス内の空気を清浄化してくれます。週に3~4回は窓を開けて、空気を循環させることも忘れないようにしましょう。

バイオハッキングのヒント2:キノコ類 

体を強くするもう一つの簡単な方法は、日々の運動や積極的に体を使うことです。生活習慣と食事も欠かせない要素です。朝一番の水分補給で体をすっきりさせた後は、朝のコーヒーや紅茶にアダプトゲンやキノコ類を加えて一日に弾みをつけるのも良いでしょう。 Four Sigmaticの各種コーヒー にはキノコ類とアダプトゲンの両方が含まれており、脳にエネルギーを与え、リフレッシュさせてくれます。

Four Sigmaticに使用されているキノコは、集中力、記憶力を高め、免疫機能をサポートすることが分かっています。適度なエネルギーに補給に役立つとともに、断食によって活力の増進や精神集中、炎症の抑制などを目指す際のお供としても役立つことが証明されています。いつもの朝の飲み物をおいしくアップグレードしてみてはいかがでしょうか?

バイオハッキングのヒント3:グラウンディング

グラウンディング・アーシングとは、土や草、砂など、大地の自然に素足で直接触れることを指します。地面に足をつけることで滋養のあるエネルギーを吸収することができ、免疫システムの回復や炎症の抑制を助けてくれます。自然を身近に感じ、最大限の効果を得るためには、靴や靴下を履かずに最低でも20~30分は外にいることが理想です。(時差ぼけ対策としても有効です)

バイオハッキングのヒント4:日光とビタミンD

毎日適度に日光を浴びることも覚えておきましょう。太陽からの自然光を浴びることで、体内時計を正常に保つことができます。朝一番の日光や日中の自然光によって、夜に適切な量のメラトニンが生成されるだけでなく、人体に必須のビタミンDを自然に吸収することができます。日光浴をする際には 日焼け止め も使用し、肌を焼きすぎたり体にダメージを与えることのないように気を付けましょう。お住まいの地域で日照量が少ない場合は、ビタミンレベルの検査を受けることや、不足していれば朝に質の良いサプリなどで ビタミンD を補給することも選択肢に入れてください。

バイオハッキングのヒント5:エプソムソルト  

バイオハッキングに取り組む人は、ストレスを軽減したり上手にコントロールすることの重要性を知っています。ストレスに悩まされていると、うまく集中できなくなることがあります。瞑想、深呼吸、体を動かす、冷たいシャワーを浴びるなどの対処法はストレスホルモンを減少させる大きな助けとなります。お風呂に エプソムソルト を入れるのも、心身の緊張を和らげる簡単な方法です。エプソムソルトは筋肉をリラックスさせ、ストレスの多い一日や激しい運動の後の神経系を落ち着かせる効果があると言われています。

バイオハッキングのヒント6:感謝の気持ち 

感謝の習慣を身につけましょう。1日に5分でも良いので、感謝していることを書いてみたり、思い浮かべたりする時間をとるということが、バイオハックの技法の中でも何より大切なことと言えるかもしれません。ありがたいと思えることを自覚することで、幸福感や感情が上向くだけでなく、ストレスに関連した感情や出来事、思考からより簡単に立ち直ることができます。こうした習慣は生産性の向上にも役立つでしょう。筆者自身は、マントラ、愛の言葉、感謝のリストなどを 付箋 に書いて、毎日のリマインダーとして自宅に置いています。

最初はシンプルに。少しずつ複雑なバイオハックにも挑戦しよう

簡単で自然なバイオハックをいくつかご紹介しました。どれもたくさんのメリットがあります。まずはこれらを試してみてから、より複雑なものを導入すると良いでしょう。たとえば赤色光療法、赤外線サウナ、点滴静脈注射といったものや、アクティビティトラッカーを用いた運動量、心拍数、体温、毎日の負荷と回復量、睡眠の質などのデータの測定という手法もあります。

ただし、興味を持ったらまずは主治医に相談し、十分に情報を調べておくことがとても大切です。私たちバイオハッカーは、自分たちの健康と幸福を自分たちの責任で守りたいのです。元気に活動し、幸福で充実した人生を送るためには、それが何よりも大切です。皆様が楽しく健康に、日々充実していく人生を過ごせることを願っています。

 

 

 

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健康  プレバイオティクス繊維とは

研究では、消化管内に生息する細菌である腸内マイクロバイオーム(腸内微生物叢)が心身の健康に重要な要素であることが以前から引き続き示唆されています。これらの細菌は、消化、栄養素の生産、免疫機能、血糖値の調節に関与しており、腸内マイクロバイオームの異常は、肥満、自己免疫疾患、認知症、糖尿病、胃腸障害、心疾患など、さまざまな疾患につながることが数々の研究で示されています。健康な善玉菌のレベルを保つことは、生涯にわたる健康維持に不可欠であると考えられます。

腸内マイクロバイオームとその形成には数多くの要因が関与していますが、最大の要因の一つは食事です。私達が日々摂取する食品の中でも特にプレバイオティクス繊維を含むものは、腸内マイクロバイオームを改善して健康に保つことで、大きな健康効果をもたらす可能性があることが研究で強く示唆されています。

プレバイオティクス繊維とは

食物繊維が不消化食料の一種であり、消化とお通じを促すことはよく知られていますが、あらゆる種類の食物繊維が同じように作られているわけではありません。プレバイオティクス繊維は、腸内の善玉菌に優先的に消費され、その増殖を選択的に促す食物繊維の一種です。

さらに具体的に言えば、一般にプレバイオティクス繊維は糖の鎖であり、人体にとっては難消化性ですが、善玉菌には消費されやすいものます。消化管内の善玉菌にいわばエサを与えることで、さまざまな慢性疾患の原因となる炎症を引き起こしがちな他の細菌や酵母の繁殖を抑制しやすくなります。

プレバイオティクス繊維の種類

フラクトオリゴ糖(FOS)

プレバイオティクス繊維にはいくつか種類があり、そのほとんどは異なる食物源から派生したものです。その中でも、おそらく最もよく知られているプレバイオティクスの一つといえばフラクトオリゴ糖(FOS)でしょう。FOSは、ハチミツタマネギ、チコリ、キクイモ、グリーンバナナ他の果物や野菜に含まれる短鎖フルクトース(果糖)です。鎖の大きさにもよりますが、FOSは砂糖のおよそ半分の甘さで、天然の砂糖の代用品として使用されているものもあり、水に溶けやすく、熱に強いことから、料理やお菓子作りに適しています。

ガラクトオリゴ糖(GOS)

ガラクトオリゴ糖は、母乳をはじめ、タマネギ、ブロッコリービーツの他、一部の豆類などにも含まれるプレバイオティクスの一種です。GOSはその名の通り、ガラクトースが鎖状につながったものです。ガラクトースは、乳製品によく見られるラクトース(乳糖)の一部である単糖です。ちなみに、ラクトースはガラクトースとグルコースという2種類の単糖が結合したものです。

レジスタントスターチ

その他にも、主なプレバイオティクスの一つにレジスタントスターチがあります。かつて、デンプンは消化管で完全に分解されて吸収され、人体で利用されると長年考えられていました。ところが、完全には分解されず、消化されにくいデンプンが研究で識別されるようになりました。このようなレジスタントスターチ(難消化性デンプン)は大腸で発酵し、善玉菌のエサとなってその数を増やす働きがあります。

食品に含まれるレジスタントスターチの含有量は、食品の熟成度や加工度によって大きく異なります。通常は、調理されたり分解されたりしている食品ほど、レジスタントスターチは少なくなります。最初に認識されたレジスタントスターチには、穀物種子の核、グリーンバナナ、生のジャガイモなどがあり、その他にも、エンドウ豆やレンズ豆を含む豆類などが挙げられます。

プレバイオティクス繊維の効能

便秘

食品やサプリメントからプレバイオティクスを摂取することで、腸内フローラ(腸内細菌叢)にプラス効果をもたらすことを示唆する研究が徐々に増えてきました。主な研究結果の一つは、プレバイオティクスが大腸内のビフィズス菌の数を増やすのに役立つというもので、それによって便の質や硬さが改善しやすくなります。

今後さらなる研究が必要ですが、プレバイオティクスは一部のタイプの便秘に効果的な選択肢となるかもしれません。最近のレビューでは、概してプレバイオティクスは排便回数を増やし、便の硬さを改善すると結論付けられました。また、プレバイオティクスプロバイオティクスを併用することで、どちらか一方のみの療法よりも胃腸に大きな効果が得られる可能性があります。

心疾患

心疾患と脳卒中は世界の死因第1位を占めます。2019年には、全死亡者の32%が心疾患または脳卒中に関連して亡くなったとされています。世界中に広がる心疾患患者の数を考えると、少しでも予防に役立つものなら何でも検討する価値があるでしょう。

例えば、腸内マイクロバイオームの変化は、急性・慢性ともに心血管障害と関連性があります。マイクロバイオータ(生体内などの環境中に生息する微生物群の総称)のバランスが崩れると、消化管だけでなく、全身で炎症が増えやすくなります。プレバイオティクス繊維は、腸内フローラのバランスを整え、炎症を抑え、コレステロールを減少させることが研究で証明されています。このような変化は、心疾患のリスク低減につながるかもしれません。

すべての食物繊維がプレバイオティクス繊維と見なされるわけではありませんが、高用量の食物繊維摂取を対象とした研究では、総じて心疾患と脳卒中による死亡が15~30%減少することが示されており、心疾患の発症率にも大幅な減少が見られます。臨床試験でも、食物繊維の摂取によって体重が減り、血圧が下がることが明らかになっています。減量と血圧降下はいずれも心臓の健康改善に重要です。

糖尿病

糖尿病は全世界で急速に蔓延しており、全体の8.5%以上の人が罹患しています。血糖コントロールがうまくいかないことで起こる糖尿病は体に深刻なダメージを与える病気であり、失明、腎不全、心臓発作、脳卒中、下腿や足の切断などを引き起こすこともあります。健康的な食事をはじめ、運動習慣や健康体重の維持は、糖尿病の発症リスクを下げやすくします。

プレバイオティクス繊維には、糖尿病を予防するための健康的な食生活の一環として大きなメリットが期待できるようです。糖尿病の女性を対象としたある研究では、プレバイオティクスの一種である難消化性デキストリン(トウモロコシ等のデンプン由来の食物繊維)に効果があることがわかりました。この研究でプレバイオティクスを摂取した女性は、2ヶ月後にはインスリン抵抗性、インスリン濃度、炎症がいずれも有意に減少しました。

それと類似する別の試験では、FOS強化イヌリン(水溶性食物繊維の一種)をプレバイオティクスサプリメントとして使用したところ、同様の結果が得られました。2ヶ月後、プレバイオティクス摂取群の女性は血糖値が下がり、低比重リポタンパク質(または低密度リポタンパク質、LDLすなわち悪玉)コレステロールが21.7%減少するなど、コレステロールも低下しました。

ただし、すべての研究で前向きな結果が出たわけではありません。プレバイオティクスのGOSに関する研究では、糖尿病の男性患者がGOSを補給しましたが有意な効果は認められませんでした。一方、糖尿病へのプレバイオティクスの効果について行われた全研究を調べた最近のメタアナリシス(過去に行われた複数の研究データを統合して解析した統計手法)では、やはり全体的には有用であることが確認されました。最も一貫した効果は、血糖値の改善、体重の減少、心疾患マーカーの改善、炎症の抑制でした。

免疫機能

既に明らかなように、食物繊維の効能の一部は炎症の抑制を含む免疫機能の改善によるものと思われますが、免疫機能の他の側面も繊維の補給により改善される可能性があります。

最近の研究レビューでは、プレバイオティクスが呼吸器感染症を約27%減少させるとみられると結論付けられました。エビデンスとしては乳幼児などの子供に効果があることを示すものが最も強かったものの、成人も例外ではないと考えられます。とは言うものの、確証を得るにはさらなる研究が必要です。

免疫系に対するプレバイオティクスの効果は、腸内フローラの変化と関係があるようです。プレバイオティクス繊維は、消化管全体に生息する細菌を変化させることができます。免疫系の大部分が腸に集中し、有益な細菌が免疫機能を向上させることを考えると、プレバイオティクスでこれらの善玉菌にエサを与えることは、多少なりとも免疫系に影響を与える上で意味があるようです。

通常、プレバイオティクス繊維は、全身の炎症性シグナル伝達分子を減少させる一方で、抗炎症性シグナル伝達分子を増加させることが研究で明らかになっています。また、プレバイオティクスはナチュラルキラー(NK)細胞の活性を高める可能性もあります。NK細胞は感染細胞や腫瘍細胞を攻撃する免疫細胞であり、自然免疫または非特異的免疫反応と呼ばれるものの代表的存在です。

まとめ

食物繊維は健康的な食生活に欠かせません。プレバイオティクス繊維を含む特定の種類の食物繊維に注目することで、その効果を最大限に引き出すことができるかもしれません。善玉菌のエサとなるプレバイオティクスは、胃腸をはじめ全身の健康を改善する手段としてプロバイオティクスを補う役割を果たしています。最新のデータでは、プレバイオティクス繊維は便秘を改善するだけでなく、心疾患、糖尿病、呼吸器感染症のリスクを低減する可能性が示唆されています。