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Buddhism

密教占星術の秘法 3

ものになったと、わたくしは自負している。 では、それはどんな法か?

以下にのべることにする。

「カルマ」と「因縁」と

「運命」の表示盤

これから、三九秘宿九星法の極秘伝公開である。

まず、前世からのカルマと因縁、そして、現世における運命の表示盤をつく る。これが、一人の人間のすべてを占断する基本になる。

前世からのカルマと、そこから生ずる因縁、そして現世における運命をこと ごとく知ったら、その人間のすべてを把握することになる。

この表示盤は、それを可能にするのである。こういう占術、運命学は、いま だかつてなかった。

その作製法をのべよう。

さきにのべた

命宿

業宿

胎 宿

の三宿に、「九道」を配置するのである。

九道とは、さきにのべた二十八宿法の「八道」 (八宿)に、「滅」の一道を加

えたものである。

わかりやすくもう一度くり返すと、

命宿とは、生日にあたる本命宿であり、

業宿とは、前世のカルマをあらわす宿であり、

船宿とは、前世のカルマによって現世の果報を受ける入胎日にあたる宿であ

図を示そう

九道とは、盛衰・安・・成・壊滅・友・親である。

二十七宿は、昴・畢・觜・参・井・鬼・柳・星・張・翼・軫・角・亢・氏・

房・心・尾・箕・斗・女・虚・危・室・壁・・婁・胃である。

 

 

 

密教占星術の秘法 2

密教占星術の秘法

さて、ここまで読んで来られたあなたは、ここで一つの疑問を持たれたので はなかろうか?

それは、前の章にかかげた九星図と、 ノストラダムスの予言とのかかわりで ある。

つまり、今年からはじまる大破壊を示すという九星図が、どうして、 ノスト ラダムスの大破壊(恐怖の大王) とむすびつくのか、どこに接点があるのかと いう疑問である。

というのは、この九星図は、九年ごとにおなじ配置となってあらわれるはず

である。だから、今から九年前、一九八六年 (昭和六十一年)にも、五黄中宮 で、今年とおなじ配置であった。しかるにこの年、多少の波乱はあったけれど も、破壊というほどのことはなかった。しかるに、今回の九星配置に限り、ノ ストラダムスの予言に通ずる大破壊を起こすことになるというのは、どういう ことか? どこにその根拠があるのか、という疑問である。

まことに頭のよい質問である。

お答えしよう。

わたくしは、あの九星術の占盤だけでノストラダムスの予言とむすびつけた

のではないのである。もっと根拠のある予知法をわたくしは持っており、それ を使ったのである。

じつをいうと、わたくしは、その予知法を明かしたくなかったのである。

 

さきに行って公開するかも知れないが、いまのところ公開するつもりはなか

った。一子相伝という言葉どおり、わが子、わが弟子の限られたもののみに伝 えようと思っていた。

それだけの価値のある秘法であった。

しかし、どう考えても、九星術だけで、 ノストラダムスの恐怖の大王を説明 するのは、十分でないと思わざるを得なかった。

どうしても、この予知法を表に出さなければなるまいと考えたのである。 そこで、これまで、かたく秘していたこの法についてのべることにする。 ただし、本書は、この占星術の解説をすることが目的ではないので、ざっ と、こういう法であるという説明にとどめておきたい。

二十八宿曆法

 

月の一日の行程を測り、朔望(一ヶ月)をへて一周する天空を、二十八に区 分したものを、「二十八宿」という。

この二十八宿をもって一年十二ヶ月の各日に配するのを、二十八宿暦法とい うのである。この二十八宿をもって、吉凶を占う方法が、 宿曜経、超際仙人 九曜秘暦経などに説かれている。

二十八宿というのは、

昴(ぼう)

(ひつ)

(し)

参 (しん)

井(せい)

鬼(き)

柳(りゅう)

星 (せい)

張(ちょう)

翼 (よく)

軫(じん)

角(かく)

(こう)

(てい)

(ぼう)

心(しん)

尾 (び)

箕(き)

斗(と)

牛(ぎゅう)

女(じょ)

虚(きょ)

(き)

室(しつ)

壁(へき)

(けい)

婁(ろう)

(い)

 

である。

三九秘要法

この二十八宿を使っての占断で、古来、専門学者の間で有名な法に、「三九「秘要法」がある。

る。

これは、牛宿を除いた二十七宿を三つに分けて、第一の九宿・第二の九宿・第三の九宿とする。

命宿

業宿

胎宿

とする。

そしてそれぞれの宿を、命宿とは、生日にあたる本命宿であり、

 

業宿とは、前世の造業を表徴する宿であり、

 

胎宿とは、前世の造業によって現世の果報を受ける入胎日にあたる宿であ

ある。

栄・・安・・成壞友・親 八宿を配置するのである。

わたくしは、これを、まぎらわしいので、「八道」とよぶことにしている。

そこで、この、三宿に配置する八道とは何であるかというと、本人に力をあ たえて栄えさせるものと、衰萎させて弱体化させるものと、支えとなって安定 させるものと、逆に運気を傾け危地におとしいれるものと、有利な資材を授け 希望を成就しめるものと、不利にして破壊せしめるものと、運気助け合っ 愛親密ならしめるもの、等、相生・相剋の利害関係をあらわしたもので

そこで、三宿の定めかたをいうと、これに、極秘伝となっているものと、ふ つうの基本的方式となっているものとあり、ここでは、ふつうの基本的方式のものをのべよう。極秘伝の方式は、ふつうの方式のものを体得して、その運用法に習熟した上でなければ、理解し難いものだからである。

まず、二十七宿は、さきに記したとおり、

昴、畢、觜、

、 柳、星、 隅

角、亢、 氏、 房、心、

斗、女、虚、危、室、壁、奎、婁、胃

である。

そこで、かりに、もし、第十五番目の房宿が本命宿であるとすると、心 尾・箕・斗・女・虚・・室が、この命宿にたいして、前にのべた相生・相剋 の利害関係を持つ八宿であり、第二十四番目の壁宿は業宿で、奎・婁・胃 昴・畢・・参・井は、これにつながる八宿である。 同様に、第六番目の鬼宿 は胎宿で、柳・星・張・翼・軫・角・亢氏は、また同様、これにつらなるハ宿である。

これをもって、人事百般を占断し、どの宿をえらんでどのように行動したらよいかを判断するのであるが、すぐれた術者が、その運用よろしきを得れば、 百発百中、神秘的としか思えない効果を得るのである。

そういうと、 では、九星術とどちらがすぐれているのかという質問が出るか

どちらがすぐれているのかといわれても、どちらもそれぞれ長所・短所があ るのであるから、いちがいにはいえないが、すくなくとも、三九秘要法のほう には、九星術に見られない大きな特長があるのである。

それは、二点ある。 まず第一に、九星術が、主に、個人的な動きを把握する のにたいし、三九秘要法は、 個人的な動きにとどまらず、 社会事象を広くとり 入れて判断に利している点である。個人の運命的な動きと、社会の動きとを、関連させて判断できることである。これは、他のどの運命学、占術にもないす ぐれた点であると思われる。

もう一つは、密教という仏教の一派が基点となっているだけに、カルマとい う人間の根源的なものを視座に据えて展開している点である。

 

そこに、前世からの業報を明らかにして生きようとする思想がある。こと に、極秘伝になっている三宿の定めかた(これは古伝を補足して、わたくしが 創案したものである)を用いると、 前世・現世・来世にわたってのカルマの展 望が可能になる。

こういう思想と方法を持った運命学・占術は他にほとんどない。

ただ、惜しむらくは、術者、研究者のほとんどが、そのことに全く気がつい ていないのである。 たんなる人事の占断としてしか使われていない。まことに 惜しむべきことである。この法は、神秘的な力を秘めていて、運用のしかたに

よっては、奇蹟としかいいようのない予知力をあらわすのである。 その一端をのべてみよう。

三九秘宿九星法

ここでは、二つの極秘伝を紹介しよう

いずれも、わたくしの創案したもので、その一つを「三九秘宿九星法」という。 この占術は、ひと口でいうと、三元九星術と二十八宿暦法(以下、二十八宿 法という)を併合したものである。つまり、九星術の長所と、二十八宿の長所 をひとつにしたものである。

三元九星術は、人事百般の占断に用いて、適中率が非常に高い。

二十八宿法は、前にのべた通り、人事問題のほかに、ひろく社会事象につい ての予知力を持つ。

例えば、人の性格、運命、 また、職業、建築、縁談、疾病等の吉凶可否のほ か、国家間の外交問題、国内の政治問題、人心の動向 天象として、大雨、干

 

害、台風、蝕、等。 地象としては、地震、山崩れ、等。

たんぱい

多岐にわたって、まことに、端倪すべからざるものがある。

この月、地震あれば

国内大乱たとえば、本年一月は「觜宿星」在泊の月である。とある。

であった。

 

国内大乱

「この月地震あれば、国内大いに乱れ、人心不安」

阪神大震災は一月十七日。月は変わったが地下鉄サリン事件で、社会は混 乱し、人心の不安、その極に達している。

「国内大いに乱れ、人心、安んぜず」

まことにその通り、あの事件は、昔だったら、国家転覆 反逆罪である。 これを、ただたんに、「觜宿泊すれば国内大乱、人心不安」とだけではな 関連の星宿を一定の法則にしたがってならべてゆくと、さらに詳細かつ広 範囲の事象が展開されてゆく。

そこでわたくしが考えたのは、人事百般に精密な占断をくだす三元九星術 と、社会事象にひろく予知の網を張る二十八宿法を併合させ、その両面にわた って告知するあたらしい最高度の運命学ができないものだろうか、ということ

ただ、問題は、それが、木に竹を継いだようなものであったら、なんにもな らないということである。

それが融合して、十分に複合の効果をあらわすものでなくてはならない。一 足す一が二ではなく、四にも六にもアップするものでなくてはならない。もし もバランスを失って、ばらばらなものになるようなものであったら、おはなし にもならない。

どうすればそれが可能になるか?

いったいその可能性があるのかないのか?

十数年以上の年月を、わたくしはそれにそそいだ。そしてついに、それを可 能にする法則を発見した。 一〇〇%とまではいえないまでも、九五%までは到 達したものと自負している。 そしてその数字は、この占術の中率をあらわす

星の動線の秘密

その法則とは、星の動線であった。つまり、星宿の移動の線である。そして それは、同時に、星宿の配置につながる秘法でもあった。

いかなる占星術にもそれはいえるもので、星をどう配置し、どう動かすかと いうことが、占星術の生命であり、神秘なのである。

だから、それが高度のものになればなるほど、占星術家の秘伝となってゆ

星の配置・動線というのは、たとえば、九星術の場合、(基本的には) 図の

ように動き、配置されてゆく。

左の図が、三元九星術における動線である。

九星術の知識のない人にはチンプンカンプンで、まるっきり意味のないもの

つうぎよう

に見えるであろうが、この法術に通暁している者には、この図の中に、 宇宙

 

 

 

 

 

の森羅万象を読みとるのである。

ここで一応、この三元九星術について、それがどのようなものか、ざっとの べておくことにしたい。というのは、さきにわたくしがのべた、わたくしのあ たらしく創案した占術の基盤の一つが、この三元九星術なのである。 そこで、 この三元九星術についての知識のない人には、わたくしの苦心して創案した 術の価値を知っていただくことは愚か、なんの興味もお持ちにならぬであろう と思うからである。(ということは、三元九星術の知識のあるかた、さらに欲 をいえば、その上に、二十八宿法の知識のあるかたならば、このあたらしい 断法が、どんなに価値のあるものか、ご理解いただけるであろうと、わたくし は思っている)

つぎの文章は、わたくしの著書の中からの抜粋である。

運命学の二つの領域

 

運命学には、大きく分けて、二つの領域がある。

一つは、ある方法によって、その人間の存在の構造と本質を明らかにし ようとするもので、その目的は、「運」という名でよばれるその人間の持 人生の形成力と動向を把握しようとするものである。

 

人間が生きるということは、つまるところ、生活の形成ということであ

その人間が生涯にわたって、どのような「場」においてどのような「生活の形成」をなしていくかということを、あらかじめ予測しようとす るのである。

具体的にいうならば、

知能の程度およびその方向性

<「場」の形成力(つまり、環境を動かし、環境をつくり出す力。創造

力、創造性)

<「場」への適応力(つまり、環境に順応し、適応していく適応性と適 応力)

<「運気」とよばれる生活形成の能力と量(つまり、わかりやすくいえ 運”の大小強弱で、その人の可能性)

<「運期」とよばれる生活形成力の消長起伏と変動(盛運期、順運期、 平運期、衰運期、凶運期、 死期、 の六つの種別がある)

など、以上の素因を解明・演繹して、その人間がこれからどのような環 境のなかで、どのような人生の軌道を歩むことになるかを、あらかじめ予知する方法である。

たとえば

これにたいして、もう一つの領域は、人間と、人間にかかわりのある一 切の事物の、あらゆるできごとや変化を、前もって予知する方法である。 それは、人間の構造や本質の追求よりも、一つの事象の動きをとらえるこ とに主眼を置く。

この取り引きは失敗か成功か。 成功するとすれば、いつ、どのような かたちで成就するのか。 また、もしも失敗するとしたら、その原因は なにか?

この立候補者は当選するか、落選か。

この試験に合格するか、落第するか。

密教占星術の秘法

密教占星術の秘法

さて、ここまで読んで来られたあなたは、ここで一つの疑問を持たれたので はなかろうか?

それは、前の章にかかげた九星図と、 ノストラダムスの予言とのかかわりで ある。

つまり、今年からはじまる大破壊を示すという九星図が、どうして、 ノスト ラダムスの大破壊(恐怖の大王) とむすびつくのか、どこに接点があるのかと いう疑問である。

というのは、この九星図は、九年ごとにおなじ配置となってあらわれるはず

である。だから、今から九年前、一九八六年 (昭和六十一年)にも、五黄中宮 で、今年とおなじ配置であった。しかるにこの年、多少の波乱はあったけれど も、破壊というほどのことはなかった。しかるに、今回の九星配置に限り、ノ ストラダムスの予言に通ずる大破壊を起こすことになるというのは、どういう ことか? どこにその根拠があるのか、という疑問である。

まことに頭のよい質問である。

お答えしよう。

わたくしは、あの九星術の占盤だけでノストラダムスの予言とむすびつけた

のではないのである。もっと根拠のある予知法をわたくしは持っており、それ を使ったのである。

じつをいうと、わたくしは、その予知法を明かしたくなかったのである。

 

さきに行って公開するかも知れないが、いまのところ公開するつもりはなか

った。一子相伝という言葉どおり、わが子、わが弟子の限られたもののみに伝 えようと思っていた。

それだけの価値のある秘法であった。

しかし、どう考えても、九星術だけで、 ノストラダムスの恐怖の大王を説明 するのは、十分でないと思わざるを得なかった。

どうしても、この予知法を表に出さなければなるまいと考えたのである。 そこで、これまで、かたく秘していたこの法についてのべることにする。 ただし、本書は、この占星術の解説をすることが目的ではないので、ざっ と、こういう法であるという説明にとどめておきたい。

二十八宿曆法

 

月の一日の行程を測り、朔望(一ヶ月)をへて一周する天空を、二十八に区 分したものを、「二十八宿」という。

この二十八宿をもって一年十二ヶ月の各日に配するのを、二十八宿暦法とい うのである。この二十八宿をもって、吉凶を占う方法が、 宿曜経、超際仙人 九曜秘暦経などに説かれている。

二十八宿というのは、

昴(ぼう)

(ひつ)

(し)

参 (しん)

井(せい)

鬼(き)

柳(りゅう)

星 (せい)

張(ちょう)

翼 (よく)

軫(じん)

角(かく)

(こう)

(てい)

(ぼう)

心(しん)

尾 (び)

箕(き)

斗(と)

牛(ぎゅう)

女(じょ)

虚(きょ)

(き)

室(しつ)

壁(へき)

(けい)

婁(ろう)

(い)

 

である。

三九秘要法

この二十八宿を使っての占断で、古来、専門学者の間で有名な法に、「三九「秘要法」がある。

る。

これは、牛宿を除いた二十七宿を三つに分けて、第一の九宿・第二の九宿・第三の九宿とする。

命宿

業宿

胎宿

とする。

そしてそれぞれの宿を、命宿とは、生日にあたる本命宿であり、

 

業宿とは、前世の造業を表徴する宿であり、

 

胎宿とは、前世の造業によって現世の果報を受ける入胎日にあたる宿であ

○夫の運気を剋害する因縁   ○夫婦縁破れる因縁  ○ Fate that damages husband’s luck ○ Fate that breaks the relationship between husband and wife

ソンディは、その中間にある家族的無意識の層を発見したのである。

つまり、個人と群衆のあいだに「宗族」を発見したのだ。これは、当然、出ずべくして出でたものである。個人

にしても群衆にしても、だれひとりとして「家族」でなかったものはない。とすると、当然そこにひとつの無意識司が存在(または形成)されるはずである。

 では、その無意識層の中に、ゾンデ″はなにを発見したか?

 かれは、「家族的無意識」と名づける無意識層の中に、特殊な抑圧意識を発見したのである。

 それは、ひと口でいうならば、

  「個人のなかに抑圧されている祖先の欲求が、恋愛・友情・職業・疾病および死亡における無意識的選択行動とたって、個人○運命を決定する」

というのである。

 

 ソンディはこういう。

  「恋愛・友情・職業・疾病および死亡における選択の分析にもとづいて、選択の根源はこの家族欲求」

 つまり、ひとの、恋愛、友情、職業、病気、死にかたまで、すべて、それらを決定するのは、そのひとのこころの深奥にひそんでいる祖先の抑圧された意識である、というのである。

 

 これは、個人の運命を形成するこれらの選択行動は、意識的・理性的な考慮の上に立つ決断にょって決定されるのではなく、(もちろん表面的にはそれがなされるが、実際には)選択行動は衝動行為であり、衝動的に選択する無意識的なものによって動かされるのだということである。(ここまではフロイトもほとんどおなじである。フロイトとちがうのは、その衝動が、その宗族-祖先-にふかい関連、かおるというのである

 

 

人はどんな因縁を持つか

 

これから、人の持つ因縁について解説するが、それでは、そういう母縁というものが、どうして人間にあるのか、ここでは、あるからある、というよりほかない。強いて聞かれるならば、それならあなたはどうしてそういう顔をしているのであるか寸9 かれた場合、あなた
は何と答えるか?・ こういう顔をして生まれてきたのだから、こういう顔をしているのである、とでも答えるほかないではないか。原因はともあれ、人間は、それぞれ様々な因縁を持って生まれて来、様々な因縁を持って生きているのである。その因縁という現象を分析、解説
してみよう。理屈は抜きにして、一読するならば、必ず、思いあたることがあろう。卵が先に生じたのか、鶏が先に生じたのか、それを知らなくても、卵を食べ、鶏肉を賞味するにはこと欠かぬのである。詳しくはあとの方で説明する。ここでは、まず、人間が誰でも持っている「因縁」の種類についてのべう。

 

 

夫の運気を剋害する因縁

女性が持つ因縁である。

夫の運気(生命カブを目に見えぬ力で損ね、削る。といっても、必ずしも、日常生活において夫を尻の下に敷いたり、夫を虐待するというのではない。もちろん、そういう場合もないことはないが、前にも書いたように、因縁というものは性格にあらわれる場合と性格にまったくあらわれぬ場合とがある。この因縁の場合もその通りで、むしろこの因縁を持つ女性はマメマメしく夫につかえる良妻賢母型に多いので始末に困る。江戸川柳「次の間で毒が薬を煎じてる」
という句があるが、これは、まさにこの囚縁を持つ女性をズバリと句にしていろものと感心させられる。

この句の意味は、亭主が年中病弱で寝ている、その家をたずねてみると、亭主の寝ている次の部屋で、若い美しい細君が、甲斐々々しく薬を煎じている。しかし実際は、この美しい細君が病身の亭主にとっては毒なのだ、というところから、細君が薬を煎じているのを、毒が薬を、と皮肉っているわけである。

この因縁を持つ女性を妻に持つと、その夫は年中病弱となるか、または仕事がうまくいかず、年中失敗したり、渋滞しがちとなる。生命力を削られるところから、運が非常に悪くなるのである。いかに才能、手腕があろうとも、必ず何か一つの不運につきまとわれる。細君が∵心につかえればつかえるほど、夫の運気が悪くなるのであるから厄介である。

世間によくあることだが、立派な細君を待った夫が、他に女性を作り、その女性よりも細君のほうがはるかに容色も頭もすぐれているので人が不思議がる例がある。これは、細君のほうに、この、夫の運気を剋害する因縁があるために、夫が、生命力自衛の本能から、

どんな因縁を持つか中年になってそういうことがよく起こるのは、もちろん、中年代で経済的に余裕が出来た
り、細君の容色が衰えてきたということも理由の一つにμなるが、根本的には、若いうちは、
夫のほうも生命力がつよいので妻の運気剋害にも平気で耐えられているから、それほど感じ
ないが、年をとるにつれて生命力が弱り、憩いの場が欲しくなってくるのである。
この因縁の強いものをもつ女性が、いわゆる「後家運」と呼ばれるもので、色情の因縁の
ある夫は、前記したように他の女性に逃避し、色情の因縁のない夫は、趣味に逃避したり、
仕事に没頭したりして、冷たい家庭となる。
もし、生命力の弱い夫であったら、死んでしまう。すなわち、後家運と呼ばれる所以である。女性としてしあわせな家庭を持とうと思ったら、まず切らばならぬ因縁である。

○夫婦縁障害の因縁

夫婦縁、結婚生活に障害が起きる因縁である。なんとなくお互いに性格が合わず、年中不満を持ちあってゴタゴタが絶えず、冷たい家庭になる。

または、お互いに愛情はあるのだが、どちらかが病気になって別居をよぎなくされる、とか、仕事の関係で別れ別れに住むことになる。シュウトなどの関係で夫婦仲がうまくいかぬ、など、とにかく、愛情の有無にかかわらず、結果的に夫婦仲がうまくいかない。離婚してしうままうというところまではいかぬが、とにかく、年中その一歩手前までいってゴタゴタしていまう。

 

Fate that damages her husband’s luck

It is a cause that women have.

Husband’s luck (damaging and shaving the life turnip with invisible power, but it does not necessarily mean laying the husband under his hips or abusing him in daily life. Of course, in such cases as well. There is nothing wrong with it, but as I wrote before, there are cases where the fate appears in the character and cases where it does not appear at all in the personality. This is also the case with this fate, and rather the woman with this fate is abusive. It is difficult to get rid of it because there are many good wives and wise mothers who can be used by their husbands. Edogawa Yanagi “Poison is decocting medicine between the next”
There is a phrase, but this impresses me with the phrase “a woman with this prisoner relationship”.

The meaning of this phrase is that the owner is sick and sleeps all year round. When I ask the house, the young beautiful Hosono is brewing medicine in the next room where the owner is sleeping. However, in reality, this beautiful Hosono is poisonous to the sick husband, so it is ironic that Hosono is decocting the medicine and that the poison is the medicine.

Having a woman with this connection as a wife can make her husband sick all year round, or work poorly, failing all year round, and prone to traffic jams. Luck is very bad because of the loss of vitality. No matter how talented or skillful you are, you will always be caught up in one misfortune. The more you can use it in your heart, the worse your husband’s luck will be, which is troublesome.

As is often the case in the world, there are cases where a husband who has been waiting for a fine prince makes another woman, and people are wondering because he is far more brilliant and smarter than that woman. This is because Hosono has a cause to hurt her husband’s luck, so her husband has a vital self-defense instinct.

What kind of connection do you have? Of course, it often happens in middle age that I could afford it economically in the middle age.
One of the reasons is that Hosono’s color has declined, but basically, when he was young,
My husband also has a stronger vitality, so I can tolerate my wife’s luck damage, so I feel so much
No, but as we get older, our vitality weakens and we want a place to relax.
The woman who has this strong connection is the so-called “post-family luck”, which is the cause of sexuality.
One husband escapes to another woman as mentioned above, and a husband who has no sexual relations escapes to a hobby,
Immerse yourself in work and become a cold family.
If you are a husband with weak vitality, you will die. In other words, this is the reason why it is called post-family luck. If you want to have a happy family as a woman, you must first cut it.

○ Fate of marital relationship disorder

It is a cause of disability in marital relationship and marriage. Somehow their personalities don’t match each other, and they are dissatisfied all year round, and they are constantly messing around and becoming a cold family.

Or, although they have a love for each other, one of them gets sick and is forced to live separately, or because of work, they live in a farewell. Anyway, regardless of whether or not you have a love affair, the couple will not get along well because of the relationship such as Shuto. I can’t go to the point where I’m divorced, but anyway, I’m going to get one step closer all year round.

 魔訶般若心經    Hannya Shinju

 魔訶般若心經

なる観自在は、世のひとすべての悩みを救う真理を求めて、いとふかき者の行に入り給えり。

この行の波羅蜜多において、聖なる観自在菩薩は、この世のものすべて、五蘊いっさいは、本来空な るものと照見たまいて、この真理をもって、世のひとすべての悩み苦しみを解きほどく真実の道となし

 

舎利子よ。

 

その教えをここに説くならば、形ありとて形にとらわるべからず。縁あってかりに形を生じたものな れば、縁によっては、また、形なき空なるものに変らん。また、形なしとて無しと思うな、縁によって は、を生じ相をあらわす。

 

 

たとえば、かの水を見よ。熱するという縁をあたうれば熱湯となり、蒸気 となって空にとけこむ。さむればふたたび水となり、雨となって地に降りそそぐ。 寒の縁にあわばか たき氷となり、つめたき霜の柱となる。 水の自性に変りなく、ただ縁によってかく変化す。世のことす べてみなこの加し、形あるも無きも本は一体にして、すべて因縁次第なり。

 

人の心の作用の、受も想も行も、識のはたらき、すべてこの理にほかならず。人は敷き、悲しみ、あるいは喜ぶ、されど、人の性 の内に、 敷き、悲しみ、喜びの、一定の性のあるにはあらず。

因縁因果の理法により、因に応じ、縁が動いて、かりに相をあらわすのみ。これを空の理と云うぞ。

 

 

舎利子よ

このように、法の本は、空なる欄である故に、現象の上にては縁によって様々に変化をあらわ すけれども、その本体はいささかもることなし。生ずることもなければ、滅することもなく、るる こともなければ、浄まるということもなし。減ることもなければ、増すこともなし、ただあるものは変化 のみ。

 

この道理を悟って、この世の成立を見るならば、色あるものも形なきにひとしく、受も、想も、行も、 識のはたらきすべてることなし。また、それらの本なる眼も耳もも舌も身も意もあるにあらず。

六根の対象たる色も声も香りも味わいも触も法もまたあることなし。また、眼界もなく、して

意識界もなし、無明も無ければ、従って、無明の尽くるところもなく、また、老もなく、死もな

よって老と死の尽くるところもなし、苦も、集も、滅も、道も智慧もなく、所得もなしと悟れ。一切心にとどむべからず、これを悟らば一切の罣礙心より去るべし。心に罣礙なければ、迷いも恐れも欲も生ぜず、菩提薩埵はすべからく此の空の真理を体現すべし。

 

まよいを離れてかならず涅槃を究竟つくさん。 三世に住みたまえるのは、このさとりによって因縁解脱を成就し給えり。この故に、解脱を 求めんとする人は、すべからく、般若波羅蜜多の大神呪を知らねばならぬ。

 

この大神呪は無上の呪文に無の呪文なり。いっさいの苦厄災難を解脱る呪文にして、その威力はかり難し、すべての真理の中の真理と云うべし。真理であるが故に、いつの世、いかなる時においても変らず、虚偽ならず。

 

そのにいてく

「空の真理を身につけて、あゆめばやがて行き着かん。

のもと、“ぜよ、ぜよ、ただひたすらに。解脱の彼のに」

 

 

Devil’s Heart

Naru Kanjizai joined the line of a thief in search of the truth that will save all the troubles of the world.

In this line of Paramita, the holy Bodhisattva Avalokiteshvara sees that all things in this world, including all the five knots, are originally empty, and with this truth, is the true way to relieve the suffering of all people in the world. none

 

Shariko.

 

If you preach the teaching here, you should not be bound by the form even if there is a form. If a form arises due to an edge, depending on the edge, it will also change into a formless, empty thing. Also, don’t think that formlessness is nothingness.

 

 

 

See, for example, that water. If you get the chance to heat it, it will become hot water, and then it will become steam and melt into the sky. When it cools down, it becomes water again, and then falls to the ground as rain. On the brink of cold he becomes a splinter of ice, a pillar of cold frost. The nature of water does not change, but it changes depending on the circumstances. Everything he has done in the world has been added to this, and the book, whether tangible or intangible, is one, and it all depends on fate.

 

The functions of the human mind, such as receiving, imagining, and acting, and the functions of consciousness, are all nothing other than this truth. People are sad, sad, or happy, but there is no fixed nature of sadness, sadness, or joy within human nature.

According to the theory of cause and effect, the rim moves according to the cause, and only a phase appears. I call this the reason of the sky.

 

 

 

Shariko

In this way, the law book is an empty column, and although the phenomenon shows various changes depending on the edge, the substance itself is not at all. There is no birth, there is no destruction, there is no ruling him, there is no purification. No decrease, no increase, only change.

 

If you understand this principle and look at the formation of this world, things with color are the same as without form, and there is no function of receiving, thinking, acting, or knowing. Nor do they have eyes, ears, tongues, bodies, and minds.

There are no colors, voices, scents, tastes, touches, or laws that are objects of the six roots. In addition, there is no line of sight, and

There is no world of consciousness, no ignorance, and therefore no end to ignorance, no old age, no death.

Therefore, realize that there is no end to old age and death, no suffering, no collection, no destruction, no path, no wisdom, and no income. Don’t dwell on it at all, and when you realize this, you should get rid of all the troubled minds. If the mind is free from hesitation, fear, or greed, the bodhisattva should inevitably embody the truth of this emptiness.

 

Leaving Mayoi, you must reach Nirvana. It is through this enlightenment that one can live in the third generation and achieve liberation from karma. Therefore, those who seek liberation must know the Great Divine Curse of Prajnaparamita.

 

This Great Divine Curse is a supreme spell and a spell of nothingness. It is a spell that relieves all hardships and calamities, and its power is unfathomable. Because it is the truth, it does not change in any age, at any time, and is not false.

 

go to that

“If you learn the truth of the sky and pursue it, you’ll eventually reach your destination.

Under the message, “Zeyo, zeyo, just earnestly. To him of liberation.”

 

 

般若心経の全文

仏説摩訶般若波羅蜜多心経
(ぶっせつまか はんにゃはらみた しんぎょう)

観自在菩薩 行深般若波羅蜜多時 照見五蘊皆空
(かんじざいぼさつ ぎょうじんはんにゃはらみったじ しょうけんごうんかいくう)

度一切苦厄 舎利子 色不異空 空不異色 色即是空
(どいっさいくやく しゃりし しきふいくう くうふいしき しきそくぜくう)

空即是色 受想行識亦復如是 舎利子 是諸法空相
(くうそくぜしき じゅそうぎょうしき やくぶにょぜ しゃりし ぜしょほうくうそう)

不生不滅 不垢不浄 不増不減 是故空中
(ふしょうふめつ ふくふじょう ふぞうふげん ぜこくうちゅう)

無色 無受想行識 無眼耳鼻舌身意 無色声香味触法
(むしき むじゅそうぎょうしき むげんにびぜっしんい むしきしょうこうみそくほう)

無眼界 乃至無意識界 無無明亦 無無明尽
(むげんかい ないしむいしきかい むむみょうやく むむみょうじん)

乃至無老死 亦無老死尽 無苦集滅道 無智亦無得
(ないしむろうし やくむろうしじん むくしゅうめつどう むちやくむとく)

以無所得故 菩提薩埵 依般若波羅蜜多故
(いむしょとくこ ぼだいさつたえ はんにゃはらみったこ)

心無罣礙 無罣礙故 無有恐怖 遠離一切顛倒夢想
(しんむけいげ むけいげこ むうくふ おんりいっさいてんどうむそう)

究竟涅槃 三世諸仏 依般若波羅蜜多故
(くうぎょうねはん さんぜしょぶつ えはんにゃはらみったこ)

得阿耨多羅三藐三菩提 故知般若波羅蜜多
(とくあのくたらさんみゃくさんぼだい こちはんにゃはらみった)

是大神呪 是大明呪 是無上呪 是無等等呪
(ぜだいじんしゅ ぜだいみょうしゅ ぜむじょうしゅ ぜむとうどうしゅ)

能除一切苦 真実不虚 故説般若波羅蜜多呪
(のうじょいっさいく しんじつふこ こせつはんにゃはらみったしゅ)

即説呪日 羯諦 羯諦 波羅羯諦 波羅僧羯諦
(そくせつしゅわっ ぎゃてい ぎゃてい はらぎゃてい はらそうぎゃてい)

菩提薩婆訶 般若心経
(ぼじそわか はんにゃしんぎょう)

仏説摩訶般若波羅蜜多心経
(ぶっせつまか はんにゃはらみた しんぎょう)

観自在菩薩 行深般若波羅蜜多時 照見五蘊皆空
(かんじざいぼさつ ぎょうじんはんにゃはらみったじ しょうけんごうんかいくう)

度一切苦厄 舎利子 色不異空 空不異色 色即是空
(どいっさいくやく しゃりし しきふいくう くうふいしき しきそくぜくう)

空即是色 受想行識亦復如是 舎利子 是諸法空相
(くうそくぜしき じゅそうぎょうしき やくぶにょぜ しゃりし ぜしょほうくうそう)

不生不滅 不垢不浄 不増不減 是故空中
(ふしょうふめつ ふくふじょう ふぞうふげん ぜこくうちゅう)

無色 無受想行識 無眼耳鼻舌身意 無色声香味触法
(むしき むじゅそうぎょうしき むげんにびぜっしんい むしきしょうこうみそくほう)

無眼界 乃至無意識界 無無明亦 無無明尽
(むげんかい ないしむいしきかい むむみょうやく むむみょうじん)

乃至無老死 亦無老死尽 無苦集滅道 無智亦無得
(ないしむろうし やくむろうしじん むくしゅうめつどう むちやくむとく)

以無所得故 菩提薩埵 依般若波羅蜜多故
(いむしょとくこ ぼだいさつたえ はんにゃはらみったこ)

心無罣礙 無罣礙故 無有恐怖 遠離一切顛倒夢想
(しんむけいげ むけいげこ むうくふ おんりいっさいてんどうむそう)

究竟涅槃 三世諸仏 依般若波羅蜜多故
(くうぎょうねはん さんぜしょぶつ えはんにゃはらみったこ)

得阿耨多羅三藐三菩提 故知般若波羅蜜多
(とくあのくたらさんみゃくさんぼだい こちはんにゃはらみった)

是大神呪 是大明呪 是無上呪 是無等等呪
(ぜだいじんしゅ ぜだいみょうしゅ ぜむじょうしゅ ぜむとうどうしゅ)

能除一切苦 真実不虚 故説般若波羅蜜多呪
(のうじょいっさいく しんじつふこ こせつはんにゃはらみったしゅ)

即説呪日 羯諦 羯諦 波羅羯諦 波羅僧羯諦
(そくせつしゅわっ ぎゃてい ぎゃてい はらぎゃてい はらそうぎゃてい)

菩提薩婆訶 般若心経
(ぼじそわか はんにゃしんぎょう)

 

○中途挫折の因縁  ○ Fate of halfway setback

○中途挫折の因縁

 

 

この因縁を持つ人は、何をやっても、一応、七、八分通りまでは順調に進むが、あとも一、二分というところで必ずダメになる。決して実らないのである。この因縁を、一名、「虚花の命」というのは、「七重八重、花は咲けども山吹の、実のひとつだになきぞ悲しき」と
いう古歌の山吹の花と同様、花咲けども実らず、すべてムダ花であるというところからきているのである。よそ目には華やかに見えて、内実は空しいのである。

苦労したあげく、さいごの収穫はごっそりと人に持ってゆかれてしまう。
この因縁を持つ人は、わりあい運気(生命力)の強い人が多く、中途で挫折しては、また
立ち上かって仕事をし、また七、八分通りで挫折して、そのままになるかと思うとまた立ち上かって、また挫折する、というように、七転八起の起伏のはげしい人生を送る人が多い。
そうして、結局は、挫折したままで終わるのである。大体、因縁のあらわれ方には二通りあるのであって、その因縁が、そのままその人の性格
にあらわれている場合と、性格には全然あらわれない場合とがある。

この中途挫折の因縁の場合も、この因縁がそのまま性格にあらわれて、非常に気の弱い意志薄弱の型と、逆に、非常に気のつよい意志強固の型がある。
意志薄弱のタイプは、何をやってもすぐにあきてしまって、ながつづきしない。気うつりがはげしい。学業、職業、すべてがそうで、転々とする。

文字通りの中途挫折、薄志弱行の型である。

もう一つのほうは、これと全く反対で、性格もつよく、意志も強固で、努力家でもある。
然るに、かえってその強さが大と相容れず、上の者と衝突したり、同僚と円満に協調出来なかったりして、失敗し、挫折する。あるいは、ここ一番という大事なところで、きまってつまらぬミスをしたり、大の誤解をうけたり、妨害をうけたりする。また、病気や怪我などで手違いが生ずる、というように、必ずなにかしら障害が発生して、チャンスをつぶすのである。

先日、わたくしを訪ねて来た大に、そういう人があった。
四十七、八歳の会社員で、立派な人物であったが、この大に、この因縁があったのである。聞いてみると、今までに八回も勤め先を変えているという。意志強固の努力家型だが、と思って聞いてみると、この大は、一流の財閥会社に勤めているのだが、系列の子会社に出向させられると、その会社は、きまって、他に合併したり、業績不振で閉鎖させられてしまうのである。本社にもどると、同期の社員で本社に居たままの者はかなり上の方に進んでおり、処
遇に困るので、また傍系の会社に出向重役として出される。するとまた、その会社がおかしくなる、というわけで、今までがその繰り返しだったというのだ。

念のためにいうが、それは、この人の経営の腕が悪いために、この人が行った会社がみんなダメになるというのではないのである(手腕という点からいえば、むしろ人並み以上の手腕を持っているのである)。この人が行っても行かなくても、その会社はダメになるのである。

そういう会社に、この人は行かねばならぬような廻り合わせになってしまうのだ。今度の会社もおかしくなってきているので、相談に来たのです、というのだが、典型的な中途挫折の因縁のあらわれかたであった。

薄志弱行タイプの場合は、すぐにあきたり、気移りしたりして自分から会社を転々とするが、意志強固タイプの場合は、自分ではT心に努力をして会社を変わるつもりはさらさらないのだが、他動的に転々と変わらざるを得ないようになってしまうのである。その人の意志、思考、心構えなどに関係なく、結果は結局おなじことになってしまう。それが、因縁という
ものの、こわいところである。精神一到何事か成さざらんや、と気張ってみたところで、こ
の因縁を持っていては、所詮、ダメなのだ。外的条件が許さないのである。つねに転々として挫折する。

昔から、よく、「人間には誰でも一生に三度はチャンスがある」といわれているが、運のない者でも三度はチャンスがあるかわり、運のある者でも、三度以上そう何回もあるものではない。人生ここ一番というチャンスを二、三度この因縁でつぶされてしまったら、もうその人間は一生芽が出ないものと思わねばなるまい。そうして、この因縁のこわいところは、この因縁は必ずその子に遺伝し、その場合、きまって親よりその子のほうが一段と因縁の度を深めて悪くなってゆくことにあるのだ。

 

○ Fate of halfway setback

No matter what you do, people with this connection will go smoothly up to the 7th and 8th minutes, but it will definitely be useless in the next 1 or 2 minutes. It never bears fruit. One person said that “the life of an imaginary flower” is “seven-fold and eight-fold, the flower is blooming but Yamabuki is one of the fruits, and it is sad.”
Like the Yamabuki flower of the old song, the flower blooms, but it does not bear fruit, and it all comes from the fact that it is a waste flower. It looks gorgeous to the outside, and the truth is empty.

After a lot of hard work, the harvest of the sardines is taken away by people.
Many of the people who have this connection have strong luck (life force), and if they are frustrated in the middle, they will come back again.
People who stand up and work, frustrate on the 7th and 8th minute streets, stand up again and frustrate when they think that they will remain, and so on. There are many.
Then, in the end, it ends up being frustrated. In general, there are two ways in which a fate appears, and the fate is the person’s personality as it is.
There are cases where it appears and cases where it does not appear at all in personality.

Even in the case of the cause of this halfway frustration, this cause appears as it is in the character, and there are a very weak type with a weak will and a very strong type with a strong will.
The weak-willed type gets tired immediately no matter what he does, and does not continue. I’m very depressed. Schoolwork, profession, everything is the same, and it changes.

It is a type of literally halfway frustration and weakness.

The other is the exact opposite, with a good personality, a strong will, and a hard worker.
However, on the contrary, its strength is incompatible with the great one, and it fails and frustrates because it collides with the superior and cannot cooperate well with colleagues. Or, at the most important point here, you can make boring mistakes, get big misunderstandings, or get disturbed. In addition, some kind of obstacle always occurs, such as making a mistake due to illness or injury, and killing the chance.

The other day, there was such a person who visited me.
He was a 47- and 8-year-old office worker and a fine person, but this was the reason for this. When asked, he says he has changed his place of employment eight times so far. I thought that he was a hard-working hard worker, but when I asked him, he worked for a first-class conglomerate company, but when he was seconded to an affiliated subsidiary, the company merged with another company. Or, it will be closed due to poor performance. Returning to the head office, the number of employees of the same period who remained at the head office has advanced considerably, and the process
Since he is in trouble, he is sent to a subsidiary company as a seconded executive. Then again, the company goes crazy, and so far it has been repeated.

As a reminder, it doesn’t mean that all the companies he went to are ruined because of his poor management skills (in terms of skill, he’s more than average). I have a skill). Whether this person goes or not, the company is ruined.

This person would have to go to such a company. The company is getting crazy this time, so I came to consult with him, but it was a typical cause of a halfway setback.

In the case of the weak-willed type, I immediately get tired or distracted and change the company from myself, but in the case of the strong-willed type, I will make an effort to change the company. It’s not exposed, but it has to change passively. The result will be the same regardless of the person’s will, thoughts, and attitude. That is called fate
However, it is scary. When I tried to make sure that something happened to my mind, this
After all, it’s no good to have a connection with. External conditions do not allow it. I’m always frustrated.

From ancient times, it is often said that “everyone has three chances in a lifetime”, but even those without luck have three chances, and even those with luck have more than three chances. There are no times. If the chance of being the best in life is crushed by this cause a couple of times, we must think that the human being will not sprout for the rest of his life. Then, the scary part of this fate is that this fate is always inherited by the child, and in that case, the child becomes deeper and worse than the parent.

横変死の因縁   事故 自殺  Esoteric AstrologyCause of Suspicious Death Accident Suicide

 

あたらしい世紀をむかえる前に、この世界はひどい混乱におちいって、社会は無数のグループにわかれ、そのグループはいったいどうしてよいのかわからない人たちであふれるようになるからだ。その人たちは、常人にない能力を持つリーダーを求めて右往左往するだろう。自分たちを新しい世界につれていってくれる人を求めて世界はわきたつ。そのとき、それらの人が求めるリーダーに君はならねばならない。そういう人をつくり出すのが密教だ。そのために技術は温存されてきた。これはそういう技術なのだ。それだけに、それはかなりきびしい訓練であることを知っておかねばならない。

業からの脱出いくつかの訓練の段階におけるその第一の課程は、自分の持つ業からの脱出である。人は生まれながらにさまざまな条件によってしばられている。そのものからだれも自由であり得ない。

考えてみれば、人間という名でよばれる存在そのものが束縛である。存在することがすでに奴隷である。だから、存在であらざるものになることが完全な解脱なのであって、密教はそれを目ざすのであるが、それはもっとずっと先になって君の追求すべきテーマになるだろう。ここでは存在するものの江かでの解説である。それを業の解脱という。業は因縁によって殺される。因縁がカルマをかたちづくる。この、カルマの解脱の行と並行して密教の修行がはじまる。そくばく

 

能力発のカルマの解脱をしない修行者は、修行がにとんとすすまたんされず、不浄なものにみたされ、『法』という清浄なるものに帰一同化することができないから
だとされている。

だから、修行の第一歩において、グル(師匠)は、修行者にカルマの解虎の法をさずける。

リーガ・スートラに「ヨーギーの薬は白くも悪くもない。その他の人々の業は三様である」といっているのは、グルが、修行者に、修行の最初の段階で、かれに解脱の法をさずけて、業からやまちこう)さとう。
離脱させるようにするからである。(業には普通、白業、農業、黒白薬の三種がある。白業とはよい結果を生ずる原因、いわゆるよい因縁で、黒葉とは悪い結果を生手る原因、いわゆるわるい

因縁で、黒自業とは同方が混合している業である。通常の人はほとんどこの紙の業に属している。ローギーはこれらのいずれの落からも超越するのである。

Before the new century, the world will be in terrible turmoil, and society will be divided into innumerable groups, which will be flooded with people who do not know what to do. They will go back and forth in search of leaders with abilities not found in ordinary people. The world is rushing for someone to take us to a new world. At that time, you must be the leader they seek. Esoteric Buddhism is to create such a person. Therefore, the technology has been preserved. This is such a technology. As such, you must know that it is a fairly demanding workout.

Escape from Karma The first course in some training stages is to escape from your karma. People are naturally bound by various conditions. No one can be free from itself.

If you think about it, the very existence called human being is a bond. Being is already a slave. So, being a non-existent thing is a complete liberation, and esoteric Buddhism aims for it, but it will be a theme you should pursue much further. Here is a commentary on what exists in the river. That is called the liberation of karma. Karma is killed by fate. The fate forms the karma. The practice of esoteric Buddhism begins in parallel with this practice of liberation of karma. Sokubaku

 

A practitioner who does not release the karma from his ability cannot be assimilated into a clean thing called “law” because his training is not stubborn and is seen as unclean.
It is said that.

Therefore, in the first step of training, the guru (master) teaches the practitioner how to solve the karma.

“Yogee’s medicine is neither white nor bad. The work of other people is three-way,” Guru tells the practitioner, at the beginning of his training, that he was liberated from him. Let’s get rid of the law and get out of the business) Sato.
Because he tries to withdraw. (There are usually three types of karma: white karma, agriculture, and black and white medicine. White karma is the cause of good results, so-called good ties, and black leaves are the cause of bad results, so-called bad.

By the way, Kuro’s own business is a mixed business. Most ordinary people belong to this paper industry. Rogue transcends any of these drops.

AGON 基礎 AGON basics 阿含宗

真正仏舎利を本尊とし、
釈尊直説の成仏法を修行する

ヒトはみな、環境(国や時代、家族等)や性別、容貌、体質、性格等において、それぞれ異なる条件を持って生まれます。
さらに、これらの条件の他に、生涯の流れの中で運命を決定するような条件もあるのです。
それはたとえば必ずガンを発症する、離婚をする、横変死する、といったものです。

このような生まれつき持った人生上の条件を「因縁」と呼びます。

仏陀の法は、これらの「因縁」を断ち切ってヒトを自由にし、同時に最高の運命を創造する究極の力(成仏力)を修行者にもたらします。その究極の状態が「完全なる因縁解脱を成就する=仏陀になる」ことです。

お釈迦さまはまずご自身が修行によって

 

ソンディは、その中間にある家族的無意識の層を発見したのである

近代心理学は、

(1)フロイトの個人的に抑圧された無意識の層、

 

(2)ユングの集合的(群衆)無意識の層、

 

の二つの道を歩んできた。

 

 これに対し、

〔3}ソンディは、その中間にある家族的無意識の層を発見したのである。

つまり、個人と群衆のあいだに「宗族」を発見したのだ。これは、当然、出ずべくして出でたものである。個人

にしても群衆にしても、だれひとりとして「家族」でなかったものはない。とすると、当然そこにひとつの無意識司が存在(または形成)されるはずである。

 では、その無意識層の中に、ゾンデ″はなにを発見したか?

 かれは、「家族的無意識」と名づける無意識層の中に、特殊な抑圧意識を発見したのである。

 それは、ひと口でいうならば、

  「個人のなかに抑圧されている祖先の欲求が、恋愛・友情・職業・疾病および死亡における無意識的選択行動とたって、個人○運命を決定する」

というのである。

 

 ソンディはこういう。

  「恋愛・友情・職業・疾病および死亡における選択の分析にもとづいて、選択の根源はこの家族欲求」

 つまり、ひとの、恋愛、友情、職業、病気、死にかたまで、すべて、それらを決定するのは、そのひとのこころの深奥にひそんでいる祖先の抑圧された意識である、というのである。

 

 これは、個人の運命を形成するこれらの選択行動は、意識的・理性的な考慮の上に立つ決断にょって決定されるのではなく、(もちろん表面的にはそれがなされるが、実際には)選択行動は衝動行為であり、衝動的に選択する無意識的なものによって動かされるのだということである。(ここまではフロイトもほとんどおなじである。フロイトとちがうのは、その衝動が、その宗族-祖先-にふかい関連、かおるというのである)

 

 それはなにかというと、ひとの運命を決定するものが、抑圧された祖先の欲求ばかりではないということである。それがすべてではないということだ。それは非常に大きな要因ではある、が、そればかりではないということである。

 なぜかというと、密教占星術によれば、運命の「時期」まで決定されているからである。ソンディ理論によれば、「形式」の形成の説明はつくけれども、「時期」が決定される説明はつかない。それは先祖の抑圧意識のほかにも要因、かおるからである。それについてのわたくしの理論と意見はここでは述べない。べつな機会にゆずることにする。かなりに厖大な址となるからである。

ソンディ理論は「平面彬成」(空間)の理論であり、このほかに「立体構成」(時間)の理論かおる。㈲の理論は、ソンディのごとく、心理学的方法でなされるが、時間の理論は数学的方法でなされ、かなりに難解なものになる。これはまたべつな一冊の書物となるであろう。

 

タテの因縁とヨコの因縁

タテの因縁とヨコの因縁

人間の持つ因縁の大体を述べてきた。

あなたも、これらの因縁の中のいくつかを必ず持っているはずである、
では、これらの因縁ぱ、いったい、どこから生じたのであろうか?

 仏陀は、経典の中で、
「種の差別は業に由る」 とおっしやっておられる。

つまり、「業」によって、人それぞれちがう因縁を持って生まれるのである、とおっしやっているのである。
では、業は、因縁に対してどのようにはたらくのか?

基本的には「タテの因縁」と「ヨコの因縁」となってあらわれると説く。
タテの因縁とはなほか?

先祖から受けついだ系である。

ヨコの囚縁とはなにか? 自分が前生でなした業である。

このタテの因縁とヨコの因縁の交わるところが、自分である。
図示すると、つぎのようになる。

タテの因縁
(祖先から受けついだ業)
ヨコの囚縁
(自分の前生になした業)
交わるところ
(我である)

つまり、祖先の業と、自分の前生の業と、この二つの業によって生じたのが、自分の因縁である。言葉を替えていえば、自分は、祖先の因縁と自分の前生になした因縁と、この二つによって、この世に生まれ存在しているわけである。この二つの系続から成り立って
いるのが、自分という存在だ。

 どんな人でも、親-祖先なくしては存在しない。ということは、親、祖先から、さまざまなものを受けついでいるということである。顔かたち、性格、体質、その他もろもろのものを受けついでいる、これはどんな人も否むことは出来ない。
有名な儒教の大学者、安岡正篤先生は、その著書『大学』(経書の書名)の講義の中で、こうのべておられる。

 

脳障害の因縁

この因縁は、精神病の場合と、精神病でない頭部の障害、の二種に分けられる。
すなわち、精神病(ノイローゼ、脳梅毒など)と、頭部の怪我、または脳溢血、脳軟化
症等の病気で、程度の軽い因縁の人ぱ年中、頭痛、肩こり、不眠症などに悩まされる。
肉体障害の因縁をあわせ持つ人は、脳溢血から中気になったり、頭の負傷で手足がきか
なくなったりする。脳性小児マヒなどもこの因縁のあらわれである。

二重人格の因縁

前記の脳障害の因縁の系列に入る因縁に、この二重人格の因縁がある。
酒を呑むと、ガラリと人が変わってしまって、全く別人のようになってしまう。
酒乱はこの因縁である。表面意識がアルコールで麻庫すると、遺伝している潜在意識や深層意識が浮かび出て、別の性格が入れかわって出て来るのである。異常性格・同性愛などもこの因縁である。
この因縁は、家運衰退の因縁にも深い関連があり、二、三代前の縁者で、非常に不幸な、恵まれない死に方をした人か、あるいは、他人で、その家に非常な怨念を抱いて死んだ者
のいることが特徴である。

癌の因縁

胃ガン、子宮ガンなど、この因縁を持つ人ぱ必ず癌になる。

循環器系統障害の因縁

心臓、腎臓、肝臓等の循環器系に故障を起こす因縁である。

 

Causes of brain damage

This cause can be divided into two types: mental illness and non-psychotic head disorders.
That is, mental illness (neurose, cerebral syphilis, etc.), head injury, or cerebral hemorrhage, cerebral malacia.
People with mild illnesses suffer from headaches, stiff shoulders, insomnia, etc. all year round.
People who have a cause of physical disability may be sick from cerebral hemorrhage or have limbs due to head injury.
It disappears. Cerebral palsy is also a manifestation of this cause.
1

Fate of dual personality

This dual personality is one of the factors that fall into the series of causes of brain damage.
When you drink alcohol, the person changes completely and you become like a completely different person.
The drunkenness is the cause of this. When the surface consciousness is filled with alcohol, the inherited subconscious and deep consciousness emerge, and another personality is replaced. Abnormal personality and homosexuality are also factors in this.
This connection is also closely related to the cause of the decline in family luck, and it is a relative of a few generations ago who died very unfortunately and underprivileged, or someone else who had a great grudge against the house. Those who died hugging
It is characteristic that there is.

Fate of cancer

People with this cause, such as stomach cancer and uterine cancer, will definitely get cancer.

Causes of cardiovascular disorders
It is a cause of failure in the circulatory system such as the heart, kidneys, and liver.

 

 

 そういう記憶が、もしも突然あらわれて、われわれを。現実的に、われわれの深層意識の中にひそむ悪しき先祖(の記憶)が、われわれを動かしているのである。

 たとえば、非常に多くの人に見られる「中途挫折の因縁」というのがある。なにをやっても中途で挫折、失敗して、ものごとをなしとげることのできない因縁である。

 

 

 これは、男性の場合、主として職業の上にあらわれ、女性の場合、恋愛・結婚の上にあらわれる。

 

 程度の差はあるけれども、ほとんどの人が持っているので、心理学者も深い興味をいだき、心理学の上からいろいろと考察している。

 

 つねに中途挫折をくりかえす人を「運命神経症」と名づけたのは、フロイトである。

 

この運命神経症というのは、その人の無意識の意識の中に、不可抗力的なある力が存在していて、いつもものごとが中途で挫折し失敗するようにさせられてしまうというものである。

 フロイトは、この無意識の中にひそむ力を、「反復強迫」とよんだ。

 

 こういう人の小さいときからの生活をしらべてみると、いつも、ものごとが、もうちょっとというところでダメになり、失敗しているのである。

 

それは、この人の心の奥トト意識しない意識の中に、ものごとをこわして 失敗してしまう方向に持っていこうとする自己破壊の心がはたらいて、そ うさせてしまうというのが、フロイトの説なのである。

 

  これは、フロイトだけではない。他の心理学者たちもみとめており、たとえば、メニンジャーはこれを「自己破壊の傾向を持つ精神形態」とよんでいる。

 

 こういう自己破壊の心は、いったいどこから生ずるのであろうか?

 

  これは、そのほとんどが、その人の祖先か、あるいは、祖先の周辺の人たちが原因しているのである。

  

ジグモンドーフロイト、カールーユングにつづく世界的な心理学者、リポットーソンディは、この現象にふかい興味を持って、てってい的に追求

動によるものであるとして、深層心理学の分野に、「運命心理学」「衝動心理学」というあらたな部門をきりひらいた。

 

 かれは、ここにあらわれる深層意識を「家族的無意識」と名づけた。

 

 それまでの深層心理学は、おおづかみに分けて、フロイトの「個人的無ていた。

 

 ところが、ソンディの運命分析心理学は、この二つの層の中間にある

 

「家族的無意識」という無意識の第三番目の領域をきりひらいたのである。

 つまり、「個人」と「群衆」の間に、「家族」を発見したわけだ。これは

じつにユニークな、そして妥当な発見であった。

 結論として、ソンディは、つぎのようにいうのである。個人の無意識層の中に抑圧されている特殊な祖先の欲求が、子孫の

。恋愛・(結婚)・友情・職業・疾病・および死亡の型式”における無 

意識的選択行動となって、その運命を決定する。

 先きに、私は、無意識層にひそむ祖先の記憶がわれわれを動かす、といった。ソンディは、祖先の欲求という表現をしている。結局おなじことを

いっているわけだが、心理学者としてのソンディの立場からすれば、この表現のほうが、妥当であろう。

 

 だが、なんと! このソンディの理論によると、中途挫折の因縁どころか、職業、友人、恋人や結婚相手の選択、病気、死にかた(!)まで決定されてしまうのである。だれに? 。特殊な祖先”に、である。

 

 これだけのものを。特殊な祖先”に決定されてしまったのでは、自分の意志など、まるっきり無いも同然ではないか。

 

 われわれはこれら人生のキイーポイントになるものを、すべて自分の意志や知性によって決定していると考えている。

 

 しかし、じっさいはそうではなかったのである。自分の無意識層の中にひそむ。祖先の特殊な欲求”がわれわれの知らぬうちに、われわれを動かして、それを決定しいたのである。

 われわれは、。祖先の特殊な欲求”にふりまわされているのだ。どのようにふりまわされているのか。

 

じつは、この「運命分析心理学」の創始者、リポットーソンディ博士は、自分自身、この「特殊な祖先の欲求」にふりまわされかけた体験を持つのである

 

 

If such a memory suddenly appears, we. Realistically

The evil ancestors (memories) hidden in our deep consciousness move us

I’m doing it.

For example, there is a “fate of halfway setback” that is seen in so many people.

To. No matter what I do, I get frustrated, fail, and get things done

It is a cause that cannot be done.

In the case of men, this mainly appears on the occupation, and in the case of women, love

Appears on love and marriage.

Although there are differences in degree, most people have it, so psychologists also

He is deeply interested and considers various things from the perspective of psychology.

It was Freud who named the person who constantly repeats frustration as “fate neurosis”.

This fateful neurosis is force majeure in the unconscious consciousness of the person.

There is a certain power, so that things always fail in the middle

It is supposed to be made to.

Freud called this unconscious power hidden in “repetitive compulsion”.

When looking at the life of such a person from a young age, it was always a thing

However, it has failed in a little while.

It breaks things in the unconscious consciousness of this person’s heart.

The self-destructive mind that tries to take it in the direction of failure is working, that 46

Freud’s theory is that it makes him sick.

This is not just Freud. Other psychologists are also aware of it

Speaking of which, Meninger calls this a “mental form with a tendency to self-destruct.”

Where does this kind of self-destructive mind come from?

Most of this is the person’s ancestors or people around the ancestors

It is caused by us.

Sigmund Freud, a global psychologist following Karlou Jung, Li

Potto Sondy has a keen interest in this phenomenon and pursues it

Assuming that it was due to movement, he opened new departments in the field of deep psychology, “fate psychology” and “impulsivity psychology”.

He named the deep consciousness that appears here “family unconscious”.

The deep psychology up to that point was divided into two parts, Freud’s “personal absence.

However, Sondy’s fate analysis psychology lies between these two layers.

It opened up the third area of ​​the unconscious, the “family unconscious.”

In other words, I found a “family” between the “individual” and the “crowd.” this is

It was a truly unique and reasonable discovery.

In conclusion, Sondy says as follows. The desire of a special ancestor, which is suppressed in the unconscious layer of the individual, is the desire of the descendants

.. Nothing in “types of love, (marriage), friendship, occupation, illness, and death”

It becomes a conscious choice action and determines its fate.

Earlier, I said that the memories of our ancestors hidden in the unconscious layer move us.

It was. Sondy describes it as the desire of his ancestors. After all, the same thing

That being said, from Sondy’s point of view as a psychologist, this expression would be more appropriate.

But what! According to Sondy’s theory, not only the cause of the frustration, but also the occupation, friends, choice of lover or marriage partner, illness, and death (!) Are decided. To whom? .. To a special ancestor.

Only this one. If it was decided to be a “special ancestor”, it would be almost as if there was no intention of oneself.

We have all the key points of our lives

I think it is determined by aspiration and intellect.

However, that was not the case. Hide in your unconscious layer. “The special desires of our ancestors” moved us and decided it without our knowledge.

we,. It is being swayed by the special desires of its ancestors. How is it being swayed?

In fact, Dr. Lipotto Sondi, the founder of this “Fate Analysis Psychology”,

I myself have the experience of being swayed by this “special ancestral desire”.

フロイドをはじめとした精神分析学派は、遺伝子要素(先天的な素質)はあまり重視せず、親子関係や生まれてからの環境を重視し、人は環境にはたらきかけることによって、変わりうるという環境論に基づいています。

人は宿命から逃れられないのか?

人間、本来もって生まれた先天的なものと環境のもとで培った、後天的なものとの組み合わせだからです。

ソンディの「運命分析学」は、遺伝と環境を統合させた新しい学説といえます。

ソンディの運命分析理論の画期的なところは、運命を「人間の隠された生活プラン」と考えており、宿命としてあきらめてしまわず、人間は選択する意思をもつというところに存在意義をみとめている点です。

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あなたの運命は変えられる―ソンディ博士の運命学 (1979年)

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 准胝観音   Cundī Buddha’s dictionary

准胱観音真言
なう まく さ た なん さん みゃく さん ぼ だ く ち なん
た にや た おん しゃ れい しゅ れい じゅん でい そわ か

准服とは、梵名チユンデイ上の呂号の音写で「清浄無垢」という意味があり、さとりの道を歩ませる観音です。
別名、准服仏母、七倶服仏母とも呼ばれます。七倶服とは「無量」を意味しますから、多くの諸
仏の母となります。そのため観音菩薩ではないとの説もあります。経軌にも観音として説かれてい
ないことから、犬台密教では准肛如来として仏部の尊としますが、真言密教では観音の一つとして六観音の中に加えます。
求児・安産の本尊としてもまつられます。もとは水の神で、その姿は女身といわれています。
なお、胎蔵曼荼羅中台八葉院の観音の種子は、この准服観音のブ(回)字が記されています。

チュンディー(Cundī)を音写したものとする]がある

日本では「准胝仏母」、「准胝観音菩薩」、「准胝観世音菩薩」、「天人丈夫観音」などさまざまな呼称がある。

真言

真言は短呪の「オン・シャレイ・シュレイ・ジュンテイ・ソワカ」(Oṃ cale cule cunde svāhā

]などがよく知られている。長咒は「ナモサッタナン・サンミャクサンモダクチナン・タニヤタ・オン・シャレイ・シュレイ・ジュンテイ・ソワカ」。

三昧形

三昧耶形は「寶瓶」(方便)、「金剛杵」(智慧)、「甲冑」(慈悲)。

種子

種子はबु(ボ、buBonjiBu.png

 

仏教に取り入れられてからは慈悲深い清浄をもたらす神とされ、七倶胝仏母(しちぐていぶつぼ)ともいわれています。これは遙か過去より多くの仏を誕生させた仏の母という意味です。そのため、真言宗系では人道を救済する六観音(聖観音・千手観音・十一面観音・如意輪観音・馬頭観音・准胝観音)に数えられますが、天台宗系では准胝仏母といわれ如来に分類されています。不空羂索観音と合わせて七観音と呼ばれることもあります。

 

 

Associate bladder Kannon Mantra
Nau Makusata Nansan Myakusan Bodakuchi Nan
Taniya Onsha Rei Shu Rei Jun Dei Sowaka

Associate clothes are Kannon that walks the path of Satori, meaning “clean and innocent” in the sound copy of the Lu-go on the Sanskrit dynasty.
Also known as the Associate Clothes Buddha Mother and the Seven Club Clothes Buddha Mothers. Since seven clothes mean “infinite amount”, many things
Become the mother of Buddha. Therefore, there is a theory that it is not a Kannon Bodhisattva. It is also explained as Kannon in the sutra
In Inudai Esoteric Buddhism, it is regarded as the Buddha’s honor as quasi-Ana Nyorai, but in Mantra Esoteric Buddhism, it is added to Rokukannon as one of the Kannon.
It is also enshrined as the principal image of childbirth and childbirth. Originally a god of water, its appearance is said to be a female body.
In addition, the seeds of Kannon of the Fukuzo Mandala Nakadai Hachiyoin are marked with the B character of this quasi-clothing Kannon.

It is assumed that Cundī is a transcription of Cundī]

In Japan, there are various names such as “Cundi Buddha”, “Cundi Kannon Bodhisattva”, “Cundi Kannon Bodhisattva”, and “Tenjin Tsuyoshi Kannon”.

Mantra

The mantra is the short curse “Oṃ cale cule cunde svāhā”

] Etc. are well known. The long story is “Namosattanan, Sanmyakusanmodakuchinan, Taniyata, On Sharei, Shrey, Juntei, Sowaka.”

Zanmaigata

Sanmai Yagata is “Treasure bottle” (upaya), “Kongo 杵” (wisdom), “Armor” (mercy).

seed

The seeds are बु (bo, bu).

 

Since it was introduced into Buddhism, it has been regarded as a god that brings benevolent cleanliness, and is also known as the Shichigu Tebutsubo. This means the mother of the Buddha who gave birth to more Buddhas than in the past. Therefore, in the Shingon sect, it is counted as six Kannon (Sacred Kannon, Senju Kannon, Eleven-faced Kannon, Nyoirin Kannon, Hayagriva Kannon, Cundi Kannon), but in the Tendai sect, it is called Cundi Buddhist mother. It is classified into. It is also called the Seven Kannon together with the Fukū-in Temple Kannon.