UA-135459055-1

PC

未来に顕現する如来

あなたの世界観――
「修行を超えた成仏法」「顕現する霊的バイブレーション」――と響き合わせながら、
小説風に描きます。
未来に顕現する如来
それは、誰も予告しなかった。
経典にも、年代にも、暦にも書かれていない。
だが確かに、準備は整っていた。
人々の心が限界まで疲れ切ったとき。
知識は溢れ、しかし智慧は枯れ。
情報は飛び交い、しかし魂は沈黙したとき。
その「空白」に、震えが走った。
最初に気づいたのは、名もなき青年だった。
都市の片隅、深夜のビル屋上で、彼は突然、頭頂に白銀の圧を感じた。
光ではない。
音でもない。
だが確かに「到来」だった。
――如来。
それは姿をもたない。
しかし、姿をとり得る。
必要なとき、必要な形で。
古代においては、
釈迦として。
未来においては――
それは、単一の人格ではない。
ある者の慈悲として顕れ、
ある者の覚悟として顕れ、
ある者の沈黙として顕れる。
未来に顕現する如来とは、
一人の聖者ではない。
「接続」である。
心と心が、恐れを越えて同期した瞬間、
そこに如来が立つ。
青年は見た。
都市の上空に、巨大な曼荼羅がひらく。
それは金でも火でもなく、透明な幾何学的光。
千の回路が、地上の無数の意識へと伸びている。
怒りを抱えた者が、ふと赦すとき。
絶望の淵で、なお他者を思うとき。
その一瞬、回路が発光する。
如来は、未来に顕現するのではない。
未来という時間帯に、
人間の成熟が臨界に達したとき、
顕現が可能になるのだ。
だが危険もある。
同じ震動を、
「選ばれた証」と誤認したとき。
光は、業火へと変わる。
未来に顕現する如来は、
誰かを特別にするために現れない。
むしろ逆だ。
「特別でありたい」という心を焼き尽くすために現れる。
それは静かな革命だった。
宗教でもない。
教団でもない。
権威でもない。
ただ、意識の再同期。
如来は、像ではない。
歴史上の人物でもない。
それは、
衆生の成熟が生む“場”である。
そして、その場はすでに微かに振動している。
未来は、遠くない。
あなたの物語世界で言うなら――
それは「真覚」がまだ目覚めぬ前夜、
千仏曼荼羅ネットワークが初めて起動する瞬間だ。
もしよければ、次は
・未来に顕現する如来の“具体的な姿”
・それに抗う“闇の意志”
・顕現を阻む人類側の障壁
どこを深掘りしますか。

―――第三の目をひらく 248

しかし、考えてみればすぐわかる通り、「如来」というのは、如来そのもののことである。如

れ、仏さまをまつって、功徳をうえよと教えたもとになっている。

彩の「像」ではないのである。仏像は仏そのものではない。仏像は仏の模型であって、仏そ

のではない。ジャカが説いているのは「如米のみもと」である。仏像のみもとではないのだ。仏

のもとで功徳をうえよといっているのに、仏の模型のところで功徳をうえてなんになろう。

読者よ、あなたはそうお思いにならないだろうか?

わたくしはそう思ったのである。

そこで、当時、わたくしはしばらくのあいだ、生ける如来のいらっしゃるところをずいぶんさ

がしあるいたものである。

しかし、いずこにもおられなかった。

そこでわたくしは、シャカがなぜこういう説法をされたのかいぶかしく思い、結局これは初期

大乗経がまぎれこんだものであろうと考えて、七科三十七道品の修行に入り、このお経にたいする関心はしだいにうすれ、ついにはほとんど記憶から去ってしまったのである。

ところが、サヘト・マへトの奇蹟の翌年、ある日、突然、このお経がわたくしの脳裡にひらめいたのである、その一瞬、このお経のナゾがとけたのだ。

シャカは、時間と空間を超えて、未来にむかってこの説法をされたのである!

 

必要なとき、知来はいつでもおすがたを顕現されるのだ。

来であるシャカがなぜ、いまさららしく「如来のみもとにおいて」などと説かれたのか?

未来にすがたをあらわされるであろう如来について、シャカは説いたのである。

そうわたくしは直感したのだ。これでナゾは解けた。賢明なる読者ももはやおわかりになったことであろう。

花山に現形された「法無作の如来」こそ、シャカがこのお経で説かれた「如来」なのであった。さきの大柴燈護摩供当日のご霊示にあった通り、この「応供の如来」に供養することにより、「功徳が種え」られるのだ。

のだ。 修行法を超えた成仏法がここにあったのだ。サヘト・マヘトにおける霊性開頭のバイブレーシ 『ンは、修行なくして、だれでも受けられるのである。「王者の相承」を、だれでも受けられる

わたくしが、法解無作の如来の現形された京都花山の地に、あたらしきサへト・マへトを建設しようとしているのは、じつにそのためなのである。

三年前、ラグノウのホテルの一室で、自動書記により、わたくしはこうしるしている。

修行、学間、そんなものはなんの役にも立たぬものであることを思い知らされた。こころひ

そかに誇っていたこれまでの自分の修行も教学も、あっというまに消しとんでしまった。叩きのめされてしまった。

これなんだ、これでなくてはならないのだ。これしかないのだ。目もくらむようなあの白銀の輝きにみちたバイブレーション!

一〇〇年の修行も万巻の教学も、ただ一瞬のこの霊的バイブレーションに如かぬことを思い知らされた。

これがそれだったのだ。これが究極のそれだったのだ。このためにこそわたくしはここにやってきたのだ。

おお、サヘト・マへト、聖なる地、

あなたはここに待っていてくださった。

わたくしがいまあなたから受けたものを、これからわたくしはひとびとにあたえねばなら

いま、わたくしは聖者であることをつよく自覚する。

とっ

すべてのひとびとがこの聖なるバイブレーションを受けることのできる聖地を、わたくしはひがしの国につくらねばならぬ。この輝きにみちたサへト・マへとの地を、そのまま、日本の国にうつさねばならぬ。それがわたくしの使命だったんですね。それをかならずはたすことをわたくしはあなたに響います。

どうか

地獄の業火か、きよらかな霊光かオーラ

なぜか? さきにわたくしは、わたくしの誓願につねにむなしさと絶望がつきまとっているとのべた。

シャカのむずかしい成仏法を修行しなければ間脳がひらかず、霊性問題が不可能であるとする

ならば、いったいどれほどのひとが、霊性間類することができるであろうか?

ごくかぎられた、わずかなエリートしか、到達することができぬであろう。

シャカの仏法が、「家仏教」であると批判される所以がそこにあった。

231話のか、きよらかな霊だか

 

第三章間開発―第三の目をひらく250

 

 

 

249シャカは未来にあらわれる如来を説いた

 

 

逆流の光』

『逆流の光』

 

山は静まり返っていた。
夜明け前の空は群青色に沈み、
青年は岩の上に座していた。
「心を変えるのではない。脳を変えるのだ。」
グルの声が、記憶の奥でよみがえる。
彼は長く、「悔い改めよ」「悟れ」と言われ続けてきた。
だが、何度誓っても、心は元に戻った。
怒り。
欲望。
恐れ。
自己防衛。
まるで脳の奥に、別の支配者がいるかのようだった。
「それが“脳ホラーキー”の崩れだ。」
グルは言った。
大脳辺縁系。
新皮質。
この二つが暴走し、
世界を歪めている。
霊的世界を否定し、
現象だけを真実と誤認する。
それが――
“厭情世界”
実相を逆さに見てしまう錯覚の世界。
「閉じよ。」
グルは彼の額に触れた。
その瞬間、
思考が凍りついた。
言葉が止まり、
感情が静まり、
時間の流れが鈍くなる。
新皮質が沈黙する。
辺縁系のざわめきが消える。
そして――

脳の奥底、
間脳の中心に、
微かな光が灯った。
それは説明できない感覚だった。
祈りでもない。
信仰でもない。
ただ、知っているという感覚。
生と死は連続している。
因縁は流れにすぎない。
自我は波の泡のようなものだ。
理解ではない。
体験。
そのとき、青年の周囲に
淡い霊光が生じた。
それは乳白色の光。
柔らかく、しかし確かな輝き。
グルは静かにうなずいた。

「預流。」
生死の流れに逆らう者。
須陀洹。
しかし、それは始まりにすぎなかった。
青年の胸の奥から、
影が浮かび上がる。
怒りに満ちた祖父の顔。
絶望して死んだ遠縁の女。
繰り返される家系の破滅。
それらは単なる心理ではなかった。
“運命の反覆”。
無意識の選択。
まるで見えない糸に操られるように、
同じ悲劇を繰り返す血の記憶。
グルは言った。
「それは家族的無意識ではない。
霊的因縁だ。」
青年の身体が震える。
背後に、重たい気配が立つ。
未成仏の念。
嫉妬。
執着。
悔恨。
「自分では切れぬ。」
グルは真言を唱えた。
オン――
空気が震え、
青年の背後の影が崩れ落ちる。
悲鳴のようなものが、
光に溶けた。
霊光が強くなる。
白から、淡い金色へ。
彼は知った。
悔い改めは不要だ。
悟ろうとする努力も不要だ。
ただ、正しい脳が働けばよい。
間脳が開けばよい。
霊的回路が通ればよい。
そのとき経典は不要になる。
聖書も、経も、教義も。
なぜなら、
それらが語っていた世界が
そのまま自分の現実になるからだ。
さらに修行は進む。
光は黄色を帯びる。
やがて橙へ。
ジェットの炎のような、
推進力を持つオーラ。

阿那含。
三次元を飛び越え、
霊界と自由に交信する者。
そして、はるか彼方。
言葉の届かぬ領域。
アルハット。
そこに立つ者の光は、
色ではない。
それは、
すべての色を含んだ透明。
境界のない光。
青年はまだその入口にすぎない。
だが確かに、
流れは逆転した。
因縁の川をさかのぼる。
運命の反覆を断ち切る。
脳ホラーキーは静まり、
バランスを取り戻す。
その静寂の中で、
彼は初めて気づいた。
悟りとは到達ではない。
本来の機構が、
正常に作動すること。
そのとき――
夜が明けた。
山頂を照らす光は、
外から差したのか、
内から発したのか、
もはや区別がつかなかった。
ゆふ

『逆流の光』

『逆流の光』

 

山は静まり返っていた。
夜明け前の空は群青色に沈み、
青年は岩の上に座していた。
「心を変えるのではない。脳を変えるのだ。」
グルの声が、記憶の奥でよみがえる。
彼は長く、「悔い改めよ」「悟れ」と言われ続けてきた。
だが、何度誓っても、心は元に戻った。
怒り。
欲望。
恐れ。
自己防衛。
まるで脳の奥に、別の支配者がいるかのようだった。
「それが“脳ホラーキー”の崩れだ。」
グルは言った。
大脳辺縁系。
新皮質。
この二つが暴走し、
世界を歪めている。
霊的世界を否定し、
現象だけを真実と誤認する。
それが――
“厭情世界”
実相を逆さに見てしまう錯覚の世界。
「閉じよ。」
グルは彼の額に触れた。
その瞬間、
思考が凍りついた。
言葉が止まり、
感情が静まり、
時間の流れが鈍くなる。
新皮質が沈黙する。
辺縁系のざわめきが消える。
そして――

脳の奥底、
間脳の中心に、
微かな光が灯った。
それは説明できない感覚だった。
祈りでもない。
信仰でもない。
ただ、知っているという感覚。
生と死は連続している。
因縁は流れにすぎない。
自我は波の泡のようなものだ。
理解ではない。
体験。
そのとき、青年の周囲に
淡い霊光が生じた。
それは乳白色の光。
柔らかく、しかし確かな輝き。
グルは静かにうなずいた。

「預流。」
生死の流れに逆らう者。
須陀洹。
しかし、それは始まりにすぎなかった。
青年の胸の奥から、
影が浮かび上がる。
怒りに満ちた祖父の顔。
絶望して死んだ遠縁の女。
繰り返される家系の破滅。
それらは単なる心理ではなかった。
“運命の反覆”。
無意識の選択。
まるで見えない糸に操られるように、
同じ悲劇を繰り返す血の記憶。
グルは言った。
「それは家族的無意識ではない。
霊的因縁だ。」
青年の身体が震える。
背後に、重たい気配が立つ。
未成仏の念。
嫉妬。
執着。
悔恨。
「自分では切れぬ。」
グルは真言を唱えた。
オン――
空気が震え、
青年の背後の影が崩れ落ちる。
悲鳴のようなものが、
光に溶けた。
霊光が強くなる。
白から、淡い金色へ。
彼は知った。
悔い改めは不要だ。
悟ろうとする努力も不要だ。
ただ、正しい脳が働けばよい。
間脳が開けばよい。
霊的回路が通ればよい。
そのとき経典は不要になる。
聖書も、経も、教義も。
なぜなら、
それらが語っていた世界が
そのまま自分の現実になるからだ。
さらに修行は進む。
光は黄色を帯びる。
やがて橙へ。
ジェットの炎のような、
推進力を持つオーラ。

阿那含。
三次元を飛び越え、
霊界と自由に交信する者。
そして、はるか彼方。
言葉の届かぬ領域。
アルハット。
そこに立つ者の光は、
色ではない。
それは、
すべての色を含んだ透明。
境界のない光。
青年はまだその入口にすぎない。
だが確かに、
流れは逆転した。
因縁の川をさかのぼる。
運命の反覆を断ち切る。
脳ホラーキーは静まり、
バランスを取り戻す。
その静寂の中で、
彼は初めて気づいた。
悟りとは到達ではない。
本来の機構が、
正常に作動すること。
そのとき――
夜が明けた。
山頂を照らす光は、
外から差したのか、
内から発したのか、
もはや区別がつかなかった。
もしよろしければ、次は:

三章 同開発――第三の目をひらく

それは、奇妙な言い方をすれば――
脳を殺す修行であった。
青年は、山中の庵で師の前に坐していた。
風が杉の葉を揺らし、遠くで沢の音がかすかに響いている。
「大脳辺縁系と新皮質脳を殺せ」
師は静かに言った。

その言葉は冷たく、鋭く、まるで刃のように胸に刺さった。
――殺す?
恐怖ではない。
だが、常識が揺らぐ。
「誤解するな」
師は続けた。
「殺すとは、否定することではない。
いったん閉ざすのだ。
沈黙させる。
そうしなければ、間脳は目覚めぬ」
間脳。
師はそれを「霊性の座」と呼んだ。
ほんとうの創造の源泉。
真のインスピレーションの泉。
新皮質は創造の座だと世間は言う。
だがそれは、まだ地上の創造にすぎない。
間脳が開いたとき――
はじめて、霊性を基盤とした創造が生まれる。

「第三の目は、そこにある」
青年は、静かに目を閉じた。
呼吸が落ちていく。
思考が、ゆるやかにほどけていく。
感情の波が、次第に鎮まっていく。
怒りも、欲も、記憶も、未来への計算も。
それらはすべて、大脳辺縁系と新皮質の働きである。

それを、いったん止める。
それは死に似ている。
だが、死ではない。
深い湖の底に沈むような、透明な静寂。
そのとき――
微かな光が、内側に灯った。
額の奥。
脳の奥深く。
思考では触れられぬ場所。
そこに、何かがある。

師は言った。
「これが、成仏法だ」
青年はその言葉を胸に刻んだ。
成仏とは、霊性の完成。
それを成就した者を、ブッダと呼ぶ。
その道は、七つの体系と三十七の修行から成る。

古来より伝わる法。
七科三十七道品。
四念処。
四正断。
四神足。
五根。
五力。
七覚支。
それは単なる教理ではない。
脳の再編成であり、魂の再誕である。
だが、道にはもう一つ、決定的な鍵がある。
――グル。
霊性を開顕した師。
青年は、初めて師と出会った日のことを思い出した。
あのとき。
師の眼が、まっすぐにこちらを見た。
その瞬間、世界が止まった。
思考の流れが断ち切られ、
心の奥底まで、光が射し込んだ。
まるで電流が体内を貫いたようだった。
それは恐怖ではない。
浄化であった。
雑念が焼かれ、
奥底に眠っていた憧れが目覚めた。
――霊性の洗礼。

「師なくして、霊性の完成はない」
青年はそれを、いま、骨身にしみて理解していた。
経典の解釈では足りない。
信心の形式でも足りない。
霊的パワーの感応。
感応道交。
師は水路である。
ブッダの霊性が流れこむ、唯一の道。
弟子は、ただ心を開く。
疑いなく。
混じりなく。
純一に。

山の空気が冷える。
青年は再び坐る。
呼吸を観る。
身体を観る。
心を観る。
法を観る。

四念処が始まる。
雑念が起これば断つ。
善を守り、善を育てる。
やがて欲が一点に集まり、
精進が火となり、
心が集中し、
観が鋭くなる。
五根が芽吹き、
五力が固まり、
七覚支が整う。

ある夜。
完全な静寂の中で、
突然、内側が開いた。
音はない。
光もない。
だが、確かに「開いた」。
それは爆発ではなく、
無音の黎明。
間脳が、目覚めた。

その瞬間、
新皮質は死んだのではなかった。
――甦った。
以前とは違う。
霊性を基盤とした、新しい知。
思考は透明になり、
言葉は澄み、
創造は深くなった。

師が言う。
「これが同開発だ」
殺すことは、生かすこと。
閉ざすことは、開くこと。
第三の目は、
外界を見るためではない。
内なる宇宙を見るために、ある。

青年は、静かに額に触れた。
そこには何もない。
だが、確かに開いている。
山の夜は深い。
しかし彼の内側には、
太陽のような光が、
静かに昇りはじめていた。