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近未来

誰かインターネットを作ったか?  Did anyone make the internet?

◆ヴァネヴァー・ブッシュ
インターネットのルーツとなる概念を生み出したのが1940年代に「Memex(メメックス)」を考案したアメリカの技術者ヴァネヴァー・ブッシュ氏です。「Memex」とは「MEMory EXtender(記憶拡張機)」の略で、マイクロフィルムに記録された資料やデータに索引を付けて有機的にリンクさせるシステムでした。ブッシュ氏自身は情報学に疎く、「Memex」もマイクロフィルムベースのアナログな機器での活用が前提となっていましたが、このアイデアはウェブやHTTPなど、インターネットの根幹となるシステムの先駆けとも言える概念でした。

◆J・C・R・リックライダー
最初期のネットワークシステムの基礎となる概念を提唱したのが、1960年代に「Man-Computer Symbiosis(人間とコンピュータの共生)」という論文を発表したJ・C・R・リックライダー氏です。この論文は、1台のPCを複数のユーザーが同時に活用するタイムシェアリングシステムの開発に大きな影響を与えたほか、「近い将来、人間の脳と計算機械が密に結合される」とも書かれており、サイバネティクスやAIの出現を予見していたとも言われています。

◆ヴィントン・サーフとロバート・カーン
1970年代の米高等研究計画局(ARPA、後のDARPA)ではインターネットの起源であるARPANETが使用されていましたが、当時は様々な通信方式が乱立していました。そこにTCP/IPという通信方式を導入したのがヴィントン・サーフ氏とロバート・カーン氏です。TCP/IPとはネットワークを介してデータをパケットとして送受信する現在の通信プロトコルの中核となるデータ転送技術で、この技術の登場を契機にARPAと関係機関のみで使用されるネットワークに過ぎなかったARPANETは全世界規模のインターネットへと成長していくこととなります。

◆レイ・トムリンソン
PCやスマートフォンを持つほとんどの人が何気なく利用している電子メールや「@(アットマーク)」付きのメールアドレスを開発したのがレイ・トムリンソン氏です。1971年に世界で初めて送信された電子メールの文面は「QWERTYUIOP」だったとのこと。

◆ティム・バーナーズ=リー
1989年、欧州原子核研究機構(CERN)に勤めていたティム・バーナーズ=リー氏は、CERNの研究者たちが研究データを共有するために開発された「ENQUIRE」というシステムをさらに発展させたハイパーテキストシステム「WorldWideWeb」を開発しました。先述のHTTPや「URL」「HTML」もこの時に生み出されたものです。

以下の記事からCERNのサイトにアクセスすると、世界初のブラウザである「WorldWideWeb」を体験することができます。

世界初のウェブブラウザ「WorldWideWeb」をブラウザ内で体験できるサイトをCERNが公開


◆ポール・モカペトリス
1983年にアメリカの情報科学研究所(Information Sciences Institute)でDNS(Domain Name System)を開発したのがポール・モカペトリス氏です。TCP/IPネットワークに接続された機器はIPアドレスにより通信を行っていますが、DNSは数字の羅列でしかないIPアドレスと、URLやメールアドレスのようなドメインを結びつける重要な役割を果たしています。

 

<p class = “preface”> <b> ◆ Vannevar Bush </ b>
The concept that became the roots of the Internet was created in the 1940s as “<b> <a href=”https://ja.wikipedia.org/wiki/Memex” target=”_blank” rel=”noopener”> Memex ( American engineer who devised “Memex) </a> </ b>” <b> <a href=”https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%B4%E3%82%A1″ % E3% 83% 8D% E3% 83% B4% E3% 82% A1% E3% 83% BC% E3% 83% BB% E3% 83% 96% E3% 83% 83% E3% 82% B7% E3 % 83% A5 “target =” _ blank “rel =” noopener “> Vannevar Bush </a> </ b>. “Memex” is an abbreviation for “MEMory EXtender”, <b> <a href=”https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9E%E3%82%A4″ % E3% 82% AF% E3% 83% AD% E3% 83% 95% E3% 82% A3% E3% 83% AB% E3% 83% A0 “target =” _ blank “rel =” noopener “> Microfilm It was a system that indexes the materials and data recorded in </a> </ b> and links them organically. Mr. Bush himself is not familiar with informatics, and “Memex” was supposed to be used in microfilm-based analog devices, but this idea was based on the web and <b> <a href=”https: // ja”. .wikipedia.org/wiki/Hypertext_Transfer_Protocol “target=”_blank” rel=”noopener”> HTTP </a> </ b> was a concept that could be said to be the forerunner of the system that is the basis of the Internet. </ p>
<a href=”https://i.gzn.jp/img/2019/03/14/who-invented-internet/01.jpg” target=”_blank” rel=”noopener” data-group=”nogroup” data-id = “0” data-index = “0”> <img class = “lzsmall” src = “https://i.gzn.jp/img/2019/03/14/who-invented-internet/01_m” .jpg “border =” 0 “/> </a>
<p class = “preface”>
<b> ◆ JCR Rick Rider </ b>
In the 1960s, he published a paper entitled “Man-Computer Symbiosis” that proposed the concept underlying the earliest network systems. <B> <a href=”https://ja” .wikipedia.org/wiki/J%E3%83%BBC%E3%83%BBR%E3%83%BB%E3%83%AA%E3%83%83%E3%82%AF%E3%83%A9 % E3% 82% A4% E3% 83% 80% E3% 83% BC “target =” _ blank “rel =” noopener “> JCR Rick Rider </a> </ b>. This paper uses one PC for multiple users at the same time <b> <a href=”https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%BF%E3%82%A4%E3” % 83% A0% E3% 82% B7% E3% 82% A7% E3% 82% A2% E3% 83% AA% E3% 83% B3% E3% 82% B0% E3% 82% B7% E3% 82 % B9% E3% 83% 86% E3% 83% A0 “target =” _ blank “rel =” noopener “> Time-sharing system </a> </ b> In addition to having a great influence on the development,” close In the future, the human brain and computing machines will be tightly coupled. “It is said that he foresaw the emergence of cybernetics and AI. </ p>
<a href=”https://i.gzn.jp/img/2019/03/14/who-invented-internet/02.jpg” target=”_blank” rel=”noopener” data-group=”nogroup” data-id = “1” data-index = “1”> <img class = “lzsmall” src = “https://i.gzn.jp/img/2019/03/14/who-invented-internet/02_m” .jpg “border =” 0 “/> </a>
<p class = “preface”>
<b> ◆ Vint Cerf and Robert Kahn </ b>
In the 1970s, the US Advanced Research Projects Agency (ARPA, later DARPA) originated the Internet <b> <a href=”https://ja.wikipedia.org/wiki/ARPANET” target=”_blank” rel= “noopener”> ARPANET </a> </ b> was used, but at that time various communication methods were crowded. There is <b> <a href=”https://kotobank.jp/word/TCP%2FIP-5954″ target=”_blank” rel=”noopener”> TCP / IP </a> </ b> communication The method was introduced <b> <a href=”https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%B4%E3%82%A3%E3%83%B3%E3%83%88″ % E3% 83% B3% E3% 83% BB% E3% 82% B5% E3% 83% BC% E3% 83% 95 “target =” _ blank “rel =” noopener “> Vint Cerf </a> < / b> and <b> <a href=”https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AD%E3%83%90%E3%83%BC%E3%83%88% E3% 83% BB% E3% 82% AB% E3% 83% BC% E3% 83% B3 “target =” _ blank “rel =” noopener “> Robert Kahn </a> </ b>. TCP / IP is a data transfer technology that is the core of the current communication protocol that sends and receives data as packets via a network. With the advent of this technology, ARPANET was only a network used only by ARPA and related organizations. Will grow into a worldwide Internet. </ p>
<a href=”https://i.gzn.jp/img/2019/03/14/who-invented-internet/05.jpg” target=”_blank” rel=”noopener” data-group=”nogroup” data-id = “2” data-index = “2”> <img class = “lzsmall” src = “https://i.gzn.jp/img/2019/03/14/who-invented-internet/05_m” .jpg “border =” 0 “/> </a>
<p class = “preface”>
<b> ◆ Ray Tomlinson </ b>
It was <b> <a href=”https://ja.wikipedia.org” that developed the e-mails that most people with PCs and smartphones casually use and the e-mail addresses with “@ (at sign)”. / wiki /% E3% 83% AC% E3% 82% A4% E3% 83% BB% E3% 83% 88% E3% 83% A0% E3% 83% AA% E3% 83% B3% E3% 82% BD% E3% 83% B3 “target =” _ blank “rel =” noopener “> Ray Tomlinson </a> </ b>. The text of the world’s first e-mail sent in 1971 was “QWERTY UIOP”. </ p>
<a href=”https://i.gzn.jp/img/2019/03/14/who-invented-internet/06.jpg” target=”_blank” rel=”noopener” data-group=”nogroup” data-id = “3” data-index = “3”> <img class = “lzsmall” src = “https://i.gzn.jp/img/2019/03/14/who-invented-internet/06_m” .jpg “border =” 0 “/> </a>
<p class = “preface”>
<b> ◆ Tim Berners-Lee </ b>
In 1989, he worked for the European Organization for Nuclear Research (CERN) <b> <a href=”https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83″ % A0% E3% 83% BB% E3% 83% 90% E3% 83% BC% E3% 83% 8A% E3% 83% BC% E3% 82% BA% EF% BC% 9D% E3% 83% AA % E3% 83% BC “target =” _ blank “rel =” noopener “> Tim Berners-Lee </a> </ b> was developed for CERN researchers to share research data. A hypertext system that is a further development of the system called “ENQUIRE” “<b> <a href=”https://ja.wikipedia.org/wiki/World_Wide_Web” target=”_blank” rel=”noopener”> WorldWideWeb </ strong> a> </ b> ”has been developed. The above-mentioned HTTP and “<b> <a href=”https://ja.wikipedia.org/wiki/Uniform_Resource_Locator” target=”_blank” rel=”noopener”> URL </a> </ b> “” < b> <a href=”https://ja.wikipedia.org/wiki/HyperText_Markup_Language” target=”_blank” rel=”noopener”> HTML </a> </ b> “was also created at this time. .. </ p>
<a href=”https://i.gzn.jp/img/2019/03/14/who-invented-internet/07.jpg” target=”_blank” rel=”noopener” data-group=”nogroup” data-id = “4” data-index = “4”> <img class = “lazyloaded” src = “https://i.gzn.jp/img/2019/03/14/who-invented-internet/07_m” .jpg “border =” 0 “data-src =” https://i.gzn.jp/img/2019/03/14/who-invented-internet/07_m.jpg “/> </a>
<p class = “preface”>
If you access the CERN site from the following article, you can experience “WorldWideWeb”, the world’s first browser.

<b> <a href=”https://gigazine.net/news/20190220-cern-rebuild-worldwideweb/” target=”_blank” rel=”noopener”> The world’s first web browser “World Wide Web” in the browser CERN publishes a site where you can experience
</a> </ b> </ p>
<b> <a href=”https://gigazine.n”

心理学 ユング  

カール・グスタフ・ユング
19世紀〜20世紀 スイスで活躍した分析心理学の創始者。三大学者に数えられる。
ペルソナ、影、タイプ論、コンプレックス、集合的無意識等、さまざまな新しい概念を発表する。

 

 

「心理学」が学びやすい日本

心理学。

それは、人の心の中身、人の心の「仕組みや動きの法則」を知ろうとする学問です。つまりは、人の心を研究する「科学の一ジャンル」です。

だから私たちは、心理学によって、「なるほど。『人間の心』とは、元はこういうもので(元型)、こういうふうに育ってきて(過去)、こういうふうにできあがったのか(現在)。そして、これから、こういうふうになっていくのだな(未来)」と、理解できます。それは、取りも直さず、

「なるほど。私の心は、こういうものだったのか。そして、私はこれから、こういうふうになっていく可能性があるのだな」

という「今の自分に対する、より深い理解」と「自分の未来の発見」に、つながります。それは、まさしく「自分にとっての、本当の幸せ」を見つける道標となります。

だから、心理学とは、誰にとっても「知る価値のあるもの」です。そして、誰にとっても「興味深いもの」です。

近代の心理学は、1870年代に、ドイツのヴィルヘルム・ヴント、アメリカのウィリアム・ジェームズという二人の学者がそれぞれ、本格的な研究を始めました。そのため、この二人は「心理学の父」とも呼ばれています。

そして、ほどなく、こんにちに言う「3大心理学者」の登場によって、心理学は大きく発展し、確立したのです。

その「3大心理学者」こそが、

オーストリアのジークムント・フロイト(1856~1939)、
同じくオーストリアのアルフレッド・アドラー(1870~1937)、
そしてスイスのカール・グスタフ・ユング(1875~1961)、

の3人です。

この3人は、20世紀前半から半ばにかけて旺盛な研究活動を続けました。ただし、フロイトとアドラーは当初、共同研究をしていた仲間でしたが、ユングは、初めフロイトに師事していましたので、2人より若干「後輩」扱いになるでしょうか。

3人の心理学は、まさしく三者三様です。それぞれに独自のアプローチで「人の心」を見極めようとし、「人が幸せになるには、人生をどのようにとらえるべきか」を説きました。

そして、それぞれの方法で、「心の病」に苦しんでいる人々の治療に、献身的にあたりました。つまり彼らは、学者であり医者でした。彼らの治療は、それぞれの方法で、患者当人も自覚しきれていない「心の病の原因」を探り、それに合った治療を施すというものです。この「心の病の原因を探る」という医療行為を、「精神分析」と呼びます。

ところで意外なことに、この3人の心理学を、それぞれに詳しく学べる環境にあるのは、全世界でも、日本が一番なのです。

欧米では、ユング心理学に関する良い入門書は、ほとんど見かけられません。

フロイト心理学などは、むしろ否定的にとらえられて、十分な理解がされていない傾向さえ、あります。欧米において、三者の中で比較的広く知られているのは、アドラー心理学くらいでしょうか。それさえも「誰もが知っている」というレベルとは、とても言えません。

日本で、この三大心理学が一様に学びやすいのは、古くから日本人の心理学研究者に優れた人物が多く、彼らの尽力によって、良質の日本語翻訳書や研究書が、数多く生み出されてきたからです。フロイト心理学、アドラー心理学、ユング心理学それぞれの学会・研究会も、日本では、活発な活動がなされています。

私たち日本人は「心理学を知る」という点において、じつはかなり「恵まれた環境」にいるのです。

中でも、古くから日本人に親しまれ、知られてきたのはユング心理学でしょう。

筆者もまた、3人の心理学の中では、ユング心理学が「一番シックリくる」気がします。そこで筆者は、現在の日本のより多くの方に、ユング心理学を、まずは知っていただきたくて、『心のトリセツ「ユング心理学」がよくわかる本』を執筆しました。

 

アドラーとユングの違い

ところで、21世紀も十年以上が過ぎた2010年代のこんにち、それまで私たち日本人にあまり知られていなかったアドラー心理学が、ある意味で「現代日本人への啓蒙の教え」として、にわかに脚光を浴びたのは、誰もが記憶に新しいことでしょう。つい最近、2017年の1月からは、アドラー心理学を解説した名著『嫌われる勇気』(岸見一郎・古賀史健、共著)のタイトルをそのまま使った刑事ドラマが、テレビで放映される。―─といった「珍現象」まで起きたほどでした(もっとも、このドラマのアドラー心理学に対する理解は、はなはだ浅薄なものでしたが)。

『心のトリセツ「ユング心理学」がよくわかる本』はもちろん、あくまでもユング心理学を説明したものです。したがって、ユングと師弟関係にあったフロイトには若干触れていますが、ユングと直接の接点がほとんどなかったアドラーについては、まったく触れていません。そこで、上掲書の「文庫版まえがき」の中で、アドラー心理学とユング心理学を比較して、少し述べておきました。本項ではそれを紹介しましょう。

じつは、この2つを比べることで、「日本人には、ユング心理学が一番シックリくる」という筆者の考えも、よりよく解っていただけることにつながる。─―と思うのです。

まず、両者の違いを端的に述べると、次のような表現になるでしょう。

アドラー心理学では、「自分の心は、自分だけのものだ」と示す。対してユング心理学では、「自分の心は、自分のものであると同時に、人類すべてのものだ」

と示すのです。

どういうことでしょうか。

アドラー心理学では、「人の心は『その人だけのもの』であり、他の何人からも、他のどんな力からも、振り回されたり左右されたり、ましてや蹂躙されたりしない。過去の経験に縛られることもなければ、周りの人間に心の中へ踏み込まれることも、ない」と述べます。まさしく「個人の尊厳」というものを、高らかに述べるのです。アドラーは、自らの心理学を「個人心理学」と呼んでいましたが、じつに的を得たネーミングでしょう。

そしてアドラーは、「だから人の心は、自分の努力次第で、今、自分が『こうなりたい』と目指せる姿に、きっとなれる」と、強く主張します。人の心の可能性というものを、どこまでも認めます。

アドラーのこの説は、「人の心は、過去に存在した『他者からの影響』によってねじ曲げられたり押しつぶされたりは、しないはずだ」という結論に行き着きます。「現在にまで強く影響している過去の心の傷」を、心理学では「トラウマ(日本語で表現すると『心的外傷』)」と言いますが、アドラー心理学では、この「トラウマ」を完全否定するのです。

対して、ユング心理学は(フロイト心理学と同様)、「トラウマ」の存在を認め、言ってしまえば「人の心は現在も、過去の経験と密接につながっている」と考えます。だから人は、「現在の自分ばかりを見るのではなく、過去の自分も見ることで、自分の心の本当の姿が見えてくる」と、説くのです。

そしてユングは、その考えをさらにダイナミックに、大きなスケールにまで広げました。すなわち、「現在の心に影響を与えている『人の過去』とは、その人個人の過去だけではない。それは『全人類の過去』でもあるのだ。つまり、人の心とは、個人を超えて、過去の全人類、そして現在の全人類の心と、つながっているのだ」とまで、考えを発展させたのです。

この発想は、「個人心理学」と銘打ったアドラー心理学とは、まったく対照的なものです。

このユングの説では、確かに「人は、過去に縛られている」とも言えます。けれど、同時に「人は、過去と、ともにある。過去とは、今の自分の仲間・共同体なのだ」という「無限の味方」を得ることにも、つながります。そんな頼もしさを感じさせてくれる考え方です。

そして、この両者の説では、「人間関係」のとらえ方にも、大きな違いを生みます。

アドラー心理学では「心は自分だけのもの」ですから、他人には理解できません。したがって、人同士が解り合うためには、「相手を理解しようとする努力」と「相手に自分を解ってもらおうとする努力」が、求められます。つまり、互いの思いやり、互いへの「相手の心を大切にする気配り」が、求められるのです。

人間社会は、そうやって「互いを大切にする優しさ」を「意識する」ことで、成立します。

対して、ユング心理学では、そこまで「他人に対する意識」を重視しません。

人の心とは、過去も現在も「全人類で結び合っているもの・共有しているもの」なのですから、「他人を解ろう・他人に解らせよう」としなくとも、ごく自然に解り合えるはずなのです。

それが解らないとしたら、その原因は「他人が解らないから─―なのではなく、自分で自分が解っていないから」なのです。そしてその結果、すれ違いや誤解が生まれ、現実として「自分で自分を苦しめる」ことになってしまいます。

つまり「自分を知れば、他人も知ることができて、人間関係・社会は、すばらしい共同体になれる」というのが、ユング心理学の教えです。

筆者は、私たち日本人の心は、ユング心理学によって、より理解されやすい。―─と、考えます。

私たち日本人の歴史は、欧米の歴史と違い、穏やかで豊かな「日本列島の自然の恵み」の中で、温かく支え合って育まれてきました。ごく自然に、互いに解り合う共同体として、日本人は生きてきました。

私たち日本人の誰もが共感する、あの有名な宮沢賢治の詩「春と修羅・序」の冒頭を、思い起こしてみてください。

「わたくしといふ現象は
仮定された有機交流電燈の
ひとつの青い照明です」

「風景やみんなといつしよに
せはしくせはしく明滅しながら
いかにもたしかにともりつづける
因果交流電燈の
ひとつの青い照明です」

まさしく「わたくしの心」とは「みんな」の中の「ひとつ」。その「ひとつ、ひとつ」が集まって「みんな」の心という、大きな灯火になっている。――と、宮沢賢治は述べているのです。

この意味は、ユング心理学の教えにつながるものだ。─―と、筆者は感じずにはいられません。

だからユング心理学は、私たち日本人の心を解いてくれるものだと、筆者は思います。

 

収穫加速の法則  Accelerating change law

収穫加速の法則(しゅうかくかそくのほうそく、The Law of Accelerating Returns)とは、アメリカの発明家レイ・カーツワイルが提唱した、一つの重要な発明は他の発明と結び付き、次の重要な発明の登場までの期間を短縮し、イノベーションの速度を加速することにより、科学技術は直線グラフ的ではなく指数関数的に進歩するという経験則である。また、彼がこの法則について言及したエッセイの表題でもある。伝統的な収穫逓減あるいは限定的な収穫逓増と対比する概念として提唱している。

収穫加速の法則と技術的特異点の到来編集

カーツワイルの唱えた収穫加速の法則は、技術革新のスピードに関する法則性だけを射程に入れたものではなく、広義の有用な情報量と定義される秩序とカオスと時間の関係の一般法則の下位法則として位置づけられている。これはエントロピー増大の法則を考慮にいれたもので、宇宙の秩序増大に関する法則性を射程に入れたものである。カーツワイルの定義によれば、収穫加速の法則は

両対数グラフで示された、15の独立したリストでの人類史上のパラダイムシフトとなった重要な出来事。リストはカール・セーガン、ポール・D・ボイヤー、ブリタニカ百科事典、アメリカ自然史博物館、アリゾナ大学他。レイ・カーツワイル編集。
秩序が指数関数的に成長すると、時間は指数関数的に速くなる — つまり、新たに大きな出来事が起きるまでの時間間隔は、時間の経過とともに短くなる。

というものである。

また収穫加速の法則は、生命進化のプロセスにも適用されており、DNAの成立、生殖という発明、発明を作る発明としての人間の誕生などを一元的に捉え、ムーアの法則によって示されたような秩序を増大させる技術革新はトランジスタ製造技術の枠を超えて継続するという主張を展開した。

前項で述べた、「収穫加速の法則」においてパラダイムが定義されていないという問題も無視しがたいものですが、けれども、実際のところ、歴史的な事象の発生頻度が指数的な分布を示していることは、ある意味では真実です。そのため、宇宙、生命、人類の歴史とテクノロジーを一つの対数グラフ上にまとめて掲載してしまえば、成長曲線が今後進んでいく方向が、誤差として完全に覆い隠されてしまいます。

よって、注目するべきは、直近の過去において成長曲線がどこへ向かっているかです。

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図1: 指数関数の進む方向

 

そして、私が「収穫加速の法則」とその帰結であるシンギュラリティに対して懐疑的になったそもそもの理由は、「収穫加速の法則」から予想される加速度的な変化が、過去20年ばかりの私の生活実感において全く感じられないことにあります。

と言うよりも、さまざまな現象を虚心坦懐に取り上げてみれば、指数関数的な成長ではなく、むしろ減速、停滞が、あらゆるところで観察できます

 

カーツワイル氏は、「収穫加速の法則」を根拠として、20世紀の100年間全体で起きた「パラダイム・シフト」と同等のものが、2000年から2014年までの14年間に発生する、と2005年に予測していました。2017年現在では更に「20世紀全体と同等のパラダイム・シフト」が起こるまでの期間は短くなっているはずです。

わたしのモデルを見れば、パラダイム・シフトが起こる率が10年ごとに2倍になっていることがわかる。(中略) 20世紀の100年に達成されたことは、西暦2000年の進歩率に換算すると20年で達成されたことに相当する。この先、この西暦2000年の進歩率による20年分の進歩をたったの14年でなしとげ(2014年までに)、その次の20年分の進歩をほんの7年でやってのけることになる。別の言い方をすれば、21世紀では、100年分のテクノロジーの進歩を経験するのではなく、およそ2万年分の進歩をとげるのだ(これも今日の進歩率で計算する)。もしくは、20世紀で達成された分の1000倍の発展をとげるとも言える。*1

 

この時間間隔は、私が恣意的に設定したものではなく、カーツワイル氏自身が主張している時間間隔です。

やはりここでもカーツワイル氏は「達成された進歩の総量」が一体何を表すのかを定義しておらず、定量的な議論は不可能です。けれども、私自身の生活実感と社会の変化を考えても、科学的発見や技術革新を考えても、あるいはそれ以外のいかなる意味においても、20世紀の1世紀全体と2000年からの14年間では、前者における進歩が大きいと考えます。

生活水準の比較

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図2: 1920年代の日本の風景

 

まずは、人々の生活水準の観点から20世紀の100年間と、21世紀最初の16年間を比較してみます (近年の進歩をやや保守的に捉えます)。

1900年の日本人は、現在の私たちが「健康で文化的な最低限度の生活」と考える水準を下回る生活を送っていました。

近代的な上下水道、電気、電話などは19世紀末ごろに商用化が始まり、20世紀後半の高度成長期にようやく日本全国へと普及しました。移動手段としての馬匹は、実は戦後まで利用されており、自家用車の世帯普及率は1960年代でも10%を下回っていました。1900年代の日本人は9割以上が農業に従事しており、平均寿命は40歳程度でした。その後、1999年の平均寿命は81歳と、40年以上増加しています *2

現在の私たちの生活を物質面で定めるもの、水道、電気、電話、自動車などは、ほぼ全てが19世紀に始まり、20世紀後半に普及したものです。

また、日本における商用インターネットの開始は1990年代であり、一般家庭への普及のきっかけとなったのは1995年のWindows95発売ですから、インターネットの発明と実用化も20世紀の出来事に含むことができるでしょう。

1900年と2000年の生活の違いを考えると、物質的な側面においては2000年と2016年の違いはそれほど大きくないように感じます。

もちろん、2000年にはスマートフォンは存在せず、携帯電話の普及率はようやく50%を超えた程度でした。フェイスブックツイッターなど、名だたる有名IT企業もまだ存在していませんでした。

けれども、1900年と2000年の間にある相違と比較すれば、2000年と2016年はほぼ同じ種類の社会であると言えます。そこで、ある二人のタイムトラベラーを想像してみてください。

 

二人のタイムトラベラー

一人は1880年の生まれで1900年に20歳を迎えた青年であり、その後タイムマシンでいきなり2000年に連れて来られてしまったのです。

おそらく彼は、生活と労働のあらゆる側面で非常な困難を覚えるだろうことは疑いの余地がありません。電話やテレビは魔術であり、馬も無しに高速で進む鉄の馬車に怯え、家業の農業を続けるにしても化学肥料やトラクターやらの使い方は分からず、お金を稼ぐどころか銀行の使い方ですら学ぶことは難しいかもしれません。

そもそも、共通日本語が日本全国でおおむね普及したのは戦後のテレビの普及後であり、もしも彼が九州や東北の出身であった場合、現代では会話すら不可能である可能性もあります。

もう一人は、1980年に生まれ高卒で就職し、2000年に成人していた青年です。彼もまた、2000年から現在の2017年に連れられてきたタイムトラベラーなのです。

彼は、テレビ、冷蔵庫、洗濯機や炊飯器など大体の家電を使うことができ、自分のPCや携帯電話は持っていなかったかもしれませんがどういうものかは知っており、おそらくPCで事務仕事をすることも、スマートフォンを使ってSNSに自撮りを投稿することもすぐに学べるだろうと思います。運転免許は失効しているでしょうが、車の構造は変わっていないので、運転技能それ自体に問題はないでしょう。

近年の世情を知らないことから来る混乱はあるかもしれませんが、仕事と住居を探して、必要な商品を購入し、友人や恋人を見つけ、その後生きていくことにさほどの難しさはないだろうと思います。

数年後には、自分から申告しなければ、彼が2000年からのタイムトラベラーであることは誰からも気付かれないかもしれません。

 

この二人の架空のタイムトラベラーがその後辿るであろう人生を考えてみると、20世紀全体の100年間と、2000年からの16年間では、確実に前者の進歩が質・量の両面でより大きいと断言できます。

日本において、生活水準の指数関数的な成長が発生したのは20世紀です。そして、生活水準の指数関数的な成長は既に高度成長期には停滞を迎えています

もちろん、将来予測としては、今後何らかのブレイクスルーが発生し、核融合や高効率のソーラー発電が実用化されることで無尽蔵のエネルギーが供給され、寿命がいきなり何百年も延長される可能性はあります。

けれども、カーツワイル氏の「収穫加速の法則」の言葉を素直に読めば、新たな発明が他の発明と組み合わされ発明の頻度が増加し連続的に継続され、継続的な「パラダイム・シフト」が続き、ますます高密度に加速していくはずであり、全体としては停滞を挟む不連続で劇的なジャンプは想定されていません。(なお、私が本節で検証しているのは、過去実際に発生した事象に対して「収穫加速の法則」を適用することであり、法則から得られる将来予測は対象としていないことに注意してください。)

生活水準について言えば、「収穫加速の法則」は過去を説明することに失敗しています。

科学技術に関する比較

次はもう少し真面目に、科学的な発見および工学的なテクノロジーの発明について検討してみます。世界全体の科学的発見と発明は、一様に指数関数的に加速して進歩しているわけではなく、実際のところ、減速ないしは停滞していると主張する研究が存在しています。

大停滞

大停滞

たとえば、アメリカの経済学者タイラー・コーエンは著書『大停滞』の中で、1955年前後から情報技術以外の分野におけるイノベーションの生産性が低下したことが、先進国の経済的成長率の鈍化の原因である可能性を示しています。

コーエンによれば、「人口当たりのイノベーション件数は1873年を境に減少に転じている。これは、電気と自動車の時代への移行が始まった時期とほぼ一致する *3」とされています。イノベーションが最も活発だった時代は、実は情報テクノロジーの発展前であったと言うのです。

また、アメリカの歴史家ジョセフ・テインターによる『複雑な社会の崩壊 (The Collapse of Complex Societies)』(邦訳未刊)では、研究ヘの資金投入に対する特許申請数、および合衆国の保健システムの生産性が、定常的に低下していることが示されています*4

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図3: 研究への資金投入に対する特許申請数

 

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図:4 米国の保健システムの生産性 (生産性指標 = (寿命)/(GNPに占める保健支出)により産出)*5

 

この期間内には、ムーアの法則が完全に機能しており、情報テクノロジーが指数関数的な成長を遂げていました。けれども、情報テクノロジーの発展は、他分野のテクノロジーの発展に結びついていないと言うことができるでしょう。

更に、研究成果の内容を詳細に検討します。20世紀には、基礎科学と応用科学、技術において、真に「パラダイム・シフト」と呼べるような革新的な新発見と発明が多数存在しました。

トムソンが電子を発見した1897年以来、量子力学、核物理学は20世紀に長足の進歩を遂げ、原子爆弾原子力発電所も実用化されました。
天文物理学と宇宙論について言えば、特殊相対性理論は1905年に発表されています。1920年代にはハッブルが宇宙は膨張していることを発見し、20世紀後半にはその理論的な説明として、ビッグバン理論が科学者の間でも受け入れられました。意外なことに、「宇宙に始まりがある」という考え方は、あまりに宗教じみているとして、多くの科学者は最初拒否感を示したと言われています。
化学では、高分子化学が発達しプラスチックやナイロンなどが開発され、ペニシリンなどの抗生物質の製薬も開始されました。有史以来、人間の死因リストの最上位に位置していたのは感染症であり、それに対抗する抗生物質の発明こそが人間の健康と幸福に対する最大の貢献者です。

また、生物学では分子生物学が進化を遂げ、DNA二重らせん構造の発見があり、近代的な遺伝子学も始まりました。

そして、半導体トランジスタの発明も挙げられます。1947〜1948年に相次いでトランジスタが開発され、その後現在まで続く半導体産業の幕開けとなりました。

飛行機、ロケット、人工衛星など、空と宇宙を利用する技術の開発も進みました。

 

ひるがえって、2000年以降現在の2017年までの科学的な進歩を考えてみます。
クローン羊の誕生(2000年)、ヒトゲノム計画の完了(2003年)、iPS細胞の発見(2006年)、ヒッグス粒子の発見(2008年)、ディープラーニング(2006年〜) などが挙げられるでしょうが、科学的な原理における大発見は少ないように見えます。

というよりも、量的には、2000年から2014年までの間において「パラダイム・シフト」と呼べるほどの巨大な発見は決して多くありません。

もちろん、私は21世紀に入ってからは科学が停滞している、と言うつもりはありません。近年でも論文出版数は増加し続けています。けれども、カーツワイル氏が主張するように「20世紀全体と同量の進歩が起きるスピードが加速している」とはとても言えません。

 

次に、質的な意味で科学的発見を検討します。科学的な発見の意義を比較することは困難ですが、20世紀における相対性理論、原子物理学、ビッグバン理論、あるいは不確定性原理不完全性定理のように、私たちの世界観・人間観・宇宙観全てを根本から変えるほどの巨大で原理的な発見は21世紀には存在しておらず、どちらかと言えば微小で応用的な分野における発見が続いているように見えます。

思想家である内山節は、著書『日本人はなぜキツネにだまされなくなったのか』において、豊かな自然と動物との交流に彩られた日本人の世界観が、近代的な科学教育とメディアの影響によって、1965年ごろを境として劇的に変化したことを記しています。それに先立って19世紀ごろから、欧米・中東の一神教文明世界においても、中世から続くネオプラトニズム的世界観は科学的機械論的な世界観の影響により、修正を迫られました。そのような大規模かつ根本的な世界観・人間観の変化は、21世紀の科学からは発生していません。

21世紀の科学的発見や、近年に発達した技術についても、原理自体は20世紀に発見されているものも少なくありません。

たとえば、量子コンピュータの原理が発明されたのは1980〜90年代であり、またブレインマシンインターフェイス (BMI) についても、基礎となる非侵襲的な脳モニタリングは、1990年代には既に実用化されています。ヒトゲノム計画、動物クローン技術も、計画自体は前世紀から開始されていました。ヒッグス粒子の理論的予測は1960年代に遡ります。そして、ディープラーニングに至っては、原理であるニューラルネット自体は1950年代に既に開発されています。

おそらく、真に21世紀に発生した科学的な「パラダイム・シフト」と間違いなく呼べるものは、「幹細胞の発見と再生医学」だけなのではないかと思います。この分野は、近年のSTAP細胞に関する騒動を見ても分かる通り、まだトーマス・クーンのパラダイム論における「変則事例 (アノマリー)」の発見と「異常科学」の状態が続いています。

つまり、科学者たちが既存の理論に当てはまらない新たな現象を発見し、次の新たなパラダイムを探している段階です。

もちろん、私は2000年以降になされた科学的な発見を軽視するつもりはありません。今後、これまで報道されていない科学研究が脚光を浴びることもあるでしょう。もちろん言うまでもなく、前世紀からずっとコンピュータ技術の進歩は続いています。おそらく、機械学習に限って言えば、21世紀には既に20世紀よりも大きな進歩を遂げたと言えます。

けれども、「収穫加速の法則」とカーツワイルの言葉を素直に受け止めれば、コンピュータや機械学習ごときの、単独のテクノロジーの成長を対象としているわけではありません。宇宙と生命とテクノロジーの進歩、その全てを視野に捉えた壮大な指数関数的な歩みが存在していなければおかしいはずです。

けれども、カーツワイル氏が言う「進歩の総量」をいかなる意味で捉えるにせよ、パンフォーカスの広い視野の中で20世紀と21世紀を捉えてみると、21世紀最初の16年間には20世紀全体の100年間と同等の変化、同等の進歩、同量の科学的発見は発生していません。

まとめ

以上のことから、過去、実際に起きた歴史的事象を対象とすると、「収穫加速の法則」は過去発生した現象を説明できず、モデルとしての妥当性を欠いています。過去の事象を説明できないモデルは、当然のことながら未来の予測に対しても不適切です。

実際のところ、「収穫加速」どころか、21世紀には20世紀と比べて情報テクノロジーの発展以外は減速している、と主張することさえ可能であり、それを裏付けるデータも存在しています。このように、最初急速に指数関数的な成長を遂げ、次第に成長が穏やかになる現象を、よく説明し予測できるモデルがあります。

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図5: S字曲線

 

The Law of Accelerating Returns (English: The Law of Accelerating Returns) was advocated by American inventor Ray Kurzweil, and one important invention was linked to another, and the next important invention. It is an empirical rule that science and technology advance exponentially rather than linearly by shortening the time to the emergence of a new invention and accelerating the speed of innovation. It is also the title of an essay he mentioned about this law. It is advocated as a concept to contrast with traditional diminishing returns or limited increasing returns.
Ander Korotayev, Artemy Malkov, Daria Khaltourina “Microdynamics of Society: Growth of World Systems and Compact Macromodels”, Journal of Information Sociology, Vol. 2, No. 1, 2007.

Accelerating change law and the arrival of the technological singularity Edit
Kurzweil’s law of acceleration of harvest does not only cover the law of speed of technological innovation, but is a subordinate law of the general law of the relationship between order, chaos and time, which is defined as useful information in a broad sense. It is positioned as. This takes into account the law of increasing entropy, and takes into account the law of increasing order in the universe. According to Kurzweil’s definition, the law of accelerated harvest is

An important event that became a paradigm shift in human history with 15 independent lists, shown in a log-log graph. Listed include Carl Sagan, Paul D. Boyer, Encyclopaedia Britannica, American Museum of Natural History, University of Arizona and others. Edited by Ray Kurzweil.
“As order grows exponentially, time becomes exponentially faster — that is, the time interval between new major events becomes shorter over time.”

That is.

The law of accelerated harvest is also applied to the process of life evolution, and it seems that Moore’s law centrally grasps the formation of DNA, the invention of reproduction, the birth of human beings as the invention that makes the invention, etc. He argued that technological innovations that would increase the order would continue beyond the boundaries of transistor manufacturing technology.

The problem that the paradigm is not defined in the “accelerating change” mentioned in the previous section cannot be ignored, but in reality, the frequency of occurrence of historical events shows an exponential distribution. Being is, in a sense, true. Therefore, if the history and technology of space, life, and humankind are posted together on one logarithmic graph, the direction in which the growth curve will advance will be completely obscured as an error.

So what should be noted is where the growth curve is heading in the last past.

Figure 1: Direction of exponential function

And the reason why I became skeptical about the “accelerating change” and its consequent singularity is that the accelerating changes expected from the “accelerating change” have been around for the past 20 years. There is something I can’t really feel in my life.

Rather, if you take up various phenomena in a vain manner, you can observe slowdowns and stagnations everywhere, rather than exponential growth.

Kurzweil said that on the basis of the “accelerating change”, the equivalent of the “paradigm shift” that occurred throughout the 100 years of the 20th century will occur in the 14 years from 2000 to 2014, 2005. I was expecting it. As of 2017, the period until the “paradigm shift equivalent to the entire 20th century” should occur is shorter.

If you look at my model, you can see that the rate of paradigm shifts doubles every 10 years. (Omitted) What was achieved in 100 years of the 20th century is equivalent to what was achieved in 20 years when converted to the progress rate of 2000 AD. In the future, 20 years of progress based on the progress rate of 2000 AD will be achieved in only 14 years (by 2014), and the next 20 years of progress will be achieved in just 7 years. In other words, in the 21st century, instead of experiencing 100 years of technological progress, we will make about 20,000 years of progress (again, calculated at today’s rate of progress). Or it can be said that it will achieve 1000 times the development achieved in the 20th century. * 1

This time interval is not something I set arbitrarily, but Kurzweil’s own claim.

Again, Kurzweil does not define what the “total amount of progress achieved” represents, and quantitative discussion is impossible. But in the whole 1st century of the 20th century and in the 14 years since 2000, whether I think of my own feelings of life and social changes, scientific discoveries, technological innovations, or in any other sense. , I think that the progress in the former is great.

Comparison of living standards

Figure 2: Landscape of Japan in the 1920s

First, let’s compare the 100 years of the 20th century with the first 16 years of the 21st century from the perspective of people’s living standards (a somewhat conservative view of recent progress).

The Japanese in 1900 lived below what we now consider to be a “healthy and culturally minimal life.”

Modern water and sewage systems, electricity, telephones, etc. began to be commercialized around the end of the 19th century, and finally spread throughout Japan during the high-growth period of the latter half of the 20th century. Horses as a means of transportation were actually used until after the war, and the household penetration rate of private cars was less than 10% even in the 1960s. More than 90% of the Japanese in the 1900s were engaged in agriculture, and their average life expectancy was around 40 years. Since then, life expectancy in 1999 was 81 years, an increase of more than 40 years * 2.

Almost all of the things that define our lives today, such as water, electricity, telephones, and automobiles, began in the 19th century and became widespread in the latter half of the 20th century.

In addition, the commercial Internet started in Japan in the 1990s, and it was the release of Windows 95 in 1995 that triggered the spread to general households, so the invention and practical application of the Internet can be included in the events of the 20th century. Let’s do it.

Considering the difference in life between 1900 and 2000, I feel that the difference between 2000 and 2016 is not so big in terms of materiality.

Of course, in 2000, smartphones did not exist, and the penetration rate of mobile phones finally exceeded 50%. Well-known IT companies such as Facebook and Twitter didn’t exist yet.

However, when compared to the differences between 1900 and 2000, 2000 and 2016 are about the same kind of society. So imagine two time travelers.

Two time travelers

One was a young man who was born in 1880 and turned 20 in 1900, and was suddenly brought to 2000 by a time machine.

There is no doubt that he will experience great difficulties in every aspect of life and labor. Telephones and televisions are magic, scared of fast-moving iron carriages without horses, and even if you continue to farm your family, you don’t know how to use fertilizers or tractors, and even learn how to use banks instead of making money That can be difficult.

In the first place, common Japanese became popular all over Japan after the spread of television after the war, and if he was from Kyushu or Tohoku, it may not even be possible to speak in modern times.

The other is a young man who was born in 1980, got a job with a high school diploma, and was an adult in 2000. He is also a time traveler brought from 2000 to the present 2017.

He can use most appliances such as TVs, refrigerators, washing machines and rice cookers, and he may not have his own PC or cell phone, but he knows what it is, and probably offices on his PC. I think you’ll soon learn to work and post selfies on social media using your smartphone. Your driver’s license will have expired, but the structure of the car hasn’t changed, so your driving skills themselves shouldn’t be a problem.

There may be some confusion that comes from not knowing the world in recent years, but it’s not too difficult to find a job and a place to live, buy what you need, find friends and lovers, and then live. I think it will be.

A few years later, no one may notice that he is a time traveler since 2000, unless he declares himself.

Considering the life that these two fictitious time travelers will follow, in the 100 years of the entire 20th century and the 16 years from 2000, the progress of the former is definitely better in terms of both quality and quantity. I can assure you that it is big.

Exponential growth of living standards occurred in Japan in the 20th century. And the exponential growth of living standards has already stagnated during the high-growth period.

Of course, as a future forecast, there is a possibility that some kind of breakthrough will occur in the future, and the practical application of nuclear fusion and high-efficiency solar power generation will supply inexhaustible energy and suddenly extend the life span by hundreds of years. ..

However, if you read Kurzweil’s “Accelerating Change” straightforwardly, new inventions will be combined with other inventions, and the frequency of inventions will increase and continue continuously, resulting in a continuous “paradigm shift.” It should continue to accelerate more and more densely, and overall no discontinuous and dramatic jumps across the stagnation are expected. (Note that what I am verifying in this section is to apply the “accelerating change law” to the events that actually occurred in the past, and not to the future predictions obtained from the law. please.)

When it comes to living standards, the “accelerating change” fails to explain the past.

Comparison of science and technology

Next, let’s take a closer look at scientific discoveries and inventions of engineering technology. Scientific discoveries and inventions throughout the world are not uniformly exponentially accelerating and advancing, and in fact there are studies claiming that they are slowing or stagnant.

Great stagnation

Authors: Tyler Cowen, Masazumi Wakatabe, Chiaki Ikemura
Publisher / Manufacturer: NTT Publishing
Release date: 2011/09/22
Media: Book
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For example, American economist Tyler Cowen wrote in his book The Great Stagnation that the decline in innovation productivity in areas other than information technology from around 1955 caused the slowdown in economic growth in developed countries. Indicates the possibility of

According to Cohen, “The number of innovations per capita has been declining since 1873. This is almost the same as the time when the transition to the era of electricity and automobiles began * 3.” It is said that the time when innovation was most active was actually before the development of information technology.

Also, in The Collapse of Complex Societies by American historian Joseph Teinter, the number of patent applications for funding research and the productivity of the US health system are discussed. It has been shown to be steadily decreasing * 4.

Figure 3: Number of patent applications for research funding

Figure: 4 Productivity of the US health system (productivity index = (lifetime) / (produced by health expenditure in GNP)) * 5

During this period, Moore’s Law was fully functional and information technology was growing exponentially. However, it can be said that the development of information technology is not linked to the development of technology in other fields.

In addition, we will examine the content of the research results in detail. In the 20th century, there were many innovative new discoveries and inventions in basic science, applied science, and technology that could truly be called a “paradigm shift.”

Since 1897, when Thomson discovered the electron

 

天才博士の未来年表(2020-2038)が教えてくれる希望  Hope that Dr. Genius’s Future Chronology (2020-2038) will tell you

カーツワイル博士の未来年表

 

そんな博士、2013年の段階で2038年までの未来予測をしていまして、今日はそれをかいつまみながら、博士の頭の中を覗いてみようと思います。

年代ごとに区切ってみていきます。元の年表はもう少し細かい年表ですが、そこは時期があっているか、ということより、どんなことがありそうか、という視点でざっくりと、ということで。

2020〜2025年の世界

・5Gネットワークが世界中の携帯電話に10〜100GBの通信スピードを開放する
AIベースの医療診断とセラピーの助言が、米国の主要な医療機関で利用される
空飛ぶクルマの運転が世界の中のいくつかの都市ではじまる
・合法的に全米を自動運転によって移動できるようになる
ロボットは中産階級の家庭に当たり前のように設置され、唇の動きや顔、口、手のジェスチャーをかなりの精度をもって理解できるようになる
ドローンが1日に1000万機くらい飛ぶ。マンションの屋上に荷物を届け、待機しているロボットが玄関の前まで持っていく
・世界の9割の国で火力発電所より、太陽光・風力発電所のほうが割安になる
炭素排出量がピークを超えたことが見えるようになる

AIが染み渡り、自動運転、ドローンが当たり前になってきます。ドドルあおけんとしては、ドローンがもたらすロジスティクスの効率化というところはとても興味があります。

また、SDGsの要であるエネルギー問題が自然エネルギーにシフトして改善に向かう流れの予測は、希望を見い出すのが難しいこの世界に刺す一筋の光ですね。

2026〜2030年の世界

・クルマを所有しなくなり、道路を走るのはすべて自動運転車になる
・LA、東京、サンパウロ、ロンドンなど大都市では、毎日10万人の人々が垂直離着陸機で通勤するようになる
VRがいたるところで存在。子どもたちが常に別の世界に行ってしまっていることに親は不満をもつようになる。VRによって観光名所に行った気になるため、つかれる旅行を避けるようになり、旅行が減り始める
太陽光と風力は新しい電気発電において100%近くを占める
ロボットはヒトと本当の関係性をもつ。老齢介護やパーソナルケア、食事の用意などの分野で特にその傾向が強く出る。セックスロボットも普及する。

VRとロボットの普及でリアルな場所、リアルなヒトである必要がだんだんなくなっていきそうです。セックスロボットまで普及しちゃうと、面倒な人間関係を避けて一気に出生率は低下しちゃいそうですね。

2031〜2038年の世界

AIが人間の知能と同等かそれ以上になってくる
・人類は富裕層の寿命回避速度に達する(たぶんお金があればテクノロジーの力で寿命をがんがん伸ばせるってことなんだと思います)
医療用ナノロボットが人体の中で実証され、免疫系を拡張することができるようになる
・すべてのヒトが意識をアバターロボットを使って世界中の遠隔地へテレポートさせることができるようになる
・多くの超困難な問題(例えば癌や貧困)は解決する

困難がなくなり、寿命が長くなる。いいことですね。苦しくてもあと15年、20年がんばって生き抜けば、ユートピアになるから、がんばって、という博士の人類に対するエールのようにも思えます。

 

 

 

 

Dr. Kurzweil’s Future Chronology

Such a doctor is predicting the future up to 2038 at the stage of 2013, and today I will take a peek inside his head while grasping it.

I will try to divide by age. The original chronology is a little more detailed, but it’s a rough idea from the perspective of what is likely to happen, rather than whether the time is right.

World from 2020 to 2025

・ 5G network opens communication speed of 10 to 100GB to mobile phones all over the world
・ AI-based medical diagnosis and therapy advice will be used by major US medical institutions
・ Flying car driving begins in some cities around the world
・ It will be possible to legally move the United States by autonomous driving
・ Robots will be installed as a matter of course in middle-class homes, and will be able to understand lip movements and gestures of the face, mouth, and hands with considerable accuracy.
・ About 10 million drones fly a day. Deliver luggage to the roof of the condominium and the waiting robot will bring it to the front of the entrance
・ Solar and wind power plants are cheaper than thermal power plants in 90% of the world
・ It becomes possible to see that carbon emissions have exceeded the peak.

AI will permeate, and autonomous driving and drones will become commonplace. As Dodol Aoken, I am very interested in the efficiency of logistics brought about by drones.

Also, predicting the flow of energy problems, which are the core of the SDGs, shifting to renewable energy and improving them is a ray of light that pierces this world where it is difficult to find hope.

World from 2026 to 2030

・ No longer own a car, and all driving on the road will be self-driving cars
・ In big cities such as LA, Tokyo, São Paulo and London, 100,000 people will commute by vertical takeoff and landing aircraft every day.
・ VR is everywhere. Parents become dissatisfied with the fact that their children have always gone to another world. Since VR makes me feel like I’ve been to a tourist attraction, I’ve started avoiding tired trips and the number of trips begins to decrease.
-Solar and wind account for nearly 100% of new electricity generation
・ Robots have a real relationship with humans. This tendency is especially strong in fields such as old-age care, personal care, and meal preparation. Sex robots are also widespread.

With the spread of VR and robots, it seems that the need to be a real place and a real person will gradually disappear. If sex robots become widespread, it seems that the birth rate will drop at once, avoiding troublesome relationships.

The world from 2031 to 2038

・ AI will be equal to or better than human intelligence
・ Humanity will reach the speed of avoiding the lifespan of the wealthy (I think that if you have money, you can probably extend your lifespan with the power of technology)
・ Medical nanorobots will be demonstrated in the human body and will be able to expand the immune system.
・ All humans will be able to teleport their consciousness to remote areas around the world using avatar robots.
· Solve many super-difficult problems (eg cancer and poverty)

There will be no difficulty and the life will be longer. That’s a good thing. Even if it is painful, if you do your best for another 15 or 20 years, you will become a utopia, so it seems like a doctor’s ale to humankind.

 ホモーエクセレンスとは?  What is Home Excellence?

つまりあたらしい人類だ。

ホモーサピエンスとは、ほかならぬわれわれ自身のことであるが、ホモーエクセレッスとは、どういうヒトか?
ホモーエクセレンスとは、ホモーサピエンスが持だない特別な能力を身につけた「優秀なるヒ
ト」という意味である。ある人たちは、この未来人に、ホモーインテリダンス(聡明なるヒト)と
いう名をつけている。
では、この優秀なる未来人、ホモーエクセレンスは、どういう特殊な能力を持っているのか?
彼の持ついくつかの特長をあげてみよう。
「未来の種属、超・ヒトは、おそらく、三・九という脳発速度係数を持つだろう」
と、世界的に著名な人類学者、パリ大学のジコルジューオリヴィエ教授は、その著「ヒトと進
化、過去現在そして未来」のなかでこう謡りはじめる。
「(こういうきわめてすぐれた生物の能力を、それよりはるかに劣ったわれわれが、あれこれい
うことはできないが)とにかく、この超・ヒトの知的能力は、辛うじて想像することができる。

それは、たとえば、
1 第四次元の理解。
2 複雑な全体をとっさに把握する能力。
3 第六感の獲得。
4 無限に発川した泄徳心識の保有。
5 とくにわれわれの悟性には不可解な精神的な特質。

などである。
わたしは、脳発達度係数三・九をもっ生き物の体のかたちや、すばらしい知能や、われわれにはとうてい理解できない行動がどんなものであるかは、想像力のゆたかな人達にまかせることにする。われわれがメクラであるのに対して、われわれの後継者たちは千里眼の持ち主なから(芦沢玖美訳・みすず書房刊)
と述べている。
オリヴィエ教授は、出版社の紹介文によると″パリ大学理学部人類学教授であり、人類学、解剖学のかず多い論文のほかにいくつかの著書を持ち、そのなかでも「人類学的解剖学」はフランス学士院宣を受けた。自己の専門分野の研究に多くの業績をあげているばかりでなく、若い研究者の育成にも心をそそぎ、フランス人類学の名実ともにすぐれた指導者である″と記されている。
まさに、当代一流の科学者であるといわねばならない。
その科学者が未来人ホモーエクセレンスの出現を、このように予告しているのである。

 

ホモーエクセレンスの資格

桐山 請雄 師

 

ここにひとつの技術がある。
その技術によって訓練すると、ヒトはだれでもいくっかのすぐれた力を持つようになる。その力をあげてみよう。

一 極度に発達した知能――いちど目にふれ、いちど耳にしたことは、ぜったいに忘れることのない削憶力。どのように複雑な構造でも組織でも、瞬間的に分析し、推理し、理解して、本質を把握してしまう演鐸と帰納の力。コトバという間接思考を経ない純粋思考から発する超飛躍的な創造力。
それは、ヒトの平均知能をI・〇とするならば、おそらく、二・五から三・五に達するであろう。このグループの最高の頭脳は、やすやす理解する。

ニ 感覚器官の増幅―彼は、不可視光線(赤外線、紫外線)を見ることができ、超音波を間く
ことができる。その異常感覚と高度の知能の結合からくる予知力。それらは、自分の肉体を思うままに統御する能力からくる。

三 環境の制御と創造―思うままに自分を変え、他人を動かし、集団や環境を、自分の理念の通りに創造してゆく。

四 物質を超え、物質を自由に統御する力。
五 無限に発達した道徳意識。

 

 

In other words, it is a new human race.

Homo sapiens is none other than ourselves, but what kind of person is Homo excelence?
Homo Excellence is an “excellent person” who has acquired special abilities that Homo sapiens does not have.
It means “to”. Some people say that this future person is a homo-intelligent dance (intelligent human).
It is named.
So what special abilities does this excellent future man, Homo Excellence, have?
Here are some of his features.
“Future species, super-humans, will probably have a brain rate coefficient of 3.9.”
The world-renowned anthropologist, Professor Gicorju Olivier of the University of Paris, wrote in his book, “Human and Advance.
It begins to sing in “Chemicalization, past, present and future”.
“(We, who are far inferior to the abilities of these extremely good creatures, are all about this.
Anyway, this super-human intellectual ability can barely be imagined.

It is, for example
1 Understanding of the 4th dimension.
2 Ability to quickly grasp the complicated whole.
3 Acquisition of the sixth sense.
4 Possession of infinitely eruptive spirit of virtue.
5 Especially the spiritual qualities that are incomprehensible to our enlightenment.

And so on.
I will leave it to the imaginative people to decide what the shape of the creature’s body, its wonderful intelligence, and the behavior that we can hardly understand with the brain development coefficient of 3.9. While we are Mekura, our successors are clairvoyant (translated by Kumi Ashizawa, published by Misuzu Shobo).
It has said.
According to the publisher’s introductory text, Professor Olivier is a professor of anthropology at the University of Paris, and has several books in addition to his many articles on anthropology and anatomy, among which “anthropological anatomy”. Received a French Bachelor’s degree. Not only has he made many achievements in research in his field of specialization, but he is also enthusiastic about training young researchers, and he is an excellent leader in both name and reality of French anthropology. ”
It must be said that he is a leading scientist of the time.
The scientist has thus foretold the emergence of the future Homo Excellence.

Homeo Excellence Qualification

Kiriyama, Master

Here is one technology.
When trained with that technique, everyone will have some great power. Let’s raise that power.

Extremely developed intelligence-what I first saw and heard was the memorable power that I will never forget. The power of induction and induction that instantly analyzes, infers, understands, and grasps the essence of any complex structure or organization. Super dramatic creativity emanating from pure thinking that does not go through indirect thinking called Kotoba.
It will probably reach 2.5 to 3.5 if the average human intelligence is I. The best brains in this group are easy to understand.

D. Amplification of sensory organs-he can see invisible light (infrared rays, ultraviolet rays) and intersperses ultrasonic waves.
be able to. Predictive power that comes from the combination of that abnormal sensation and high intelligence. They come from the ability to control one’s body at will.

3. Control and creation of the environment-Change yourself as you wish, move others, and create groups and environments according to your own philosophy.

4. The power to freely control substances beyond them.
Five moral consciousness that has developed infinitely.

資本主義の後  GAFAの次に来るもの」と「ポストデジタル資本主義」  After capitalism, what comes after GAFA “and” post-digital capitalism “

GAFAの次に来るもの」と「ポストデジタル資本主義」

2020年

1――ポストコロナにおける大きな潮流は「GAFAの次に来るもの」の模索

新型コロナウイルス感染拡大の収束に依然目途が立たない中、コロナショックを契機として私たちの生活や働き方が変化している。

例えば、厚生労働省は、新型コロナウイルスを想定した「新しい生活様式」の実践例を示し、ショッピング、食事、娯楽・スポーツなどの日常生活、勤務形態や会議といった働き方について新しいスタイルを提唱する。また、「Withコロナ」に対応するために採用したリモートワークを、ポストコロナでも恒久化するという企業も出てきている。

コロナショックはどのように世界を変えてしまうのだろうか。この問題意識に対して、筆者が考える方向性の一つは、コロナショック以前から顕在化し始めていた本質的な変化がそのスピードを加速度的に高め、ポストコロナにおいて大きな潮流になる、ということである。では、本質的な変化とは何か。筆者は、それは「GAFAの次に来るもの」と交差してくるのではないかと考えている。

コロナショック以前に起きていたこととして、まず指摘すべきが「プラットフォーマー資本主義」である。米国のGAFA(グーグル、アップル、フェイスブック、アマゾン)や中国のBATH(バイドゥ、アリババ、テンセント、ファーウェイ)といったプラットフォーマー企業が覇権を握っていた。彼らは私たち消費者にとっては優れたサービスの提供者であり続け、各産業において破壊的ともいえる影響力を持つに至っている。「Withコロナ」でも彼らプラットフォーマー企業はデジタル・テクノロジーを利活用し様々な対策・施策を打ち出すことで、コロナショックをテクノロジーの社会実装の機会へと転じるとともに、業績を伸ばしている。

しかしその反面、批判が高まっていることも事実である。例えば、データ独占が競争を阻害する問題やプライバシー漏洩問題にかかわる批判が主に挙げられる。筆者自身、GAFAがリードする米国式のデジタル資本主義、そして「株式会社中国」による中国式のデジタル資本主義が物質的な豊かさを求めるあまり、損なわれているものがあるのも確かと考えている。そうであるならば、もともとの長所を活かしながら、GAFAの次、「株式会社中国」の次が模索されるべきであろう。

“What comes after GAFA” and “Post-digital capitalism”

2020

1-The big trend in post-corona is the search for “what comes next to GAFA”

While the spread of the new coronavirus infection remains uncertain, the corona shock has changed our lives and working styles.

For example, the Ministry of Health, Labor and Welfare presents practical examples of a “new lifestyle” that assumes the new coronavirus, and proposes new styles for daily life such as shopping, eating, entertainment and sports, and working styles such as work styles and meetings. In addition, some companies are making the remote work adopted to support “With Corona” permanent even in post-corona.

How will the corona shock change the world? One of the directions I think about this awareness of the problem is that the essential changes that began to manifest before the corona shock will accelerate its speed and become a major trend in the post-corona. .. So what is the essential change? The author thinks that it may intersect with “what comes after GAFA”.

The first thing that should be pointed out before the corona shock is “platformer capitalism.” Platformer companies such as GAFA (Google, Apple, Facebook, Amazon) in the United States and BATH (Baidu, Alibaba, Tencent, Huawei) in China were in control. They continue to be excellent service providers for us consumers and have come to have devastating influence in each industry. Even in “With Corona,” these platformer companies are using digital technology to come up with various measures and measures, turning the corona shock into an opportunity for social implementation of technology and improving their business performance.

However, on the other hand, it is also a fact that criticism is increasing. For example, criticisms related to the problem of data monopoly hindering competition and the problem of privacy leakage are mainly mentioned. The author himself thinks that the American-style digital capitalism led by GAFA and the Chinese-style digital capitalism by “China Co., Ltd.” are undermined because they seek material affluence. There is. If this is the case, then GAFA and then “China Co., Ltd.” should be sought while taking advantage of their original strengths.

近未来 ハッキング  世界的ベストセラー「サピエンス」の著者、ユヴァル・ノア・ハラリ

世界の碩学であり、世界的ベストセラー「サピエンス」の著者、ユヴァル・ノア・ハラリ教授の話の第三段です。

彼が2020年度卒業生に向けた公開祝辞です。世界中の誰より、更には自分自身よりも自分の行動をよりよく理解し予測できるものがあり、そしてそれが私達の行動や思考を支配するようになれば、どんなことが起きるでしょうか?おそらくそれがすでに進行しているかどうかわかりません。

ユヴァル・ノア・ハラリ教授は、その問題について警告し、将来の主人公である卒業生に人生の良い話を聞かせてくれる代わりに、今、私達人類が直面しているその問題に対する解決をお願いする内容です。彼の話を聞いてみましょう。

サピエンス全史(上) 文明の構造と人類の幸福 サピエンス全史 文明の構造と人類の幸福

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社会における解体と変身  2 

社会における解体と変身  2

 

市川亀久弥先生

 

 つまり、お粗末なバラック建築だったら、前の古びた建物をとりこわしながら、同時に新しい廸物を建てていくこともできるのだが、高級な建築物になると、そうはいかない。まず、コワシが相当程度にこわしてしまってからでないと、手がつけられないということである。

 『その、質的飛躍を含んだ、展開パターンの自然史上におけるティピカルーエグザンプル(典型的な例)をつぎに取りあげてみることにいたしましょう。これが、図4(略す)に示しました昆虫の、完全変態の過程にあらわれてくる個体発生史上の展開パターンであります』

昆虫における解体と変身

 『いま、最終齢の段階にはいった昆虫、つまり、すでに幾回かの脱皮(昆虫の種類で異なる)を経て、サナギになる直前の段階、すなわち終齢段階の幼虫があるといたします。この幼虫のからだのなかには、それまでの幼虫独自の形態、つまり、あのイモ虫状形態を維持するために分泌されていたホルモン(幼弱ホルモンと命名されているホルモン)が、急速に減少していく段階が訪れてくるのであります。一度こういうことになりますと、幼虫は食糧摂取をやめてしまいます。そして、外形的にはあたかも休眠的な状態にはいっていくのでありますが、その虫体の内部では、それまで活性度の分泌レベルを低めていましたホルモン、すなわち、前胸腺といわれているところから分泌される△前胸腺ホルモン▽なるものが最大の活性レベルに到達するのであります。こういうふうになりますと、虫体は徐々に縮みながら〈前サナギ段階▽という段階を通って、ついに、あの特異な形状の△サナギ段階▽にはいっていくのであります。

 ところで、この前サナギ段階を含めましたサナギ段階と申しますところは、虫体の内部におきましては、空前の大変革がまき起こっている時期なのであります。

 ナなわち、前述の幼弱ホルモン(JH)の分泌レベルが落ちて前胸腺ホルモン(PGH)の分泌が高まってまいりますと、それまでの特有な幼虫の形態は、急速に細胞レベルにまで解体化を開始していくのであります。(ある幼虫器官の細胞は、アミノ酸のレベルにまで解体して、液状にまで達するといわれております)』

 実際、この記述のとおりであって、私は、この文章を読みながら、少年時代を思い出す。たいへん残酷なはなしだが、小学校へ通学しはじめた当時、道ばたの木の枝についているサナギをとって、いったいこのなかにどんな虫がはいっているのであろうかと、その年ごろの少年特有の好奇心のおもむくまま、手あたりしだい、サナギの皮をむいてみたものである。なかから、不気味な色をした液体がピュツと飛び出して手をよごし、そのときのおどろきと、気持のわるい感触がいまだに私をとらえている。あれはなんの幼虫であったのか、どろどろの液体のなかに、小さな黒いつぶっぶがいくつも浮かんでいた記憶かおる。

 さて、

 『他方、この幼虫器官の解体化がスタートするのにひきつづいて、それまで幼虫の体内の各所に、一群の細胞の小さな塊の形をとって、休眠状態を続けておりました部分、ナなわち、細胞分裂をくり返して、やがて成虫器官となるべき細胞粒(成虫原基)の活動が、解体した幼虫器官

の栄箆を摂取して、強力に開始されていくのであります。けれども、このような深度の深い、急激な解体と再構成活動のなかにありましても、解体しつくしてはいけない部分、ないし、解体することのできない部分がちやんと残されているのであります。いな、既存の前提が、すべて解体してしまったのでは、歴史的な継承発展にはなり得ないのであります。

 つまり、それまでの生理個体の過去の蓄積を土台として、これを未来に向かって、質的にレべルアップしていくことが、とりもなおさず進化の階段をのぼっていくことでありますから、当然、幼虫器官のもっていた生理器官のなかの、虫体としての根幹となるべきものは、変革のあとにまで継承されていくべきことはいうまでもありません。

 この、解体しないで、次段階にもちこされる器官がなにであるのかと申しますと、これが周知の、①気門系(高等生物でいうところの呼吸器)、②循環器系、③神経系といわれているところ

、生物個体の基本構造にあたる器官群であります。もとより、これらの三者が有機的に結合した形態をもって、適当な温度と、湿度と、酸素の生活条件の確保のなかにもちこされていくのであります。

 以上は、△完全変態▽をとる昆虫の変態過程を、質的飛躍を含んだ歴史的過程の、典型的な例として取りあげてみたものでありますが、この展開パターンをよく注意してみますと、これは一九五五年、わたしが提唱してまいりましたところの、創造の理論、すなわち歴史の論理の展開パターンとしての、△等価変換展開▽をみごとに実現しているものであることがわかります』

 といって、これを、社会構造の変革にひきくらべっつ、論点をすすめる。

 『ところで、以上に取りあげてまいりましたような、劇的な形態をともたった大変革というものは、変革、ないし創造的発展のもっております単純明確なるパターン、すなわち、ティピカルーエグザンプル(典型的な例)ではありますが、つねに、実在する歴史の創造的展開が、こういう昆虫の完全変態パターンにみましたような、劇的な形態をとり続けているわけではありません。その本質としては、変革パターンとしての、等価変換パターンを取りながらも、これをより長い時問経過のなかに、小出しにして、質的展開を実現している場合のほうが、ものごとの歴史的な展開過程における一般形としてみると、はるかに多いのじやないかと思います』

 つまり、いっぺんに大変革をしないで、少しずつ、小出しに変化していく。これが、昆虫の△脱皮▽といわれている段階の変化である。

 周知のように、昆虫の成虫は、すべて、この脱皮といわれている段階的な△皮ぬぎ作業▽を何回かくり返したのち、その最終段階にはいって、はじめて羽化と呼ばれているところの大変革に突入するわけである。これは、不完全変態の昆虫(トンボやセミなどがその典型)、完全変態の昆虫(ハエやチョウやがなどがその典型)にかかわらずI様にたどる経過なのである。

 『ところで、以上の脱皮過程における発展のメカニズムは、もう少しくわしくみると、どのような内容になっているのでありましょうか。現代発生学上の記述を総合いたしますと、およそ、その概要は図6のごときものとなっているのであります。

 すなわち、すでにふれてまいりましたように、昆虫の体内では、幼虫的特徴の維持やサナギ化の開始などが、二種類の内分泌ホルモン、すなわちJHとPGHの両ホルモンの活性レベルや、幼弱ホぞモシ(JH.)前胸腺ホ,レモン(PGH)

図6脱皮過程におけるホルモンの影響模式図と等価変換展開

その時間的な交換によってコントロールされているものでありました。この言スムは、そのまま小変革過程としての、脱皮の出現過程のなかにもあてはルモン制御のメカるのであります。

 すなわち、図6の上部に示しました左端の脱皮点を出発点にして眺めてみますと、JHは、またたく問に急上昇して、活性度合の最大値に達してから、以後、しだいに降下のカーブをとってレベルーダウンしてきます。これに引きかえまして、PGHの分泌量、すなわち、細胞の活性度合のほうは上昇を開始して、つぎの脱皮点の直前くらいのところで最大点に達するわけであります。その直後に、これまた、PGHの分泌も急降下してきます。つまりJHも、PGHも最低にいたるわけでありまナが、この時期に、いわゆる脱皮が起こってくるのであります。

なにょりもまず虫体のスケールーアップを実現しておりますことがわかります。しかし、より注意ぶかく眺めてみますと、

前段階の幼虫に特有な形態や機能の一部が消滅して、脱皮後の段階には、それまでに発現していなかった新しい形態や機能を認めることができます。

 これはいったい、どういうことかと申しますと、脱皮という成長過程の作業では、虫体の形態や機能の大部分は変わらないけれども、ほんの一部分は完全に入れかわっているのであります。

以上の観察によりまして、小変革パターンとしての脱皮のメカニズムはだいたいおわかりいただいたのではないかと思いますけれども、ここで、そのしめくくりとして、もうひとつだけ申しそえておきたいことがございます。それは、虫体の内にあって、きびしくそれぞれの変革過程をゴッドローナなわち、PGHの分泌が最大に達した直後に起こってくるのであります。このことは、脱皮を

つくり出す主要因は、JHでなくて、PGHであろうという考察を生むことになり、PGHのこ

とを△脱皮ホルモン▽という名で呼ぶにいたっているのであります。

 さて、さきに述べました幼虫の最終齢段階にはいりますと、JHはストップして、ついに回復

しないことになります。このことからJHの主たる制御作用は、幼虫形態を維持するものであろ

うというふうに考えられて、JHという名称、ナなわち幼弱ホルモンということに理解されてき

たのであります。

 しかしながら、変革の論理、ないし、創造の論理を考える立場から大局的に申しますと、この

JHというのは、主としてシステムの現状状態を継続する作用をもち、PGHのほうは、主とし

て新しい組織の増殖を活性化する作用をもっているように考えられるのであります。

 いずれにしましても、この場合の脱皮という名の小変革、すなわち革新度の低い創造的展開は、まずシステムの全体性を保持するための働きと、この保持されたシステムの制約を生産的にはみ出していく働きとの、時間的にバランスのとれた、入れかえ作業のもとに出現しているものであることがわかるのであります』

 つまり、″脱皮”は、私がさきに述べた″バラックの建築”であって、とりこわしと、新築が、平行してバランスをとりつつ進行していく、ということである。

 そうして、今までの、生産出力増大に対応するための社会システム変革は、この″脱皮”の変革であり、それでなんとか事たりてきたのである。

 だが、現代と、そしてすぐ間近にせまっている未来社会は、人類に、どんな種類の変革を要求しているというのであろうか? それについて、市川氏はっぎのように論ずる。

ふたたび、社会における解体と変身

 『さて、昆虫発生史にあらわれてまいりました変革パターンの考察は、しばらくのあいだおあずけにしておきまして、つぎは人類の社会システム史にみられる変革の展開パターンと、その変革要因の問題を考えてみることにいたします』

 と、氏は、″人類の社会システム史における最終齢の段階”と名づける項において、人類史における過去の変革をとりあげる。

 『まず、古代において、新しい社会的な方式としての農耕生産経済が発明されて、社会的生産出力が「社会的余剰」を生むところにまで到達して、大規模な神殿の造営能力を持つようになる

と、他の隣接氏族社会からの掠奪をまぬがれるために城壁をもうけたり、あるいはフルタイムースペシャリストとしての、戦闘人口を養いうる経済段階にはいっていく。つまり、軍隊を持つ段階にはいったわけである。

 もとより、こういう生産出力の増大は、地下水が湧き出たように突如として出現したものではなく、氏族共同社会としての、それまでの初歩的な社会システムのいくっかのものに、自然発生的にあらわれてきたものであるから、それまでの社会システムの制御パターンの中心部は、シャーマニズム(未開宗教のひとつ)におけるシャーマンなどに多少毛の生えたような、聖職者的レベルのものに統括されていたのであろうことが想像される。すなわち、祈祷や礼拝行事をつかさどることのほか、種まき、取り入れの時期の指示、あるいは供物の財産管理などより多くを出なかった。原始的な段階の神官を中心とするものであったと考えられる。

 しかるに、前に述べたような生産出力の増大-1社会的余剰貯蓄――軍隊組織、というような社会システムが組まれてくると、それまでの神官や祭官を中心とした社会体制は崩れてくる。

 このような段階におきまして、ひとたび、近接の氏族社会とのあいだに戦闘状態でも勃発するということになりますと、それまでの社会システムのなかの、唯一の情報の蒐集伝達体制でもありました神殿を中心とする組織、すなわち、前述の原始的な神宮を中核とする組織は一転して、人びとの生命の安否にかかわる軍事的な計画や、その戦闘命令をつかさどる体制に転換するにいたるであろうことは、容易に想像できるわけであります』

 こうして軍隊ができあがると、たとえそれが史上もっとも原始的な軍隊であろうとも、それを指揮統括ナる司令官が存在しなくてはならない。

 『かくして、人類史上初の、ひとりの人物を中心とした、指示と命令のための絶対的な強さをもった制御パターンの体制が誕生することになってくるのであります。戦闘のはじまる前段階までは、前述の原始神官的な権限より多くを出なかったはずのひとりの人物と、それにまつわる人間関係が、戦闘の勃発を契機として、きわめて短日月のあいだに、強大な専制的権力と、それにまつわる官僚体制を生み出していくことになっていくのでありまナ』

 強力な司令官は、やがて全軍隊を統括し、「王」への階段をのぼり、ついに「王座」につく。

一砲兵少尉であったボナパルトが、やがて、「ナポレオンー世」として君臨した原型がそこにある。

 『事実(歴史における科学)の著者バナールも、これとほとんど同様な考え方によって、上古代の神官より、王への質的移行過程を考えてきております。これをわたくし流に申しますと、氏族共同体的な社会システムの、生産性が高まってきたある段階におきまして、原始神官と、それにまつわる制御システムのパターンに亀裂ができ、そのなかから、古代神聖王朝特有の強力な官僚的体制が、あたかも前述の脱皮を思わしめるようなプロセスをたどってあらわれてきたものであります』

 つづいて、氏は、図表8をつかって、以下の変革を説明する。

 『図における人類史の模型的表示は、人びとによってこれまで承認されてきました時代区分を前提にして、社会システムにおける創造的発展のための二つの要因の、時間的な変遷を、(T)部と(C)部との相関関係を軸にして、これを時間のものさしの線上に対応させてみたものであります。つまり、図における破線は、生産出力の社会的な活性度(社会システムに対ナる影響度合)を、また実線は、アブソリューティズム(絶対制)としての、宗教的な価値観を軸とする社会プソリューティズムを背景にした価値の役割のあった人類史段階  

社会的な牟産出力

・(Positive l゛eedbackをして系を前向きに変える役割)

生産力と価値体系を含む制御パターンの活性度

SuperCaalt)(氏族社会)(古代社会)(中世社会)(近代社会)ほぶJS]1〔超人類社会〕

       国家の誕生

 

 生産力と生産関係の矛盾によって出現した小変革、すなわち

 〈宗教革命の形を合んだ社会革命〉の起こった場所

 

  図8 人類の社会システム史にあらわれた等価変換展

    開パターンの模型

的規範、すなわちおの’おのの段階における慣習や価値基準にバックアップされた制御パターンとしてのモラルの、△社会的な活性度▽を表わしているものであります』

 図は昆虫の脱皮変身をつかさどるホルモン、JHとPGHのはたらきと、社会変革の動きとを

対応させてあらわしている。つまり、JH・幼弱ホルモンは、現状維持ホルモンとして今までの社会体制を維持してゆくところの警察権力や、行政施策を含む秩序維持のための社会的活性度であり、PGH・前胸腺ホルモンは、発生促進、すなわち現状変革ホルモンで、現体制をつき動か

してゆく可変的な生産出力活性度をあらわす。

 そこで、

 『社会的な生産出力の活性度がずっと上昇してきまナと、この対応原理にもとづいて、それまでの価値体系、およびそれにもとづく制御的な支配の官僚体制は、そのままの状態では十分な制御能力を果たしえなくなってまいります』

 つまり、ここにいたって、世にいうところの<社会革命▽なるものがまき起こってくるわけで、

 『これは、実に社会システムの発展史上における脱皮現象だったわけであります』

 そうして、そこでは、

 『必然的にそれまでの価値基準としての、権威をささえてきておりました神さまは、この新段階ににいたって、より普遍性をもった内容のものと取りかえなければなりませんでした。換言いたしますと、そこではなんらかの意味におきまして、いわゆる宗教革命をともなうことになっていく

のであります。

 そのようにして、社会システムの発展史というものは、社会システムの制御パターンの発展史、ナなわち、管理体制の変革的な脱皮の歴史でもあったことが理解できるのであります。

 したがいまして、古代、中世、近代にいたる社会システム上の脱皮過程というものは、これを巨視的に眺めてみますと、大要、以上のように理解していくことが可能になるのであります。

 具体的に申しますと、キリスト教とか、仏教とかの創唱的な大宗教活動におきましても、社会システム上における制御的な役割というものは、以上の解釈で、そんなに大きな見当違いを犯していることはない、と思っているのであります。

 ただ、ここで注目しておいていただきたいことは、近代社会の役割、すなわち、実質はともかくとして、一応、△主権在民▽をかかげて出現した<近代デモクラシー▽の社会におきましては、神観念の代行者的な役割を果たしていくための△人権思想▽とか、△人民主権思想▽とかを別にして考えますと、それまでの長い人類の社会システム史に強度の役割を発祥してきました、

アブソリューティズム(絶対制)としての神観念というものは、ふたたびその社会システム史的な意味を表わすことは、おそらくなろうと思います。周知のように今日では、<富の生産のた、あるいは、ある種の思想(イデオロギー)とかの権威が、それに代わっているのであります。しかも、

七〇年代の現時点におきましては、この△神観念的代行物▽の制御能力もまた、急速に薄れかけていることはご承知のところであります』

 つまりカミーホトケという″絶対的なもの″もまた、社会システムにおける制御のパターンのひとつであったのであり、いうなればJHホルモンであり、そういう意味では、警察権力や行政施策とそんなに変るものではなかったということである。したがって、ある時期において、それらの宗教は、△人指思想▽とか、△人民主権思想▽にとってかわられてしまった。脱皮した社会システムに無用のものになってしまったのである。けれども、その敗北と時代の流れを察知できない宗教人たちは、もう現代に通用しない古い思想を現代的に装飾して、現代科学の行きづまりの間隙を突いて「第三の文明」というようなものを創造すると号したが、それも、富の生産のためだとか、<大衆のため▽だとか、あるいは、ある種の思想(イデオロギー)とかの新しい権威の前には、当然、無力であり、そのために、それらの宗教団体は、宗教を捨てて。政治活動″に転換(変革)せざるを得なくなってしまった。(それもまたひとつの脱皮であろう。呵々)

 第三の文明を創造するといってたちあがった新しい宗教団体が、結局は、政治活動にその大半のエネルギーを向けざるを得なかったという事実は(それはもはや宗教団体ではない)、まさしく市川教授が指摘されている通り、従来の、カミーホトケというものを礼拝し、ごりやくをほい宗教が、もはや現代の社会システムに適応しなくなってしまっているというちは、そういう存在を無意識のうちに求めながらも、やむを得ず、そういう宗教に憩いを求めるか、もしくは絶望して、宗教というものから遠くはなれてしまっている。

 しかし、それはそれとして、一九七〇年代の今日、神観念にとってかわった〈富の生産のため▽だとか、△民衆のため▽だとか、あるいはある種のイデオロギーだとかの「神観念的代行物」もまた、ナでに、その権威を急速に失いつつあることは、もはや「ご承知のところ」であろ

『さて、話をふたたび図8のところに戻しましょう。さきほども少し言及したのでありますが、神観念的な、アブソリューティズムの代替物で、その社会システム史における制御パターンの役割を、かろうじて遂行させてきました近代のデモクラシーにおきましても、前述のように、新しい限界が出現してきましたことは、今日だれも否定することはできなくなっていると思いす。

 すなわち、社会的な生産出力のひとつの頂点を象徴ナるアメリカの宇宙計画では、人間の乗ったロケットが地球と月の間を無事に往復することができました。けれども、ひとたび地上の人間の世界に目を転じますときには、公害という名の<環境汚染▽を頂点として、幾多の世紀末的な混乱はとどまるところがありません。しかも、△大衆デモクラシー▽として出発しましたはずの、近代の政治形態のなかでは、意味の大半を失いかけた△形式的な多数決原理▽なるものが、いよいよ自己運動的にのたうちまわっているように思われるのであります。

 -‐このようにして、人類の社会システム史を、過去一万年のあいだつらぬいてきました制御パターンのアブソリューティズムというものは、いっきょに消滅する段階が訪れたものとみなくてはなりますまい。このことは近代自然科学と、そのバックーアップのもとに巨大化してきました、現代工業技術の、社会システム上におけるウェイトの必然的な結果としてあらわされてきたものでありましょう』

 さて、それで、結論はどうであろうか?

 『以上を、前述の昆虫発生史に対応をつけていいますと、人類の社会システム史は、いわゆる小変革としての脱皮の段階を通り越してしまって、いまやサナギ化の段階としての、空前の解体段階に突入しているらしいことを意味していると思います』

 いまや、まさに、人類は、皮をひんめくると、なかから青ぐろい液がビュツと吹き出す、あのサナギの解体状態とおなじ状態になってしまっているというのである。

 『端的に申しますと、今日の段階における社会システムというものは、おそらくそういう状態のなかに投げこまれているようであります。だといたしますと、人類史における完全変態的な、再構成的な救済方法を考えなければならない。でなければ、現代史は解体しっぱなしの状態にはいって、やがて糾添紗むかえてしまうのじやないかと思います。

 考えてみますと、脱皮に該当する小変革にすら、うまく通過することができなかったために、

完全に消滅してしまった古代文明は、ナイル河畔、中近東、あるいはユカタン半島などを調べてゆけば、けっして少ない数ではございません。いわんや、解体の深度と、変革の規模の大きさから考えまして、人類史上における現段階の危険度というものは、当然のことながら、なみたいて

いのものではありまナまい』

 では、いったい、人類はどうなるのか?

 解体しっぱなしで、ドロドロの液体状態の混乱のなかで、ホモーサピエンスは絶滅してゆくのか? 市川亀久弥先生はどのような予測をなされるか?

つまり、大なり小なり戦争や、搾取や、ライバル意識などにふりまわされてきたこれまでの、ホモーサピエッス的段階の延長線上における脱皮なのではなく、社会システム史における完全変態を確立したあとの、いわば△超人類史的段階▽への移行の可能性が訪れているのであります』

『以上の私見にたいした誤りがなかったとしますならば、おそらく、人類史におけるつぎの段階。は、アブッリューティズムという名の、有効性が保たれていた幼虫的段階から、羽根や管形口器の獲得に該当する、まったく新しい人類史的段階への脱出が待ちかまえていることになりまナ。

                   おお、これぞ、ティヤールードーシャルダン神父がぜったい信じて疑わなかった超・ヒト、ジョルジューオリヴィエ教授が予測するホモーエクセレンスが現実に生きる超人類社会CSociety of state homo saPience)の実現である。なんとすばらしいことではないか。みにくいサナギも蝶になる。にんげんばんざい、ホモーサピエンスぽんぽんざあい!

 ちょ、ちょ、ちょっと待ってもらいたい。そんなところでおどっていては困るんだ。少々、はやすぎる。そうはいかないんだなあ、これが。

 そのあとにつづく市川先生のコトバがたいへんきびしいのだ。

『しかし、それは、単なる可能性が残されている、というに過ぎないのでありまして、サナギ化の解体段階で、完全にその命脈を終わってしまう可能性のほうがより高いのかもしれません。その心配の種と申しますもりは、従来の、社会システム上の変革段階にくらべて、解体の深度がひじよう把大きいことです。したがってまた、この解体過程のなかにもちこまれる試行錯誤の過程にあらわれてくる、社会的なエントロピー(熱力学上の抽象的な量の単位)の増大化(無秩序化)には、予断を許さないものがあると考えなくてはなりますまい。

 つまり、現代の巨大化された機械文明というものは、ひとたび収拾のつかない状態におちいってしまったら、。あんがいにもろいことが予想できるわけであります』(引用文中の傍点は著考)

 で、では、ヤッパリダメナンデショウカ?

 なんだい、急にショゲてしまったじやないか。

 いや、そうでもないのだ。

 ここに、さすがの市川亀久弥先生もお気がっかなんだすばらしいシステムがひとつあるのだな。市川先生は、せっかくいいところまで肉迫しながら、まったくの専円ちがいのために惜しくもお気がつかれなんだ超人類社会創造のための唯一のシステムがここにあるのだ。

 地を這うみにくいイモムシが、一転してサナギとなり、つづいて春の中空を花から花へうららかに飛び交う、羽翼のいろもあざやかな蝶へと変身してしまう、すばらしい技術とシステムが、ここにある。

 サナギはかならず蝶になるのだ。

ヒトにおける解体と変身

 拙著「変身の原理」において、私は、湯川秀樹博士の文章を引用し、ひとつの道に秀でたすぐ

れた才能は、べつの世界においてもおなじようにすぐれた才能を発揮するのであろうという意味の讃辞を、この偉大な科学者に呈したのであったが、いままた、この本で、それとまったくおな

じことばを、湯川氏のお弟子である市川亀久弥氏に呈さなければならないことになったということは、これはいったいどういう因縁というものであろうか。

 「変身の原理」で、私はこのように述べた。

 『両極端は一致するというけれども、ひとつの世界をきわめた知性はまったくべつな世界にたい

しても、凡人のおよばぬ洞察をなすものなのであろうか。

 私は、つぎに述べるような湯川秀樹博士の文章を目にしたとき、思わずわが目を疑うほどのおどろきを感じたものである。湯川氏は科学について述べておられるのであるけれども、私には、

それがそのまま(密教)について語っているのではないかと思われるものであったのだ』

 この文章とまったくおなじ言葉を、私は、ふたたび、この本で、今度は、市川亀久弥氏の、

「等価変換展開理論」の、サナギの変態脱皮論にたいしてささげなければならなくなったのである。

 

 なぜならば、市川氏が説くこの理論のなかの、昆虫の脱皮過程における発展のメカニズムこそ、そっくりそのまま、’密教の持つ、超能力開発・変身の技術のシステムだったのである。

 「破局からの創造J55頁で、氏は、このように述べておられる。

 『i以上の脱皮過程における発展のメカニズムは、もう少しくわしくみると、どのような内容

になっているのでありましょうか。現代発生学上の記述を総合いたしますと、およそ、その概要

は図6のごときものとなっているのであります。

 すなわち、すでにふれてまいりましたように、昆虫の体内では、幼虫的特徴の維持や、サナギ化の開始などが、二種類の内分沁ホルモン、すなわちJHとPGHの両ホルモンの活性レベルや、その時間的な交換によってコントロールされているものでありました。このホルモン制御のメカニズムは、その生生小変革過程としての、脱皮の出現過程のなかにもあてはまるのでありま』(傍点は著者)

 文中の、″このホルモン制御のメカニズム″は、そのまま、密教のヒト改造の超技術に ″あてはまる″のである。

 いや、この″ホルモン制御のメカニズム″こそ、密教の秘密技術の根幹となるものだったのである。

 

 密教は、五〇〇〇年ものむかしに、この″等価変換展開理論″という現代のすぐれた科学者が提唱する創造理論をナでに技術化して、その体系のなかにとり入れてしまっていたのである。

 いったい、いかなるすぐれた叡智がそれをなしとげていたというのであろうか?

 前の頁で、私は、ながながと市川教授の文章を引用させていただいたが、それはこのことを説明したいためだったのである。もちろん、それだけのことではなく、人類史における各変革段階を、それは生産出力の増大とそれに対応する社会システムの制御パターンの変革にほかならないとする今日的な視点に立ったとらえかた、そして、現代文明の危機こそ、まさに、この、生産出力の飛躍に対応する社会システムの制御パターンの行きづまりであるという明快かっすぐれた論旨も知っておいていただかねばならぬ必要もあったからであるが、最大の理由は、密教のメカニズムと近代創造理論の関連について説明したかったからである。

 市川氏は、すでに前に引用した文章のなかでこう述べておられる(320頁参照)。

 『この幼虫のからだのなかには、それまでの幼虫独自の形態、つまり、あのイモ虫状形態を維持するために分秘されていたホルモン(幼弱ホルモンと命名されているホルモン)が急速に減少していく段階が訪れてくるのであります。(中略)、ところ、この前サナギ段階を含めましたサナギ段階と申しますところは、虫体の内部におきましては、空前の大変革がまき起こっている時期なのであります。すなわち、前述の幼弱ホルモン(JH)の分泌レベルが落ちて前胸腺ホルモン(PGH)の分泌が高まってまいりますと、それまでの特有な幼虫の形態は、急速に細胞レベルにまで解体化を開始していくのであります。(中略)』

 そうして、「それまでの生理個体の過去の蓄積を土台として、これを未来に向かって質的にレベルアップしていく」という進化の階段をのぼっていくわけである。

 これが、そのまま、密教の特殊技術なのだ。

 ヨーガは、訓練によっそヒトに超能力をあたえる。それは、それまでのヒトを一変させる。まったくべっなヒトに変えてしまう。ときにはヒト以上の存在にさせてしまうことも稀れではな

い。いうなればヒトにおける″変革″″脱皮″である。

 変革と脱皮についての市川教授の理論を聞こう(破局からの創造53?54頁)。

 『たとえば、不完全変態の昆虫と申しますものは、大局的にいいますと、以上にとりあげました

等価変換展開を、段階状展開とでもいうべき、ステップーバイーステップ方式によって、小出しにして、所定の変革を実現しているのであります。いな、劇的変換をみせている完全変態の昆虫といえども、一度にかかる発生過程上の新段階を実現したわけでは尨く、おそらく不完全変態の

段階を、ある過去の時代に通過しているものであることはいうまでもないと思います。

 つまり、以上を大川的に巾しますと、に比虫進化史の過程にあらわれた仙体発生史における創造的展開は、はじめの段階において、小出しの変革過程をくり返しているうちに、ある特定の種の祖先のなかに、最後の小変革段階である聊ヤの段階を、徹底した大変革のパターン(完全変態)に移行せしめていったものらしいのであります。(中略)           ゜

 さて、大要前述のようなプロセスによりまして、~完全変態の昆虫におきましても、サナギ化にはいるまでの段階で経験ナるところの小変革は、いったいどういう形態をとって実現しているものでありましょうか。これが周知の〈脱皮▽といわれている段階にほかならないのであります。

 川知のように昆虫の幼虫は、ナベて、この脱皮と名づけられる段階的な△皮ぬぎ作業▽を、お

のおのの成長段階に応じて周期的にくり返し、その最終段階にはいって羽化とよばれております

ところの、羽根開きの段階にはいっていくのでありまナ。これは、不完全変態の昆虫、完全変態

の昆虫にかかわらず、一様にたどる経過なのであります』

 私か、古代ヨーガの技術をとり入れ、真言密教の理論にもとづき、開発編成した超能力開発の

トレーニッグーシステムは、ヒトに八回の脱皮をさせ、九回目に羽化せしめる。市川理論の表現

をかりれば、八回の小変革的段階を経て、九回目に徹底した大変革のパターン(完全変態)を完

成させるということである。

 カイユは、四回脱皮して、五回目にはサナギに変身、六回目には羽化して空に舞いあがる。私

の密教システムは、八たび変身、九回目には大超能力者となって物質世界を飛び越える。三次元

世界から四次元世界への飛翔である。それは、みにくい、不気味なかたちをしたサナギやイモム

シを、一夜にして可憐な蝶に変身させ、中空たかく舞いあがらせてしまう、奇跡としか思えない

驚異のメカニズムと、おなじ原理の上に立っているのである。

第一の発見―-オタマジャクシはいつカエルになるか

 ひらひらと花から花へ、いみじくも詩人のルナールが恋文の配達人とうたった可憐な胡蝶の舞

いナがたにじっと見とれているひとにむかって、あれは、あのオソ毛をふるう毛虫やイモムシ、

サナギが変化してああなったのであって、つい昨日までは地面をみにくく這いまわるいやらしい

虫けらだったのだと説明しても、自然のメカニズムを知らないひとだったら、おそらくぜったい

に信じようとはしないだろう。とほうもないウソをつくひとだというのではあるまいか。それは

たしかに、それももっともだと思われるほどのおどろくべき変化である。

 けれども、いまは、そんなことくらいだれでも知っており、今さらだれひとりおどろこうとす

るものなどいやしない。ごくあたりまえの常識になってしまっている。

 だがI、

 

 ここに、いたって平凡な人間が、突然、非凡な能力を身につけて、想像を絶する偉大な力を発

抑しはじめる、いうならば、地を這う虫が突然空に舞いあがるような変化を起こナ不思議な技術があるといったら、ひとはまったく信じようとしないであろう。強いて強調すれば、頭のくるった諮人安恕狂、うさんくさいパッタリ屋の大山師とでもいうであろう。あるいは、、この両者はともに、自然があたえた″進化のメカニズム″を使って変身しているのだ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2=社会における解体と変身  2 = Dismantling and transformation in society

 

 

2=社会における解体と変身

《破局からの創造》理論

現代創造理論の世界的権威とされる市川亀久弥教授は、著作「破局からの創造」において、破滅に真面した現代文明の危機につき、つぎのように述べておられる。

 ″社会システムの変遷パターン″という項で、氏は、まず初めに、ヒトの生産能力のおそるべき増大を論ずる。

 すなわち、ヒトの歴史において、今から一千万年、ないし一万年くらい前までは、ヒトの生産出力は、だいたい八分の一馬力、ないしI〇分の一馬力くらいであった。もっとも単純な人力時代だったわけである。

 ところが、一万年前くらいになると、古代国家が誕生することになり、大型動物の飼い馴らしがはじまって、これを動力として活用することになり、これが、一馬力、すなわち馬一頭分の出力数の段階に入る。

 それがしばらくっづいて、数百年くらい前の段階になると、機械が発明される。そして、千馬力というような、当時の動力源としては面期的な規模に立つスチームーエンジン(蒸気機関)が出現する。

 これが、現代の原子力時代にひきつがれてくるわけなのだが、いきなり原子力の力にふれる前に、たとえば、先年のアポロ11号を飛ばせたサターン5型ロケットの出力をとりあげてみると、なんとこれは、一億六千万馬力という想像を絶した馬力数なのである。この値は、いまから百年くらい前の段階とくらべて考えてみても、一基あたりの馬力数が、約二八万倍になっている。さらにさかのぼって、ネアンデルタール人の生きておったあたりから、古代国家が誕生して最盛期になるあたり(奴隷労働社会)にまでさかのぼって比較すると、実に二八億倍ということになる。

 つぎに、スピードの増加による運動エネルギーの増加の度合を考えてみると、いま、ヒトは、

ようやくI〇〇メートルをI〇秒フラットくらいで走っている。だから、ち・ようど一秒間に一〇メートルの速度で走っているわけだ。ところでいまさきに述べた宇宙ロケットが地球引力圏から月に向かって発進したときの速度は、秒速一一・ニキロということであるから、だいたい、ヒトの1000倍である。スピードが}○○○倍ということであれば、運動予不ルギーの増加分は、運動の方程式により、VV 1Amv2であるから}合飛倍、ナなわち百万倍ということになるわけである。

 このように、人類史において社会システムが駆使する動力予不ルギーの増大傾向は、過去から現代に接近すればするほど、急角度に増大しているのであるが、それでは、こういう動カエネルギーの増大に対して、それをうけいれているところの社会機構、社会体制というものはいったいどのような変化をしているかというと、それは、つぎのように変わってきている。

 原始家族共同体―氏族社会-古代社会・国家の誕生II神聖王朝その他の封建体制-現代・民主的近代体制、という変遷である』

 市川氏は、この変遷を、それぞれの社会的出力規模(生産力)に対応した制御パターンの変化にほかならないと断定する。

 氏は、大阪大学の石谷清幹教授の発見した技術の一般法則「一定の技術装置には、その技術装置を成立させている方式に対応した最適の出力規模がある」という、規模(量的内容)に対応するシステム原理(方式)の基本法則が、そっくりそのまま、社会と、社会が持つようになった生産出力との関係に適用されるのだと説く。〃最適の出力規模″をけるかに超えた千不ルギーはその技術装置を破壊してしまう。

 つまり、ヒトが持つ動力エネルギーの規模に応じて、それを受けいれる社会体制もまた、それに相応した規模の制御パターンを持だなければならない、ということである。実際の歴史をしらべてみても、昆虫の成長過程にあらわれてくる″脱皮現象″と全く同じように、その規模の段階に対応して社会変革がなしとげられているのであって、それが今日までの人類史にあらわれてき

ている政治革命とか宗教革命というものなのだと市川氏は論断する。

 もしも、動カエネルギー(生産)の規模と、これに対応する社会の制御パターンが適応しないと、それは破滅へ暴走することになる。

 『具体的な実例についで考えてまいりますと、一国の行政が、生産力の規模と質的内容に対応できなくなってきますと、行政施策は当然のことながら、後手、後手ということになっていくわけであります。こういう社会システム制御の障害が、適当な時期までに回復しなかった場合は、当然の結果として、その社会システムは、収拾のできない暴走状態に突入してしまうことになりまナ。高度工業社会の巨大な生産力の一頂点にまで登りつめてまいりました段階のわが国におきましては、率直にいって、すでに、暴走状態の第一段階は始まっていることを、思わしめるものがあります。すでに公害という名の自家中毒的なシステム破壊と、社会的な連帯意識、共通の価値観としてのモラルの急速な崩壊がまき起こっている反面、物の生産と、その物を生産ナるためのシステムのみが、いよいよとび離れて巨大化の一途をたどっております現状は、否定することはできないと思います。もとより、これは、単にわが国のみに顕在化してきた兆候ではなく、大なり、小なり、アメリカやソ連などをはじめとして、およそ今日高度工業社会のなかに急速に顕在化しつっある傾向であると思います』

 つまり、現在の人類が持っているところの社会体制、制御パターンは、たかだか数十万馬力程度の規模の生産出力に対応するものでしかなく、億単位の規模の莫大なエネルギーを制御することなどまったく思いもよらぬことだということである。ましてや、もう現実化しつつある原子力iエネルギーの制御ということになると、これに対応する社会体制というものは、いったいどのよ

うなパターンを持つものなのか。人類はどのような変化をしたなら、そういう高度のパターンを持つことができるようになるのか? 市川氏はかつての人類がおこなってきた程度の適応変化ではとうてい追いつくものではなく、もし、その変化に失敗したならば、人類は絶滅してしまうであろう、と、昆虫の完全変態のパターンを例にあげて、つぎのように論ずる。

 『かつての人類の変革を見てみると、ひと言でいうなら、それぞれの時代における制御パターンの変遷史というものは、前段階のパターンがゆきづまって、十分な制御能力を喪失し、入れかわってあらたな、より発展段階の高い制御パターンが模索されてきたものなのであります。もとより、無から有がこつ然として出現してくることはありません。したがって、それはあくまでそれまでの、歴史的な経験の土台の上に再構成されてきたものであります。つまり、前段階までの、制御パターンの変換再構成なのであります。……人類は生理的に天賦の道具であった手足を動かして、生産を実現していた原始家族共同体の時代から、自然石の適当なものを手ににぎって、これに人工的な道具としての役割を付与する、いわゆる旧石器時代にはいっていくのであります。このようにして、以後、引き続いてまいります道具の変遷史は、同時に社会的な生産出力の増大と、また、これに関連した社会形態史上の変遷が対応していくことになっていくのであります。

 およそ歴史的な発展というものは、前段階的状態があるところまで解体し、これにあらだなる能動的要求が加わりまして、それが新しい段階のもっべきイメージに向かって変換再構成されていくものであります。

 ご承知のように、われわれのからだの中心部は骨でできております。ナなわち、内骨格なのであります。ところが、この骨というものは、子どものときには、おとなの何分のI、というくらいの短いものであります。しかし、かたい非可塑的な物質でできております骨格が、その成長段階に応じて、大きさを自由に伸ばしていくということは、いったいどういうプロセスをもって実現しているものなのでしようか。骨は炭酸カルシウムと、燐酸カルシウムとが七〇パーセントくらいも含まれている固体なのであります。このままではたとえば、直径一センチの骨は、三センチの太さの骨になれるはずがございません。これは、実のところ、内側の骨が徐々に分解させら

れる一方、外側の骨がしだいに形成されるというメカニズム、つまり△造骨機能▽と、△解骨機能▽の適当な組み合わせによって達成しているわけであります。

 ところで、骨格の成長過程のような、単なる量的拡大の歴史的発展の場合は、造骨、解骨の両機能が、同一の時目的空目的条件のなかで、連続的な経過をたどって目的を達成することができます。しかしながら、単に量の展開にとどまらずに、質の変革をともなうような歴史的な発展に

おきましては、どうしても、解体と、再構成作業(再構築作業)とが、同一の時間的経過のなかで共存していくわけにはまいりません。必然的に、なんらかの形における解体作業が先行している

段階、すなわち適当な段階におきまして、あらたな観点に立った再構成的作業をおし進めていくよりほかに、方法はないわけであります』

319-社会における解体と変身

 

 

2 = Dismantling and transformation in society

“Creation from catastrophe” theory

Professor Kikuya Ichikawa, who is regarded as a world authority on modern creative theory, describes in his book “Creation from Catastrophe” about the crisis of modern civilization seriously facing ruin.

In the section “Transitional Patterns of Social Systems”, he first discusses the tremendous increase in human production capacity.

That is, in human history, from now to about 10 million to 10,000 years ago, human production output was about one-eighth horsepower or one-third horsepower. It was the simplest human-powered era.

However, about 10,000 years ago, an ancient nation was born, and the tame of large animals began, and this was used as power, which is one horsepower, that is, the number of outputs for one horse. Enter the stage of.

The machine was invented when it continued for a while and reached the stage several hundred years ago. Then, a steam engine (steam engine), which stands on an epoch-making scale as a power source at that time, such as 1,000 horsepower, will appear.

This is what is drawn into the modern nuclear era, but before suddenly touching the power of nuclear power, for example, if you take up the output of the Saturn V rocket that flew Apollo 11 last year, this is what Is an unimaginable number of horsepower of 160 million horsepower. Even if you think about this value compared to the stage about 100 years ago, the number of horsepower per unit is about 280,000 times. Going back further, from the time when the Neanderthals lived to the time when the ancient nation was born and reached its peak (slave labor society), it is actually 280 million times.

Next, considering the degree of increase in kinetic energy due to the increase in speed, humans are now

Finally, I’m running IOO meters flat for IOO seconds. That’s why I’m running at a speed of 10 meters per second. By the way, the speed of the space rocket mentioned earlier when it launches from the Earth’s gravitational sphere toward the moon is 11 to 2 km per second, which is about 1000 times that of humans. If the speed is} ○○○ times, the increase in the motion pre-empty ruggie is VV 1 Amv2 according to the equation of motion}. ..

In this way, the increasing tendency of the power prediction and unpredictability that the social system makes full use of in human history is increasing at a steeper angle as it approaches the present from the past, but then, such an increase in dynamic energy. On the other hand, what kind of changes are being made to the social institutions and systems that are receiving it? They are changing as follows.

Primitive family community-clan society-ancient society / birth of a nation II Holy dynasty and other feudal systems-modern / democratic modern system. ”

Mr. Ichikawa concludes that this transition is nothing but a change in the control pattern corresponding to each social output scale (productivity).

He said that the general rule of technology discovered by Professor Seikan Ishigai of Osaka University is that “a certain technical device has an optimum output scale corresponding to the method that establishes the technical device” (quantitative). It is explained that the basic rules of the system principle (method) corresponding to the content) are applied to the relationship between the society and the production output that the society has come to have. A thousand rubies that exceed the “optimal output scale” will destroy the technical equipment.

In other words, depending on the scale of motive energy possessed by humans, the social system that accepts it must also have a control pattern of the scale corresponding to it. Even if we look at the actual history, just like the “molting phenomenon” that appears in the growth process of insects, social change has been achieved according to the stage of its scale, and that is to this day. Has appeared in human history

Mr. Ichikawa argues that it is a political revolution or a religious revolution.

If the scale of dynamic energy (production) and the corresponding social control pattern do not adapt, it will run wild to ruin.

“If we think about concrete examples, when the administration of one country becomes unable to respond to the scale and qualitative content of productivity, the administrative measures will, of course, be behind and behind. That is to say. If these obstacles to social system control are not recovered by an appropriate time, the natural result is that the social system will enter an unmanageable runaway state. In Japan, which has climbed to the top of the huge productivity of a highly industrialized society, frankly, there is something that makes us think that the first stage of the runaway state has already begun. While self-addictive system destruction called pollution, social solidarity, and rapid collapse of morals as common values ​​are already occurring, the production of things and the production of those things I think we cannot deny the fact that only the system is finally becoming huge and far away. Of course, this is not just a sign that it has become apparent only in Japan, but it seems that it is becoming more and more rapidly becoming apparent in the highly industrialized society today, including the United States and the Soviet Union. Masu ”

In other words, the social system and control patterns that human beings currently have are only compatible with production output on the scale of hundreds of thousands of horsepower, and control enormous energy on the scale of 100 million units. It’s completely unexpected. Moreover, when it comes to the control of nuclear i-energy, which is already becoming a reality, what kind of social system corresponds to this?

Does it have such a pattern? What kind of changes will humankind be able to have such a high degree of pattern? Mr. Ichikawa said that the adaptive changes that human beings once made cannot catch up with them, and if the changes fail, human beings will become extinct. Taking an example, we argue as follows.

“Looking at the changes of humankind in the past, in a nutshell, the history of the transition of control patterns in each era is replaced by the patterns of the previous stage, which have lost sufficient control ability. A new, higher-stage control pattern has been sought. Of course, nothing comes out of nothing. Therefore, it has been reconstructed on the basis of historical experience. In other words, it is the conversion and reconstruction of the control pattern up to the previous stage. …… Since the era of the primitive family community, where human beings have realized production by moving their limbs, which were physiologically natural tools, they have picked up suitable natural stones and used them as artificial tools. We are going into the so-called Paleolithic era, which gives the role of. In this way, the history of changes in tools that will continue thereafter will correspond to the increase in social production output and the related changes in the history of social forms. ..

Approximately historical development is something that is dismantled to the point where there is a pre-stage state, and with the addition of new active demands, it is transformed and reconstructed toward the desired image of a new stage. Is.

As you know, the center of our body is made of bones. That is, it is the endoskeleton. However, when you are a child, this bone is as short as I, which is a fraction of an adult. However, what kind of process is it used to realize that the skeleton, which is made of a hard non-plastic substance, freely grows in size according to its growth stage? Bone is a solid that contains about 70% of calcium carbonate and calcium phosphate. At this rate, for example, a bone with a diameter of 1 cm cannot become a bone with a thickness of 3 cm. This is, in fact, the gradual breakdown of the inner bone

On the other hand, it is achieved by the mechanism that the outer bone is gradually formed, that is, the appropriate combination of △ bone-forming function ▽ and △ bone-resolving function ▽.

By the way, in the case of the historical development of mere quantitative expansion such as the growth process of the skeleton, both the functions of bone formation and bone demolition follow a continuous course under the same spatiotemporal purpose condition. You can achieve your goal. However, it is not just a quantity development, but a historic development that involves a change in quality.

Therefore, dismantling and reconstruction work (reconstruction work) cannot coexist in the same time lapse. Inevitably, some form of dismantling work precedes

There is no other way but to proceed with the reconstruction work from a new perspective at the stage, that is, at the appropriate stage. ”

319-Dismantling and transformation in society

 

 

 

近未来  人間は自然と一体化する!?次世代を「魔法の世紀」と呼ぶ奇才、落合陽一氏が語る未来像とは!

United Gratitude Filmsは、
株式会社グローバルネットワークホールディングスの一事業として活動しています!

今回は動画の最後に
Youtuberのハヤトさんに動画を一部提供してもらいました!
是非、ハヤトさんのかっこいい編集と海外ブログをご覧になって下さい♪
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– ハヤトのビログ –
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落合陽一氏のウェブサイトも是非チェックしてください!
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動画では紹介できなかった、刺激的な落合氏のアートも見る価値無限大です♪
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エンディング曲 “I’m So”
作曲 : Andrew Applepie
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Web : http://www.andrewapplepie.com
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