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自殺、他殺、事故死のいずれかに遭うという「横変死の因縁」。心がけの善い悪いにかかわら ず、刑事事件を起こして刑務所につながれる「刑獄の因縁」。恩を受けた人(主人、師、上長、取 引先 先輩など)をだましたり、傷つけたり、とにかく相手になにかしら損害を与えるという 「逆恩の因縁」。この逆の因縁の場合、性格としては、恩を仇で返すというようなものと反対に、 心に恩義に報いようとする心がけを持っていて、そのように努力をしながら、かえって結果的 には、その恩義を仇にして返すようなことになってしまうことがよくあります。だいたい、自分 にとって恩義のある人というのは、自分に好意を持ち、あるいは信用して、自分を引き立て、力 になってくれる人です。 こういう相手に、無意識とはいえそういう損害を与えたり、背いたりす るということは、自分で自分の手足をもぐことです。 自分の有力な味方を失うことになります。 そこで孤立無援となって、人生の失敗者となってゆきます。

また、肉親の者同士、血縁者同士が、互いに運気生命力を損ねあい、傷つけあって分散して ゆく「肉親血縁相剋の因縁」。

そういった因縁に苦しみます。

また、餓鬼界の境界では、次のような因縁に苦しみます。

必ず癌になるという「癌の因縁」。家の運気が次第に衰えてきている家系に生まれるという「家運衰退の因縁」。 これは、実力がありながら、妙にめぐり合わせが悪く、ウダツが上がらず、

年を取るほど運気が衰え、生活が悪くなっていくというものです。

そして、この因縁から出てくるのが、なにをやっても、一応、七、八分通りまでは順調に進む が、あともう一、二分というところで必ずダメになる、決して実らないという「中途挫折の因 縁」などです。

畜生界の境界に生まれると、次のような因縁に苦しみます。

目がつぶれて失明したり、手足を断つ、というように、肉体に障害を受ける「肉体障害の因 「縁」。つまり、けがの因縁で苦しみます。 また、精神病や頭部のけが、 または脳溢血、脳軟化症 等の病気で苦しむ、あるいは程度の軽い因縁の人は年中、頭痛、肩こり、不眠症などに悩まされ る「脳障害の因縁」などです。

これらの因縁についての詳細は、『人はどんな因縁を持つか」をお読みください。

地獄界に堕ちた人たちのありさまは、わたくしが霊視した結果の一部を著書 『守護神を持て」 や 『輪廻転生瞑想法I』(ともに平河出版社)などで紹介しましたが、餓鬼界では、飢えや渇きに 苦しみます。 同時に浮浪霊となってこの世をさまよっている餓鬼もおります。

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