UA-135459055-1

Mac

七つのシステム、三十七の道標が、静かにその扉を開こうとしていた。

雨が、静かに石畳を打っていた。
薄暗い書庫の奥で、老師は一冊の古い経典を閉じ、ゆっくりと顔を上げた。
「大乗経典は、新皮質脳の経典。阿含経は、間脳開発の経典です」
その言葉に、青年は思わず身を乗り出した。
「では……これまでの宗教は、何をしていたのですか?」
老師は、しばし沈黙した。
「ほとんどが、方向を誤っていたのです」
静かな声だったが、その響きは鋭かった。
「多くは理論に訴え、思想に訴え、言葉に訴えた。新皮質が納得する“教え”を整えた。しかし、それは第三の目を開くどころか、霊性の場を圧縮する方向へと働いてしまった」
青年の胸に、不安が広がる。
「しかし、開祖たちは違ったのでは?」
「その通りです」
老師の目が、かすかに光った。
「すぐれた宗教の開祖は、みな高い霊性の輝きを持っていた。その光は、理論ではなく“力”だった。人の間脳を震わせ、霊性の場を開く波動だった」
だが、と老師は続ける。
「弟子たちは、それを新皮質で理解できる形に変えてしまった。力の宗教を、教えの宗教に変えてしまったのです」
外で雷が遠く鳴った。
青年は問いかける。
「では、霊性を開発するには?」
「方法です」
老師は即答した。
「教義ではない。理論ではない。技法、技術――再現可能な方法でなければならない」
書架の奥から、一冊の経巻が取り出される。
「最もすぐれた宗教である、ゴータマ・ブッダ の仏教でさえ、その本質は見失われました」
「阿含経……」
青年がつぶやく。
「そうです。仏教経典は数えきれぬほどあります。しかし、実際にシャカが説いたとされる最古層の教えを伝えるのは、阿含経だけです」
老師は静かに続ける。
「たとえば 法華経 や 阿弥陀経 など、大乗経典は後代に成立したものです。思想としては壮大であり、救済の理想も崇高です。しかし、それは“教え”として体系化されたものです」
青年は戸惑いながらも問う。
「では、阿含経にある“方法”とは?」
老師は、経巻を開いた。
「七科三十七道品――あるいは三十七菩提分法」
部屋の空気が張りつめる。
「七つのシステム、三十七種のカリキュラム。これは理論ではありません。実践の体系です。霊性の場を開き、人が覚者へと至るための具体的手順です」
青年の鼓動が速くなる。
「成仏法……」
「そう。シャカ自身がこの方法によって覚醒し、弟子たちに伝えた」
雨音が次第に弱まっていく。
「人類は長いあいだ、教えを積み上げてきました。だが方法を忘れた。だから霊性は衰えた」
老師の声は、深く、しかし温かかった。
「もし七科三十七道品が再び実践されるなら、失われた均衡は取り戻せるかもしれない」
青年は経巻に手を触れる。
そこには、理論ではなく、道があった。
言葉ではなく、歩むべき技法があった。
雷雲の切れ間から、わずかな月光が差し込む。
その光は、まるで新皮質の思考を越えて、間脳の奥に触れるようだった。
「これだけが……ほんとうの仏法なのですか?」
老師は静かに答えた。
「少なくとも、覚者へ至る“方法”が明確に示されているのは、そこだけです」
青年は深く息を吸い込んだ。
理論の時代は終わりつつある。
これから始まるのは、実践の時代――
七つのシステム、三十七の道標が、静かにその扉を開こうとしていた。

七科三十七道品という“方法”が、再び息を吹き返すなら。

七科三十七道品という“方法”が、再び息を吹き返すなら。

 

 

 

 

 

夜の書斎には、重たい沈黙が落ちていた。
卓上のランプの光だけが、向かい合う二人の顔を淡く照らしている。
「この十年で急増した“四大悪因縁”は――生まれつきではない」
老師は、静かに言った。
「生まれてから、後天的に生じたものです。原因はひとつ。霊的世界と現象世界のバランスが、急激に崩れたことにあります」
Kは息をのんだ。
「それは……どういう意味ですか?」
「ホロンの原理で考えれば、よくわかります」
老師は、ゆっくりと語り始めた。
「かつて アーサー・ケストラー は、部分でありながら全体でもある存在を“ホロン”と呼びました。そして、それらが階層的に組み合わさる構造を“ホラーキー”と名づけたのです」
人体を例に取れば、細胞、組織、器官はそれぞれ独立しながらも、全体に奉仕している。だが、もし細胞が自己主張を強め、全体との調和を失えば――異常増殖、すなわち病が起きる。
「社会も同じです」
老師の声は、低く響いた。
「ヒト・ホラーキー、家庭ホラーキー、社会ホラーキー。それぞれが、霊的ホロンと現象的ホロンの二面で成り立っている。だが今、現象世界だけが極限まで肥大し、霊的ホロンが崩壊した」
Kの胸がざわめいた。
「それが……霊障?」
「そうです」
新皮質脳は発達し、合理性は極限に達した。だが、霊的世界を認識する器官――間脳の働きは失われた。
「人類は現象世界には君臨した。しかし、霊的世界には盲目となったのです」
沈黙が落ちた。
窓の外では、遠くの街灯が無機質に光っている。
「世界は、霊的世界と現象世界が共存している。だが階層が違う。だからこそ、間脳と新皮質という別々の器官が与えられていた。しかし……」
「片方が、失われた」
Kがつぶやいた。
「その結果、人は霊的世界を“無い”と言うようになった。感知する器官を失ったのだから、当然でしょう。しかしその無知が、霊性の欠如を生んだ」
老師は、ゆっくりと顔を上げた。
「これは、狂った状態です。理性と情緒が分断され、合理的思考と不合理な信念が共存する精神分裂的な慢性分離。霊性に根ざした叡智の欠如です」
Kは拳を握った。
「では……人間性を回復すればいいのでは?」
老師は、首を振った。
「人間性?」
その声音は、どこか悲しみを帯びていた。
「同一種を殺し続ける存在は、人間だけです。戦争は、人間の条件の中心的特徴ともいえる。人間性の回復などというのは、本質を知らぬ者の言葉です」
Kの背筋が冷える。
「では……どうすれば?」
老師は、はっきりと言った。
「人間性を捨てよ。霊性を取り戻せ」
その言葉は、刃のようだった。
「しかし皮肉なことに、霊性を説くべき宗教者さえ、霊を否定し、教義と理論に走っている」
Kは思い出した。
大乗経典の壮麗な思想。哲学的体系。宇宙論。
「それらはすべて、新皮質に訴えるものです」
老師は言った。
「もちろん尊い。しかし、間脳を開く“方法”は、そこにはない」
「方法……?」
「技法です。技術です。霊性は、理論では開かない」
やがて、老師は静かに言った。
「ぜひ読んでいただきたいのです。大震覚者――ゴータマ・ブッダ の直説を」
Kは目を見開いた。
「阿含経……」
「そうです。シャカが実際に説いた教えは、阿含経に記されたものだけです」
そして老師は、机の引き出しから一冊の古びた書物を取り出した。
「そこに記されているのが――七科三十七道品」
部屋の空気が変わった。
「七つのシステム、三十七種のカリキュラム。人が霊性を開発し、ブッダへと至る具体的修行法です」
Kの鼓動が速くなる。
「それが……成仏法」
「そうです。これは教義ではない。方法です。実践です。間脳の霊性の場を開くための体系です」
老師の目が、深い光を宿した。
「シャカ自身が、この方法によって覚醒した。そして弟子たちに伝えた。これこそが、ほんとうの仏法です」
窓の外に、夜明け前の薄明かりが差し込み始める。
世界は、まだ崩壊の縁にある。
ヒトも、家庭も、社会も、同時に揺らいでいる。
だが――
もし七科三十七道品という“方法”が、再び息を吹き返すなら。
霊的世界と現象世界のホラーキーは、再び均衡を取り戻すのではないか。
Kは、ゆっくりとその書物に手を伸ばした。
夜は、静かに終わろうとしていた。

ャン革命」と「秘密」の対・

のかはっきりわからない。霊的障害は、霊的能力を持たないとわからないのです」

「なるほど」

「そのようにして、ここ十年ほどのあいだに急速に生じてきた四大悪因縁の増加は、その大半が

生まれついての因縁によるものではなく、生まれてからのちに生じたものであることがわかってきた。では、その原因はなにか?

霊的世界と現象世界のバランスが急激にくずれたためです。これは、ホロンの原理で説明すると一番よくわかる。先生は、さきほどホロンの説明の中で、こうおっしゃいましたね?

『ケストラーは、ホロンが構成する階層構造に、『ホラーキー』という名称をあたえました。

そしてあるホラーキーが健全に機能するかどうかは、それを構成しているホロンの二面性が、よくバランスをたもっているかどうかによる、としました。

たとえば、人体ホラーキーは細胞内小器官、細胞、組織、器官など、さまざまなホロンで構成されていますが、そのうちたとえば、細胞ホロンの二面性のバランスがくずれ、細胞が異常に自己主張傾向を強めたりすると、そこで細胞の異常増殖がおこり、ガンなどの病気がおこる、というわけです」

このケストラーの理論道り、それぞれヒト・ホラーキー、家庭ホラーキー、社会ホラーキーが

あるわけです。そのそれぞれが、震内ホロンと、現象的ホロンの二面から成り立っている。それが健全に機能するためには、この両ホロンがよくバランスをたもっていなければならない。それが、ここにきて急激に別れたわけです。新皮質脳による現象世界の発達が極限に達し、霊的世界、 霊的ホロンの崩壊という現象が起きた。それがいま一挙にこの社会を襲ったのですね。原因はここにあったのです。これを、わたくしはかねてから、『霊障』というわかりやすい言葉でいっているわけです」

「なるほど。そうですか」

「いまあげた四つの悪い因縁の急増は、この『霊障」から生じたものなのです。このままでは行

「ふうむ」 きつくところは知れていますね。ヒーの崩壊から、家庭の崩壊、そしてこの世界の崩壊です。そしてこの三つは、同時進行なのです」

霊的世界を認識するための器官・間脳現象世界を認識するための器官・新皮質脳

「結論を中しましょう。

97を認識するための現象を認識するための器官・皮質

人類は、新皮質世界にたいしては下型配となったが、間脳世界にたいしては盲目となってしまった。おそるべきアンバランスです。

われわれが住むこの世界は、霊的世界と現象世界が共存しているのです。そのためにこそ、霊的世界を認識するための器官として間脳があり、現象世界を認識するための器官として新皮質脳があった。この二つの世界は、共存しているけれども階層をなしているので次元がちがう。そのために一つの器官でその両方を認識することができないのです。そこで、問脳、新皮質脳と、べつべつの器官があったわけです。

ところが、その一方が失われてしまった。

その結果、どうなったか。

霊的世界を認識する器官が失われてしまったため、人類の多くは、霊的世界など『無い』と思うようになってしまったのです。それも無理はないことで、たとえその世界が眼前にあってもそれを感知する器官(能力)が全くないのだから、そんなものは『無いのだ」と思ってしまうわけです。しかし、その結果は、霊的世界への無知、霊性の欠如となってあらわれてきました。たいへんなアンバランスです。これがケストラーのいう『狂った状態』です。『理性と情緒、あるいは合理的な思考と感情に縛られた不合理な信念。その間の精神分裂症まがいの慢性的分離』です。 つまり、わたくしのいう霊性に根ざした叡智の欠如、ということです。

人気の中で

『人間性を同復せよ!』

だが、これほどおろかなことはないのです。

人間性の回復?

人間ほど残慮でおそろしい生物はいないのです。さきにあげた『変身の原理』でのべておりますように、“人。髪は、『おなじ種に属するものは殺さない』という本能が欠如している点で、 動物界でもきわめて特異な存在です。『ジャングルの掲」は、相手を殺すことの正当な動機として、前えた時の捕食の術動だけを許し、しかもその相手はかならず別な種に属するという前提があります。おなじ種どうしの一対一の闘い、あるいはグルーブ用の抗争は、象徴的な威嚇か、一方が逃げ、または降伏の意志を示す銀度で終りを告げ、相手に致命的な傷を負わせるということはほとんどないのです。おなじ人間という種どうしで殺し合う動物は、人間だけです。じつに、 永遠にくりかえされる同一種内の『戦争』こそ、人間の条件の中心的特徴というべきでしょう。

人間性の回復、など呼ぶのは、人間の本質をまったく知らぬひとのいうことです。

人間性を捨てろ!

でなければならぬのです。そして、

99

・霊的世界を認識するためこめの言間話/現象世界現象世界を認識するための器官

当性をとりもどせ!

と呼ぶべきなのです。

ところが、そう呼ばなければならぬ宗教家や、坊さんまでもが、霊的感性を失い、霊を否定して、物思思に走っているのです。もちろん、すべての宗教家や坊さんがそうだとは申しません。しかし、一生けんめい霊性の尊さを説く者を、迷信、邪教よばわりし、あるいは、写割、中傷のかぎりを尽くし、聖職者としてのみずからの欠陥を恥じることさえ知らぬ一部のひとのありさまは、表現することばさえ見あたりません。わたくしは、わたくしのいう「霊」ということばの中のいちばんの置障は、このひとたちのことではないかとひそかに思っております。

人間が異性を失ったとき、この世界がどうなるか、また、ひとはどのような状態になるか、む K先生、

かしから、聖者や霊覚者が、口をきわめて、つよい警告を発しております。

K氏はうなずいた。 その代表として、わたくしは、ぜひとも、大震覚者ゴータマ・ブッグ、すなわちシャカのお説きになったところのものを、読んでいただきたいと思うのです」

「わかりました。ぜひ、勉強させていただきましょう。しかし、そこで、その前におたずねしたいのは、いま、宗教ということばが出ましたが、宗教といえば、宗教こそ霊性と最もふかいかか

わりがあるものでしょう。なぜ、この世界にはかぞえきれないほどの宗教がありながら、人類は慣を失ってしまったのか、という経も根本的な問題です。先生のこれまでのご解説は、脳を理学の国からのもので、それはぼくにもまだよく理解できない点もありますけれども。一応,首育できるものでした。人間が異性を失って物的・物的になってしまったのは、新皮質が間弱の当性のせをしてしまったからだ、という理論、それはわかります。しかしながら、定数というものがありながら、なぜ、それを抑止することができなかったのか、ということです。いったい。これまでの宗教はなにをしていたのですか?」

わたくしはうなずいた。

大乗経典は新皮質脳の経典阿含経は間脳開発の経典

これまで数はなにをしていたのか、というご質問は、まことにきわまるものですが、それは、これまでの宗教のほとんどがみなその方向を誤っていたからです。

というのは、そのほとんどが、に訴えるものばかりだったからです。だから、すこし友にいえば、きです、第三の目を、 場を圧縮する方向に走るものだった

わけです。

すぐれた宗教の開祖は、みな、高い霊性の輝きをもって、その宗教をひらいたのですが、弟子たちがみな、それを、新皮質がなっとくする『教え』に変えてしまったのです。すぐれた開祖は、高い霊性の輝きと霊力を持っていた。それは、すぐれた間脳から発するもので、人間の間脳を刺激し、霊性の場を開発するものだったのです。ところが、弟子たちは、それを、新皮質脳に訴え、新皮質脳に追随する『教え』の宗教に変えてしまったのです。『力の宗教』を『教えの宗教」に変えてしまった」

「といいますと?」

「霊性を開発するためには、教えや理論ではだめなのです。『方法』でなければならぬのです。 いま有る宗教は、ほとんど、教義と理論から成り立っています。しかし、教養・理論はすべて新皮質と大脳辺縁系にたいするものばかりです。同脳を刺激し、霊性の場をひらくためには、それだけの力を持った『方法』でなければならぬのです。わかりやすくいえば、『技法』『技術』でなければならない。ところが、その『技法』『技術』を持つ宗教を、人類は失ってしまったのです」 「なるほど」

「最もすぐれた宗教であるシャカの仏教でさえ、そうでした」

「そうですか」

「そうなのです。阿含経というお経をご存じですね?」

「先生のご著書を読んで、存じております。シャカ直説の唯一の経典ですね?」

「そうです。仏教の経典といわれるものはおびただしい数にのぼっておりますが、その中で、ほんとうにシャカが説いた教えと法をしるしたお経は、阿含経ただ一つなのです。ほかのお経、たとえば有名な法華経、アミグ経などをはじめ、すべてのお経は、みな、シャカの説いた経典ではない。どこのなにものとも知れないひとたちの手になった、よくいえば創作経典、率直にいえば偽作経典なのです。シャカがじっさいに説いた経典は、阿含経だけです。

ところが、その阿含経は、これまで、『小乗経典』としていやしめられ、まったく世の中に出なかった。仏教の世界から抹殺されていたのです。仏教の開祖シャカが説いたただ一つの経典という、最も尊ばれなければならないこのお経が、なぜ、仏教の世界で抹殺されていたのか、まったく考えられないことなのですが、日本において、千数百年のあいだ、そうだったのです。いまでもそうです」

「ふしぎですね、ぼくなども、朝山先生のご著書を読んで、シャカの説いた経典が阿含経だけで、法京経もアミダ経も、その他の経典すべて、シャカの没後、何百年もたってどこのなにものとも知れぬ人たちの手によって創作されたものだとは、最初、信じられなかった。法華経、アミダ経、その他すべて大乗経典といわれる経典は、みな、シャカの説いたものだとばかり信じてい

「ふうむ、なるほど、そうですか。それで、阿含経にしるされている間脳開発の「方法」とは、 どういうものなのですか?」

間脳の霊性の場をひらく七つのシステム

三十七種のカリキュラム

「阿含経にしろされている『七科三十七道品」あるいは『三十七要提分法」とよばれるものが、 それです。これは、阿含経以外には、他のどんなお経にもしるされていない、七科目三十七種類の旅行法です」

「先生が、ご著書でいっておられる『成仏法」ですね?」

「そうです。ヒトが雪性を開発して高い霊能力を身につけ、ブッダ、ホトケとよばれる人にな

る七つのシステム・三十七種類のカリキュラムです」

「そんなすばらしい方法があったのですね?」

「あります。現実に、シャカ自身がブッダになり、その方法を弟子たちに教えた。それが、この七科三十七道品です。だから、これこそがほんとうのシャカの仏教であり仏法である、ということなのです。いや、これだけが、です。これだけが、ほんとうのシャかの仏教であり仏法なのです」

305

のの場をひらく七つのシステム三十七種のカリキュラム

 

 

 

 

 

 

0000000

103大東証は/阿含経は開発の経

 

 

 

第一章 「ホロン革命』と『密教・超能力の秘密』の対論・ -102

第一「ロン』との対

100

 

第一章「ホロン革命』と『密数・超能力の』の対98

 

 

 

第一章ャン革命」と「秘密」の対・

第一章ャン革命」と「秘密」の対

 

第一章ャン革命」と「秘密」の対・

第一章ャン革命」と「秘密」の

第一章ャン革命」と「秘密」の対・ 96

のかはっきりわからない。霊的障害は、霊的能力を持たないとわからないのです」

「なるほど」

「そのようにして、ここ十年ほどのあいだに急速に生じてきた四大悪因縁の増加は、その大半が

生まれついての因縁によるものではなく、生まれてからのちに生じたものであることがわかってきた。では、その原因はなにか?

霊的世界と現象世界のバランスが急激にくずれたためです。これは、ホロンの原理で説明すると一番よくわかる。先生は、さきほどホロンの説明の中で、こうおっしゃいましたね?

『ケストラーは、ホロンが構成する階層構造に、『ホラーキー』という名称をあたえました。

そしてあるホラーキーが健全に機能するかどうかは、それを構成しているホロンの二面性が、よくバランスをたもっているかどうかによる、としました。

たとえば、人体ホラーキーは細胞内小器官、細胞、組織、器官など、さまざまなホロンで構成されていますが、そのうちたとえば、細胞ホロンの二面性のバランスがくずれ、細胞が異常に自己主張傾向を強めたりすると、そこで細胞の異常増殖がおこり、ガンなどの病気がおこる、というわけです」

このケストラーの理論道り、それぞれヒト・ホラーキー、家庭ホラーキー、社会ホラーキーが

第一章ャン革命」と「秘密」の対・

第一章ャン革命」と「秘密」の対