UA-135459055-1

Mac

https://drive.google.com/file/d/1yv1aoH4pkT1qIPcFb-Pfo1YyRH4_eP9R/view?usp=drivesdk

七倶胝仏母の詩  Hymn of the Seven Koti Buddha-Mother

七倶胝仏母の詩  Hymn of the Seven Koti Buddha-Mother

光降りし古の空に
三つの眼が闇を見通す
十八の手が慈悲を抱き
七億の仏 導きゆく

准胝観音──七倶胝仏母の伝説

遥かなる時の彼方、まだ世界が混沌に包まれていた時代。人々は終わることのない戦火に怯え、飢えと病に苦しみ、夜の闇は絶望に満ちていた。

そんなある日、天が裂け、黄金の光が地上を照らした。その光は昼をも凌ぐほど眩しく、まるで天そのものが目覚めたかのようだった。光の中から現れたのは、一人の荘厳なる女神──准胝仏母(じゅんていぶつも)。

彼女は静かに世界を見つめ、慈悲深く両の手を広げた。その姿は神々しく、美しさと威厳に満ちていた。しかし、彼女はただの美しき女神ではなかった。彼女の十八の手には、剣、蓮華、数珠、法輪──それぞれが真理と力を象徴する神聖な法具が握られていた。彼女は慈愛に満ちた仏の母であると同時に、魔を討ち滅ぼす戦いの女神でもあったのだ。

遥かなる過去、彼女はヒンドゥーの世界でドゥルガーと呼ばれ、シヴァ神の妃として崇められていた。悪しき魔族が世界を脅かしたとき、彼女は神々の武器をその手に受け取り、戦場へと降り立った。その勇姿は雷鳴のごとく、敵を薙ぎ払う剣は嵐のようだった。しかし、ただ滅ぼすために戦ったのではない。彼女の戦いは世界を護るため、弱き者たちを守るためのものだった。

そして今、彼女は仏母として、七億の仏を生み出し、世界のすべての苦しむ者たちを救うために姿を現したのだった。

「この世の苦しみを救わん……」

その誓いとともに、彼女の体から七色の光が放たれた。光は世界の隅々まで届き、人々の心を照らした。その手のひらに触れた者は穢れを払い、名を唱えた者は新たな道を見出した。

彼女の存在はやがて仏教に取り入れられ、准胝観音(じゅんていかんのん)と呼ばれるようになった。仏の母として、あらゆる命を生み出し、慈悲の光をもたらす女神。六観音の一尊として数えられ、人々の安産や子授けを見守る観音菩薩として信仰されるようになった。

しかし、彼女の真の姿を知る者は少ない。彼女は単なる観音ではなく、悠久の時を超えて人々を救い続ける、七倶胝仏母そのものなのだ。

今もなお、彼女の名は世界のどこかで唱えられている。

「オン・シャレイ・シュレイ・ジュンテイ・ソワカ……」

その響きは風に乗り、時を超え、彼女の慈悲は今日も世界を包み込んでいる。

オン・シャレイ・シュレイ・ジュンテイ・ソワカ
その名を呼べば 苦しみ消える
七倶胝の母よ 慈愛の光
永遠に人を 照らす

From the ancient sky, the light descends,
Three eyes pierce through the darkest veil.
Eighteen hands embrace with mercy,
Guiding seven billion Buddhas’ trail.

On Sharei Shurei Juntei Sowaka,
Call her name, and pain shall fade.
O Mother of Seven Koti, light of love,
Shine on us forever, never to wane.

 

准胝観音──七倶胝仏母の伝説

遥かなる時の彼方、まだ世界が混沌に包まれていた時代。人々は終わることのない戦火に怯え、飢えと病に苦しみ、夜の闇は絶望に満ちていた。

そんなある日、天が裂け、黄金の光が地上を照らした。その光は昼をも凌ぐほど眩しく、まるで天そのものが目覚めたかのようだった。光の中から現れたのは、一人の荘厳なる女神──准胝仏母(じゅんていぶつも)。

彼女は静かに世界を見つめ、慈悲深く両の手を広げた。その姿は神々しく、美しさと威厳に満ちていた。しかし、彼女はただの美しき女神ではなかった。彼女の十八の手には、剣、蓮華、数珠、法輪──それぞれが真理と力を象徴する神聖な法具が握られていた。彼女は慈愛に満ちた仏の母であると同時に、魔を討ち滅ぼす戦いの女神でもあったのだ。

遥かなる過去、彼女はヒンドゥーの世界でドゥルガーと呼ばれ、シヴァ神の妃として崇められていた。悪しき魔族が世界を脅かしたとき、彼女は神々の武器をその手に受け取り、戦場へと降り立った。その勇姿は雷鳴のごとく、敵を薙ぎ払う剣は嵐のようだった。しかし、ただ滅ぼすために戦ったのではない。彼女の戦いは世界を護るため、弱き者たちを守るためのものだった。

そして今、彼女は仏母として、七億の仏を生み出し、世界のすべての苦しむ者たちを救うために姿を現したのだった。

「この世の苦しみを救わん……」

その誓いとともに、彼女の体から七色の光が放たれた。光は世界の隅々まで届き、人々の心を照らした。その手のひらに触れた者は穢れを払い、名を唱えた者は新たな道を見出した。

彼女の存在はやがて仏教に取り入れられ、准胝観音(じゅんていかんのん)と呼ばれるようになった。仏の母として、あらゆる命を生み出し、慈悲の光をもたらす女神。六観音の一尊として数えられ、人々の安産や子授けを見守る観音菩薩として信仰されるようになった。

しかし、彼女の真の姿を知る者は少ない。彼女は単なる観音ではなく、悠久の時を超えて人々を救い続ける、七倶胝仏母そのものなのだ。

今もなお、彼女の名は世界のどこかで唱えられている。

「オン・シャレイ・シュレイ・ジュンテイ・ソワカ……」

その響きは風に乗り、時を超え、彼女の慈悲は今日も世界を包み込んでいる。

 

鬼子母神

 

鬼子母神【きしもじん】は、かつて恐るべき存在であった。無数の子を持つ彼女は、飢えを満たすために他人の子をさらい、その肉を喰らった。彼女の噂は広まり、人々は恐れおののき、悲しみに暮れた。

それを見かねた釈迦は、鬼子母神が最も愛していた末子、ピンガラをそっと隠した。愛しい我が子が忽然と姿を消したことで、鬼子母神は半狂乱となり、世界中を七日七晩駆け巡った。しかし、いくら探してもピンガラの姿は見当たらない。ついには耐えきれず、彼女は釈迦のもとへ助けを求めに行った。

釈迦は彼女の嘆きを静かに聞き、やがてこう諭した。

「お前は多くの子を持ちながら、たった一人の子を失っただけでこれほどまでに悲しんでいる。それならば、たった一人の子を奪われた親の悲しみはいかばかりであろうか。」

その言葉に鬼子母神は衝撃を受け、初めて自らの行いがどれほどの苦しみを人々に与えていたのかを悟った。彼女は釈迦にひれ伏し、教えを請うた。

「戒を受け、人々を脅かすことをやめなさい。そうすれば、すぐにピンガラと会えるであろう。」

釈迦の言葉に従い、鬼子母神は三宝に帰依し、子を奪うことを誓ってやめた。すると、釈迦は隠していたピンガラを優しく抱え、彼女のもとへ戻した。愛しきわが子を腕に抱いた彼女は、涙を流しながら誓った。

「これからは仏の教えに従い、子供たちの守護神となります。」

その後、鬼子母神は五戒を守り、飢えを満たすために施食を受けることを学んだ。そして、彼女は安産や子供の健康を願う人々に祀られる神へと変わっていった。

インドでは、子授け、安産、子育ての神として信仰され、日本においても密教の隆盛とともに鬼子母神を祀る習慣が広まった。その姿は、天女のように美しく、子を抱え、右手には吉祥果を持つものとされている。

時が流れ、鬼子母神の信仰は現代にも受け継がれている。ある教祖は、世に溢れる水子たちの霊が無念を抱え、時に悪しき影響をもたらすことを憂い、人型供養として水子托鉢行を無償で行うようになった。

「霊の存在は形を持たぬゆえに証明はできぬ。しかし、世の平安を願い、供養をすることは意義あることなのだ。」

その言葉とともに、人々の信仰は今も息づいている。

 

 

 

鬼子母神

 

鬼子母神の詩  Hymn of Kishimojin

闇夜に響く母の声
子を求めて風を裂く
涙に濡れたその手には
失われし愛の影

やがて光が導く道
慈悲の誓い胸に抱き
命を守るその祈り
今も響く子らのため

A mother’s cry echoes in the night,
Tearing through the winds in endless flight.
Her trembling hands, with sorrow stained,
Clutch the shadow of love once gained.

At last, the light will show the way,
With a vow of mercy she will stay.
A prayer to guard the lives so small,
Still resounds for children all.