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修法の壇上には、守護仏を祀った宝塔が輝いていた。灯明の光ではない。そこから放たれるのは、金色の大光明――守護仏の霊波である。真言密教ではこれを「如意宝珠の光」と呼ぶ。人の深層意識にまで届き、邪悪な波動を打ち砕く純粋最高の霊波。聖なる振動であった。

私は弟子たちに告げた。
「霊障のホトケをそのままにすれば、いかに努力を重ねても不幸の鎖は断ち切れない。これを消滅させ得るのは、守護仏を本尊とする成仏法しかないのだ。」

弟子たちの目が揃って宝塔に注がれる。光は絶え間なく波を打ち、壇上にいる者の心を透き通らせていく。

私は続けた。
「人を不幸に導く“他の存在”があるならば、必ずそれを救い、解き放つ存在もまたある。それが守護仏であり、宝塔から放たれる聖なる霊波なのだ。」

霊界とは無数の層を持つ世界である。そこはバイブレーションの違いによって幾重にも重なり、無限に広がっている。精妙な振動を放つ高き界層もあれば、粗雑で暗き波動に満ちた低き界層もある。

己の界層より下へは降りることができても、上位へ昇ることはできない。ゆえに、低俗な波動に囚われた存在が自力で高みに至ることはない。

「霊界の住人同士は、異なる振動を持つ限り互いに姿を認めることも、声を交わすこともできぬ。私たちが幽界の霊を直接見ることができないのは、そのためである。」

宝塔の大光明がさらに強く瞬いた。金色の波は、弟子たちの胸奥にまで響き、見えぬ次元の扉をわずかに揺るがしてる、

守護仏を本尊とする成仏法

L・ソンデイ博士の若い頃の体験を例にとると、ソンデイ中尉は、悲惨な結婚をした異母兄とまったくおなじ条件の女性と恋愛し、結婚するところであった。ソンデイ博士のいう「運命の反覆」であるが、この「運命の反覆」はどこからきたのか?

ソンディ博士は、特殊な祖先(この場合は異母兄)の欲求・葛藤だといっており、 それがソンデイの無意識の意識層に抑圧されていたのである、と説明している。それが、ソンデイ中尉の無意識の意識を動かして、異母兄とまったくおなじ条件の女性を愛するようにさせたというのである。

うのだ。 しかし、わたくしはそれだけではないと思うのである。ソンデイ中尉の無意識の意識の中の、異母兄の欲求・葛藤を、他(外部)から、刺激し、動かす力があったと思

というのは、この異母兄とソンデイとは、まったく血のつながりがないのである。

異母兄なのだ。遺伝的にかれから受けつぐものはなにもないのである。げんみつにい

霊障による不幸や苦しみのかずかずー

うならば、祖先ではないのである。

だから、せいぜい、幼時に耳にした「異母兄がある女性と結婚して不幸な生涯を送った」というおぼろげなはなしくらいであろう。そうして、それが、あるいはソンデイの無意識の意識に刻みこまれたかも知れない。その程度のものだ。

しかし、それが突如、動き出して、ソンデイを「反覆行動」に駆り立てた。それはどこからきたのか? ソンデイ博士は「それがどこからきたものかわからないが、この強制意識の流れに乗ってはいけないことだけはわかった」と論文に書いている。 その強制意識はどこからきたのか?

「他の存在」からきたのだ、とわたくしはいう。他の存在からきたものが、ソンデイ

中尉の無意識の意識のなかにあるものを動かしたのである。

では、その「他の存在」とはなにか?

霊障のホトケ、とわたくしが表現する存在である。

ソンデイ中尉の場合は、霊障のホトケとなった異母兄のつよい「欲求・葛藤」が、 ソンデイ中尉を動かしたのである。

どのようにして動かしたのか?

靠的精神感応である

霊障のホトケをそのまま放置すれば、どれほど努力しても不幸は断ち切れない。だからこそ、私は弟子たちに告げた。
「これを消滅させることができるのは、守護仏を本尊とする成仏法しかない。」

修法の壇上には、守護仏を祀った宝塔が輝いていた。そこから放たれる光は、ただの灯明ではない。金色の大光明、すなわち守護仏の霊波である。真言密教ではこれを「如意宝珠の光」と呼ぶ。人の深層意識にまで浸透し、邪悪な波動を打ち砕く純粋最高の霊波――聖なる振動であった。

 

霊界はバイブレーションの異なる多くの界層でグラデーション状に無限に続いている

バイブレーションは霊的向上して高い界層であればあるほど精妙になり、低俗で低い界層であるほど粗雑になる。

バイブレーションが異なる世界の場合、自身より下位の世界には行けるが上位には行けない。

霊界はバイブレーションの異なる多くの界層でグラデーション状に無限に続いている

バイブレーションは霊的向上して高い界層であればあるほど精妙になり、低俗で低い界層であるほど粗雑になる。

バイブレーションが異なる世界の場合、自身より下位の世界には行けるが上位には行けない。

をつき、弟子たちに告げた。
「人を不幸に導く“他の存在”があるなら、必ずそれを救い、解き放つ存在もまたある。それが守護仏であり、宝塔から放たれる聖なる霊波なのだ。」

 

 

霊界はバイブレーションの異なる多くの界層でグラデーション状に無限に続いている

バイブレーションは霊的向上して高い界層であればあるほど精妙になり、低俗で低い界層であるほど粗雑になる。

バイブレーションが異なる世界の場合、自身より下位の世界には行けるが上位には行けない。

守護仏を本尊とする成仏法

守護仏を本尊とする成仏法

 L・ソンデイ博士の若き日、まだ「ソンデイ中尉」と呼ばれていた頃の出来事は、私に深い示唆を与えていた。
彼は、自身の異母兄とまったく同じ条件をもつ女性と恋に落ち、結婚の一歩手前まで進んでいた。だがその異母兄は、かつて悲惨な結婚をし、不幸な生涯を送った人物であった。

 博士はこの出来事を「運命の反覆」と名づけた。兄が歩んだ道を、なぜか自分もまた辿ろうとしてしまう――まるで目に見えぬ力に操られるかのように。
彼は言う。異母兄の欲求や葛藤が、ソンデイ自身の無意識に抑圧され、それが彼を突き動かしたのだと。

 だが、私はこう考える。
その説明だけでは足りないのではないか。

 なぜなら、この二人には血のつながりすらなかったのだ。遺伝的に継いだものは何もない。せいぜい、幼い頃に聞かされた「異母兄の不幸な結婚」の記憶が、ぼんやりと意識に刻まれていた程度だろう。
しかし、そのかすかな記憶が、どうして突然、強烈な力をもって彼を「反覆行動」へと駆り立てたのか。

 博士自身も論文にこう記している。
――それがどこから来たものかわからない。ただ、この強制意識の流れに乗ってはならないことだけは悟った、と。

 では、その強制意識とは何か。
私は言う。
それは「他の存在」から来たのだ。

 異母兄は死後もなお、その強い欲求と葛藤に縛られ、霊障のホトケとなっていた。彼の念が、靠的精神感応によってソンデイ中尉の無意識を刺激し、彼を動かしたのである。

 もし、この霊障のホトケをそのままにしておけば、どれほど努力しても不幸は繰り返される。だからこそ、私は弟子たちに告げたのだ。

 ――これを断ち切れるのは、守護仏を本尊とする成仏法しかない。

 修法の壇上には、守護仏を祀った宝塔が輝いていた。その光は単なる灯火ではなかった。金色の大光明、すなわち守護仏の霊波である。真言密教でいう「如意宝珠の光」。人の深層意識にまで浸透し、邪悪な波動を打ち砕く純粋最高の霊波――聖なる振動であった。

 私は深く息を吐き、弟子たちの顔を見渡した。
「人を不幸へと導く“他の存在”があるのなら、必ずそれを救い、解き放つ存在もまたある。それが守護仏なのだ。宝塔から放たれる聖なる霊波こそ、解脱と成仏をもたらす道なのである。」

 その言葉に、壇上の光は一層強く輝きを増した。まるで、守護仏自身が応えるかのように。

守護仏を本尊とする成仏法

守護仏を本尊とする成仏法

L・ソンデイ博士の若い頃の体験を例にとると、ソンデイ中尉は、悲惨な結婚をした異母兄とまったくおなじ条件の女性と恋愛し、結婚するところであった。ソンデイ博士のいう「運命の反覆」であるが、この「運命の反覆」はどこからきたのか?

ソンディ博士は、特殊な祖先(この場合は異母兄)の欲求・葛藤だといっており、 それがソンデイの無意識の意識層に抑圧されていたのである、と説明している。それが、ソンデイ中尉の無意識の意識を動かして、異母兄とまったくおなじ条件の女性を愛するようにさせたというのである。

うのだ。 しかし、わたくしはそれだけではないと思うのである。ソンデイ中尉の無意識の意識の中の、異母兄の欲求・葛藤を、他(外部)から、刺激し、動かす力があったと思

というのは、この異母兄とソンデイとは、まったく血のつながりがないのである。

異母兄なのだ。遺伝的にかれから受けつぐものはなにもないのである。げんみつにい

霊障による不幸や苦しみのかずかずー

うならば、祖先ではないのである。

だから、せいぜい、幼時に耳にした「異母兄がある女性と結婚して不幸な生涯を送った」というおぼろげなはなしくらいであろう。そうして、それが、あるいはソンデイの無意識の意識に刻みこまれたかも知れない。その程度のものだ。

しかし、それが突如、動き出して、ソンデイを「反覆行動」に駆り立てた。それはどこからきたのか? ソンデイ博士は「それがどこからきたものかわからないが、この強制意識の流れに乗ってはいけないことだけはわかった」と論文に書いている。 その強制意識はどこからきたのか?

「他の存在」からきたのだ、とわたくしはいう。他の存在からきたものが、ソンデイ

中尉の無意識の意識のなかにあるものを動かしたのである。

では、その「他の存在」とはなにか?

霊障のホトケ、とわたくしが表現する存在である。

ソンデイ中尉の場合は、霊障のホトケとなった異母兄のつよい「欲求・葛藤」が、 ソンデイ中尉を動かしたのである。

どのようにして動かしたのか?

靠的精神感応である

霊障のホトケをそのまま放置すれば、どれほど努力しても不幸は断ち切れない。だからこそ、私は弟子たちに告げた。
「これを消滅させることができるのは、守護仏を本尊とする成仏法しかない。」

修法の壇上には、守護仏を祀った宝塔が輝いていた。そこから放たれる光は、ただの灯明ではない。金色の大光明、すなわち守護仏の霊波である。真言密教ではこれを「如意宝珠の光」と呼ぶ。人の深層意識にまで浸透し、邪悪な波動を打ち砕く純粋最高の霊波――聖なる振動であった。

私は深い吐息をつき、弟子たちに告げた。
「人を不幸に導く“他の存在”があるなら、必ずそれを救い、解き放つ存在もまたある。それが守護仏であり、宝塔から放たれる聖なる霊波なのだ。」