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近未来

世界が注目するハラリ教授が示した、「新しい疾病」を解決してしまう者の正体

神が創りたもうた人間をコンピュータが理解することはできないのか

AI革命とは、コンピューターが速く賢くなるだけの現象ではない。それに気づくことがきわめて重要だ。この革命は、生命科学と社会科学における飛躍的発展によっても勢いづけられる。

人間の情動や欲望や選択を支える生化学的なメカニズムの理解が深まるほど、コンピューターは人間の行動を分析したり、人間の意思決定を予測したり、人間の運転者や銀行家や弁護士に取って代わったりするのがうまくなる。

過去数十年の間に、神経科学や行動経済学のような領域での研究のおかげで、科学者は人間のハッキングがはかどり、とくに、人間がどのように意思決定を行なうかが、はるかによく理解できるようになった。

食物から配偶者まで、私たちの選択はすべて、謎めいた自由意志ではなく、一瞬のうちに確率を計算する何十億ものニューロンによってなされることが判明した。自慢の「人間の直感」も、実際には「パターン認識」にすぎなかったのだ。

優れた運転者や銀行家や弁護士は、交通や投資や交渉についての魔法のような直感を持っているわけではなく、繰り返し現れるパターンを認識して、不注意な歩行者や支払い能力のない借り手や不正直な悪人を見抜いて避けているだけだ。

また、人間の脳の生化学的なアルゴリズムは、完全には程遠いことも判明した。脳のアルゴリズムは、都会のジャングルではなくアフリカのサバンナに適応した経験則や手っ取り早い方法、時代後れの回路に頼っている。優れた運転者や銀行家や弁護士でさえ、ときどき愚かな間違いを犯すのも無理はない。

これは、「直感」を必要とするとされている課題においてさえAIが人間を凌ぎうることを意味している。もしあなたが、AIは神秘的な「勘」に関して人間の魂と競う必要があると考えているのなら、AIには勝ち目はないだろう。

だが、もしAIは、確率計算とパターン認識で神経ネットワークと競うだけでいいのなら、それはたいして手強い課題には思えない。とくに、AIは「他者についての」直感を求められる仕事では人間を凌ぎうる。

歩行者がいっぱいの通りで乗り物を運転したり、見知らぬ人にお金を貸したり、ビジネスの取引の交渉をしたりといった、多くの仕事は、他者の情動や欲望を正しく評価する能力を必要とする。あの子供は今にも車道に飛び出そうとしているのか?

スーツを着たあの男性は、私からお金を巻き上げて姿をくらますつもりなのか? あの弁護士は脅し文句を実行に移すつもりか、それとも、はったりをかけているだけなのか?

そうした情動や欲望は非物質的な霊によって生み出されていると考えられていたときには、コンピューターが人間の運転者や銀行家や弁護士に取って代わることがありえないのは明白に思えた。というのも、神が創りたもうた人間の霊を、コンピューターが理解できるはずがないからだ。

「雇用の喪失」はITとバイオテクノロジーの融合から発生する可能性

ところが、じつは情動や欲望が生化学的なアルゴリズムにすぎないのなら、コンピューターがそのアルゴリズムを解読できない理由はない。そして、それをホモ・サピエンスよりもはるかにうまくやれない道理はない。

歩行者の意図を予測する運転者や、お金を借りようとする人の信頼性を評価する銀行家や、交渉の場の雰囲気を測る弁護士は、魔術を頼りにしたりはしない。

本人は気づいていないが、彼らの脳は、表情や声の調子、手の動き、さらには体臭まで分析して生化学的なパターンを認識している。適切なセンサーを備えたAIなら、人間よりもそのすべてをはるかに正確かつ確実にやってのけられるだろう。

したがって、雇用の喪失の恐れは、情報テクノロジー(IT)の興隆からのみ生じるわけではない。ITとバイオテクノロジーの融合から生じるのだ。

機能的磁気共鳴画像法(fMRI)スキャナーから雇用市場までの道は長く曲がりくねっているが、それでも数十年のうちにはたどり終えられるだろう。

今日、脳科学者が扁桃体と小脳について突き止めている事柄が、2050年にはコンピューターが人間の精神科医やボディーガードを凌ぐことを可能にするかもしれない。

このようにAIは、人間をハッキングして、これまで人間ならではの技能だったもので人間を凌ぐ態勢にある。だが、それだけではない。

AIは、まったく人間とは無縁の能力も享受しており、そのおかげで、AIと人間との違いは、たんに程度の問題ではなく、種類の問題になった。AIが持っている、人間とは無縁の能力のうち、とくに重要なものが二つある。接続性と更新可能性だ。

人間は一人ひとり独立した存在なので、互いに接続したり、全員を確実に最新状態に更新したりするのが難しい。

それに対してコンピューターは、それぞれが独立した存在ではないので、簡単に統合して単一の柔軟なネットワークにすることができる。

だから、私たちが直面しているのは、何百万もの独立した人間に、何百万もの独立したロボットやコンピューターが取って代わるという事態ではない。個々の人間が、統合ネットワークに取って代わられる可能性が高いのだ。

したがって、自動化について考えるときに、単一の人間の運転者の能力と単一の自動運転車の能力を比べたり、単一の人間の医師の能力と単一のAI医師の能力とを比べたりするのは間違っている。人間の個人の集団の能力と、統合ネットワークの能力とを比べるべきなのだ。

新しい疾病の認定や新薬の開発の情報を、一斉に共有して解決してしまう存在

もし世界保健機関(WHO)が新しい疾病を認定したり、研究所が新薬を開発したりしたら、こうした進展を世界中の人間の医師全員に知らせることは不可能に近い。

それに対して、たとえ世界中に100億のAI医師が存在し、それぞれが一人の人間の健康状態をモニターしていたとしても、そのすべてを瞬く間にアップデートでき、それらのAI医師はみな、新しい疾病や薬についての自分のフィードバックを伝え合える。

このような接続性と更新可能性の潜在的な恩恵はあまりに大きいので、少なくとも一部の職種では、「すべての」人間をコンピューターに取って代わらせることが理に適っているかもしれない―たとえ個別には、機械よりも腕の良い人間がいくらかいたとしても。

個々の人間をコンピューターネットワークに切り替えたら、個別性の利点が失われるとして、異論を唱える人がいるかもしれない。たとえば、一人の人間の医師が判断を誤っても、世界中の患者を殺すこともなければ、すべての新薬の開発を妨げることもない。

それに対して、もし医師全員が本当は単一のシステムにすぎず、そのシステムが間違いを犯せば、大惨事になりかねない。とはいえ実際には、統合されたコンピューターシステムは、個別性の恩恵を失わずに接続性の利点を最大化しうる。

同じネットワークで多くの代替アルゴリズムを作動させることが可能だ。だから、辺鄙(へんぴ)な密林の中の村にいる患者は、自分のスマートフォンを使って、単一の権威ある医師ではなく、実際には100の異なるAI医師にアクセスできる。

それらのAI医師の相対的な実績は、絶えず比較されている。IBMの医師に言われたことが気に入らなかった? 大丈夫。たとえあなたがキリマンジャロの斜面のどこかで立ち往生していたとしても、いとも簡単に百度(バイドウ)度の医師と連絡を取って、セカンドオピニオンが聞けるから。

おそらく、人間社会が受ける恩恵は計り知れない。AI医師は何十億もの人に、これまでよりもはるかに優れた医療をはるかに安く提供できるだろう。

とくに、現在は何の医療も受けていない人々には。学習アルゴリズムと生体(バイオメトリック)センサーのおかげで、発展途上国の貧しい村人さえもが、現在、世界で最も裕福な人が最も進んだ都会の病院で得るものよりもはるかに優れた医療を、スマートフォンを通して享受できるようになるかもしれない。

したがって、人間の仕事を守るためだけに、交通や医療のような分野での自動化を妨げるのは愚行だろう。

なにしろ、最終的に守るべきなのは、職ではなく人間なのだから。余剰になった運転者や医師は、何か他にすることを見つけるしかない。

 

 

梵字  釈迦如来  Character of Buddha

釈迦如来
迦如来と
紀元前六世紀、ガウタマーシッダールタ-は、この世の苦しみを解決する
道を求めて出家し、六年間もの苦行のあと、菩提樹の下で、ついにさとりをひらき「仏陀」(目覚めた者)となりました。
そしして仏教をひらいた仏陀は、八ト歳で入滅するまでおよそ四十五年の間に多くのΛびとを救
い、また多くの弟子たちをニルヅアーナ(涅槃)に導きました。そして、時空を超え、久遠常住の
仏として「智慧」と「慈悲」によって一切の衆生
を救済しスづけています。

シャーキャ族出身の聖者という意味でシャーキャムニご、すなわち釈迦牟如来とい
われます。
脇侍に文殊、普賢両菩薩をしたがえた釈迦如来を釈迦三尊といいます。

バハ・bhah ・ 慣用音 ばく

釈迦如来 なう まく さ ま んだ ぼ だ なん ばく

bo

 

Buddha
迦 Nyorai and
In the 6th century BC, Gautamer Siddhartha solves the suffering of this world
He went home in search of a road, and after six years of penance, under the linden tree, finally opened the satori and became a “Buddha” (awakened).
The Buddha who opened Buddhism saved many ΛBs in about 45 years until they were extinct at the age of eight.
He also led many disciples to Nirru Ana. And beyond time and space,
As a Buddha, there is no genius by wisdom and mercy
To save and maintain.

シ ャ ー Shakanuni, meaning Shakyamuni, means a saint from the Sharqa
Will be broken.
迦 The Buddha Buddha who followed the Buddha and the Fugen both on the side is called Buddha Sanson.

Baja, bhah, idiomatic sound

Nakaku Nanda

bo

 

 

れからのAIが変える日々の暮らし、産業・社会を考える Thinking about daily living, industry and society that will change with future AI

多くの分野で注目を集める「AI(人工知能)」。ディープラーニングのブレークスルーによって、2010年代に入り急速に発展しました。高度に進化したコンピュータの処理能力とソフトウェア技術によって実現するAIには、IoTやビッグデータの活用と並んで私たちの生活を大きく変える期待が寄せられています。本格的な普及時代が到来したAIは、これから私たちの暮らし、産業、社会をどのように変えていくのでしょうか。

 

AIの現状と未来の動向

カンファレンス前半は、特化したタスクしか処理できない「特化型AI」と進化型AIの概要、AIに関する研究開発の取り組み、AIを活用した未来医療の3テーマについて、各方面の有識者の方々にご講演いただきました。

今、人間はAIを活用できるかどうかの分岐路にいる

駒沢大学 経済学部 准教授
井上 智洋 氏

今までのAIはいわゆる「特化型AI」と呼ばれます。チェスならチェス、将棋なら将棋など、特化したタスクしか処理できません。しかし特化型であるにしても、2020年になると、AIが実空間の幅広い局面で利用されるようになります。自動運転車や自律型のドローン、自動運転トラクターなどの「スマートマシーン(賢い機械=自律的に動く機械)」が普及し始めるからです。2025年になると、言語の理解ができるAIが登場し、これがロボットに搭載されると、接客ロボットや執事ロボットが使われるようになります。そして2030年になると、「汎用型AI」が登場すると考えられています。これは、人間と同様に様々な状況で知性を働かせることができるAIです。人間は、様々なタスクをこなす汎用的な知性を持っていますが、将来はこういった汎用的な処理をこなすAIが誕生するということです。

2030年は、生産構造の劇的な変化である「第4次産業革命」が起きるとも言われています。これは、機械が人間にとって代わって生産活動を行うというものです。汎用型AIを始めとした技術を導入して生産のオートメーション化を高度に進めた国とそうでない国とでは、2030年以降、経済成長率に大きな開きが出てくる可能性があります。つまり私たちは今、分岐路に立たされているのです。企業でも個人でも、AIを活用できるかどうかによって、様々な局面で格差が開いてしまうだろうと考えられます。

それでは、私たち人間はどうすれば良いのでしょうか。まずはオートメーション化をもっと進める必要があります。現在は第3次産業革命の真っ只中です。もっとIT化を進める必要があり、同時にAIの研究者だけでなく、「AIを活用できる文系の人材」を増やす必要があります。その上で、人間は人間にしかできないクリエイティブな仕事に特化することを、企業は意識していかなければならないと思っています。

理研AIPセンターが取り組む機械学習研究の最先端

理化学研究所 革新知能統合研究センター
センター長
杉山 将 氏

2016年度より文部科学省が「AIPプロジェクト」を開始しました。これはAI、ビッグデータ、IoT、サイバーセキュリティを含む統合プロジェクトで、このもとで理化学研究所は「革新知能統合研究(AIP)センター」を設立しました。AIPセンターは「次世代基盤技術の開発」「サイエンスを発達」「社会実装に貢献」「倫理・社会的課題への対応」「人材育成」の5つの事業を展開しています。

AIに関する研究開発は世界規模の競争ですが、主要な応用研究は既に予算規模の勝負になりつつあります。それに対し、基礎研究はまだまだ「個人勝負」の様相です。現在ブームになっているテーマを追いかけるのではなく、10年後に花咲くかもしれないテーマに賭けていくことが重要ではないかと思います。

昨今はディープラーニングが非常に注目されていますが、現状の技術では未だ解決できない問題もたくさんあります。今後もディープラーニングの基礎研究にしっかりと力を入れて、さらなるの性能・効率の向上につなげていきたいと考えています。

また、「ビッグデータ+ディープラーニング」が現在盛んに研究されていますが、分析に必要なデータのラベル付けのコストが高いのが実用上の問題となっています。そこで、私たちは、「正例とラベルなし例からの分類」など色々な方法を試しています。機械学習の研究としては、ラベル付のコストが低くて学習の精度が高い手法を作ることが今後ますます重要になっていくと考えています。

AI、スパコンが拓く医療・創薬の未来

京都大学大学院 医学研究科
教授
奥野 恭史 氏

私の研究室では精密医療や創薬の革新的な技術開発にフォーカスし、特にシミュレーション技術やAIを駆使した医療・創薬の高度化に取り組んでいます。精密医療では、人のゲノム情報が簡単に測定できるようになり、これを用いて個人の体質に基づいてより効果的で安全な治療の選択をするという研究が進んでいます。

例えば、ゲノム配列のコードがあればどんな病気になりやすいか、どんな薬が効きやすいかが分かります。個人ごとに分かれば精密な医療ができます。このような理由でゲノム医療=精密医療が世界中で進んでいますが、そういった課題を解決するというところで、AIが非常に注目をされています。

ゲノム医療におけるAIとしては、IBMのWatsonがあります。日本でも日本人のゲノムを使ってしっかりとAIを作ろうということで、京大と富士通で日本版Watsonを作るプロジェクトを開始しました。
Watsonというのはがん治療で有名ですが、私たちはがんに限らず様々なゲノムのAIを目指しており、「予測」も可能なAIを、次世代のAIとして開発したいと思っています。

医薬品の開発において非常に問題なのが、開発のコストと時間です。開発の費用としては、だいたい1品目あたり1200億円位かかると言われています。また開発期間は10年以上かかると言われています。医療を高度化するには先進の医療が必要で、先進の医療を入れるためにはお金がかかります。こういう状況の中で私自身が目指しているのは、創薬にスーパーコンピュータとAIの技術を導入して、医薬品の開発コストを劇的に下げようということです。例えば開発期間で4年の短縮、あるいは業界全体で1.2兆円位の削減ができないかと考えています。

この時、スーパーコンピュータやAIの技術は非常に重要な武器になります。この意味で、日本のIT企業に大きな期待をしています。

AIによって、私たちの未来はどう変わるのか

カンファレンスの後半は、先に登壇した3名の方々にモデレータを加え、「AIの現状と未来」について、社会、ビジネス、倫理の3つの観点からパネルディスカッションの形で進みました。

AIがもたらす社会とビジネス

<モデレータ>
富士通株式会社
執行役員
原 裕貴

モデレータの原裕貴は、「AIと社会」「AIとビジネス」「AIと倫理」という3つのテーマを設定。最初のテーマ「AIと社会」について、理化学研究所の杉山将氏は、特定のタスクに特化した「特化型AI」と人間のような知性を持った「汎用型AI」の間にはまだまだ大きな隔たりがあるとし、「現在、危惧されているような人間を駆逐するようなAIの出現を心配する必要はない」ことを説明しました。

京都大学の奥野恭史氏からは、医療分野におけるAIへの期待や関わりについて紹介がありました。奥野氏が専門とする医療分野は、日本が抱える社会問題そのもの。高齢化や医療費など、AIによって状況を好転させられるテーマが多くある一方、AIによる誤診などの心配も存在します。奥野氏は「AIが誤診をした時にどうするかという話がありますが、AIが出した回答で、すぐそのまま治療につなげることはありません」と説明。「医師がいるのですから、AIの補助を受けて医師が最終的な判断を下します。そういった所で厚労省とも話をしています」と、医療分野にAIが普及しても医師の存在が必要であることを強調しました。

また、たとえ専門外の医師であっても、AIを利用することで「ある程度の医学知識で安全な治療ができる」と、医療分野でAIに寄せる期待が大きいことを示しました。

駒沢大学の井上智洋氏からは、AIが普及することで労働者の分布傾向が変わり、クリエイティビティやマネージメントなどの頭脳労働に就く人がかなり増える可能性があることを紹介しました。

AIが普及すると、今の仕事はなくなる?

続く「AIとビジネス」に関するテーマでは、”AIによって仕事が失われるのか”を中心にディスカッションを展開しました。もし、AIによって今の仕事がなくなるのであれば、私たちはどうすれば良いのでしょうか。

これに対して井上氏は、「2045年くらいには全人口の1割くらいしか働いていない」というシナリオを公開。さらに、「現時点でもIT化によって仕事の内容や就労状況が変化していますが、ITのもっとインテリジェントなものをAIと考えた時に、これからますますAIの影響は高まっていくと考えられます」と、将来的な予測を示しました。

このような汎用型AIの登場について、杉山氏は「科学者の立場からは正確な年代は予測できませんが、近い将来ではないと思います。それまでにかなりのブレークスルーを続ける必要があるかもしれません」と意見を述べました。

また、「AIがすべての業種で人から仕事を奪うのか」という疑問については、奥野氏から「医療従事は人と人との触れ合いで、例えば患者は看護師がどう接したかによって癒やされ方が変わる。そういったことがAIにできるとは思えません」とし、さらに「医療の現場では、機械にできることはAIに任せるなど、人間の負担を減らす環境に期待したい」などの意見を述べました。

これに関して杉山氏は、「我々が研究している機械学習はAIの頭脳の部分ですが、AIのシステムが実際に社会に導入されて使われていく時には、人間と触れ合う部分の研究が大事になってきます」と説明。「AIの基礎技術が発展してかなり賢いものができたとすると、ある意味頭脳労働はなくなるかもしれませんが、本当に人間と触れ合う部分は最後まで残ると思っています」と、ホスピタリティのないAIの発展だけで社会や仕事の環境が激変することはないとの考えを示しました。

AIが発展すると、今までにない倫理が求められる

今後、AIが社会の中に浸透してくることは間違いがありません。しかし、その時に倫理の問題が問われることになります。例えば自動運転や医師の診療は、どこまでをAIに任せて良いのか。問題が起こった場合には誰が責任を取るのか。パネルディスカッションの最後には、「AIと倫理」についての意見交換を行いました。

医療に携わる奥野氏は、AIを利用する責任は”その人”にあるとの見解を示しました。「例えば医師が何か調べたいことがある時、今はGoogleで医師自身が情報を探しますが、そういう作業をAIが代わりに行うと、論文を読む時間のない医師は非常に助かるわけです。でもそれをどの辺で留めておくか、どう判断するかは最終的には医師の技量に関わってきます」

この他、杉山氏は、新入社員の採用選別にAIを利用するのは比較的簡単にできるが、人間が介さない選別で不具合があった場合の責任をどこに設定するか、といった懸案事項も紹介しました。

モデレータの原は、「AIは人間のための技術。普及と安全な運用に向けて解決すべき課題はまだまだ山積みの状態です。AIの導入は世界的な流れでもあり、その中で日本が遅れを取らないよう、制度の整備や投資の継続が必要です」と述べ、パネルディスカッションを締めくくりました。

 

“AI (artificial intelligence)” attracts attention in many fields. Due to the deep learning breakthrough, it rapidly developed in the 2010s. AI, which is realized by highly advanced computer processing power and software technology, is expected to greatly change our lives along with the use of IoT and big data. How will AI, which has entered a full-fledged era, change our lives, industry and society from now on?

Current status and future trends of AI

In the first half of the conference, experts in various fields will discuss the themes of specialized AI and evolutionary AI that can only handle specialized tasks, research and development efforts related to AI, and future medicine using AI. I had a lecture.

Now humans are on the fork of whether AI can be used

Associate Professor, Faculty of Economics, Komazawa University
Tomohiro Inoue

The AI ​​so far is called “Specialized AI”. Only specialized tasks, such as chess for chess and shogi for shogi, can be processed. However, even if it is specialized, AI will be used in a wide range of real space by 2020. This is because “smart machines (smart machines = autonomously moving machines)” such as self-driving cars, autonomous drones, and self-driving tractors have begun to spread. In 2025, AI that understands language will appear, and when it is installed in a robot, a customer service robot and a butler robot will be used. And in 2030, it is thought that “general-purpose AI” will appear. This is AI that can exercise intelligence in various situations like humans. Humans have general-purpose intelligence to perform various tasks, but in the future, AI will be born that will perform such general-purpose processing.

In 2030, it is said that the “4th Industrial Revolution” will occur, a dramatic change in the production structure. This means that machines perform production activities on behalf of humans. There is a possibility that there will be a big gap in the economic growth rate after 2030 in countries that have advanced automation of production by introducing technologies such as general-purpose AI. In other words, we are now on a branch road. Whether companies or individuals can use AI, it is likely that disparities will open in various ways.

 

 

Elon Musk predicts Tesla energy could be ‘bigger’ than its EV business テスラのエネルギービジネスは将来自動車を上回るとイーロン・マスク氏は予想

Elon Musk predicts Tesla energy could be ‘bigger’ than its EV business

tesla Powerpack Angled

Image Credits: Tesla

Tesla  CEO Elon Musk forecast that the company’s energy business will eventually be the same size as — or even bigger than — its automotive sector, the latest sign that the company plans to put more time and resources to scaling up its solar and storage products.

It could be bigger, but it will certainly be of a similar magnitude,” Musk said during an earnings call Wednesday. The company surprised Wall Street by reporting a return to profitability in the third quarter.

The bulk of Tesla’s revenue is generated from sales of its Model S, Model X and Model 3 electric vehicles. In the third quarter, automotive revenues were $5.35 billion. The company doesn’t break out revenue generated from solar, energy storage or other products and services. However, the total revenue in the third quarter was $6.3 billion, which gives some indication of the size of automotive compared to its other businesses.

Tesla’s energy and solar businesses languished for nearly two years as attention and resources were directed to the Model 3. That diversion of resources included redirecting to the car battery cell production lines meant for its home Powerwall and commercial Powerpack energy storage products because the company didn’t have enough cells.

“We had to do it because if we didn’t solve the Model 3, Tesla wouldn’t survived,” he said. “So, unfortunately that shorted other parts of the company.”

Now, the company is committed to scaling up energy storage and solar. Kunal Girotra, who initially joined Tesla in 2015 as a senior product manager for Powerwall, was promoted to senior director of the company’s energy operations.

In the third quarter, Tesla deployed 43 megawatts of solar, a 48% increase from the previous quarter. Solar installations are still 54% lower than the same period last year.

Energy storage deployments have continued to grow, reaching an all-time high of 477 MWh in the third quarter, according to earnings posted Wednesday.

Part of this new effort includes its solar roof tile product, which was originally unveiled in 2016. Musk said that a new, third iteration of its solar roof tile will debut Thursday afternoon.

Tesla(テスラ)のCEOであるElon Musk(イーロン・マスク)氏は、同社のエネルギー事業は最終的には自動車部門と同じくらいか、それ以上のものになると予測している。

「もっと大きくなる可能性があります。間違いなく同程度にはなるでしょう」と、米国時間10月23日の決算報告でマスク氏は述べた。同社は、第3四半期に採算性を回復したことを報告してウォール街を驚かせた。

テスラの収益の大部分は、Model S、Model X、Model 3といった電気自動車の販売によって得られるもの。これらの車による第3四半期の収益は、53.5億ドル(約5810億円)だった。同社は、太陽光発電、エネルギー貯蔵、その他の製品やサービスによる収益の内訳を公表していない。それらを含めた第3四半期の総収益は63億ドル(約6842億円)であり、この数字から他の事業と比較した自動車事業の規模をうかがい知ることができる。

テスラのエネルギー貯蔵およびソーラー発電設備事業は、ほぼ2年間に渡って衰退するままとなっていた。同社はModel 3に注力し、リソースも集中させていたからだ。例えば、家庭用のPowerwallやビジネス用のPowerpackといったエネルギー貯蔵製品向けのバッテリーセルの生産ラインを、自動車用に振り向けていた。バッテリーセルの絶対量が不足していたからだ。

「まずModel 3をなんとかしなければテスラ自体が生き残れなかったので、そのような措置を取らざるを得ませんでした」とマスク氏は説明した。「そのために、残念ながら会社の他の部分を犠牲にしたのです」。

現在、同社はエネルギー貯蔵とソーラー発電設備の事業拡大に取り組んでいる。Powerwallのシニアプロダクトマネージャーとして2015年にテスラに入社したKunal Girotra(キュノ・ジロトラ)氏は、エネルギー部門のシニアディレた。

この第3四半期に、Teslaは43MW(メガワット)ぶんのソーラー発電設備を設置した。これは直前の四半期と比較して48%増加している。ただし、前年同期と比べるとソーラー発電の設置は54%の減少となっている。

10月23日に発表された収益によれば、エネルギー貯蔵設備の設置は成長を続け、第3四半期にはこれまでで最高の477MW/h(メガワットアワー)を達成した。

新しい取り組みとしては、2016年から始めている屋根用ソーラータイル製品もある。マスク氏は、3世代目の屋根用ソーラータイルを、米国時間10月24日午後(日本時間10月25日早朝)に発表すると予告した。

映画  LUCY ルーシー 人類の脳は10%しか機能していない。 100%覚醒した彼女は、人類を救うのか?滅ぼすのか?

Lucy – Trailer Legendado (2014) HD

スカーレット・ヨハンソンとリュック・ベッソン監督が初タッグを組んだサイキックアクション。ごく普通の生活を送っていた女性ルーシーは、台北のホテルでマフィアの闇取引に巻き込まれてしまう。マフィアは、人間の体内にある物質を埋め込み、その人間を海外に送り出すことで物質の密輸を行おうとしていたが、ルーシーの体の中でその物質が漏れ出すアクシデントが発生。その影響により、普通の人間なら全体の10%しか機能していないと言われる脳の機能が、徐々に覚醒していく。脳の覚醒率が上がるに従い、超人的な力が解放されていくルーシーは、自分と同じような人間を二度と生み出さないためにも、マフィアの計画を阻止するために動き始める。

内容紹介
スカーレット・ヨハンソン『アベンジャーズ』『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』×
リュック・ベッソン監督『レオン』『ニキータ』が放つアクション・エンターテイメント大作!

人類の脳は10%しか機能していない。
100%覚醒した彼女は、人類を救うのか?滅ぼすのか?

■全米初登場No.1! リュック・ベッソン作品史上、最高成績を達成!!
『レオン』『ニキータ』『フィフス・エレメント』――時代に先駆け、儚くも力強い女性像を確立してきた映画監督リュック・ベッソン。革新的な映像と、普遍的なメッセージで、孤独の中で壮絶な運命を切り拓くヒロインを描き続けてきたカリスマが、16作目となる長編監督作『LUCY/ルーシー』で、全米初登場No.1をマーク!

■映画史に鮮烈な印象を残す、新たなヒロインの誕生!!
脳が覚醒し始めたタイトルロールの女性を演じるのは、06年と13年に「世界一セクシーな女性」(Esquire誌)として世界初となる2度の選出により大きな話題となったスカーレット・ヨハンソン。『アベンジャーズ』シリーズで一躍トップスターとして活躍する彼女が、人類の明日の行方を握るヒロインをミステリアスに演じている。

■“脳の謎”をテーマに、予測不能なストーリーが展開!!
“10%しか機能していない人類の脳が覚醒したら?”という人間の根源的な謎に向き合いながらも極上のエンターテイメントに仕上げられた本作。パリ、台北を舞台に、グローバルに展開する大胆で予測不能なストーリーと、磨き上げられたスタイリッシュな映像世界で観るものを目醒めさせていく、覚醒型アクション・エンターテイメント!

【ストーリー】
10%しか機能していないと言われる人間の脳。しかしルーシーの脳のリミッターは外されてしまった――。
ごく普通の生活を送っていた女性ルーシー。ある日、マフィアの闇取引に巻き込まれてしまい、そこで起こったアクシデントによって彼女の脳は異変をきたす。「人類の脳は10%しか機能していない」と言われるが、ルーシーの脳は覚醒し、次々と人智を超えた能力を発揮し始める。脳科学者ノーマン博士は彼女の脳の可能性を信じ、落ち合う約束をする。一方、マフィアは行方をくらませたルーシーを巨大な組織全体で追い詰めていく。マフィアの裏をかき、博士の元へ向かうルーシーは次第に人間性を失い、自分自身でさえもコントロール不能な暴走状態へと陥ってしまう。覚醒の勢いは誰にも止めることはできない――彼女の存在は、人類を破滅に導くのか、それとも、救いとなるのか…。

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