る。前者は内部から、後者は外からのものであったが、衝撃の内容はまさしく同種のものであったのだ。もっとも、後者は、前とはまったく比較にならぬすさまじいものであったが――。
賢明な読者はすでにお気づきであったろう。これが、チベット密教のいう 「思念による王者の相承」であることを――。思念による王者の相承とは、じつに、累的バイブレーションによる伝達だったのである。
あいていわたくしは、これによって、解脱に至る四つの階様のうちの、第三の境地に連したことを自覚したのであるが、これは、間脳開発の練行tapasを成就していなかったら、絶対に得られなかったものである。内なる受容の態勢がととのって初めて、外よりの王者の相承が発せられるのである。 うけいれ
解脱に至る四つの階梯
いま、わたくしは、「解説に至る四つの階梯」といった。
だれでも、解説に至るためには、この四つの段階を経なければならない。そ
輪転生联想法
だれでも、解説に至るためには、この四つの段階を経たに
してこの四つの階梯を、すぐれた聖師にしたがって歩んでいくならば、だれでも
解脱に到達できるのである。もちろん、あなたにしてもそのとおりだ。
そこで、この四つの階梯について、のべてみよう。
四つの階梯とは、
srota apanna 須陀
sakrd-āgāmin 斯陀含
anāgāmin-
arhat-
阿那含
である。
説明すると、
きよめられた聖者
斯陀含高められた聖者
阿那含(次元を)飛躍した聖者
同職後(次元を超越し、完成した聖者、「仏陀」ともいう。
では、この四つの階柳を、修行者はどのようにして歩んでいくのだろうか。
大脳辺縁系・新皮質脳を殺す修行
それはひと口にいって、大脳辺縁系・新皮質脳を殺す修行である。
大脳辺縁系と新皮質脳を殺さなければ、間脳は作動せず、第三の目は開かないのである。
ただし、誤解してはいけない。大脳辺縁系・新皮質脳を殺すということは、 「究極において、大脳辺縁系、ことに新皮質脳を生かすということなのである。新 「皮質脳は「創造の座」であるといわれる。しかし、ほんとうの創造の座は間脳にあるのである。間脳はこれまでくり返し説いてきたように、霊性の場であり、
あるのである。間脳はこれまでくり返し説いてきたように、霊性の場であり、
のなのである。ここが開発されることにより、ほんとうのインスピ 「レーションが発生するのである。
ただし、間脳を開発するためには、しばらくの間、大脳辺縁系と新皮質脳を閉ずさなければならないのである。間脳が開発されたとき、新皮質脳は新しくよみがえる。新しくよみがえった新皮質脳こそ、霊性を基盤とした超人的なイジスピレーションと創造力を持つ頭脳となるのである。
ではそれはどんな修行か?
重性完成の方法と体系
釈尊が残した霊性完成の修行法がそれである。これを、わたくしは、「成仏 「氷」とよんでいる。成仏とは霊性を完成したことをいい、それを成就した人を 「仏陀」とよぶ。だからわたくしはその方法を、「成仏法」とよぶのである。
くわしくは、「輪超転生瞑想法Ⅱ」でのべたとおりであるが、それは七つのシステムと三十七種のカリキュラムから成る成仏のための方法と体系である。これ
ぼだいぶんほうを、阿含経では「七科三十七道品」あるいは「三十七菩提分法」とよぶのである。この二つの名称は、わたくしが勝手につけたのではない。古来からの仏教用語である。
わたくしが、阿含経以外のお経――法華経、阿弥陀経をはじめすべてのお経をいささか激しい表現で批判するのは、阿含経以外のお経には、どの経典にも、この成仏法がないからである。釈尊がじっさい説かれたのは阿含経だけであるという歴史的な事実のほかに、阿含経以外には、この「成仏法」がないから、わたくしはそういうのである。「成仏法」のない経典など、わたくしは真実の仏教経典と認めることはできないのである。もちろん、それなりの存在意義なり存在価値はあろうが、本流ではない。傍流というべきである。このことに 「関しては、わたくしの他の著書を読んでいただきたい。
七科三十七道品とはつぎのようなものである。
四念住法身念住法 受念住法 心念住法 法念住法
四正断法
修断法 随護断法律儀断法断断法
四神足法
神足法
動神足法 心神足法
観神足法
五根法
信根法
精進根法念
根法定根法
慧根法
五力法
信力法
精進力法
念力法
定力法
慧力法
七億支法
法寛文法
定覚支法
精進覚支法
喜覚支法
軽安覚支法
捨覚支法
八正道法
念覚支法
正見法正
思惟法
正語法
正業法
正命法
正精進法
正念法
以上である。
正定法
この七科員、三十七種のカリキュラムは、
一、想
二、実践
tapas(税)
に分類できる。
四念住法・五根法は、瞑想である。
四正断法・五力法・七覚支法・八正道法は、実践と瞑想である。
四神足法は、特殊な練行tapas である。
神足とは、神通力(超能力)のことで、この四神足法は、超自然の神通力を得るための四種の修行法である。前にのべたわたくしの練行tapasはこれに属するものである。
この七つの科目のうち、練行tapasを中心に、瞑想と実践の科目をとり入れて修行するのである。どの科目をどうとり入れて、どのように訓練するかは、 型師が決定する。修行者それぞれ、みな素質と因縁がちがうので、それを見て、グルが決めるのである。
う。 この修行において、グルの果たす役目は大きい。グルについて、少しのべよ
霊性の洗礼
ある。 あいけんまず、間違いなく霊性を開顕したグルを見つけて、そのグルに受け入れてもらうことである。それができたら、この修行は八分どおり成功したといっていいくらいである。それくらい重要なことであり、かつ、むずかしいということで
グルなくして、正しい霊性開顕の仏道修行は不可能である。ふつうの仏教信心とはちがうのである。信心のしかたや、信仰のしかた、経典の講義や解釈を教わるという程度のものならばとにかく、霊性開顕の仏道修行は、強力な霊的能力を持つグルの助けなくしては、絶対といっていいほど、できないのである。
たとえば、インド近代の聖者ラーマナ・マハリシが、入門者に対して、「凝視の方法」で受け入れの儀式をおこなったとき、彼の両眼の輝きと力が相手の心をつらぬいて、その雑念の流れを断ち切ってしまったといわれる。ときとしては、まるで電流が身の内に流れ込んだように相手は感じたともいわれる。
こういう霊的体験によって、弟子はまず心をきよめられ、霊的なものに対す
人の素質にもよるけれども、一度、霊的な洗礼を受けた者は、霊的感覚がひら
るあこがれ、霊的向上心をいだくようになるのである。「霊性の洗礼である。そのかれ、霊的世界への憧憬が芽ばえる。いままでとちがう高い次元の存在が、感覚 「されるのである。霊性開顕への第一歩で、これが非常に大切なのである。わた
くしなども、弟子に対し、わたくし独自の受け入れの方法をおこなうが、ただ問
「題は、ほんとうに霊性開顕したグルは非常に稀だということである。にせもののグルや、未熟なグルにかかわり合うと、とり返しのつかぬことになる。まず、
「間違いなく霊性を開顕したグルを見つけること、つぎにそのグルに受け入れても
らうことだ。グルはなかなか弟子を受け入れないものである。
さいわいに、受け入れてもらった弟子の心がまえについて、のべておこう。
グルに受け入れてもらったら、弟子は、そのグルに心からしたがうことである。心から尊び歌わなければならない。
グルは弟子にとって仏陀そのものなのである。グルは弟子にとって、過去に
出現した仏陀たちの変化身であり、未来の仏陀たちが生まれ出る母胎であり、いまここに仏陀を体現している尊い存在なのである。
グルは、弟子にとって、この世の中のいかなるものよりも尊い、かけがえの
ない存在であるといわねばならない。なぜならば、弟子は無限の昔から輪廻の旅
をつづけて、いまここに至っている。これからも苦しい輪廻の旅を無限につづけ
ていかなければならない。過去、いままで(の生)にどれだけ多くの仏陀たちが
輪廻の鎖を断ち切ってニルヴァーナに至るようよびかけたことであろうか。し
かし、煩悩と悪行に心曇らせていたために、弟子は、それらの仏陀たちの招き
にこたえることができなかった。それがいま、ここに、無量の慈悲心をもって
ニルヴァーナに導いてくれる師があらわれ、その方と縁が結ばれた。グルこそ仏陀そのものなのである。その深い畏歌と憧憬の心をもってグルにしたがった
とき、グルは全身全霊の力をもって、弟子を導いてくれるであろう。グルは、
弟子と仏陀とを結ぶかけがえのない水路であり、この水路を通じて仏陀の霊性
と霊的パワーが弟子の心に流れ込んでくるのである。最終的な霊性の開顕は、
なのである。 グルからの霊的パワーの感応なのである。感応道交といい、画龍点という言葉があるが、すべての技法の最後の仕上げは、グルからの霊的感応なのである。そしてそれは、師と弟子と、総一無雑に心が融け合わねばなしえないもの
受け入れの秘儀
ここで、わたくしがおこなってきた独自の「受け入れの秘儀」についてお話ししておこう。
ぎょうしわたくしのおこなう、「受け入れの秘儀」とは、凝視のしかたと、それから、 わたくしの指導によるアージュニャー・チャクラへのメッセージ伝達から成っている。
この凝視のしかたをおこなう聖者は、ほんのわずかであるが、わたくし以外にもおられる。しかし、これは、クンダリニー・ヨーガを完成した聖者でなければできない。
輪転生購想法 118
117 第二章 開の開発法
輪迴転生联想法Ⅲ
116
115
第二章 間脳の開発法
輪転生联想法 114
113 第二章の開発法
輪転生瞑想法 112
11】 第二章開の開発法
輪転生想法 110
109 第二章品の開発法
108




