受我懺悔。三業六根多諸罪。 過去今生。及未來世。一切惡業。三業六根。三障三毒。今日嚴淨道場。誠心懺悔。不敢覆藏。 惟願尊者。觀世音菩薩摩訶薩

三業六根。三障三毒、
◉ 三業(さんごう)
「業(カルマ)」は行為のことです。仏教では、私たちの行為を三つに大別します。
身業(しんごう) … 身体の行い(例:殺生、盗み、布施など)
口業(くごう) … 言葉の行い(例:嘘、悪口、優しい言葉など)
意業(いごう) … 心の思いや意志(例:貪り、慈悲、怒りなど)
これら三業は常に働いていて、善悪の因を作り、未来の結果を生みます。
◉ 六根(ろっこん)
「根」とは、外界を受け取る感覚のはたらきの基盤です。
眼根(げんこん) … 視覚
耳根(にこん) … 聴覚
鼻根(びこん) … 嗅覚
舌根(ぜっこん) … 味覚
身根(しんこん) … 触覚
意根(いこん) … 心(思考・認識)
六根を通じて外界と接触し、そこから欲望や苦悩も生じます。
◉ 三障(さんしょう)
修行や成仏を妨げる三つの大きな障害。代表的には次の三つが説かれます。
煩悩障(ぼんのうしょう) … 貪り・怒り・愚かさなど、心を乱す煩悩の障り。
業障(ごっしょう) … 過去の悪業(カルマ)がもたらす障り。
報障(ほうしょう) / 所知障(しょちしょう) … 過去の因果によって受ける果報や、知恵を妨げる執着の障り。
宗派や経典によって表現が少し異なりますが、いずれも「悟りに至るのを妨げる壁」を意味します。
◉ 三毒(さんどく)
心を根本から濁らせる三つの毒。
貪(とん) … むさぼり(欲望・執着)
瞋(じん) … 怒り(憎悪・敵意)
痴(ち) … 無明(真理を知らない愚かさ)
この三毒がすべての迷いや苦しみの根源とされ、修行の中心はこれを浄化することにあります。
✅ まとめると、
三業 … 私たちが業を作る三つの行い
六根 … 感覚と心の基盤
三障 … 成仏を妨げる三つの障り
三毒 … 煩悩の根源
これらはすべて「人が迷う仕組み」を示す体系であり、同時に「修行すべきポイント」を明確にする教えでもあります。




