文殊(もんじゅ)は、仏教における菩薩の一尊で、特に知恵を司ることで知られています。サンスクリット語のMañjuśrī(マンジュシュリー)の音訳で、「妙吉祥」とも訳されます。文殊菩薩は、大乗仏教の経典に菩薩の上位者として登場し、普賢菩薩と対で語られることも多く、普賢が「行」を象徴するのに対し、文殊は「知恵」を象徴します。また、文殊菩薩は獅子に乗る姿で表されることが多いです。
文殊菩薩について:
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智慧を司る菩薩:文殊菩薩は、智慧を司る菩薩として広く信仰されています。
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実在の人物:文殊菩薩は、実在の人物がモデルであるとも言われています。
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経典に登場:大乗仏教の経典、特に般若経典に登場し、菩薩の上位者として描かれています。
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普賢菩薩との関係:普賢菩薩と対で語られることが多く、普賢が「行」、文殊が「知恵」を象徴します。
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乗り物:文殊菩薩は、獅子に乗る姿で表されることが多いです。
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五髻文殊:密教においては、頭に5つの髻(もとどり)を結った五髻文殊(ごけいもんじゅ)の姿で表されることもあります。
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ご利益:学業成就や智慧明瞭などのご利益があるとされています。また、卯年の守り本尊でもあります。
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日本三文殊:亀岡文殊(京都府)、切戸の文殊(京都府)、安倍文殊院(奈良県)が日本三文殊として知られています。
「三人寄れば文殊の知恵」:
このことわざは、文殊菩薩が知恵を司ることから、3人で相談すれば、一人や二人では思いつかなかった良い知恵が出るという意味で使われます。




