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星供養曼荼羅

星供養曼荼羅(星曼荼羅)は、人間の運命や寿命を司るとされる星々(北斗七星・九曜・十二宮・二十八宿)を擬人化して描いた密教の曼荼羅です。冬至や節分に行われる「星供(ほしく)」法会の本尊として祀られ、災難を払い、息災延命や福寿増長を祈願するために用いられます。
星供養曼荼羅の特徴と意義
    • 別名・別称
      :
      星供曼荼羅
      、北斗曼荼羅
  • 構成: 中心に星々の王である熾盛光仏(しじょうこうぶつ)や釈迦金輪(釈迦金輪尊)、その周囲に北斗七星、九曜、十二宮、二十八宿が配置されます。
  • 思想: 中国の陰陽五行説、道教、インドの占星術が融合したもので、平安時代から伝わります。
  • 役割: 人の寿命や運命を司る星を供養し、悪星の凶作用を封じ、善星の力を強めることで、厄除けや運勢好転を祈る「星祭り」の拠り所です。
代表的な星曼荼羅
  • 宝積院所蔵「星曼荼羅図」 (堺市・南北朝時代): 絹本著色で、中央に熾盛光仏、上部に北斗七星、下部に閻魔天を中心とした地獄の世界が描かれた独自の構成。
  • 清浄心院の星曼荼羅: 北斗七星を中心に九曜、二十八宿を描き、星供養の際に本堂に掲げられます。
星供養(星祭り)について
  • 時期: 主に冬至、節分、立春など、年のかわり目に行われます。
  • 祈願内容: 息災(災難・病気を防ぐ)、増益(幸福・財産増)、延命(寿命を延ばす)。
  • 供養法: 星曼荼羅を掲げ、北斗七星などその年ごとの当り星を供養する法要を執り行います。
星供養曼荼羅は、人々が自身の運命を星に委ね、平穏な一年を願う深い信仰の歴史を伝える仏画です。

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