あ白佛言世尊。如是神咒必定吉祥。
乃是過去現在
未來十方諸佛。大慈大悲觀世音陀羅尼印。聞此
咒行持者。衆苦永盡。常得安樂。遠離八難。得
こんとうせつじっぽうしょぶつきゅうごしゅじょう念佛定。現前見佛。我今當說十方諸佛救護衆生
大神咒。
多哪吔 嗚呼膩 摸呼膩 闘婆膩 肮婆膩阿含経 1安
茶詈 般茶詈 首埤帝般般茶 囉囉 婆私膩
多姪吔 伊梨 寐梨 鞮首梨 迦婆梨
佉鞮端たとん
耆
旃陀梨
摩蹬耆
勒叉勒叉
薩婆薩埵薩
婆婆哪埤
娑訶 多茶吔
伽帝
伽帝
腻伽帝
修留毘 修留毘 勒叉勒叉 薩婆薩埵 薩婆
婆耶埤娑訶
句ごとの解釈(音写から推定)
多哪吔
→ tadyathā(多陀夜他)=「かくの如し」
陀羅尼冒頭の定型句。これから霊験ある真言を説く、という宣言。
嗚呼膩 摸呼膩 闘婆膩 肮婆膩安
→ 音節を連ね、諸の神名・力を呼び出している部分。
「膩(ni)」は女性尊格(女神・母神)を指すこともある。
茶詈 般茶詈 首埤帝般般茶 囉囉 婆私膩
→ 「茶詈 般茶詈」=神霊・力を繰り返し呼びかける呼唱句。
「囉囉」=ララ=繰り返し呼ぶ。
「婆私膩」=パーシニ=女神の名に近い。
多姪吔
→ 再び tadyathā の繰り返し。強調。
伊梨 寐梨 鞮首梨 迦婆梨
→ iri miri diśuri kapari のように音写される、諸尊・霊力の呼称。
守護神・精霊の名を列挙している部分。
全体の意味(意訳)
「かくの如し。
嗚呼、諸の聖なる母神・守護の力よ、我を守れ。
清浄の功徳をもたらし、障害を取り除け。
茶詈、般茶詈――繰り返し呼びかけ奉る。
ララ、婆私膩よ、来りて守れ。
かくの如し。
伊梨、寐梨、鞮首梨、迦婆梨――
その名の力をもって、結界を成し、福徳を満たせ。」
つまり、この陀羅尼は守護・除障・清浄の加持力を祈るもの、と考えられます。




