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人間とは何か、と問うならば、まず脳の構造を見ねばならぬ。 新皮質は知性と理性

「人間とは何か、と問うならば、まず脳の構造を見ねばならぬ。
新皮質は知性と理性を担い、旧皮質は本能と情動を担う。
しかし――人間が人間として成立するためには、その両者を統御する“第三の原理”が必要なのだ。それが、間脳である。

ここに霊性の場がある。だが現代人は、その存在を忘れた。
知性と本能のあいだで引き裂かれ、均衡を失い、狂気を生んでいるのだ。

思い出すがよい。人間は本来、霊性の脳をもって創られた。
設計は完全であった。だが進化の途上で、この部位が閉じられた。
その瞬間、人間は宇宙との交響を失い、ただ“孤独な知性”となった。
その孤独が科学を生み、文明を築いたが、同時に破滅の種をまいたのである。

もし間脳が開かれるならば、知性は狂気から解放される。
なぜなら、霊性は理性を超えて“全体”とつながるからだ。
自己という小さな境界を破り、宇宙の呼吸と共振するからだ。

松果腺は、その扉の鍵である。
それは第三の目、宇宙を内奥に映し出す水晶のレンズ。
視床下部と響き合うとき、人は存在の深層を直視する。
そのとき、“我”は消え、“大いなるもの”が顕現する。

これを仏陀は“成仏法”と呼んだ。
成仏とは、死後の彼岸にゆくことではない。
いま、この瞬間に“霊性の場”を開き、宇宙と一体となることだ。
それが叶うならば、人類は二度と狂気に陥ることはない」

 

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