と、この「解説」とを合わせて、仏教の真髄を示す護摩となります。
「解取源摩」の「解説」とは、解放を意味します。なにからの解放か?
一切の束縛からの心の解放です。
それは、どのような意味を持つのでしょうか?
たとえば、ギリシア哲学の智者プラトンが求めたのは、かれの言葉に
4 よれば、「一切の束縛から解放され、われわれの魂が純粋に魂自身になることによってのみ。その根本の智慧、あるいは、真実の智慧に到達することができる」というものでした。ブラトンの師であるソクラテスもまた、同じように真実の智慧をどこまでも追い求めました。その究極には、 ファアの説く智慧とおなじものがあった、とわたくしは確信しておりま
わたくしは、自らの宗教者としての歩みのなかで、真実の智慧のみが
東崎からの心の解放
与える癒しが、人を揺るぎない心の平安に導くことを実際に体験いたしました。そして、揺るぎない心の平安から真の勇気が生まれることを、
いくつかの実例として見てきました。この揺るぎない心の平安をどのようにして得られるのか。今日は、そのことを皆さまにお伝えしたいと思います。
それは瞑想です。揺るぎない心の平安を与える瞑想ほど、人を本質的に変えるものはありません。瞑想によって、心は一切の束縛から解放され、真実の智慧に到ることができるからです。瞑想は、人間に無限の可能性を与えるのです。
いにしえの西洋のことわざにもございます。
はいなかった」と。 「いまだかつて、偉大な仕事を成し遂げた人で、瞑想の習慣をもたぬ人
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。 しかし、だれもが、いつでもできるように、そして、具体的なイメージをもって、きちんと解き明かした瞑想の解説は、あまりにも少ないように思います。
今日ご紹介する瞑想法は、「般若心経瞑想法」と申します。わたくしが般若心経をもとに作ったものです。
般若心経は、世界中の仏教徒に共通の経典です。これは、わずか、漢字二百六十文字でブッダの教えをすべて説き明かしております。それは、 「有」と「無」との対立を超えたところに、「空」という「カルマ」を断つ真理の世界のあることを教えています。
わたくしは、この真髄を会得するために、この優れた経典である般若 「心経をもとに「般若心経瞑想法」を作りました。それ
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