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では続けて――

第五章 正命 ―― 清らかな生き方

– 第二節:三業の調和 –

 

蒼は朝の勤行を終え、静かな境内を歩いていた。
心には昨夜の坐禅の感覚が残っている。
身体の動きと言葉、心の調和が自然と結びつく感覚だった。

 

凌山が穏やかに語りかける。

 

「三業とは、身・口・意。
身体の行い、口の言葉、心の思い。
これらが調和すれば、生き方は正しく輝く」
「調和が乱れるとどうなるのですか?」
「例えば、心は清らかでも、言葉や行いが乱れれば、混乱を招く。
逆に、言葉や行いを整えても、心が乱れていては虚しくなる」

 

蒼は深く頷く。

 

「心と行動、言葉が一致することが大事なんですね」
「そうじゃ。三業の調和は、正命の本質じゃ」

 

その時、蒼の目の前に小さな鳥が舞い降りた。
凌山が微笑んで言う。

 

「鳥の羽が一枚でも欠ければ、飛ぶことはできぬ。
三業も同じ。揃ってこそ、道を進めるのじゃ」

 

蒼はその言葉を胸に刻み、日々の暮らしの中で三業の調和を意識し始めた。

 

「これからは、心の内も外も清らかに保とう」

 

 

【第五章「正命」第二節 完】
(※つづけて第三節「意識の浄化」へ進むことも可能です)

ご希望があれば次の章もお書きしますね。

 

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