の一尊。大医王、医王善逝(いおうぜんぜい)とも称する[1]。
三昧耶形は薬壺、または丸薬の入った鉢。種字は尊名のイニシャルのバイ(भै、bhai)[2]。
薬師如来
病気に苦しむ人々を助ける仏

薬師如来(やくしにょらい)とは?
東方浄瑠璃世界の教主で、正式名を薬師瑠璃光如来(やくしるりこうにょらい)といいます。
病気を治して衣食住を満たすという「十二の大願」を立て、生きている間に願いを叶えてくれます。阿弥陀如来のように死んだ後にやすらぎを与えるのではなく、現世にやすらぎを与えてくれるのが特徴です。昔の作例はとくに病気平癒を願ったものが多数存在します。
日光菩薩と月光菩薩を脇侍として三尊として並ぶことが多いです。さらに、7体の薬師如来で息災・増益を祈願する修法の本尊である七仏薬師というものも存在します。また、眷属として十二神将を従えています。
ご利益
病気治癒(特に目病)、健康長寿、災難除去、安産祈願、現世利益
薬師如来(やくしにょらい)の像容
薬壺(やっこ)を左手に持っており、右手の薬指を前に出しています。他の装飾品等は持ちません。ただし、奈良時代までの造形は薬壺を持たない場合が多く釈迦如来と区別がつきにくいです。
有名寺院と像
・奈良県:薬師寺
・奈良県:法隆寺
・京都府:醍醐寺
薬師如来(やくしにょらい)の真言
オン・コロコロ・センダリ・マトウギ・ソワカ
概要
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薬師如来が説かれている代表的な経典は、永徽元年(650年)の玄奘訳『薬師瑠璃光如来本願功徳経』(薬師経)と、景竜元年(707年)の義浄訳『薬師瑠璃光七佛本願功徳経』(七仏薬師経)であるが、そのほかに建武〜永昌年間(317〜322年)の帛尸梨蜜多羅訳、大明元年(457年)の慧簡訳、大業11年(615年)の達磨笈多訳が知られている。
薬師本願功徳経では、薬師如来は東方浄瑠璃世界(瑠璃光浄土とも称される)の教主で、菩薩の時に12の大願を発し、この世門における衆生の疾病を治癒して寿命を延べ、災禍を消去し、衣食などを満足せしめ、かつ仏行を行じては無上菩提の妙果を証らしめんと誓い仏と成ったと説かれる。瑠璃光を以て衆生の病苦を救うとされている。無明の病を直す法薬を与える医薬の仏として、如来には珍しく現世利益信仰を集め




