それは、「日の国の法」と呼ばれるものであった。かつて、ノストラダムスがその予言詩の中で述べた、「日の国の法」と「金星の法」が競い合うという、その「日の国の法」こそ、今まさに明かされようとしていたのだ。私はこれまでに、「日の国の法」とは日本の古代神法、「息吹き永世の法」であると述べてきた。
仏陀の法、ピンガラとイダーを開発し、形成する方法は、まさにこの日本の古代神法「息吹き永世」の中に秘められていたのである。
私がこのことに初めて言及したのは、今から19年前の1972年に刊行した『密教・超能力の秘密』であった。ここに、当時の記述をもう一度抜粋して載せてみよう。
「新たな古代神法、『息吹き長世』の復元が進んでいる。古神道の行法に基づき、クンダリニー・ヨーガのチャクラを取り入れたピンガラとイダーの開発方法は、すでにほとんど完成している。しかし、この法は非常に繊細な呼吸の操作を必要とし、誤ると重大な影響を及ぼす可能性がある。ゆえに、文章だけで伝えることは不可能であり、実地の指導が不可欠だ。」
仏陀の法においては、ピンガラが発する熱が「発動・昂揚」のエネルギーに変わり、イダーが発する冷気が「沈静・凝縮」のエネルギーに変化したという。そして、「息吹き永世」では、このエネルギーを「神の息吹き」として人々の救済に用いたのである。
古代の神々の力が、仏陀の法と共鳴し、今もなお生き続けていると思うと、私の胸は古代への限りない憧れで震えるのだった。




