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ペン

1,927
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自動芯出し機構搭載

オレンズネロ最大の特長は、自動で芯を送り出す「自動芯出し機構」です。書き始める際に1回だけノックをすれば、あとはペン先のパイプが紙面から離れるたびに自動で芯を出すので、ノックすることなく書き続けることができます。

この自動芯出し機構に欠かせないのが、「ボールチャック」という部品です。「チャック」とは芯をつかんで送り出す部品で、一般的なシャープペンには「三割りチャック」というものが使われています。「三割りチャック」は、ノックをしないと芯が前進しない仕組みですが、オレンズネロに使われている「ボールチャック」は、芯をつかみながら芯の前進も許容するため、ノックをしなくても芯を送り出すことが出来るのです。

芯径0.3の細い芯では、その分使われる部品も小さくなります。ボールチャックという元々繊細な部品を、細い芯でもきちんと作動させるために、ミクロン単位の調整をしました。

 

書き心地のためにこだわった2つのバランス

オレンズネロは細い軸にも関わらず、一般的なシャープペンの倍以上の部品が使われています。そのため、部品同士の配置のバランスがとても重要になります。例えば、芯を紙面に向かって押し出す役割をしている先端スプリングの力が強すぎると、筆記時の抵抗になってしまいますが、弱すぎると芯を送り出すことが出来ません。ベストな力加減にするには、その周りにある部品の調整も必要になってきます。書き心地のよさを追い求め、たくさんの試作を繰り返しました。

そして、軸の重量バランスも書き心地に関わる重要な要素です。低重心でありながら重過ぎず、扱いやすいバランスを目指しました。部品自体が重いため、軸は後軸に樹脂、前軸には樹脂と金属を混ぜ合わせた素材を選定し、軽量化を実現しました。

誰が書いても、軽い書き味で、美しい線が書ける。それがオレンズネロです。

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