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天台宗では、一字頂輪王(一字金輪)を本尊にし北斗七星

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天台宗では、一字頂輪王(一字金輪)を本尊にし北斗七星に祈祷する北斗法という
除災の大修法があります。

『行者の生まれによって異なる真言を唱える』とのことです。
(九曜・二十八宿・各北斗全てを一度に唱えるわけではありません)

北斗総呪
おん さった じのうや ばんじゃびじゃや ぜんほだまそら  びのうらきさん ばんばと そわか
『妙見菩薩神呪経』
貪狼星(とんろうしょう)     西南、   赤黒色、  左手に日
巨門星(こもんしょう)      西、    白黄色、  右手に月
禄存星(ろくぞんしょう)     西北、   赤青色、  左手に火珠
文曲星(もんごくしょう)     北、    青黒色、  左掌から水
廉貞星(れんじょうしょう)    東北、   黄色、    右手に珠
武曲星(むごくしょう)      東、    青色、    左手に柳の杖
破軍星(はぐんしょう)      東南、    白赤色、  右手に刀

それぞれ頭髪は、赤。 どうやら本地は、七仏薬師か観音とされる。
『北斗延命経』、『覚禅鈔』

「七星九執十二宮神呪」または「七曜総呪」
(九曜星)のうまく さんまんだ ぼだなん ぎゃらんけいしんばりや はらはた じゅちらまや そわか
星曼荼羅の第二院に描かれる。『宿曜経』、『梵天火羅九曜(ぼんてんからくよう)』

日曜星  おん あにちゃしり そわか                 太陽、日精、丑寅

月曜星  おん そましり そわか                    太陰、月精、戌亥

火曜星  おん あぎゃらかしり そわか けい            惑星、火精、南

水曜星  おん ぼだしり そわか                    彗星、水精、北

木曜星  おん ぼらか さんばちしゅり そわか           歳星、木精、東

金曜星  おん しゅきゃら しゅり そわか              太白、金精、西

土曜星  おん しゃに ししゃら しせいてい しゅり そわか   鎮星、土精、中方

計都星(けいと) おん けいと しり そわか              彗星、西南

羅ご星(らご)  おん らこなしゅり そわか              黄幡星、東北

十二宮
胎蔵界曼荼羅の最外院の四隅や星曼荼羅の第三院に、星座名とともに描かれる。
黄道十二宮(太陽の運行)で、天を十二に分割し12ヶ月とし、人の運命に配して、富貴・博学・多病・短命
など、その吉凶を判断するのにでてくる。

牛密宮(ごみつきゅう) おうし座、      白羊宮(びゃくようきゅう) おひつじ座
夫婦宮(ふうふきゅう) ふたご座、     摩竭宮(まかつきゅう) 山羊座
賢瓶宮(けんびょうきゅう) みずがめ座、 双魚宮(そうぎょきゅう)うお座
秤宮(ひょうきゅう) てんびん座、      弓宮(きゅうきゅう) いて座
蠍虫宮(かつきゅう)さそり座、        少女宮(しょうにょきゅう)おとめ座
ぼう蟹宮(ぼうかいきゅう)かに座、     獅子宮(ししきゅう)しし座

諸宿(二十八宿)
宿とは、星座のこと。月が29.5日で移動し、12月で1年。28宿は、月の軌道を
星座宮に区分して、それぞれの宮を人の運命をつかさどる神としたもの。
胎蔵界曼荼羅の外金剛院の四方に配した。

『宿曜経』、『舎頭諫経(しゃとうかんきょう)』
総呪
のうまく さんまんだ ぼだなん のうきしゃたら  にしだにえい そわか

東方七宿
昴宿(ぼうしゅく) のうまく さんまんだ ぼだなん きりちきゃ のうきしゃたら そわか
畢宿(ひっしゅく) のうまく さんまんだ ぼだなん ろきに のうきしゃたら そわか
觜宿(ししゅく)  のうまく さんまんだ ぼだなん ひりぎゃしら のうきしゃたら そわか
参宿(しんしゅく) のうまく さんまんだ ぼだなん あんだら のうきしゃたら そわか
井宿(せいしゅく) のうまく さんまんだ ぼだなん ぶのうばそ のうきしゃたら そわか
鬼宿(きしゅく)  のうまく さんまんだ ぼだなん びじゃや のうきしゃたら そわか
柳宿(りゅうしゅく)のうまく さんまんだ ぼだなん あしゃれいしゃ のうきしゃたら そわか
南方七宿
星宿(せいしゅく) のうまく さんまんだ ぼだなん まぎゃ のうきしゃたら そわか
張宿(ちょうしゅく)のうまく さんまんだ ぼだなん ほらは はらぐ のうきしゃたら そわか
翼宿(よくしゅく) のうまく さんまんだ ぼだなん うったら はらろぐ のうきしゃたら そわか
軫宿(しんしゅく) のうまく さんまんだ ぼだなん かしゅた のうきしゃたら そわか
角宿(かくしゅく) のうまく さんまんだ ぼだなん しったら のうきしゃたら そわか
亢宿(こうしゅく) のうまく さんまんだ ぼだなん そばてい のうきしゃたら そわか
てい宿(ていしゅく) のうまく さんまんだ ぼだなん そしゃきゃ のうきしゃたら そわか
西方七宿
房宿(ぼうしゅく) のうまく さんまんだ ぼだなん あどらだ のうきしゃたら そわか
心宿(しんしゅく) のうまく さんまんだ ぼだなん せいしゅった のうきしゃたら そわか
尾宿(びしゅく)  のうまく さんまんだ ぼだなん ぼうら のうきしゃたら そわか
箕宿(きしゅく)  のうまく さんまんだ ぼだなん ふるばあしゃだ のうきしゃたら そわか
斗宿(としゅく)  のうまく さんまんだ ぼだなん うったらあしゃだ のうきしゃたら そわか
牛宿(ぎゅうしゅく)のうまく さんまんだ ぼだなん あびしゃ のうきしゃたら そわか
女宿(じょしゅく) のうまく さんまんだ ぼだなん しらまな のうきしゃたら そわか
北方七宿
虚宿(きょしゅく) のうまく さんまんだ ぼだなん だにしゅた のうきしゃたら そわか
危宿(きしゅく)  のうまく さんまんだ ぼだなん しゃたびしゃ のうきしゃたら そわか
室宿(しっしゅく) のうまく さんまんだ ぼだなん ほらば ばつだらやち のうきしゃたら そわか
壁宿(へきしゅく) のうまく さんまんだ ぼだなん うたのう ばっだらば のうきしゃたら そわか
奎宿(けいしゅく) のうまく さんまんだ ぼだなん りはち のうきしゃたら そわか
婁宿(ろしゅく)  のうまく さんまんだ ぼだなん あしんび のうきしゃたら そわか
胃宿(いしゅく)  のうまく さんまんだ ぼだなん ばらに のうきしゃたら そわか

八字文殊呪  オン・アクビラウンケン・シャラク・マン

妙見菩薩   オン・ソチリシュタ・ソワカ

金剛吉祥  オン・バザラシリ・マカシリ・アニチヤシリ・ソマシリ・アギャラカシリ・ボダシリ・ボラカサンマチシリ・
シュキャラシリ・シャニシシャラシセイテイシリ・マカサンマエイシリエイ・ソワカ

破諸宿曜  オン・サラバ・タキシャタラ・サンマエイ・シリエイ・センチキャラ・コロ・ソワカ

成就一切  オンタタツツ・チチチチ・ツツツツ・バザラサトバ・ジャク・ウン・バ・コク・キリクカク・ウンパッタ・ウン

閻魔天の真言  オン・エンマヤ・ソワカ
もしくは ナウマクサマンダボダナン・バイバソバタヤ・ソワカ

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