UA-135459055-1

天秤座の話

  • このエントリーをはてなブックマークに追加


2020年、天秤座の人々は、
「愛」を、いつもとは違った切り口で見つめるでしょう。
それは「切っても切れないつながり」であり、
面倒でも一緒に連れていくものであり、
遠く離れても結びついているものです。
理屈では説明できない心情、
書面やルールでは管理しきれない思い、
そういったものが、
あなたを中心とした世界で渦巻くのです。

昨今では
「気の合わない人とは離れればよい」
「嫌な関係は切り離すほうが合理的だ」
という意見が一般的になりつつあります。
たとえ家族や血縁者であっても、
相手が自分に何らかの危害を加えてくるならば、
できるだけ「縁を切る」のが正しい、
と考えられています。
これは私も全面的に賛同するところです。
ただ、この「切り離し」が行き過ぎて、
時に「自分」までも
切り離そうとする人がいます。
他者に対して「許せないこと」が積み上がりすぎ、
自分自身も、許せなくなってしまうのです。

どこまでを許し、
どこからは許さないか。
これは、杓子定規に決められるものではありません。
絶対に切り離してしまった方がいい関係があるのも、確かです。
でも、2020年の天秤座の人々は、
これまでなら切り離していたけれど、
今はちょっと、時間をおいてみようか
という判断をする場面が
もしかしたら、増えて行くのではないかと思います。
「面倒だけれども、
まあ、一緒に連れていこうか」
というふうに、
曖昧さや複雑さを許容する「ゆるみ」が出てくるのです。
これは決して、悪いことではありません。
喩えるなら、この感覚は、
「ホテルのような部屋」に入り込んだ、
ささやかな「生活観」のようなものです。
少しだけ緩い部分、
ちょっとだけベタな部分。
今までならキレイに排除していたノイズを、
環境に、人間関係に、
少しだけ「容れる」ことで、
新しい地平が見えてくるのです。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。

ntt

コメントを残す

*