iMac Proの特長はハイスペックの一点に宿ります。iPhone XとiPhone 8の関係のように、体験に明らかな違いがあったり、革新的な試みが取り入れられているわけでもないので、すごく真面目でお硬いマシンです。
しかしiMac Proがプロユースマシンであることを考えると、この真面目さこそが魅力です。デザインや新機能にこだわらず55万円のリソースをスペックに全振りしたことで、Mac Proよりも速いマシンが、フルスペックのiMac(*)から+15万円で手に入ります。
*CPU、グラフィックカードがフルスペック。メモリ、ストレージはiMac Proの最低構成にあわせた場合(32GB/1TB)。
また、iMacのフォーマットを崩さなかったという点で見ても、プロユースマシンとして理想的です。ユーザーからすればiMacと同じスタイルで使えますし、Appleがすでに設計し慣れていることにも意味があります。まさに2013年のMac Proは新設計にこだわった結果、ハイコストになり排熱の設計に無理がありました。
一方iMac Proはそれを克服し、設計が安定していて、iMacと変わらない操作感で使える、今一番ハイスペックなMacを実現しました。現状不在だった「本命のプロユースMac」の枠をガッチリ抑えにきたマシンなのです。
iMac Pro Retina 5Kディスプレイモデル
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