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2022年10月5日 今日の運命

2022105日  文殊菩薩

三碧木星の日

望み事を持った人が来訪する。思い掛けない事が起こる。善因善果。神、親、社会、衆生、物のご恩をかみしめ精神本位で行動すべき日 今まで9日間の行動の善悪によって思いがけない吉凶が生じます。

心身共に安定した日。
何があっても焦らずに、じっくり腰を据えてとりかかることで、どんな問題も無理なく解決できます。
ちょとした自分の感情や欲求が思わぬ誤解を招きやすいので、控えめに過ごすことが大切な日です。

文殊菩薩

「文殊の知恵」と言われるように、諸仏の智慧を司る菩薩。釈迦如来の左側に侍し、右手に知剣、左手に青蓮花を持つ。普遍の悟りと智慧をもたらす

御真言

オン、ア、ラ、ハ、
シャノー

マン






健康 ビタミンB群

Vitamin B complex supplement on table with glass of water

ビタミンB群は、体内で日々起こっているさまざまな細胞化学反応に欠かせません。この一連のビタミンは多数の細胞機能を助けるため、欠乏を予防することが健康維持の鍵となります。この記事では、まずビタミンB群の働きをご紹介したのち、マルチビタミンのビタミンB複合体を補給すべきかどうかについて解説します。

ビタミンB群

ビタミンは、脂溶性ビタミンと水溶性ビタミンの2種類に大別されます。脂溶性ビタミンは体内に蓄積されやすく、その名が示すように通常は脂肪となります。一方、水溶性ビタミンは体内に入ると水に溶け、腎臓で濾過されて尿中に排泄されるため、蓄積されにくいのが特徴です。食事で摂取すると効果的な水溶性ビタミンB群には、以下のようなものがあります。

一般に、複数のメーカーが製造する水溶性ビタミンのみのマルチビタミンはビタミンB複合体と呼ばれ、上記8種類の水溶性ビタミンB群がすべて含まれています。中には、同じく水溶性ビタミンであるビタミンCを含む製品もあります。米国食品医薬品局(FDA)の規定に従って、各ビタミンが1日の推奨摂取量の100%以上含まれるマルチビタミンは「高力価」と表示されることがあります。他の栄養素を含む製品でも、高力価のビタミンまたはミネラルと表示される場合もあります。

ビタミンB1(チアミン)

ビタミンB1、別名チアミンは、摂取された食物を体内でエネルギーに変えやすくし、成長・発達および多くの細胞機能に重要なビタミンです。大半の成人は1日1.1~1.2mgのチアミンを必要とします。このビタミンは、全粒穀物、栄養強化パン、シリアル、パスタ、米に含まれており、肉、魚、豆類、ナッツなどからも摂取できます。

多くの食品がこのビタミンBで栄養強化されているため、ほとんどの方は食事でチアミンを十分に摂取していますが、胃腸や内分泌系に影響を及ぼす慢性疾患の患者や、高血圧の治療に利尿薬を服用している方はチアミン欠乏のリスクが高くなります。ビタミン欠乏症の症状が出るほどであれば、チアミンが著しく欠乏しているはずです。そのような症状は深刻なもので、筋力低下、反射神経低下、脚気などがその代表例です。心血管症状を引き起こすこの欠乏症は、かつて穀物がビタミンB群で強化されていなかった時代によく見られたものです。

その他にも、チアミン欠乏の原因としてアルコールの過剰摂取が挙げられるでしょう。というのも、チアミンは体内でのアルコール代謝に不可欠であることから、アルコールを摂りすぎると不足するためです。アルコールの1日の摂取量について、米国疾病対策予防センター(CDC)では、女性はグラス1杯以下、男性は2杯以下に抑えることを推奨しています。

ビタミンB2(リボフラビン)

リボフラビンも、食物を体に必要なエネルギーに変えたり、細胞の働きを助ける重要なビタミンです。ほとんどの成人が1日1.1~1.3mgを必要とするリボフラビンは、卵、肉、牛乳、葉物野菜、 栄養強化シリアル、パン、穀物製品などの食品に含まれ ています。リボフラビンの摂取量が不足すると最初に影響を受ける臓器系は皮膚であり、口角炎をはじめ、唇の腫れやひび割れ、抜け毛を招くこともあります。リボフラビン欠乏が長期間続くと赤血球の量が減り、脱力感や倦怠感といった貧血の症状が現れがちです。

リボフラビンは、頭痛などの慢性疾患に優れた効果があることがわかっています。Neurology誌に掲載された1998年の臨床試験では、1日400mgという高用量のリボフラビンを用いた2件の対照試験(実薬または実際のサプリメントとプラセボを比較検討する試験)で、リボフラビン摂取群の片頭痛の頻度と頭痛日数がプラセボ群よりも少なかったことが示されています。なお、頭痛や片頭痛などの慢性疾患がある方はかかりつけ医に相談し、リボフラビンの補給が頭痛予防に適切かどうかを判断してもらい、推奨に従って摂取しましょう。

ビタミンB3(ナイアシン)

ナイアシンも食物のエネルギー変換に関与する多数の細胞経路に不可欠なビタミンBであり、体内でトリプトファンというアミノ酸から作られます。ナイアシンの推奨摂取量は、成人で1日14~16mgです。このビタミンBを多く含む食品には、赤身肉、ナッツ類、豆類、穀物の他、栄養強化食品などがあります。

これまで、高用量のナイアシンが研究対象となっており、善玉コレステロールを上昇させ、悪玉コレステロールを低下させることが明らかになっています。これは、さらにAIM-HIGH試験とHPS2 THRIVE試験という2件の大規模試験で研究されましたが、ばらつきのある結果となりました。このことから、高脂血症(血液中の脂質が増えすぎる状態で、最近では高コレステロール血症と合わせて脂質異常症と呼ばれることが多い)などの症状にナイアシンを処方する医師は少ないかもしれませんが、他の心血管疾患を発症する前に善玉コレステロールを上昇させるのに役立つ可能性があります。

ビタミンB5(パントテン酸)

他のビタミンB群と同様に、パントテン酸も食物を体の燃料に変える働きがありますが、体が必要とするホルモンを作るの上でも重要なビタミンです。パントテン酸の必要摂取量は成人で1日5mgです。このビタミンBは、肉類、卵、牛乳、栄養強化シリアル、野菜の他、キノコ類、アボカド、ピーナッツ、ひよこ豆など多くの食品に含まれているため、欠乏する例は稀です。

ビタミンB6(ピリドキシン)

ピリドキシンは体内の100種類以上の反応に必要であることからもわかるように、人体には特に重要なビタミンです。1日の必要摂取量が1.2~1.7mgであるビタミンB6は、動物性食品をはじめ、ジャガイモなどのでんぷん質野菜や、非柑橘系果物に含まれています。高用量のビタミンB6摂取が記憶力の向上につながるかどうかについて、重要な研究が行われています。一方、米国産科婦人科学会は、妊娠中に重いつわりがある女性にビタミンB6の補給を推奨しています。

ビタミンB7(ビオチン)

ビオチンも多くの食品に含まれ、摂取された食物を燃料に変えやすくするビタミンBです。ビオチンの1日の必要摂取量は成人で約30mcg(マイクログラム)とされており、肉類や種子・ナッツ類の他、サツマイモ、ホウレンソウ、ブロッコリーなどの野菜にも多く含まれています。髪、皮膚、爪を構成するタンパク質であるケラチンの生成に関与するビオチンは、1日35~70mcg補給することで、薄くなった髪や爪に何らかの効果があると考えられていますが、結果にばらつきがあるため今後さらなる研究が必要です。

ビタミンB9(葉酸)

葉酸(Folate=天然葉酸、 Folic acid=合成葉酸)は、遺伝物質であるDNA(デオキシリボ核酸)とRNA(リボ核酸)の合成に極めて重要なビタミンです。通常、一人あたり1日約400mcgの葉酸を必要としますが、特に妊娠中または妊娠を計画中の女性は、少なくとも600mcgの葉酸を補うことが推奨されています。葉酸は、多くの野菜、果物、ナッツ類、豆類、栄養強化パンやシリアル、コーンフラワーに豊富に含まれています。葉酸を十分に摂取しないと、貧血のような血液に影響を及ぼす疾患リスクが高まります。健康な赤ちゃんを産むために、妊娠中は高用量の葉酸を補給することが大切です。従って、妊娠中の女性が産科医から指示のあった場合の摂取量は、男性や妊娠していない女性を大幅に上回る最大4mg(4000mcg)が目安です。さらに、1960年代以降に行われた複数の研究で葉酸の補給と気分の改善を示すさまざまなデータがあることから、最大1mgの葉酸を補うことで気分の調節に役立つ可能性があります。

ビタミンB12(コバラミン)

ビタミンB12は神経機能に重要であり、DNAなどの遺伝物質の合成を促進します。人体が1日約2.4mcg必要とするビタミンB12は、主に動物性食品に含まれ、朝食用シリアルなどの栄養強化食品から摂取できる場合もあります。ビタミンB12は主として動物性食品に含まれているため、ベジタリアンのように野菜中心の食生活を送っている方はビタミンB12を多めに補給することが大切です。ビタミンB12が不足すると、赤血球不足(貧血)だけでなく、神経に問題が生じ、しびれや平衡感覚障害につながるおそれがあります。

まとめ

毎日のビタミンB群補給は、摂取された食物を栄養に変える体の力を最大限に高めやすくします。また、気分、心臓、皮膚への効果も期待でき、成長と共に継続的な細胞分裂を助ける可能性があります。もう一つビタミンB群の補給をお勧めする理由は、このビタミンが体内で貯蔵できないことです。そのため、摂取した食物を体が必要とする燃料に変換する際に体の潜在能力を最大限に引き出すには、高力価のビタミンB複合体を配合したマルチビタミンを取り入れてみてはいかがでしょうか。

参考文献:




2022年10月4日 今日の運命

2022104日  虚空蔵菩薩

四緑木星の日

縁談、商談の来訪者あり。言動をつつしみ話を進めると良い。いつも良い日、皆良い人。こんな心境を養いたい

決断力の鈍る日。
交渉事や契約は避けて、先送りしたほうがよいでしょう。
悩みや迷いがあっても、ひとりで答えをだそうとせずに、相談できる人に打ち明けることで、正しい解決の糸口が見つかります。

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虚空蔵菩薩

虚空蔵菩薩は計り知れない智慧と福徳を具え、衆生の諸願を成就させてくれる菩薩で、頭に寶冠、手に福徳の如意宝珠、智慧の宝剣を持つ。胎蔵界曼陀羅虚空蔵院の主尊。

御真言

オン、バ、ザラ、アラ、
タンノー、オン、タラーク、
ソワカ

御真言

オン、バ、ザラ、アラ、
タンノー、オン、タラーク、
ソワカ

魔術師
正位置・・・希望。創造。巧み。熟練。創業。修行を始める。恋愛や交際の始まり。入学。ものごとの始まり。聖地。聖者。宗教上の本山などへの参詣。結婚式。新婚旅行。
逆位置・・・優柔不断。不適当。弱さ。不安定。神経の不足。創造力の不足。未来の計画に対する臆病さ。無理にすすめられる結婚や結婚式。技量不足で低迷する恋愛。

ウェイト解説
正位置・・・手腕。外交。手際。巧妙。病。苦痛。損失。災害。敵の罠。自信。意志。男性の質問者。
逆位置・・・医者。賢者。精神病。不名誉。不安。






2022年10月3日   今日の運命

2022103

五黄土星の日

 小さな自我は破れやすい。絶望的な思いの人の来訪を受けたりする。名利を離れ天を相手にの心境を養え。

何かを始めるのに適した日。
リスクのあることや、躊躇していたことにも果敢にチャレンジすることで、良い結果が現れます。
全く未知の分野であっても積極的に挑戦してください。
自分に自信をもって、少しオーバーなくらいの気持ちで臨むとよいでしょう。

虚空蔵菩薩

虚空蔵菩薩は計り知れない智慧と福徳を具え、衆生の諸願を成就させてくれる菩薩で、頭に寶冠、手に福徳の如意宝珠、智慧の宝剣を持つ。胎蔵界曼陀羅虚空蔵院の主尊。

御真言

オン、バ、ザラ、アラ、
タンノー、オン、タラーク、
ソワカ

タラーク

健康

Mature woman making healthy smoothie at home

多くの女性が50代を超えて長生きするようになったのは、歴史的に見れば最近のことです。更年期を乗り越え、子供達が独立した後で、第二の人生を満喫する機会はありませんでした。

現代医学と生活環境の改善により、現在のアメリカにおける女性の平均寿命は80.5歳です。1 つまり、50歳を過ぎてからの人生がまだ何十年もあるのです。 

人生を気持ちよく輝かせ、美しく年を重ねるにはどうすればよいのでしょうか?そのためには、賢いライフスタイル作りが重要です。定期的な運動、喫煙者は禁煙、ストレスの軽減、飲酒は避けるか控えめにすることに加え、適切な食生活を心がけましょう。 

50歳を過ぎたら食生活を見直すことで、気分も見た目も年の取り方も大きく変わるでしょう。 

50歳を過ぎた女性の体に起こる変化とは?

人の体は何兆個もの細胞でできていて、そのすべてが協力し合って生きています。しかし、これらの細胞はすべて、年齢を重ねるにつれて変化します。細胞は大きくなり、正常に機能しづらくなったり、分裂や増殖の能力が衰えてきます。また、DNAを修復する機能も低下し、病気のリスクが高まります。 

組織や臓器はすべて細胞からできているため、影響は全身に及びます。皮膚や骨、筋肉、関節、内臓など、あらゆるものが変化していきます。神経系、免疫系、生殖器系、内分泌系、消化器系、筋骨格系、循環器系などのすべてが加齢の影響を受けるのです。 

老化の進行には、遺伝、ライフスタイル、周囲の環境が影響します。加齢を止めることはできませんが、健康的で栄養価の高い食事は老化を遅らせてくれることが期待できます。反対に、高カロリーや加工食品、飽和脂肪酸の多い食生活は老化を促進させてしまうでしょう。

体の中で一番に老化する部位はどこか、気になりませんか?肌だと思われるかもしれませんが、実はバストなのです。Genome Biology誌に掲載された研究によると、乳房組織は体の中で最も老化の影響を受ける部分なのだそうです。 

更年期に伴うエストロゲンの減少により乳腺組織が縮小し、バストサイズが小さくなります。また、乳房を支える結合組織もゆるむため、乳房が垂れ下がるようになります。首回りと胸元、いわゆるデコルテの部分も日光にさらされると老化していきます。ですから、広域スペクトラムの 日焼け止めで保護することが大切なのです。

栄養と量のジレンマ 

50歳を過ぎると、 タンパク質、 カルシウム、  ビタミンB群の一部や ビタミンDなど、特定の栄養素はより多く必要となる一方で、カロリーは減らしたいというジレンマに直面します。そのため、栄養価の高い食事を摂ることがこれまで以上に重要になります。

Institute of Medicine(米国医学研究所)によると、31歳から50歳の中程度に活発な女性の必要カロリーは約2,000カロリー、51歳以降ではたったの1,800カロリーです。体重を維持するために必要なカロリーが50歳以降で1日約200キロカロリー少なくなるのには、いくつか理由があります。 

まず、筋肉は脂肪とは違い代謝が活発で、1ポンド(約453グラム)あたり7〜10キロカロリーを消費します。つまり、筋肉量が多ければ多いほど、安静時、活動時、睡眠時それぞれの消費カロリーは増えることになります。 

しかし、筋肉の量は30代から10年ごとに3~8%ずつ減少していきます。また、多くの人では年齢とともに運動量も減っていきます。Centers for Disease Control(米国疾病管理センター)によると、50歳以上のアメリカ女性の約30%は定期的な運動をしていないそうです。 

必要な栄養素が多くなる理由は?胃酸の分泌は年とともに少なくなります。そのため、 ビタミンB12、 カルシウム、 、 マグネシウム. などの重要な微量栄養素の吸収が低下します。

さらに、女性は閉経(12ヶ月連続で生理がない状態)に近づくと、エストロゲンのレベルが低下します。このため、骨密度や筋肉量が低下し、 タンパク質や カルシウム、 ビタミンD の必要量が増加します。

50を過ぎた女性に最適な食事とは? 

栄養補給、健康維持、そして炎症を抑えるのに最適な食事は、ホールフード・プラントベース(WFPB)と呼ばれる食事法です。逆に、砂糖や精製された炭水化物、ファーストフードや揚げ物を多く含むバランスの悪い食生活は、老化を早める可能性があります。

DASHや地中海式のような野菜中心の食事は慢性疾患のリスクを下げる可能性があることが、多くの研究で示されています。色とりどりの植物性食材を組み合わせることで、さまざまな植物化学物質が摂取でき、アンチエイジング効果が期待できるかもしれません。 

ポリフェノール

抗酸化作用のあるポリフェノールを含む食品は、炎症を防ぐ効果が期待できます。たとえば玉ねぎ、ベリー類、葉物野菜、赤ブドウ、 緑茶 などがよいでしょう。

野菜中心の食事は更年期太りの予防にも

WFPBの食事はコレステロール値を下げ、更年期太りを予防する効果も期待できます。こういった食生活には農産物が豊富に含まれ、標準的なアメリカの食事(SAD)よりも低カロリーになる傾向があるからです。植物性食品には水分や食物繊維も含まれているので、太る心配をせずに満腹感が得られます。少ないカロリーで満足感が得られるので、食べる量も減ります。 

ナッツ・種子類

ただし、 ナッツや種子類は例外です。健康的な老化をサポートする脂肪を豊富に含みますが、カロリーが高いのが難点です。軽く手のひらにのる1.5オンス(約42g)程度の量にとどめ、ほどほどに食べるようにしましょう。 

水溶性食物繊維

植物性食品に豊富に含まれる水溶性 食物繊維 悪玉のLDLコレステロール値を下げ、栄養の吸収を良くする働きがあります。水溶性食物繊維は血流に取り込まれるコレステロールの量を減らします。 

同時に、腸内で溶けて消化をゆっくりにしてくれます。これによって、消化管に生息する腸内細菌が栄養素を抽出することができ、体にしっかりと吸収される機会を作れます。 

水溶性食物繊維は豆類、 オートミール、りんご、梨、芽キャベツなどに多く含まれています。

大豆食品はホットフラッシュを抑える効果が期待できる

さらに、野菜中心の食事で大豆食品をしっかりと摂取すると、更年期に起こるほてりや寝汗の回数を減らす効果が期待できます。 

Menopause誌に掲載された12週間の研究によると、低脂肪のヴィーガン食に加えて毎日カップ半分の煮た大豆を食べた閉経後の女性では、中程度~重度のホットフラッシュが1日5回近い頻度から1回未満まで減少しました。2 研究期間中、60%近い被験者は中等度~重度のホットフラッシュを経験しなくなりました。また、多くの被験者が、性的症状、全体的な体力と気分が改善されたと述べています。

肉はほどほどに

ホールフード・プラントベースといっても、完全な菜食主義になって肉、鶏肉、魚、卵、乳製品を排除するわけではありません。動物由来の食品も利用しつつ、量を減らすだけです。 

肉類は食事の中心ではなく、足りない部分を補うものと考えましょう。スープ、シチュー、キャセロール、炒め物などの味付けに少量の肉を使うエスニック料理に目を向けてみてください。週に一日とか一食を肉なしにしてみましょう。または、動物性食品の一部をヴィーガンの食材で代用するのもいいでしょう。たとえば、牛乳を豆乳に変えたり、牛肉をベジバーガーに変えたりします。 

赤身の肉やチーズなど、飽和脂肪を多く含む動物性食品の摂取を控えることも、カロリーと心臓病のリスクを下げるのに役立つでしょう。 

十分なタンパク質を

筋肉量と筋力を維持するためには、十分なタンパク質の摂取が重要です。 

50歳を過ぎると、1日に必要なタンパク質の量はそれまでの体重1kgあたり0.8gから、1~1.2gへと増えます。つまり、50歳以降では体重1ポンドあたり0.45~0.55gのタンパク質が必要で、これは体重150ポンド(約68キロ)の女性なら67~83gに相当します。

タンパク質を多く含む食品には、豆類、肉類、鶏肉、魚類、卵、乳製品などがあります。十分な量を確保するには、毎回の食事やおやつで少しずつ摂るようにするのが一番です。 

たとえば、朝食には卵1個か牛乳1杯、または朝のスムージーに エンドウ豆 もしくは大豆の プロテイン を一杯分加えます。昼食には七面鳥のサンドイッチや、豆腐や サーモン缶 をサラダにプラスしましょう。夕食には、3~4オンス(85~113グラム)の鶏胸肉、ベジタブルバーガー、豆のブリトーなどを食べるとよいでしょう。高タンパクのおやつには、枝豆、果物と ナッツバター、低脂肪ヨーグルトなどがあります。

さらに、筋肉量と筋力を維持し代謝を高めるため、週に数回の筋力トレーニングを行うようにしましょう。ダンベルやレジスタンスバンドを使ったり、腕立て伏せやランジなどの自重運動を日課にするとよいでしょう。定期的なヨガも筋肉と体力をつけるのに役立ちます。

骨を丈夫にする食事 

50歳を過ぎたら、骨粗鬆症を予防し、骨を丈夫にするためにできることがいくつかあります。 

カルシウム

第一に、十分なカルシウムを摂取しましょう。50歳以降では、 カルシウム の必要量が1日1,000ミリグラムから1,200ミリグラムに増えます。低脂肪の乳製品、カルシウム入り飲料、枝豆、豆腐、骨ごと入った イワシ缶や鮭缶などを取り入れるとよいでしょう。

マグネシウム

閉経後は、骨量の減少を防ぐために マグネシウム を多めに摂る必要があるかもしれません。3 成人女性の1日あたり推奨摂取量 (RDA)は、310~320ミリグラムです。マグネシウムは多くの食品に含まれています。例としては アーモンド、ピーナッツ カシューナッツ、 豆類、 豆類、大豆食品、葉物野菜、栄養強化 シリアル、ダーク チョコレート、全粒穀物などです。

ビタミンD

カルシウムの吸収を助けるため、十分な量の ビタミンD を摂取することも大切です。ビタミンDの不足は、心血管疾患やその他の慢性疾患と関連していることを示唆する研究が増えています。

ビタミンDの供給源は太陽光ですが、特に北国に住む女性の多くは十分に浴びられていません。アメリカの成人の4割ではビタミンDが不足しているという研究結果があります。4 

米国医学研究所では1日平均400〜800 IU(国際単位)の摂取を推奨していますが、より多く、安全な上限値である1,000〜4,000 IUを推奨する研究もあります。適量を判断するためにも、体内のビタミンD量を測定してもらうとよいでしょう。

ビタミンDを多く含む食品には、マグロ、イワシ、サケ、タラの肝油などがあります。また、アメリカではシリアル、牛乳、豆乳、オレンジジュースなど、多くの食品にも添加されています。サプリメントを使って必要な量を補うこともできます。

コラーゲン

食事に コラーゲン を取り入れてみましょう。コラーゲンはタンパク質の摂取に役立つだけでなく、閉経後の女性の骨密度を向上させる可能性があることも研究で示されています。  5, 6 

メラトニン

メラトニンは体内で自然に作られるホルモンで、睡眠を促しますが、閉経後の骨量減少を防いでいる可能性もあります。3つのランダム化比較試験のメタアナリシスでは、メラトニンは閉経前後の女性の骨密度を向上させる安全な栄養補助食品として使用できると結論付けられていますが、その有効性を確認するためにはさらに研究が必要です。 

サプリメントで栄養を補い、さらなるサポートを 

アンチエイジングには適正な食生活が第一ですが、サプリメントを上手に利用することで、栄養を全体的にカバーし、健康的な加齢をサポートすることができます。

マルチビタミン

まずは50歳以上の女性向けに作られた マルチビタミン・ミネラル コンプレックスをお試しください。月経がなく、出血による鉄分の損失がない場合は、鉄分が含まれていないか、含有量の少ない製品を探しましょう。

オメガ3脂肪酸

The Dietary Guidelines for Americans(アメリカ人のための食事摂取基準)では、1週間に少なくとも8オンス(227グラム)の魚の摂取が推奨されています。魚を食べない、もしくは食べる量が少ないという方は、 オメガ3サプリ を取り入れてみるか、 亜麻仁油 のようなオメガ3脂肪酸を多く含む油の利用を検討してみましょう。 

オメガ3系脂肪酸に代表される体に良い脂肪類は更年期症状を軽減する可能性があることが研究で示されています。また、脳と心臓の健康をサポートするほか、炎症を抑えることが分かっています。 

炎症を抑えるサプリメント

炎症は体が回復する際に重要な正常なプロセスですが、慢性化すると組織、関節、血管に損傷を与える場合もあります。このダメージが関節炎、心臓病、アルツハイマー病を引き起こすこともあります。慢性炎症があるかどうかは、C反応性蛋白と呼ばれる肝臓の化学物質を測定する血液検査で判断することができます。 

魚油のほかにも、いくつかのサプリメントが炎症を抑えるのに役立つことがあります。

  • クルクミン:ウコンに含まれる クルクミンはC反応性蛋白を減少させる可能性があることが研究で示されています。
  • ショウガ: ショウガ の摂取もC反応性蛋白の減少に寄与する可能性が示されています。 
  • レスベラトロール:ブドウやブルーベリーなどの紫色の果物に含まれる抗酸化物質である レスベラトロール は、サプリメントとして摂取すると炎症を抑える効果が示されています。 
  • スピルリナ:藍藻類の一種である スピルリナが炎症を抑制する可能性が示唆されています。 
  • ビタミンC:強力な抗酸化物質である ビタミンC は炎症の低減に役立ちます。

炎症を抑えたり、元気に年を取るためのサプリメントを利用する際には、事前に医師または管理栄養士に相談してください。特に薬の服用中や健康上の問題がある方はご注意ください。

まとめ

適切な食生活で元気に美しく年を重ね、第二の人生を満喫しましょう。50歳を過ぎた女性にとって最も重要な栄養素を知っておくことで、骨密度を維持し、筋肉の減少を抑え、閉経後の体重増加を防ぎ、炎症を抑え、慢性疾患を予防し、人生を目一杯楽しめるようになるはずです。