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健康

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ポリフェノールは植物に含まれる多様な化合物の一種です。よく知られているポリフェノールには、クルクミン、レスベラトロール、ケルセチンなどがありますが、この化合物は数多くの植物に含まれており、その中でも特に優れた効能が謳われるものとして、緑茶、ブドウの種、パインバークが挙げられます。

緑茶

古くから強壮剤として利用されてきた緑茶は、近年、その潜在的な健康効果を裏付ける研究が盛んに行われています。緑茶に含まれるポリフェノールが、健康に影響を与えると考えられる唯一の化合物というわけではありませんが、データ上では重要な構成成分であることが示唆されています。中でも、最も多くの研究が行われている代表的なポリフェノールは、エピガロカテキンガレート(別名 没食子酸【もっしょくしさん】エピガロカテキン)、略してEGCGです。最近のレビューでは、抗炎症作用、抗酸化作用、抗菌作用の他、心疾患や口腔ケアなど、緑茶に期待できる効果が注目されています。

緑茶と心疾患

心疾患は、長年にわたってアメリカ人の死因第1位を占める病気です。この心疾患について興味深いデータがあります。例えば、日本で行われた2件の大規模な研究では心疾患のリスクとお茶の消費量が評価され、どちらの研究でも、適量のお茶を摂取することで心疾患による死亡リスクが減少することがわかりました。また、北米人、アジア人、ヨーロッパ人の被験者を含む中国の大規模なメタアナリシス(過去に行われた複数の研究データを統合して解析した統計手法)では、お茶を1日1杯飲むごとに心疾患のリスクが3%減少することが明らかになりました。ちなみに、性別で評価すると、1日1杯以上の緑茶を摂取している男性は心疾患による死亡率が24%減少し、女性は約14%減少したという結果が出ています。緑茶を飲料として摂取することの安全性を考慮し、同研究の著者らは心疾患のリスク低減のために緑茶を取り入れることを推奨しています。

緑茶とメンタルヘルス

緑茶に含まれるポリフェノールは、メンタルヘルスにも関与しているようです。現時点では議論の余地があるものの、お茶を摂取することでうつ病のリスクが下がることを示唆するデータもあります。相関データを調査した最近の分析では、お茶を1日に3杯飲むごとに、うつ病のリスクが37%減少することがわかりました。直接的な介入研究(観察するだけでなく、被験者に治療や栄養指導などを行ってその効果を調査する研究)が必要とはいえ、現在のデータだけでも、お茶には気分を改善する可能性があると言えるでしょう。

さらに、気分だけでなく、お茶は認知機能の低下、認知症、アルツハイマー病のリスクを下げるのにも一役買うかもしれません。複数の動物研究では、お茶に脳細胞の健康を守る特性があることが示されています。このデータは、ある研究で述べられた「緑茶は脳の老化を抑制する」という結論を十分に裏付けるものです。発表されたデータの用量反応研究(物質の用量を段階的に投与して生体の反応を観察する研究)では、緑茶を1日1杯飲むごとに、認知症のリスクが6%減少することがわかりました。

緑茶の安全性

お茶は、適量の飲料として飲む限りは概して安全ですが、フッ化物が含まれているため、大量に摂取するとフッ素症や骨の損傷を引き起こすおそれがあります。一般に、お茶の摂取は1日5杯以下に抑えることが推奨されています。また、精製EGCGを配合したサプリメントは、過剰に摂取すると肝臓毒性が懸念される可能性が示されています。ある研究では、EGCGの摂取量を1日338mg未満に抑えることで、ほとんどのリスクを排除できるとしています。

ブドウ種子エキス

他にも、健康に大きな効果をもたらすと考えられるポリフェノールを豊富に含む食物に、ブドウとブドウ種子があります。他のポリフェノールのように、ブドウ種子エキスは強力な還元成分 として作用することが示されており、これがこのエキスの潜在的な効能に関係しているようです。

ブドウ種子エキスと糖尿病

一連の動物研究で、ブドウ種子エキスには、糖尿病に伴う長期的な健康問題の一部から保護する可能性があることが示唆されています。糖尿病が進行すると次第に血糖値が上昇し、組織機能を破壊する組織損傷の一種である糖化を引き起こします。ブドウ種子エキスは、この損傷から神経、血管、腎臓を保護するのに役立つとみられる他、肝臓を保護する可能性も示されています。

ブドウ種子エキスと心疾患

緑茶と同様に、初期のデータでは、ブドウ種子エキスに心臓の健康を保護する潜在的な効果があることが示唆されています。ブドウ種子に含まれる還元成分 には、フリーラジカルのダメージから心臓細胞を保護し、コレステロールの酸化を阻止する作用があるようです。コレステロールは、酸化してダメージを受けると心疾患の危険因子となります。動物研究では、心疾患の主な原因である動脈のプラーク(動脈の内部に溜まるカス状のもの)の蓄積を抑えることも示唆されています。

このように、動脈の健康を改善することにより、ブドウ種子エキスは、血管の柔軟性を高めることで血圧の改善にも期待でき、その効果はヒト研究で確認されているようです。その一例として、初期の高血圧がある日本人の成人を対象とした研究では、ブドウ種子エキスを3ヶ月間補給したところ、収縮期血圧が13ポイント低下したことがわかりました。また、肥満に悩む患者を対象とした別の研究では、カロリー制限食と組み合わせてブドウ種子エキスを補給したところ、心疾患の危険因子と腹部脂肪が減少しました。

ブドウ種子エキスと脳の健康

ブドウ種子に含まれるポリフェノールは、化学構造が類似していることから、脳の健康に影響を与えるのは当然と言えるかもしれません。認知機能低下の治療や予防を目的としたヒト臨床試験ではブドウとブドウ果汁に焦点が当てられ、動物研究では、認知機能低下や記憶障害の予防と回復の両方にブドウ種子の保護作用が示されています。

ある研究では、脳の健康への効果をもたらすメカニズムが調査され、ブドウ種子エキスは、認知機能の低下や認知症に関連するタンパク質の濃度を変えることが判明し、このエキスに重要な脳保護作用があるという結論に達しました。

ブドウ種子エキスは、記憶障害を防ぐだけでなく、気分の改善にも役立つ可能性があります。例えば、更年期症状に対するブドウ種子エキスの効果を調べた研究では、不眠症や不安・うつ症状の改善など、複数の効果があることがわかっており、動物研究でも抗うつ様作用の可能性が示唆されています。

ブドウ種子エキスの安全性

ブドウ種子エキスは、かなり安全であると言えそうです。ヒトの1日約30gの摂取量に相当するブドウ種子エキスを3ヶ月間にわたってラットに投与した毒性試験では、被験個体に毒性の兆候は見られませんでした。通常、ブドウ種子エキスは、臨床試験において懸念される副作用がなく、忍容性が良好(たとえ副作用が生じたとしても被験者が十分耐えられる程度)です。

パインバークエキス

当初、パインバークエキスに関する研究のほとんどは、ピクノジェノール®と呼ばれるフランスの海洋松から抽出された単一の商標製品に集中していましたが、最近の研究では、他の松の木由来のエキスに同様の作用があることが明らかになっています。ポリフェノールを豊富に含む他の化合物と同様に、パインバークエキスにも抗炎症作用と抗酸化作用があるようです。薬用としてのパインバークの歴史は古く、古代ギリシャの医師ヒポクラテスの著書には、傷や炎症の局所治療にパインバークが用いられたという文献が残っています。

現代では、ポリフェノールを豊富に含むパインバークエキスの研究成果と潜在的な用途が広がりつづけています。他のポリフェノールと同様の効果が認められているパインバークですが、関節炎を含む痛みの症状改善に役立つという点で群を抜く臨床的エビデンスがあります。

パインバークエキスと関節炎

関節炎による膝の痛みに悩む患者を対象とした研究で、パインバークエキスはプラセボよりも効果があることがわかりました。具体的には、パインバークエキスは関節のこわばりと痛みを和らげながら、日常の活動能力を著しく向上させるなど、14週間にわたるパインバークのサプリメント摂取により、痛みのスコアが平均で約3分の1に低下したことが示されました。

関節炎に関する別の臨床試験では、パインバークエキスがミネラル豊富な紅藻類と組み合わせて摂取され、グルコサミンの効果と比較されました。その結果、パインバークの組み合わせに、痛みの軽減と身体機能の改善においてグルコサミンを上回る効果が見られました。この治療メカニズムを理解するために、研究者らがパインバークによる治療後に重度の変形性関節症患者の遺伝的パラメータを測定したところ、パインバークは、関節の破壊に関与する因子の遺伝子発現を減少させることがわかりました。

パインバークエキスと心疾患

ポリフェノールを豊富に含む他のハーブと同様に、パインバークエキスが心臓の健康に効果が期待できることは想像に難くないでしょう。閉経後の女性を対象とした研究では、パインバークエキスの補給により、ほとんどの更年期症状が改善されることがわかった他、心疾患と強く相関する2つの炎症マーカー(炎症指標)であるCRP(C反応性タンパク)とホモシステインがそれぞれ60%と43%減少しました。

既に心疾患と診断されている患者において、パインバークエキスは、血圧と血栓形成に関連する内皮機能(血管や心臓の内面を覆う細胞の層の機能)を改善することが明らかになりました。この効果は、パインバークの抗酸化作用によるものと考えられます。

パインバークエキスとメンタルヘルス

パインバークエキスについては、注意欠陥多動性障害(ADHD)に対する働きなど、脳の健康に対するさまざまな潜在的効果を探る研究が行われています。 そのうち、子供を対象とした研究では、注意力と集中力の向上に伴い、多動性の減少が見られました。また、最新の研究でも、注意力と衝動性の改善という同様の効果が見られ、これはおそらく還元成分 濃度の上昇によるものと思われます。

さらに、健康な成人の専門家を対象とした研究では、メンタルヘルスに対するパインバークエキスの効能が調べられ、プラセボをしのぐ効果が確認されました。パインバークは、気分と不安の改善に加えて、記憶力にもわずかな改善をもたらしただけでなく、日課をこなす能力の改善も示されました。また、健康な高齢者や学生の他、外傷性脳損傷の患者を対象とした別の研究でも、パインバークエキスによる認知機能の改善が確認されています。

パインバークエキスの安全性

パインバークエキスの毒性に関するラット研究では、パインバークエキスによりますが、1日100~1000mg/kg未満の投与で有害反応は認められませんでした。パインバークエキスは、通常ヒトには1日100mg程度処方されることを踏まえて、副作用のしきい値(反応を引き起こすのに必要な最小値)は、通常の摂取量を大きく上回るものとなります。ブドウ種子エキスと同様に、概してパインバークエキスは臨床研究で良好な忍容性が示されています。

まとめ

多くの植物に含まれるポリフェノールは、高い健康促進効果が期待できる化合物です。緑茶、ブドウ種子、パインバークはいずれもポリフェノールを豊富に含んでおり、その臨床的有用性を示すエビデンスが増えています。全体として、ポリフェノールは強力な還元成分であり、それが効能をもたらす理由の一つであると考えられています。大きな可能性を秘めたこの化合物の研究が進めば、心身の健康をサポートする上で最適な活用法が見つかるでしょう。

健康

ルリヂサオイル:高い免疫力、美しい肌と肺の健康

お肌に潤いを!肌に潤いを与え、手入れを行き届かせておくのは、一部の人にとっては難しい場合があります。冬になると、スキンケアを強化することが非常に重要です。ルリヂサオイルは、免疫力を高め、肺の健康を促進するのに役立つだけでなく、このタスクの大きな味方です。

ルリヂサ油とは

それは黄金色の油であり、南ヨーロッパと西アジアに自生するボラゴオフィシナリス植物から抽出されます。ルリヂサオイルは、女性の健康に多くのメリットがあるため、広く知られています。 PMSと更年期障害の症状の治療と緩和から、皮膚の健康に非常に良いことまで、PMS緩和のためのルリヂサオイルの9つの利点でこの主題の詳細を参照してください。

ルリヂサ油は何に使用されますか?

ルリヂサ油は抗酸化作用があり、酪酸作用により強力な抗炎症作用があります。ルリヂサオイルを含むスキンケア製品を使用することは、体の中で最も広範な器官である皮膚を気にする人にとって優れたヒントです。それはあなたの医者またはその地域の専門家によって提供されたガイドラインに従って使用されなければならないことを覚えておいてください。

ヘルスケアに関しては、ルリヂサオイルは、必須脂肪酸であるガンマリノレン酸(GLA)が豊富であるという超強力性を示すため、適応とされています。月見草オイルよりもさらに多くの利点があることを示す出版物があります-これは女性の健康の世界でも広く公表されています。

ルリヂサ油はサプリメントの形で見つけることができます。

通常、冬の間、気温の変化は乾燥を引き起こし、より敏感な肌はこの影響を受けます。ルリヂサオイルを含む製品は、肌に潤いを与え、健康を回復させることができます。

オンラインストアで入手できるPuritan’sPrideのこの製品のように、ルリヂサから抽出したオイルを使用した製品を使用したり、カプセルで摂取したりすることもできます。

 

健康  従来のタバコと電子タバコ

電子タバコはあなたの健康にも悪いですか?

体内のニコチンの力は驚くべきものです。毎日何人の人が喫煙の習慣をやめるのに苦労していますが、医学的アドバイスや肺や心臓の健康への危険の警告の下でさえ、彼らはこの戦いに勝つことはできません。

研究と出版物は、伝統的なたばこ、一般的なたばこは、出されてから一週間後でも、有毒物質で空気を汚染する可能性があることを示しています。

研究によると、たばこは火をつけなくても空気を汚染し続け、テストでは、月曜日にたばこを出しても、土曜日までニコチンなどの有毒物質を放出し続けたことが指摘されました。つまり、たばこは消火しても有毒物質を放出します。

喫煙とアルコール依存症は健康に深刻なダメージをもたらしますが、多くの場合、気付かないうちに、これは大きな悪です。目に見える有害な電荷がないため、一見無害に見えますが、長期的には、多くの人々の健康に不可逆的な損傷を引き起こす可能性があります。喫煙は、現代の電子タバコでさえ、肺と心臓の健康に悪影響を及ぼします。

ブラジルの研究所によると、肺、新生物、腫瘍細胞の深刻な問題について、電子タバコはほとんどの人が想像するほど安全ではありません。電子喫煙装置(DEF)には、ニコチンなどの有毒物質も含まれています。

電子タバコは有毒物質を含んでいるため、気道に病気を引き起こし、肺気腫や一部の新生物などの肺の健康を害する可能性があります。これらの有毒物質は他の病気を引き起こし、心臓の健康を損なう可能性があるためです。

従来のタバコと電子タバコ

多くの人々がますます若い年齢でこの中毒にスペースを与えているので、電子タバコが健康に有害ではないという誤った考えは見直される必要があります。肺、心臓、および一部の新生物に関連する重篤な疾患を発症するリスクは別として、紙巻たばこを構成する物質が老化を加速するため、紙巻たばこ依存症は顔に痕跡を残します。

誰かが喫煙をやめることを決心したとき、彼らは禁断症状に直面するでしょう、彼らは脳がその人の禁煙の決定を受け入れるまで数ヶ月続くことができます、しかしこの挑戦の達成は困難です。しかし、それは非常に有利です。

ニコチンはニューロンに作用し、その中毒性のある即時の快感を引き起こします。ニコチンは、快楽の原因となる神経伝達物質であるドーパミンの産生を増加させます。インターネット上のいくつかの出版物は、タバコを化学兵器と呼び、喫煙とタバコ規制をやめることは、主にブラジルの医師会によって、ブラジルと世界で奨励されているものです。

肺や体内でのタバコの化学反応は悲惨です-これ以上言う必要はありませんが、すべての情報に直面しても、タバコのニコチンや他の物質が化学物質を持っていることを理解していない人がまだいます健康に有害な反応。各ドラッグ。

これらはタバコに含まれる物質の一部です。ポロニウム。ベンゼン;カドミウム;アクロレイン;砒素。たばこは一種の化学爆弾です。これらの物質は有毒であり、肺がんや呼吸器疾患、心血管疾患の発症に寄与する可能性があります。

電子タバコの場合、ニコチンは気化して燃焼しませんが、それでも、ニコチンが肺の肺胞や心臓組織と接触して体に損傷を与えるため、電子タバコを取り巻く論争が続いています。公衆衛生に責任のある団体。進行中の研究は、電子タバコと従来のタバコの両方が同じように肺疾患を引き起こす可能性があることを示しています。

電子タバコの蒸気中にホルムアルデヒドとアクロレインが存在するという記録があります。これらの物質は肺に損傷を与え、腫瘍性疾患を引き起こす可能性があります。いずれにせよ、健康も長期的な投資であるため、それについて読んで、電子タバコのような緩和ケアを使用して依存症をあきらめる価値があるかどうかを確認する価値があります。

ビタミンCとビタミンEは喫煙者の健康に貢献することができます

ビタミンCとビタミンEの正しい投与量が喫煙者や長い間喫煙している人々の健康に貢献する可能性があるという兆候がありますが、あらゆる健康状態にサプリメントを使用することを医師に勧めることは非常に重要です。サプリメントは薬ではありません-サプリメントは病気を治したり治療したりすることを主張することはできません。

しかし、いくつかの出版物は、ビタミンCの抗酸化作用とビタミンEの特性の正しい組み合わせが喫煙中毒の人々の健康に役立つことができるという記録があると主張しています。タバコの煙は体内で酸化を引き起こし、これは病気の発症を助長します。

いくつかの出版物は、喫煙者は果物や野菜の消費を増やす必要があるため、食事にさらに注意を払う必要があることを示しています。

サプリメントの形のビタミンCとビタミンEは、残念ながら何年もタバコ中毒を患っていてまだ喫煙している人々の体内のビタミンの置換に寄与する可能性があります-しかし、最も正しい解決策は喫煙をやめることです-そして緩和のようなサプリメントを使用しないでください肺、心臓、または一般的な有機体に関連して起こりうる損傷を修復します。

タバコの煙と電子タバコの使用はどちらも、酸化による老化を加速させる可能性があります。ビタミンCには抗酸化作用があり、コラーゲン産生に作用する可能性があります。ビタミンCを摂取することの10の利点をもっと見てください。また、フリーラジカルと戦うのに役立ち、ビタミンEは健康の維持に貢献します。

この投稿でのビタミンCとビタミンEへの言及は、悪い習慣の維持に寄与することを意図したものではありません。

 

健康

この地球上に生命が息づくプロセスには驚きの連続です。そうしたプロセスの一つに、エネルギーの生成と伝達があります。エネルギーとは簡単に言えば「生命の通貨」です。エネルギーの源とは何か、どうすれば生活の中でより多くのエネルギーを得られるのかを見ていきましょう。

植物は生命を維持して成長するために、太陽エネルギーを光合成によって化学エネルギーに変換しています。人間は体内の細胞内にあるミトコンドリアというエネルギー生成機関を使って、食べたものからエネルギーを生み出しています。

ミトコンドリア: 体のエネルギー工場

ミトコンドリアは、小さくて驚異的なエネルギー工場です。ミトコンドリアの数は各細胞のエネルギー必要量によって変わります。ほとんどの細胞は約300個のミトコンドリアを備えています。しかし、肝臓や心臓のようにエネルギーを多く必要とする細胞には、一つあたり2,000個や5,000個のミトコンドリアが存在します。また脳細胞の中には、一つあたり100万個近いミトコンドリアが存在するものもあります。

原始生物の細胞が初期のバクテリアを取り込んだことで、ミトコンドリアはその細胞を宿主として15億年以上前に原始生物の細胞の一部となりました。宿主となった原始的な細胞はミトコンドリアとなるバクテリアを破壊することができなかったことから、細胞(宿主)とバクテリア(後のミトコンドリア)は共存するようになり、やがて一つになりました。また興味深いことに、人間が生殖する際に、子に受け継がれるのは母親のミトコンドリアDNAです。

ミトコンドリアは、摂取した食べ物と呼吸で取り入れた酸素を組み合わせてエネルギーを作り出します。作られたエネルギーは、アデノシン三リン酸(ATP)という化学物質の形で循環します。驚くべきことに、体内のミトコンドリアは、体重とほぼ同量のATPを生成しています。

ATP:人間を活気づける「エネルギーの通貨」 

ATPは「生きるために必要な化学反応の通貨」と言えます。そして、ミトコンドリアから生み出されるATPの総量が、総合的なエネルギーレベルを決定します。脳の機能、老化の早さ、体の炎症の程度、老化に伴う慢性疾患発症の可能性などに、ATPレベルは大きな影響を与えます。

そして、ミトコンドリアの機能(細胞のエネルギー生成力)の減退は、免疫機能の低下や感染症の重症化にも繋がります。だからこそ、ミトコンドリアの機能を高める方法を考える必要があるのです。

ミトコンドリアの機能は全体として、調光のスイッチのようなものです。ミトコンドリアの機能が低下していると、ほとんどの人は1日を過ごすのにやっとのエネルギーしか得られず、「ブレインフォグ」状態(ぼんやりとした状態)になります。エネルギー生成の低下が長期間続くと、細胞の健康状態が悪化して病気になる可能性があります。

逆に、細胞が元気であれば生命力も強くなるのです。すべてが明るく感じられるようになり、特に心が明るくなります。そして、これがまさに、エネルギーレベル、メンタルの機能、そして加齢に伴うあらゆる健康状態を改善する際の目標となるのです。

脳は体の中で最も代謝が活発な組織であり、ミトコンドリアの機能低下が最も顕著に現れることが多くあります。そして、ミトコンドリアの機能低下は体のあらゆる細胞や機能に影響を与えます。

例えば、肝臓の細胞にエネルギーが不足していると、体の解毒作用が正常に働かなくなります。筋肉のミトコンドリアが正常な働きをしていなければ、代謝によって老廃物を排出することができないため、筋肉が弱まり、触ると痛むようになります。

ミトコンドリアが正常に機能していないことは深刻な問題に繋がります。慢性疲労症候群を含む複雑な慢性疾患の症状の多くは、こうしたことが原因であると言えるかもしれません。

ミトコンドリアの機能改善 

ミトコンドリアの機能が高まると、エネルギーレベルが上がり、健康を守ることができるという研究結果が増えているようです。また、ミトコンドリアの機能を高めることは、脳の老化のような老化現象を遅らせる鍵も握っています。

ミトコンドリアの機能を高める上で、必要な栄養素や心がけたい習慣は次の通りです。

  • 必須栄養素を全て補給する。
  • ミトコンドリアを活性化させるサプリメントを摂取して、ミトコンドリアの機能を正常に保ち且つ強化する。
  • 有害要素[喫煙、環境毒素(農薬、除草剤、鉛、水銀、カドミウムなどの重金属など)、ドラッグなど]にあまり触れないようにする。

ミトコンドリアが正常に機能するためには、栄養の基礎的構成要素が必要です。例えば、十分なタンパク質、適量の脂質、良質な炭水化物源、ビタミン、ミネラル、そして十分な水分があげられます。

健康維持やミトコンドリアに必要な、おすすめの基礎サプリメントを紹介します。

  1. 高品質なマルチビタミンとミネラルが配合されたサプリメントを摂取する。
  2. 十分なビタミンD3 (通常1日2000~5000 IU)を摂取し、ビタミンD3の血中濃度を最適な水準(50~80 ng/ml)に上昇させる。
  3. 高品質な フィッシュオイル 製品を摂取して1日に1000mgのEPAとDHAを補給する。
  4. フラボノイドが豊富に含まれるエキス( レスベラトロール、 ブドウ種子または 松樹皮抽出物など)のような植物由来の還元成分をより多く摂取する。

ATPでオーケストラのような美しい音楽を奏でさせるには、こうした食品化合物が決定的に重要なのです。ビタミンとミネラルは、ミトコンドリアでのエネルギー生成や細胞の基本的な機能維持など、体にとって重要な役割を果たします。そのため、すべての人にとって不可欠な栄養素なのです。そして、 ビタミンB群、 ビタミンC、 鉄、 マグネシウム、 亜鉛などの栄養素を補給することでミトコンドリアや細胞の機能が高まることがあるという点で、これらの栄養素が気分や心身のエネルギーレベルを高めてくれるということが示されています。1

また、必須栄養素以外にも、ミトコンドリアの機能をさらに高める次のようなサプリメントが効果的な場合もあります。

NAC

N-アセチルシステイン (NAC) は、ミトコンドリアを保護する重要な還元成分 物質であるグルタチオンのレベルを上昇させる場合があります。 グルタチオン レベルが低いと、老化が加速し、記憶力の低下、インスリン抵抗性、そして大半の慢性退行性疾患などの老化に関わる疾患のリスク上昇につながることがあります。なぜなら、グルタチオンの量が少ないと、ミトコンドリアの機能低につながるためです。NACはグルタチオンを増加させる最も効率的な手段の1つですが、L-グルタチオンはサプリメントで摂取することもできます。2-4

CoQ10

コエンザイムQ10 と ピロロキノリンキノン(PQQ) は、ミトコンドリアの機能をサポートする重要なサプリメントで、相乗効果が得られる場合もあります。その相乗効果は、車のエンジン内でガソリンに火をつける点火プラグのような役割を果たします。車が最初にエンジンの点火をしなければ動かないのと同様に、ミトコンドリアもCoQ10やPQQによる刺激がなければ、食事で摂った脂質燃やしてエネルギーを生成することはできません。PQQのもう一つの利点は、ミトコンドリア生合成という、新しいミトコンドリアを自然に作り出すのをサポートする可能性があることです。そのため、PQQはミトコンドリアを活性化させる非常素晴らしい栄養素なのです。5 PQQは体内で生成されないため、人間のような哺乳類にとって、まさに必須栄養素と言えるかもしれません。臨床試験では、PQQを摂取した健康な被験者の細胞のエネルギーレベルが向上したそうです。つまり、PQQレベルが上がると細胞機能が向上し、よりエネルギーを実感できる可能性があります。6,7

CoQ10は体内で作ることもできます。しかし、特定の状況下ではCoQ10の生成量は低下するため、適切なレベルを回復する目的でCoQ10サプリメントを使用すると絶大な効果を得られることが、多くの研究で示されたそうです。心肺機能が低下している方、高血圧の方、スタチン系コレステロール低下剤を服用されている方などには、これが特にあてはまると言えます。こうした症状はCoQ10レベルの低下と関連しており、サプリメントを摂取してCoQ10の血中濃度を正常値に戻すことができるかもしれません。8,9 

さらに、一般に高齢者の方は加齢に伴ってCoQ10の量が減少すると知られており、より多くのCoQ10を摂取すべきとも言えるでしょう。そして、CoQ10の量の低下はエネルギー生成量の減少を意味し、疲労、細胞機能や脳機能の低下につながるため、良好な状態とは言えません。8 しかし幸いにも、中年被験者を対象とした実験で、毎日200mgのCoQ10と20mgのPQQの組み合わせて摂取すれば、どちらかの栄養素だけを摂取するよりも、記憶力と脳機能がはるかに向上するという結果が出ています。10

カルニチン

カルニチンは、ミトコンドリアでは燃料噴射装置のような役割をすると言えるかもしれません。しかし、ミトコンドリアはガソリンを燃焼させるのではなく、脂肪、特に長鎖脂肪酸を燃やしてエネルギーを作り出しています。カルニチンは、この長い脂肪の鎖をミトコンドリアへ運ぶのに必要となります。11 アセチル-L-カルニチン の形がおすすめと言えます。ミトコンドリアを若返らせるためのサポートをすると言われています。12

アルファリポ酸

アルファリポ酸 は含硫ビタミン様物質で、ミトコンドリアでのATP生成に関わる2つの重要なエネルギー生成反応に必要な補因子として必要不可欠な役割を果たしていると考えられています。リポ酸は肝臓の健康状態と代謝の改善をサポートすることがあります。個人的には、安定化したR-リポ酸が最適な形だと思われます。13

エネルギーレベルの向上ついての最後の考察 

夜間に良質な睡眠をとれば、エネルギーレベル、ミトコンドリアの機能、健康全般そして感染症への抵抗力が向上する可能性があることは、申し上げておきます。補給した方が良い栄養素のひとつに マグネシウムがあります。マグネシウムの摂取量が低いと、ミトコンドリアの機能が低下して疲労を感じることがあります。 つまりマグネシウムは、エネルギーの増加をサポートするのです。また、特に就寝時にマグネシウムを摂取すれば、鎮静効果によって安眠をサポートする場合もあります。 14

マグネシウムは、ほとんどの人が十分に摂取できていない重要な栄養素です。特に疲労で苦しんでいる方は、マグネシウムレベルを上げることでエネルギーレベルが大幅に改善することがあります。1,15

マグネシウムには、いくつかの形があります。マグネシウムは、特にクエン酸やグリシン(ビスグリシン酸)、アスパラギン酸、リンゴ酸と結合すると、容易に経口吸収されるとする研究もあります。一方、塩化マグネシウム、酸化マグネシウム、炭酸マグネシウムなどの無機マグネシウムは一般に吸収率は高いとされていますが、大量に摂取すると下痢を引き起こすとも言われています。

健康  微量栄養素にはどのようなものがあり、また、毎日十分な量を摂取するにはどうすれば良いのでしょうか

多量栄養素(別名マクロ栄養素)すなわちタンパク質、炭水化物、脂肪は、特に健康やフィットネスの分野を中心に、マスコミでよく取り上げられています。ところが実際には、体に活力を与え、肌をつややかに保ち、代謝を促進するのは、ビタミンB群、ビタミンD、ビタミンA、ビタミンC、ビタミンEといった微量栄養素です。さらに、ミネラルは気持ちを落ち着かせるのに役立ち、メンタルヘルスを向上させる可能性があり、激しい運動のサポートにも期待できます。

では、特に健康に重要な微量栄養素にはどのようなものがあり、また、毎日十分な量を摂取するにはどうすれば良いのでしょうか。この記事では、そんな疑問にお答えしていきます。

微量栄養素とは

微量栄養素とは、生命維持に必要な500種類以上の酵素反応の一つ一つを進行させるビタミン、ミネラル、ポリフェノールなどの小さな分子を指します。通常、人体はこれらのビタミンやミネラルを自ら生成できないため、その働きだけでなく、どのように食生活に取り入れるかを知ることも重要です。自然療法医である私は、患者の体内の自然なプロセスを促し、癒し、最適な状態に保つお手伝いをすることを専門分野の一つとしています。

ビタミン:体に必要なものとは

多くの野菜や果物に含まれるビタミンCや、日光を浴びることで生成されるビタミンDは既におなじみかと思いますが、毎日の食生活で摂取量を管理したいビタミンにはどんなものがあるのでしょうか。ここでは、私が特に患者に勧めるビタミンの中からいくつかご紹介していきたいと思います。

ビタミンA

ビタミンAは、健康な視力と精力的生活 、さらには強力な丈夫な体づくり に不可欠であり、心臓、肺、腎臓の機能もサポートし、毎日の健康と活力維持に必須の栄養素でもあります。

ビタミンAは、葉物野菜の他、ブロッコリーやカボチャなどの野菜、マンゴーやアプリコットといった果物を食べる習慣があれば、食事から簡単に摂取できます。野菜が苦手な方は、ビタミンAを含むマルチビタミン(ほとんどのマルチビタミンに含まれています)を毎日摂取すると良いでしょう。

ビタミンB群

ビタミンB群は複数のビタミンからなり、それぞれが共生する形で私達の健康を支えています。

  • まず、ビタミンB1はチアミンとも呼ばれ、体が食物をエネルギーに変換するのを助けます。通常、ビタミンB1は、栄養強化パンのような全粒穀物の他にも、朝食用シリアル、肉類、豆類に含まれています。アルコールを摂取するとビタミンB1が消耗され、チアミン欠乏になりやすいため、お酒をよく飲む方は毎日のサプリメント習慣にB1を取り入れることが大切です。
  • ビタミンB12は、健康で丈夫な血球を保つだけでなく、DNAの生成もサポートします。魚や肉類(牛、豚、鶏)などの食品には天然由来のビタミンB12が含まれていますが、製品にB12を添加している食品メーカーも少なくありません(そのため、必ず食品表示ラベルを確認しましょう)。一方、ビタミンB12が豊富なヴィーガン食品といえば、栄養酵母(ニュートリショナルイースト、別名ビール酵母)があります。栄養酵母はビタミンが豊富でチーズのような風味がするため、私の患者の多くがおやつやサラダに加えて楽しんでいます。
  • ビタミンB2はリボフラビンとも呼ばれ、B12と同様に血球機能をサポートしやすくして、B1のように食物のエネルギー変換に役立つため、かなり重要なビタミンと言えるでしょう。幸い、ビタミンB2は、ホウレンソウ、ブロッコリー、脂肪の少ない肉(鶏や七面鳥など)、卵といった調理しやすい食物に含まれています。それでもやはり、多くの食品メーカーは、シリアルやパンなどの製品にもビタミンB2を添加していますので、くれぐれもラベルを確認しましょう。
  • ビタミンB3はB2と非常によく似ていますが、B3はナイアシンと呼ばれており、血球機能や細胞呼吸(食物をエネルギーに変換)をサポートします。ただし、一般にナイアシンは、鶏肉、魚、牛肉などの動物性食品の他、ナッツ類や豆類などに含まれています。
  • ビタミンB6は、代謝機能に関わる100種類以上の反応に利用され、乳児の脳の発達になくてはならないため、特に妊娠中の女性にとって重要な栄養素です。鶏肉や魚の他、ジャガイモなどのでんぷん質は特にB6が豊富で、柑橘類以外の果物にも多く含まれています。このことから、アメリカでは、果物やでんぷん質の野菜がビタミンB6の主な摂取源となっています。
  • ビタミンB7(別名ビオチン)は、多量栄養素のエネルギー変換を助けます。ただ、ビタミンB7を食事から摂取するのは、ビオチンの仲間であるB2やB3ほど簡単ではないかもしれません。ビタミンB7を十分に摂取するには、サツマイモ、ホウレンソウ、ブロッコリーなどの野菜を毎日の食事に取り入れるように心がけましょう。その他にも、種子類やナッツ類をはじめ、レバーのような動物の臓器からもビタミンB7を摂取できます。ビオチンは、髪、肌、爪の成長を助け、肌のハリや弾力を保つ働きもあるため、髪、肌、爪用のサプリメントの多くに含まれています。
  • ビタミンB9は葉酸とも呼ばれています。葉酸は、牛レバー、葉物野菜、アスパラガス、芽キャベツ、果物、果汁、ナッツ類、豆類、エンドウ豆などの食品に自然に含まれています。また、胎内で神経系が発達する赤ちゃんにとって欠くことのできない栄養素である葉酸は、ほとんどの妊婦用ビタミンに含まれています。

ビタミンC

ビタミンCはアスコルビン酸とも呼ばれ、還元成分として機能し、タバコの煙、大気汚染、紫外線から守ります。また、ビタミンCは創傷治癒(そうしょうちゆ。傷を治すこと)を促し、肌の明るさとハリを保ち、丈夫な体づくり にも不可欠です。アメリカ人のほとんどは、特に柑橘類や果汁をはじめとする果物や野菜から一日に必要なビタミンCを摂取しています。

ビタミンD

ビタミンDは、カルシウムの吸収を助けることから、丈夫な骨の形成と維持に役立つ上に、神経から脳への情報伝達にも役立つため、いわば「オールスター」ビタミンの一つでもあります。自然にビタミンDを含む食品はごくわずかですが、その代表としてマス、サケ、マグロといった脂肪の多い魚が挙げられます。とはいえ、多くの食品はビタミンDが強化されているため、購入時に栄養成分表示を確認することをお勧めします。

ビタミンE

ビタミンEは、フリーラジカルから細胞を保護するという点で、ビタミンCと同様の働きがありますが、丈夫な体づくり をサポートするように体を助け、血管を広げやすくして血栓を防ぐ働きがあります。ヒマワリ油や小麦胚芽油などの植物油の他、ナッツ・種子類にもビタミンEが多く含まれ、濃緑色葉野菜からもある程度摂取できます。

ビタミンK

ビタミンKは、骨のカルシウム基質にカルシウムを取り込みやすくすることで、細胞の健康と骨の強度をサポートします。他の多くの必須ビタミンと同様に、ビタミンKは、葉物野菜や植物油、さらにはブルーベリーやイチジクなどの果物にも含まれています。通常、ビタミンKは、ビタミンDと合わせてサプリメントとして摂取できます。なお、抗凝固薬(抗凝血薬)を服用中の方や血栓ができやすい方は、必ず主治医に相談した上でビタミンKを摂取することをお忘れなく。

ミネラル:体に必要なものとは

アメリカ国立衛生研究所(NIH)は、(栄養における)ミネラルを「地球上に存在する無機物で、健康を維持するために必要なもの」と定義しています。理論上は、必要なミネラルをすべて食物から供給できるはずですが、商業的農業により、土壌に含まれるミネラルが減少しています。その結果、アメリカの食料品店で見かける食品には、体が必要とするミネラルを十分に含むものはほとんどありません。

念押しとして、たびたび患者にサプリメントを勧めるのはそのためです。そこで、ここからは、私が患者に推奨する最も一般的なミネラルと、それらのミネラルを特に豊富に含む食物をご紹介しましょう。

マグネシウム

マグネシウムは健康維持と病気の予防に欠かせないミネラルであり、リラックス効果もあります。マグネシウムを最も多く含む食品は、未精製(全粒)穀物、ホウレンソウ、ナッツ類、豆類、ジャガイモですが、ただし、健康的な方法で調理されたものに限られます。一方、マグネシウムをサプリメントで摂る場合は、過剰に摂取すると下痢を起こしやすいため注意が必要です。自分に合ったマグネシウムのサプリメントを選ぶには、自然療法医、栄養士、機能性医学の専門家などにご相談ください。

クロム

体内でのクロムの働きについてはまだ解明されていないことも多いのですが、血糖値の調整に役立つことはわかっています。日常的に肉類、野菜、穀物を食べていれば、食事から十分なクロムを摂るのは簡単ですが、サプリメントで摂取しても良いでしょう。

カルシウム

前述の通り、カルシウムはビタミンDと共に作用し、骨の強度を高めて維持します。ほとんどの乳製品はカルシウムを多く含み、その他にも多くの食品(ジュースや代替乳製品など)がカルシウム強化されています。なお、カルシウムのサプリメントは、既存の動脈プラークの石灰化リスクがないことをかかりつけ医に確認した上で摂取してください。また、喫煙者は特に注意が必要で、医師の指示がない限りカルシウムを摂取しないようにしましょう。

カリウム

カリウムは、体液のバランスを調整し、細胞にエネルギーを与え、日常生活を送る上でも、運動をする上でも欠かせないミネラルです。カリウムは、ドライアプリコット、バナナ、オレンジジュースを筆頭に、ほとんどの果物や野菜に含まれています。このミネラルは、血中濃度によって(多すぎても少なすぎても)心臓の電気信号に影響を及ぼす可能性があるため、カリウムのサプリメントはごく低用量で提供されています。そのためにも、自分に合ったカリウムの摂取量は、かかりつけ医または栄養士にお尋ねください。

セレン

セレンは甲状腺ホルモンの生成に必要なミネラルです。つまり、体内でカロリーが消費される速度を調整しやすくする働きがあるということです。ほとんどのアメリカ人は、肉類(牛、豚、鶏)や卵が豊富な食事を摂ることで、十分な量のセレンを摂取しています。

オメガ3

オメガ3は、体がエネルギー源として使用する脂肪酸で、抗炎症作用があり、脳の健康サポートにも期待できます。オメガ3は、脂肪の多い魚(サケ、ニシン、イワシなど)の他、チアシードやフラックスシード(亜麻仁種子)、ナッツオイルなどの食品から簡単に摂取できます。このような食品を食べる習慣がない方は、オメガ3のサプリメントを利用することで楽にオメガ3を摂取できます。ただし、適切な摂取量については、必ずかかりつけ医にご相談ください。また、オメガ3のサプリメントは、血液凝固を妨げる可能性があるため、大きな手術を予定している方は、少なくとも数週間前に摂取を中止してください。

アミノ酸

アミノ酸はタンパク質の構成要素であり、脳と体の間の情報伝達を助ける神経伝達物質を生成するのに役立ちます。また、骨の形成を促進し、代謝を上げる働きもあります。牛肉、鶏肉、魚などの高タンパク食品にはすべてアミノ酸が含まれていますが、これらの食品を摂る習慣がない方は、プロテインパウダーやコラーゲンパウダーを飲み物に混ぜたり、焼き菓子の材料として加えて、1日に必要な量を補ってみてはいかがでしょうか。

食物繊維

食物繊維は、厳密には微量栄養素とは言えないかもしれませんが、非常に重要な栄養素であることに変わりはありません。食物繊維は、季節による不快感、重金属毒性、うっかり・ぼんやり、ぜんそく、皮膚の発疹、炎症性腸疾患、骨粗しょう症などのサポートに関与すると考えられます。野菜や果物は食物繊維の優れた供給源であり、水分も多く含むため、食物繊維と相まって毎日のすっきりをサポートします。食物繊維のサプリメントを摂取する際は、多量の水と一緒に摂ると、毎日のスッキリ習慣へとつながります。

まとめ:よく調べましょう

活力にあふれ、健康的で、かつ環境に優しい生活を送るには、何よりも食事が重要です。適切な食品を選ぶことで、まさに食は薬となります。食事が健康に与える影響についてより詳しく知りたい方は、かかりつけ医や栄養士など、有資格の医療専門家にご相談ください。」