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仏教

宝珠   Jewel

宝珠   Jewel

さてまた過去世に食りの罪にむくわれ身にまとう
夜の帳が降りしめやかな山道を歩き
泰一の心は沈み、空しさを抱え
でも一筋の光が彼を照らし始めた

信じて歩み続けるその先に
解き放たれる運命の扉が
祈りが届くその時まで
心の中に希望の光が射す

 Once again, burdened by the sins of past lives,
He walks down the quiet mountain path as night falls,
Taichi’s heart heavy, filled with emptiness,
But a single ray of light begins to shine on him.

Believing and walking forward, beyond the way,
The door of destiny will open and set him free,
Until the moment his prayers are heard,
A light of hope shines deep within his heart.

宝珠 Jewel

 

宝珠 Jewel

 

「さてまた過去世に食りの罪にむくわれ身にまとう…」と、彼は静かに口ずさむ。夜の帳が降りた山間の小道を一人歩きながら、その言葉を何度も繰り返していた。耳に残る響きは、まるで遠い時の音色のように、胸に染み渡る。

彼の名は泰一(たいち)。昔、名を売ったこともあったが、今はただひっそりと暮らしている。ある日、突然、無心で歩く途中に目の前に広がった小さな寺に引き寄せられるように足を運んだ。その寺の名は「室生(むろう)」、知る人ぞ知る、古くから信仰の対象となっている場所だった。村人の話によると、この寺には解宝珠(かいほうしゅ)と呼ばれる、願いをかなえる不思議な力を持つ宝物が祀られているという。

泰一はその話を聞いて心の中で思った。「もし、あの宝珠が本当にあるなら、これまでの苦しみから解放されるかもしれない」。彼は、何もかもを捨てて、ただひたすらに信じ、祈り、供養を続けた。

貧しさと孤独が彼を襲い続けた。生活に困窮し、貴族のような贅沢はおろか、食事すら満足に取ることができなかった。だが、心の中で何かが動き始めていた。彼は一心に祈り続け、懸命に供養を行った。その時、ふと気づくと、空気が変わり始め、心地よい風が吹いてきた。彼はしばらくその風に包まれ、ただ立ち尽くしていた。

その夜、夢の中で彼は見た。そこに現れたのは、法身如来(ほっしんにょらい)という尊い仏像であり、彼の前に宝の雨が降り注ぐ光景だった。まるで、彼の祈りが通じたかのように。珍しい宝石が降り注ぎ、その輝きが彼の心を満たしていった。

目を覚ますと、どこか現実感のないような気持ちに包まれていたが、その瞬間、彼の胸の内で何かが決定的に変わった。彼は知っていた。供養の徳を積むことで、確実に運命が変わり始めているのだと。

そしてその日から、泰一の周りに奇跡が起こり始めた。長い間苦しんでいた病も、癒え、体力が戻り、商売も繁盛し、やがて大きな富を得ることができた。彼は不思議に思いながらも、心からの感謝を述べて、さらに信心を深めていった。

「信心を持ち続けること、供養を積むことが大切だ」と、彼は何度も思い出す。そしてまた、先祖や父母、祖父母が背負っていた因縁を解き、彼自身の運命を切り開くために行動し続ける。

泰一は、悪因がどれほど深いものであろうとも、それを断ち切る力を信じていた。そして、家系の因縁が重くのしかかる中、彼は自分の人生を歩み直し、解脱へと進む道を選んだ。

日々の祈りと供養が彼を導き、家系の業障も次第に除かれていった。最初は小さな一歩から始まったその道が、やがて壮大なものとなり、彼の運命を変えていった。

人は過去世の業に苦しむことがある。しかし、それに立ち向かうことで、新たな希望を見つけることができるのだと、泰一は深く実感していた。

 

“So, I have once again been punished for my sins of gluttony in a past life…” he hummed quietly. As he walked alone along a mountain path as the veil of night fell, he repeated the words over and over again. The ringing sound in his ears penetrated his heart like a sound from a long time ago.

His name was Taiichi. He had made a name for himself in the past, but now he lives a quiet life. One day, while walking absentmindedly, he was drawn to a small temple that unfolded before him. The name of the temple was “Muro”, a place that only a few in the know knew about and had been the object of worship since ancient times. According to the villagers, this temple enshrines a treasure called Kaihoshu, which has the mysterious power to grant wishes.

Taichi thought to himself after hearing this story. “If that jewel really exists, maybe I can be freed from the suffering I have suffered up until now.” He threw away everything and simply believed, prayed, and continued to offer prayers.

Poverty and loneliness continued to assail him. He was struggling to make ends meet, and could not even eat enough, let alone enjoy the luxuries of the nobles. But something began to move in his heart. He continued to pray wholeheartedly and made offerings to the dead. Then, he suddenly noticed that the air was starting to change, and a pleasant breeze was blowing. He stood there, enveloped in the breeze for a while.

That night, he had a dream. A sacred Buddha statue called Hosshin Nyorai appeared, and a rain of treasures fell on him. It was as if his prayer had been answered. Rare jewels rained down, and their brilliance filled his heart.

When he woke up, he felt something unreal, but at that moment, something in his heart changed decisively. He knew. By accumulating the virtue of offerings to the dead, his destiny was definitely beginning to change.

And from that day on, miracles began to happen around Taiichi. The illness he had suffered for a long time was cured, his strength returned, his business prospered, and he was able to acquire great wealth. He was amazed, but he expressed his heartfelt gratitude and deepened his faith.

“It is important to maintain faith and make offerings,” he remembered many times. And he continued to act to break the karma that his ancestors, parents, and grandparents had carried, and to carve out his own destiny.

Taiichi believed in the power to break away from evil, no matter how deep it was. And with the karma of his family weighing heavily on him, he chose to walk his life anew and move towards liberation.

Daily prayers and offerings guided him, and the karma of his family was gradually removed. The path that began with small steps at first eventually became grand and changed his destiny.

People can suffer from the karma of their past lives. However, Taiichi deeply felt that by facing it, he could find new hope.

 

光の道

光の道

 

 

山奥の寺に 訪れた若き行者
苦しみの鎖 解き放つため
釈迦牟尼の声 夢に導かれ
光の道へ 歩み始める

光の道 照らす先には
因縁の鎖 解き放つ場所
功徳の種 蒔き続けて
解脱の扉 開いてゆく

村に飢饉 人々苦しむ
食糧分け合い 救いの手を
仏前に祈り 如来の声聞く
光の道 共に歩む

時は流れ 行者は光となり
虚空へ消え 教えは残る
「わが身」を捨て 人を救うこと
それが真の 解脱の道

光の行者 その教えは
永遠にこの世 照らし続ける
光の道 歩む者たち
因果の大法 悟りゆく

 

歌詞はイントロ4行、サビけしてください

光の道

 

光の道

ある日のこと、一人の若き行者が山奥の寺に訪れた。彼の名は玄真。長年、自分自身の苦しみに囚われ、因縁の鎖から逃れられずにいた。しかし、ある夜、夢の中で釈迦牟尼如来の声を聞き、この寺を訪れることを決意したのだ。

寺の住職は静かに玄真を迎え入れ、仏舎利供養の教えを説いた。
「自分だけを顧みる者は、因縁から解き放たれることはない。人を助け、功徳を積むことが、解脱への道だ」

玄真はその言葉を胸に刻み、日々修行に励んだ。初めは自分自身の怒りや迷いに苦しんだが、次第に心が洗われ、光が見え始めた。彼は悩める人々を助け、仏舎利供養を広めることに力を注いだ。

ある日、村で飢饉が起こり、多くの人々が苦しんでいた。玄真は寺の食糧を分け与え、人々を救おうとした。しかし、食糧は限られていた。彼は悩み、仏前にひざまずき、祈りを捧げた。

その時、再び釈迦牟尼如来の声が聞こえた。
「功徳の種を焼き尽くすな。如来の加持力を信じ、悩める人を救え」

玄真はその言葉に力を得て、村人たちと共に食糧を分け合い、飢饉を乗り切った。その行為は村人たちの心に深く刻まれ、仏舎利供養の教えが広まっていった。

時が経ち、玄真は多くの人々を導く立派な行者となっていた。彼は常に「わが身、わが身」と言いながら生きることを戒め、人々を救うことに力を注いだ。彼の元には悩める人々が集い、因縁解脱の道を歩む者たちが増えていった。

そして、彼は最後の日を迎えた。静かに座禅を組み、心穏やかに息を引き取るその瞬間、彼の体は光に包まれ、虚空へと消えていった。村人たちは彼を「光の行者」と呼び、その教えを後世に伝え続けた。

玄真の物語は、仏舎利供養の尊さと、因果の大法を悟ることの重要性を伝える。自分だけを顧みるのではなく、人を助け、功徳を積むことが、真の解脱への道なのだ。光の道を歩む者たちは、永遠にこの世を照らし続ける。

阿含経

功徳のほどを伝うべし

仏の慈悲のかぎりなく

宝生解説のその力

そもそも祀る宝塔は

大悲万能止まずして

舎利をとどめ置き給う

納めまつれる霊祀なり

たわ種を惜しみてまかずして

まず第一は事の供養

香華燈塗をととのえて
供養の種をまかざれば
種籾一升まきおけば
力のかぎり供養せよ
身供養とも申すなり
福徳宝生のぞみなし
五升や一斗はみのるぞや
米麦とれたるためしなし
功徳の種をまかずし果報の徳は得ぬものぞ
まけばまくほどみのるもの
骨身惜しまずまくことぞ
解脱宝生ねがうなら
第二には行供養
梵行功徳の種をまけ
わが身わが子を助けんと
末世の衆生救わんと

变化让身女舍利尊
霊処かずあるその中に
仏舎利尊の宝塔は
让身駛都如意宝珠尊
大悲神変妙にして
化導利生はてしなし
悪業一切断ち切りて
礼拝供養の徳積めば
福徳果報かきりなし

この塔安置のところには
諸難のせまる恐れなく
あんのん人みなすべて安穏に
疫病苦厄のうれいなし

日々の供養を忘るるな
法身如来あらわれて
宝塔の至心に礼拝供養せば
牛馬の末に至るまで

行者は宝塔のたとえ瓦石や木ぎれにて
しちほう忽ち変じて七宝の
紫磨黄金の大光明ちりばめ輝くさまとなり

十方世界を照らすなり
微妙の法を説き給う
光の中に声あって
法身如来の声なれば
たちまちにひらきて悉地を皮ずなり
声なき声で尊けれ
さてまた過去世に食りの
罪にむくわれ身にまとう
衣類さえなき致しさに
なげく貧窮の人にても
至心に室生いのるなら
解宝珠と変化して
珍宝名女上服や
日々に富貴の身とならん
苦恋にもだゆる身なりとも
至心に礼拝供養せば
法身如来たちまちに
宝の雨を降らすなり
百味の飲食かぎりなし
また業病や難病の重き病いもその日より
癒えて天寿を全うす先づは信心あつくして供養の徳を積むことぞ
悪因ひとつあるならば家系の因縁断ち切りて
父母祖父や祖母どちの血肉を通して子や孫の
我れに犯せし罪とがの父母先祖の因縁ぞ
解脱をねがうべし巨万の富も権勢も
先祖の業障除くべし
覚えもなきに苦しむは
苦の種泣きの種

悪因悪業は悪しき運命のもととなる
家系の因縁ほどくべし
業障ふかき祖父祖母を
犯せし罪の果報ぞや
父母先祖の因縁ぞ
わが身の因縁ぞ家系の因縁ほどくべし
因縁悪しき父母や身の不徳かえりみて
先祖うらむな身を悔め持つは己れが前の世に
至心に解脱の供養せよ八十億劫積もり来し

消えて菩提の道ひらく畜生界に生きる身も
抜苦与楽の門に入る

生死輪廻の罪障も無間地獄や餓鬼地獄
大光明を身にうけて三種供養ぞ尊けれ
これが因果の大法と思わば人をまず救え釈迦牟尼如来は説きませり

わが身わが身といううちは
いんねんと決して因縁解けぬぞや

因縁積んで今の身ぞ ちから力つくして救うべし
十種の功徳身にうけて
ひと たす人を助ける身とならん

怒りは百千の下座の精進忘るるな

わが身わが身といい暮らし行者は徳を積み

仏舎利供養をなす人は

おのずと人の上に立ち高ぶるな

功徳の種を焼くと知れ如来の加持力身にうけて

悩める人を救うべし

仏舎利供養を弘むべし

生身如来の説きませる

成仏法の尊きを

経の護持宣布をば
事・行・理の三供養
三種供養をぶるるな
三福道こそこれなるぞ
正法仰ぐ聖衆の
ひとつえ苦しむ人の杖となれ
第三に理の供養よう
七科三十七道品
世間に伝うべし

理の供養と申すなり
仏舎利供養の根本で
生身如来の説き給う
法身如来のみもとにて
世界を救う大誓願
諸仏讃歎あそばさる
昼夜行者を護るなり
福徳宝生大慈なり
変化法身釈迦
福徳宝生身にうけて
仏舎利尊ぞありがたし
信解のしるべ示さんと

帰命頂礼 仏舎利尊
和談とす
諸天善神より集い
因縁解脱は大悲にて
大慈大悲のみほとけの
変化法身仏舎利尊
因縁解脱の道を行
仏舎利尊ぞ尊けれ
宝生解脱加持門の
よひとのちの世のため人のため