新旧「AirPods Pro」比較
マグネットにより、デバイスと充電器の位置を適切な位置に合わせて、高速で安全なワイヤレス充電を行うことができます。
「AirPods Pro」の充電ケースは、従来からワイヤレス充電に対応していましたが、そのケースがMagSafe対応にアップデートされました。
新しくなったのはケースだけで、ヘッドホン本体は、旧モデルと全く同じです。
外観も全く同じで、新旧を見分けることはできませんが、型番は変わっています。
従来モデル:MWP22J/A
MagSafe対応新モデル:MLWK3J/A
ここで、旧「AirPods Pro」、MagSafe対応「AirPods Pro」、そして新しく登場した「第3世代AirPods」のスペックを比較しておきます。
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名称 |
第3世代AirPods |
AirPods Pro
(従来モデル) |
AirPods Pro
(MagSafe対応モデル) |
型番 |
MME73J/A |
MWP22J/A |
MLWK3J/A |
定価 |
23,800円 |
?円 |
30,580円 |
アクティブノイズキャンセル |
ー |
対応 |
対応 |
外部音取り込みモード |
ー |
対応 |
対応 |
空間オーディオ |
対応 |
対応 |
対応 |
耐汗耐水性能 |
対応 |
対応 |
対応 |
バッテリ駆動時間 |
6時間 |
4.5時間 |
4.5時間 |
ケース |
MagSafe充電ケース |
ワイヤレス充電ケース |
MagSafe充電ケース |
旧「AirPods Pro」の新価格は不明ですが、Amazon「参考価格:27,800円」と表記で、26,395円で販売中。
楽天では、2.5万円台で販売されています。
実売で、新旧「AirPods Pro」の価格差は4,000円くらい。
第3世代と旧「AirPods Pro」の価格差は2,000円くらいです。
「第3世代AirPods」と「AirPods Pro」の違い
「第3世代AirPods」の一番大きな違いは、ノイズキャンセルの有無。
新旧「AirPods Pro」には、ノイズキャンセル機能や、逆に、AirPodsをつけていても周囲の音が聞こえる「外部音取り込みモード」が搭載されています。
「第3世代AirPods」は、デザインこそ「AirPods Pro」に近くなりましたが、イヤーチップがなく、ノイズキャンセルも搭載されませんでした。
この差が、約7,000円の価格差になっています。
「第3世代AirPods」はバッテリー駆動時間が長くなっていますが、ノイズキャンセルがないことが、この差に影響しているのだと思います。
新旧「AirPods Pro」の違い
その差は、ケースがMagSafe対応しているか、ただそれだけです。
ヘッドホン本体は全く同じものですので、スペックも変わりません。
でも、価格は円以上違います。
MagSafe充電ケースのメリットは?
では、そのMagSafe対応ケースのメリットは、4,000円の価値があるのか?
MagSafeのメリットは、マグネットでの位置合わせによる、安全で高速な充電。
MagSafe対応ケースにも、マグネットが内蔵されており、対応充電器との正確な位置合わせは可能です。きっと安全に充電できると思われます。
しかし、「高速」かどうかは疑問。
MagSafe充電器にケースを置いてみると、上下はケースの方が小さくなっています。
ケースには丸みもあるので、ケース内の充電用コイルは、MagSafe充電器よりもかなり小さいでしょう。
この差では、iPhoneのような15Wの高速充電は難しと思われます。
Appleは、MagSafe対応ケースにより、どれだけ充電が速くなる、といったことを全くアナウンスしていません。
おそらく、少しは早くなっているのだと思いますが、大きくは変わらないのでしょう。
また、ケースが速く充電できたとしても、ヘッドホン本体の充電速度は変わりません。
「充電ケースでの5分間の充電で約1時間の再生時間、または約1時間の連続通話時間」というスペックは、従来ケースでも、MagSafe対応ケースでも同じです。
説明
包み込むようなサウンドを生み出すアクティブノイズキャンセリング。周囲の音が聞こえて、今起きていることがわかる外部音取り込みモード。一日中快適につけていられるようにカスタマイズできる装着部分。耐汗耐水性能。そのすべてを超軽量のインイヤーヘッドフォンに。どんなApple製デバイスでも簡単に設定できます。