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イヤホン earphone

イヤホン 2022年最新】完全ワイヤレスイヤホン 高音質・高コスパなど人気売れ筋ランキング

第1位:Anker(アンカー)

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一昔前までは完全ワイヤレスイヤホンというよりモバイルバッテリーを手掛けるメーカーというイメージが強い印象でした。

しかし、あれよあれよと言う間に品質に不釣り合いなほど価格のコスパが良く、左右が独立している完全独立型コードレスイヤホン界での確固たる人気と知名度、そして信頼を獲得して誰もが知る存在になったAnker。

正確にはAnker製のオーディオブランドはSoundcore(サウンドコア)と言います。同ブランドから発売されている完全ワイヤレスイヤホンにはいくつかのシリーズがあり、代表的なところではSoundcore Liberty(サウンドコアリバティ)シリーズやSoundcore Neo(サウンドコアネオ)シリーズが人気です

 

 

第2位:MPOW(エムパウ)

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中華系のオーディオブランドでありながら値段の低さだけでなく、素晴らしい性能に支持が集まり、米国Amazonではトゥルーワイヤレスイヤホン(TWSイヤホン)ジャンルにおいてぶっちりぎのセールスを記録するMPOW。まだ日本では聞き慣れない人も多いかもしれませんが、2020年からじわじわとファンが増えています。

中でも1万円のアクティブノイズキャンセリング機能を備えた完全ワイヤレスイヤホン「M7 ANC」は、オーディオ機器の専門家や販売力のある小売店が選ぶオーディオビジュアルアワードVGP2021年SUMMERを受賞するなど評判は上々。

 

 

第3位:TaoTronics(タオトロニクス)

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高音質ワイヤレスイヤホンとは別路線を走り、長時間装着しても耳が疲れないフィット感を高めた「DUO FREEシリーズ」や、完全防水IPX8なのに4千円を切る価格破壊でテレビにも取り上げられた「SoundLiberty 97」など顧客満足度の追求に軸足を置いた商品作りをしているメーカーです。

とにかく価格が安いのに機能てんこ盛り。品質を疑いたくなるほど業界でもコストパフォーマンスをリードしています。タオトロと聞くと、「コスパ高くて品質も申し分ないワイヤレスイヤホンだよね!」というイメージが定着しつつあります。

 

 

完全ワイヤレスイヤホンとは

完全ワイヤレスイヤホンとは、Bluetooth接続による無線イヤホンであり、左耳と右耳のイヤホン間もコードで繋がっていない形状の左右が完全に分離独立したワイヤレスイヤホンのことです。多くの種類が存在するワイヤレスイヤホンにおいて普及が進みトレンドになっています。

完全ワイヤレスイヤホン”という呼び方は他にも、トゥルーワイヤレスイヤホン(TWSイヤホン)フルワイヤレスイヤホン・左右独立型イヤホン・耳栓型イヤホンなど多くあります。海外ではTrue Wireless Stereo(TWS)なんて呼ばれたりもしています。

AppleがiPhone 7以降イヤホンジャックを廃止してから一気にワイヤレスイヤホンのニーズが高まりをみせました。最新のiPhone13mini/13/13Pro/13ProMaxやiPhone12mini/12/12Pro/12ProMaxにおいても、依然としてワイヤレスイヤホン人気が続いています。

完全ワイヤレスイヤホンのメリットは、ケーブル(イヤホンコード)がないことで動きの自由度が向上することです。混み合う満員電車で他人にケーブルが絡まることもありません。また、ケーブルが衣服にこすれて聞こえるタッチノイズが発生せず、スポーツ中やマスク装着の邪魔にならないなどストレスフリーに使える点があげられます。

その一方、完全ワイヤレスイヤホンにはデメリットもあります。小さな筐体なので落として紛失してしまったり、再生時間が短くバッテリー切れになったり、はたまた電波が多く飛び交い混線する人混みで途切れ・音ズレする場合があります。

AppleのAirPods(エアーポッズ)やAirPods Pro(エアーポッズプロ)、SONY(ソニー)、BOSE(ボーズ)、ゼンハイザー(SENNHEISER)、Anker(アンカー)、ELECOM(エレコム)といった大手オーディオメーカーやスマホアクセサリーメーカーがこぞってワイヤレスイヤホンを投入する中、2015年ワイヤレスイヤホンの転換点とも言えるEARIN(イヤーイン)が登場したのです。

完全ワイヤレスイヤホンEARIN(イヤーイン)は、クラウドファンディングサイトKickstarterで資金調達を開始し、ケーブルレスで耳栓のような先進的なデザインが世界的に注目を集めました。
小型軽量ボディに最先端テクノロジーを搭載して未来のイヤホンとして世界に衝撃を与えたのです。

その後、Appleの完全ワイヤレスイヤホンAirPodsが登場して有名人が付けている姿をメディアが取り上げ、さらに盛り上がりをみせています。
2、3年前までは数万円する高いモノがほとんどでしたが、昨今では一万円以下のコスパが高い完全ワイヤレスイヤホンも多数登場していて群雄割拠状態になっています。

 

 

 

 

Anker Soundcore Liberty Air 2 Pro(ワイヤレスイヤホン Bluetooth 対応)【完全ワイヤレスイヤホン / Bluetooth5.0対応 / ウルトラノイズキャンセリング/外音取り込み/ワイヤレス充電対応 / IPX4防水規格 / 最大26時間音楽再生 / 専用アプリ対応/HearID機能/通話ノイズリダクション/PSE技術基準適合】ブラック

イヤホン  ワイヤレスイヤホン おすすめ /22

ワイヤレスイヤホンの選び方

ワイヤレスイヤホンの選び方

 

取り回しやすく自由度の高い「ワイヤレスイヤホン」。
Bluetoothでスマートフォンや音楽プレイヤーと接続するタイプが多く、最近増えているイヤホンジャック非搭載のスマホにもかんたんに接続できるのが魅力です。
フルワイヤレスイヤホン、ネックバンド型や骨伝導型など、ワイヤレスイヤホンにもさまざまな種類があります。ノイズキャンセリングに対応したモデルも増えてきています。

ワイヤレスイヤホンの種類

フルワイヤレスイヤホン
(完全ワイヤレスイヤホン)
フルワイヤレスイヤホン フルワイヤレスイヤホンは、完全ワイヤレスイヤホンとも呼ばれ、左右が完全に独立しているワイヤレスイヤホンです。
ケーブルが絡まったりすることがなく、快適に使用することができます。耳に収まるため、ファッションの一部としても使いやすいのでおすすめです。充電ケースが付属するモデルも多いです。
左右一体型 左右一体型 左右のイヤホンがケーブルでつながっているタイプのワイヤレスイヤホンです。
ケーブル部分にリモコンを搭載したモデルが多く、音量調整やハンズフリー通話も便利に行えます。
左右のイヤホンが繋がっているので、片耳から外れてしまった場合でも落とす心配が少なく、安心して使えます。軽量なモデルが多く、長時間使用する方におすすめです。
ネックバンド型 ネックバンド型 左右一体型イヤホンのケーブル中央部分が幅広のバンドになっているタイプのワイヤレスイヤホンです。
ネックバンドが太く支えられるため、使用時の安定性に優れています。ネックバンド内にバッテリーを搭載することで、長時間使用できるモデルもあります。
重さよりバッテリー持ちや音質を重視したい方におすすめです。
骨伝導型 骨伝導型 耳の周囲に装着し、骨を振動させて脳に音を伝える「骨伝導技術」を採用したワイヤレスイヤホンです。
一般的なワイヤレスイヤホンと異なり、耳を塞がないため周囲の音も聴こえやすく、屋外でのトレーニングや自宅でのテレワークなどにもオススメです。
周囲の音に注意しつつ、音楽や通話をしたい方におすすめです。

装着感(フィット感)

ワイヤレスイヤホンの選び方

 

ワイヤレスイヤホンを選ぶ際は、耳に装着したときのフィット感も重要なポイントです。
フルワイヤレスイヤホンやネックバンド、骨伝導型などさまざまなスタイルがあり、それぞれ装着方法が異なります。
トレーニングやアウトドアなど、体を動かすときにイヤホンを使いたい方は、特に注目しておきたいポイントです。

接続の安定性

ワイヤレスイヤホンの選び方

 

ワイヤレスイヤホンを選ぶ際は、Bluetoothのバージョンや対応しているコーデックに注目しましょう。
Bluetoothは新しいバージョンを搭載しているモデルのほうが、接続が安定しやすい傾向にあります。Bluetoothのバージョンが5.0以降の機種をオススメします。
コーデックは、一般的によく使われる「SBC」、iPhoneと相性がよいAACや、Androidに適している aptX などの種類があります。
好みの音質のところにも出てきますが、iPhoneユーザーなら「AAC」、Androidスマホで使うなら「aptX」に対応しているモデルがオススメです。

バッテリーの持ち時間

ワイヤレスイヤホンの選び方

 

バッテリーの持ち時間も、ワイヤレスイヤホンを選ぶ際には重要なポイントです。
連続再生時間が5時間以上のモデルであれば、移動や外出中でも安心して使えます。
ネックバンドタイプでは約20時間再生できるようなモデルもあります。フルワイヤレスイヤホンは、ケースに充電機能が搭載されているモデルが多く、収納と同時に充電できるので便利です。

ノイズキャンセリング機能

ワイヤレスイヤホンの選び方

 

街中や電車内などで周囲のノイズを低減する「ノイズキャンセリング」機能。
搭載モデルだと周囲に人が多い場所や、新幹線・飛行機のような騒音が気になる環境でも快適に音楽が聴けます。
雑音が減るため、音楽の音量を上げなくてもしっかりと聴こえる点がメリット。高音質で音楽を楽しみたい場合は、ノイズキャンセリング機能付きのモデルがおすすめです。

好みの音質かどうか

ワイヤレスイヤホンの選び方

 

音質を左右する要素としては「オーディオドライバー」や「対応コーデック」などがあります。
ドライバーとは、イヤホンの音が出る部分です。おもに「ダイナミック型」と「バランスドアーマチュア型」の2種類があります。
ダイナミック型だと迫力や臨場感があり、バランスド・アーマチュア型だと繊細で高解像度な音質になることが多いです。
コーデックとは、スマホなどからイヤホンへ音を飛ばす時に音声を圧縮する規格のこと。 圧縮方法や圧縮率によって音質に違いが現れる為、音質にこだわったイヤホン選びには重要な要素の一つです。
iPhoneユーザーなら「AAC」、Androidスマホで使うなら「aptX」に対応しているモデルがオススメです。

ワイヤレスイヤホンの人気メーカーをチェック

SONY(ソニー)

大手電機メーカーのソニー。ワイヤレスイヤホンをはじめとしたオーディオ機器のほか、デジタルカメラやスマートフォン・テレビなど、多くのカテゴリで人気を集めています。
ソニーのワイヤレスイヤホンは、高音質を求める方におすすめ。ワイヤレスでもハイレゾ音質が楽しめるモデルや、ノイズキャンセリング対応モデルなど幅広く取り揃えています。

 

ります。

Apple(アップル)

特にiPhoneユーザーにおすすめの有名メーカーです。同社のデバイス間での切り替えや接続がスムーズに行えますので便利です。シンプルでスタイリッシュなデザインも魅力。もちろん音質のよさにも定評があります。

BOSE(ボーズ)

BOSEはアメリカのオーディオ機器メーカーです。BOSE製品は重低音に定評があり、迫力のあるサウンドを求める方におすすめです。また強力なノイズキャンセリング機能にも定評があります。防滴仕様のモデルもあり、屋外でも安心して使える点も魅力です。

ゼンハイザー

ゼンハイザーは、ドイツ発の音響機器メーカーです。オーディオマニア向けの最先端モデルから、防水型のスポーツモデルまで、幅広いイヤホンやヘッドホンのラインナップを展開しています。

オーディオテクニカ

オーディオテクニカは、1962年に設立された日本の音響映像機器メーカーです。プロミュージシャンのレコーディングなどでも使用されています。ワイヤレスイヤホンでは、重低音サウンドが楽しめる「SOLID BASSシリーズ」など、さまざまなシリーズを展開しているのが特徴。好みの音楽ジャンルに合わせて製品を選べます。

 

 

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イヤホン Bluetooth イヤホン 【最先端知能Bluetooth5.2チップ】 完全ワイヤレスイヤホン ブルートゥースイヤホン

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イヤホン 史上最高傑作 Bluetooth イヤホン】 ワイヤレスイヤホン 最先端Bluetooth5.2チープ LEDディスプレイ残量表示

史上最高傑作 Bluetooth イヤホン】 ワイヤレスイヤホン 最先端Bluetooth5.2チープ LEDディスプレイ残量表示 新規設計デザイン インナーイヤー型 快適な装着感 Type‐C急速充電 ブルートゥース イヤホン ぶるーとーすイヤホン 片耳/両耳 左右分離型 多機能タッチボ操作 音量調整/通話/Siriなど 小型/軽量 ビジネス/WEB会議/テレワーク/仕事/通学/通勤(ホワイト)
【史上最高傑作 Bluetooth イヤホン】 ワイヤレスイヤホン 最先端Bluetooth5.2チープ LEDディスプレイ残量表示 新規設計デザイン インナーイヤー型 快適な装着感 Type‐C急速充電 ブルートゥース イヤホン ぶるーとーすイヤホン 片耳/両耳 左右分離型 多機能タッチボ操作 音量調整/通話/Siriなど 小型/軽量 ビジネス/WEB会議/テレワーク/仕事/通学/通勤(ホワイト)



イヤホン ソニー ワイヤレスイヤホン LinkBuds WF-L900:完全ワイヤレスイヤホン

ソニー ワイヤレスイヤホン LinkBuds WF-L900:完全ワイヤレスイヤホン/小型軽量4.1グラム/フルオープンスタイルで常時装着可能/高品質なマイク通話性能/12mmドライバ/連続5.5時間再生/10分充電90分再生/IPX4防滴性能/快適な操作性/Sound AR対応/グレー WF-L900 HM 

ユニークなデザインの新製品イヤホン SONY LinkBuds WF-L900を試す。その使い心地は?

 

 

SONYからユニークなデザインのフルワイヤレスイヤホン「LinkBuds」が発売となりました。
リング型ドライバーを採用し、ドーナツ状のユニットとすることで、外音の取り込みが容易で蒸れにくく、長時間の着用に際してもストレスが少ないことが見込まれます。
今回、発売に先んじて試聴する機会が得られましたので、ファーストインプレッションをお届けします。

LinkBuds(WF-L900)

同社のWF-1000XM4と同様の、艶消しの樹脂製で再生プラスチックが使われているようです(生産時期などによって再生プラスチックを使用しない場合がある)。XSからXLまで5種類のフィッティングサポーターが用意されており、高い装着性が実現されています。

上位機種WF-1000XM4と同じ統合プロセッサーV1チップ採用で高音質な音楽環境を実現

「LinkBuds」では、WF-1000XM4にも採用されている統合プロセッサー「V1」が搭載されていますので、構造から推察される以上の高音質な音楽再生が楽しめます。V1のパフォーマンスをWF-1000XM4では、音質や自然な使い心地など「日々の生活の中で最高の音楽を楽しみたい」という方向に使われたとすると、「LinkBuds」ではコンパクトな新採用のリング型ドライバーを使って良質なサウンドを実現することや、環境ノイズの中で自分の声だけを抽出する「高精度ボイスピックアップテクノロジー」などにその性能を割り振っているように感じました。

SONYの高音質化技術「DSEE」や会話を検知して自動で楽曲の再生を停止する「スピーク・トゥ・チャット」、外音に応じたボリューム調整を行う「アダプティブボリュームコントロール(自動音量調整機能)」、イコライザーによる調整、タップ機能の割り当て、360 Reality Audio設定、ヘッドホンを外したら音楽を自動で一時停止するなどの機能もアプリによって機能をON/OFFできます。

今回は、発売前ということで、本体で有効化されている機能だけを使いました。

リング型ドライバー採用による開放的な装着感と外音の聞き取り

LinkBuds(WF-L900) ノジマオンライン

最初に中空のリング状パーツを見たときは、こちらは音を伝達する機構なのかと思いましたが、ドーナツ状のドライバーユニットということで「そうきたか!」という感じでした。

実際に装着するとフィット感は良く、傍目にも目立たない装着感です。一方で特に耳の小さい人にはSONYのロゴが入ったユニット部が大きく感じでしまうこともあるようです。これは、ユニットそのものの大きさというよりも、リング型ドライバーの穴を生かすためにオフセットされたユニットの配置や形状が、結果として自分の耳の形状に合わず大きく感じる人もいるということかと思います。

ニット帽をかぶると存在感はほぼなくなるくらいの収まり

実際に音楽などを再生しての外音の聞こえは、そうでないものよりは聞こえるものの、ボリュームを上げていると、話しかけられたとしても何を喋っているのか内容まではわからないという状態になります。今回試したiPhoneにおいては、ボリュームが三分の一くらいまでですと話しかけられても内容は理解できますが、半分を越えるあたりから話しかけられてるのはわかるが聞き取りが不明瞭という状態です。

実際の使用シーンでは、会話を検知して自動で楽曲の再生を停止する「スピーク・トゥ・チャット」をONにしておけば、話しかけられたと気付いたら、返事をすればスムーズに会話に移行できるかと思います。

肝心の音質としては、バイオリンのソロ曲やピアノ弾き語りなど、中高域が豊かな楽曲が得意かなという印象を受けました。今回、作業中にYouTubeの「弾いてみた」や「ストリートピアノ演奏」の動画をBGM代わりに再生することも多かったのですが、作業用BGM視聴環境としてベストだと思いました。

音楽を聴きながら作業したり、テレカン最中に声をかけられた場合

気づかずに無視してしまう、ということはなくなります。

もう一つ便利な機能として「ワイドエリアタップ機能」があります。イヤホン近くの顔の周囲をタップしてイヤホンの操作ができるもので、タップ機能に準じた操作が行えます。今回の場合ですと、2回タップで楽曲の再生・停止、3回タップで曲送り(スキップ)が行えました。

「LinkBuds」はかなり小型で、耳に装着した場合の露出部が少ないのでイヤホン部をタップしようとすると耳輪(じりん、耳の外周の出っ張った部分)などの耳のパーツに触れてボディそのものに触れないこともあります。そんな時でも誤タップとならず作動しますし、耳輪や頬骨(耳穴寄り)のあたりをタップするなどしても反応しますので操作がより直感的に行える印象です。タップを検知すると音声でフィードバックされるのも嬉しい機能です。

一方で、カバンのストラップを肩から外すとか、ニット帽を脱ぐなど顔や耳付近に触れる動作の際にワイドエリアタップ機能が作動してしまうこともありますので、使い方や使用シーンに合わせて機能をON/OFFするのも良いかと思います。

また、気になる音漏れに関しては、外音の状況にもよりますが、家庭内の生活音レベルの場合、相手の声が判別できるくらいの音量が、他人への音漏れが気にならないくらいの音量とほぼ同じくらいかなという印象でした。「アダプティブボリュームコントロール」を使用した場合は外音の環境に応じて再生音量も上がる可能性がありますので、そこはアプリで微調整が必要かもしれません。

試用期間中は、外出時を除いてほぼ「LinkBuds」を装着して音楽を聴いたり、オンラインミーティング、通話などを行いましたが、冬の季節で乾燥しがちということもあり、長時間の装着でも耳の中が汗ばんだり湿気が篭る感じはほとんどありませんでした。耳穴が開放されているということで、圧迫感や閉塞感もなく、違和感のない、着けているのが苦にならない状態でした。

かなり効果的な「高精度ボイスピックアップテクノロジー」

今回、「LinkBuds」で実装された機能の一つ「AIを活用した高精度ボイスピックアップテクノロジー」を試すために、TV番組や映画などの音声を通常レベルで流した状態で通話するテストを行いました。比較としてスピーカーフォンの状態と、iPhoneそのものでの通話を行いました。

結果は、高精度ボイスピックアップテクノロジーを使用した通話において、最も話者(「LinkBuds」の装着者)の声が明瞭に聞こえる結果が得られました。話者が話をしている以外では、映像の音声(特に人の話し声)を拾いますが、喋り始めると他の音声がすっと消えて話者の声が際立つという感じでした。

もう一つ、空気清浄機の送風口(空気吹き出し口)付近で通話するテストでも、「LinkBuds」が最も送風ノイズを消してくれました。強風下で通話しても、自分が喋っている間は風切り音などに邪魔されない(喋ってない間は相手には送風ノイズは聞こえている)ことが期待されます。

ニューノーマル時代にマッチするSONY LinkBuds WF-L900

緊急事態宣言も収束してリモートワークも解除されたのも束の間。変異株によって蔓延防止法適用など再び外出もままならない状況に戻ってしまうなど、今まで通りの生活にはなかなか戻れないと感じることもあります。

そんなニューノーマル時代だからこそ、リモートワークをしながら家庭内の用事に反応したり、長時間デバイスを装着したままリアル会話と通話やオンラインミーティングなどをシームレスに行き来する生活にマッチするイヤホン・ヘッドホンが重要になってきます。

今回新発売の「LinkBuds」は、そんなニューノーマル時代のニーズを満たしているデバイスの一つかと思います。マスクが不要になる状況が訪れたとしても、リモートワークが定着したり、オフィスに出勤するようになってもリアル会議とオンライン会議が交互に行われることも珍しくなくなると思います。

WF-1000XM4でもそうでしたが、SONYのワイヤレスイヤホンはアプリを活用して自分好みの設定にして使うことで真価を発揮する気がします。

リモートワーク主体の人はリモートワークの生活に合った設定、公共交通機関で出勤など移動してオフィスで仕事をする人はそれに適した設定にして、状況に応じて設定が切り替わるなど、多様性に溢れる今の時代にマッチしたイヤホンだと言えます。

ライタープロフィール

戸津 弘貴:iPod Styleという音楽プレイヤーやヘッドホンなどを紹介する情報サイトを立ち上げてライターデビュー。現在は、スマートフォンやカメラなどのガジェットやアウトドア、防災関連のライターとして活動中。