UA-135459055-1

阿閦如来  Akṣobhya 物事に動じず、迷いに打ち勝つ強い心を授ける仏 

 

 

 

南無阿閦如来。
無動の仏、怒りなき者、東方妙喜世界に住し、
青蓮の座に坐して、無量の衆生を照らし給う。
オン・アキシュビヤ・ウン。
オン・アキシュビヤ・ウン。
オン・アキシュビヤ・ウン。

如是我聞。
一時、阿閦如来、東方の清浄国土に於いて、
菩薩、声聞、天人、龍神、八部衆に囲まれて坐し給えり。
世尊の身は青く、虚空のごとく広く、
その心は鏡のごとく澄みて、塵を留めず、影を拒まず。
大円鏡智、ここに顕れ、
一切の心相、ありのままに照らし映す。

オン・アキシュビヤ・ウン。
オン・アキシュビヤ・ウン。

世尊、衆に告げて曰く。
「善男子、善女人、
阿閦とは無動なり、無瞋なり、無畏なり。
怒りの炎、心に燃え上がるとき、
鏡はただ映し、火に焼かれず。
過去に一比丘あり、
大目如来の説法を聞き、無上正等覚を求めて発心す。

その時、彼は誓いて曰く、
『我、未来際に至るまで、
いかなる境界においても、
瞋恚を起こさず、怒りに心を動かされざらん』と。
その誓願、虚しからず。
久遠の修行を経て、菩薩となり、
さらに覚りを成就して、阿閦如来と成り給えり。」
オン・アキシュビヤ・ウン。
オン・アキシュビヤ・ウン。

世尊、右手を下ろし、大地に触れて、降魔印を結び給えり。
「昔、我、菩提樹の下に坐して、
魔軍来たりて、我を乱さんとせし時、
我、此の地を証人として招き、
稲妻ひらめき、雷鳴とどろき、
魔軍ことごとく退散せり。
阿閦如来もまた、是の印をもって、
衆生の心に巣くう魔を伏し、
煩悩の軍を破り、
恐れを静め、怒りを鎮め給う。」
オン・アキシュビヤ・ウン。
オン・アキシュビヤ・ウン。

阿閦如来は、金剛界五仏の一、
東方に住し、大円鏡智を司り、
貪・瞋・痴を照破し、
闇を光に、迷いを道に変え給う。
青き身は虚空の如く、
静き心は大海の如し。
風起これども波立たず、
雷鳴あれども水濁らず。
オン・アキシュビヤ・ウン。
オン・アキシュビヤ・ウン。

もし善男子、善女人、
怒りに心を焼かれ、
恐れに心を縛られ、
迷いに心を曇らせる時、
当になすべきは、戦うことにあらず。
当になすべきは、逃れることにあらず。
ただ、映せ。
ただ、動くな。
ただ、阿閦の名を称えよ。
オン・アキシュビヤ・ウン。
オン・アキシュビヤ・ウン。
オン・アキシュビヤ・ウン。

一声唱えれば、一声ごとに瞋恚滅し、
十声唱えれば、心澄み、
百声唱えれば、魔障退散し、
千声唱えれば、悟りの道、自然に現れん。
南無阿閦如来。
南無無動仏。
南無大円鏡智。
オン・アキシュビヤ・ウン。
オン・アキシュビヤ・ウン。
オン・アキシュビヤ・ウン。

是の如く説き給い、
大衆、歓喜して信受し、
礼拝し、讃嘆し、
阿閦如来の光の中へと帰りぬ。

SNSでもご購読できます。

コメントを残す

*