やさしい梵字仏より
時代、地域によって変化した字体
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このブラーフミー文字は、、時代を経るにしたがって、あるいは地域によって、その形状がしだ に変化していきまた。はじめは単純な線や点によって構成されていましたが、四世紀に入って グ フタ朝のころになると、全体的に曲線が入り、優美な書体へと変化していきますこの頃の字体を グプタ型といいますが、このグプタ型を基本にして、五つの字体が登場します。
そのうちのひとつが、、シツダマートリカー(Siddhamät!ikä)型と呼ばれる字体で、六世紀一頃から使用され、中国を経て日本に伝えられた梵字ー悉曇文字です。
また 悉曇とは「完成したもの」「成就したものしたもの」とは、その文字だけで単独に発音できる意味です。
た、インドでは学業の成就を祈って、学習用のテキストにシッダラストウ(S一ddha「astuⅡ成就せられよ)という語を記す習慣がありました。それがやがてテキスト(字母表)のタイトルとなり、さらにシッダン(悉曇)と呼称されるようになったということです。
サンスクリット語を表記する文字の字体は、時代によって、地域によって、変化していきましたが、悉曇文字(シッダマートリカー型)も十世紀を竟にナーガリ (Naga「i)型に吸収されてインド,から消えてしまいます。
なお、現在インド
で使用されているデーヴァナーガリ (Devanaga)という字体は、七世紀ー型に端を発し、やがて「聖なる」という意味の「デーヴァー」と、インドの大部分に広まれました。11世のころ成立したといわれてます。 この字体は、各文字の頭部が一続きの線で結ばれ、細長の帯状になてっるが持徴です




