第四の脳
忘れられた設計図
壊れているんじゃない 歪んでいるだけ
分かれたままの この意識
触れられないまま 眠る回路
思い出せ ひとつだったこと
Namosattanan
sanmyaksanmodaktinan
taniyata
on shaley shurei juntei
sowaka
正しさを振りかざして 誰かを切り裂いていた
守っているつもりで ただ怯えていただけ
愛と呼んだ執着が 静かに締めつける
この胸の奥で 何かが軋んでいる
考えてるはずなのに 逃げ場を探している
感じてるはずなのに 壁を築いている
生き延びるためだけに 世界を狭めていく
分かれたままの声が 内側で叫ぶ
……息が 薄れていく
境界が ほどけていく
「ここ」と「外」が 混ざり始める
怖れすら 輪郭を失う
落ちていく 落ちていく
“自分”という足場が消える
壊れていくんじゃない
戻っていく ただそれだけ
Namosattanan
sanmyaksanmodaktinan
taniyata
on shaley shurei juntei
sowaka
消えろ 境界 いまほどけていく
バラバラの“自分”が 還っていく
第四の脳が 静かに開く
すべては最初から ひとつだった
もう分けない もう掴まない
観ているだけで 満ちていく
失うものなど 何もなかった
最初から すべてここにあった
名前も 意味も 音も超えて
ただ在るだけの 静けさへ
第四の脳は 思い出している
――“私など どこにもなかった”
Namosattanan
sanmyaksanmodaktinan
taniyata
on shaley shurei juntei
sowaka




