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法鏡の門 ― 応供の如来

法鏡の門 ― 応供の如来

山の夜 炎は天へ
風の中 火は揺れて
その奥に 光ひらき
黄金の仏 現れた

花山の夜 風は冷たく
護摩の炎は 天へ昇る
真言の声 闇をひらき
赤い火の舌 空を舐める
山の静寂 息を止めて
時はゆっくり 揺れていた
修法の手に 祈り宿り
炎の奥に 門が立つ

 

その時 火の色が変わる
赤き炎は 黄金となる
風が吹けども 火は動かず
夜の宇宙が 止まったよう
肩が現れ
衣が揺れて
静かな顔が 光に立つ
炎の中に
如来は立った

 

法鏡よ 胸に開け
仏・法・僧を 信じる心
炎の中の 如来の光
流れに入る 須陀洹の門
応供の仏 供養を受け
衆生の闇を 静かに照らす
信の鏡に 姿は映る
法鏡こそが 悟りの門

 

遠き島の 海の都
白き舎利が 箱に眠る
仏の骨は 時を越えて
静かな光を 宿していた
炎の仏
骨の仏
二つの奇跡が
道を示す

 

法鏡よ 心に立て
壊れぬ信を 胸に灯せ
仏を信じ
法を信じ
聖なる僧を 信じて進め
その時 魂は知る
流れに入る 光の道
戻らぬ川が いま開く
須陀洹
須陀洹
仏の流れに
入る者よ

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