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「間脳思考」 Interbrain Contemplation

師の語り

「人間は、理性を担う新皮質と、本能を司る辺縁系と、そのあいだにある間脳とを有している。
この間脳こそ、“霊性の場”である。ここが閉ざされてしまったがゆえに、人は自我に縛られ、苦の連鎖を生んでしまったのだ。

 本来は異なる三つの力が、縁起の法に従って調和して働くように設計されていた。
縁起とは、存在が互いに依存し、孤立せず、関わり合って立つ法である。
新皮質も、旧皮質も、間脳も、それぞれ独立しているのではなく、全体として“空”なる構造をなしていた。

 しかし進化の途中で、その霊性の場が閉ざされ、縁起の網が寸断された。
結果、人間は“空”を知らず、“我”に閉じこもった。
そこから生まれるのは、無明であり、貪瞋痴である。

 もし間脳が開かれれば、如来蔵の光が顕れる。
如来蔵とは、すべての衆生の内に秘められた覚りの胎蔵である。
視床下部と松果腺が共鳴するとき、その光は現れ、第三の眼は宇宙を映す。
このとき、人はもはや個別の存在ではなく、法界そのものの呼吸となる。

 成仏とは、この法界の呼吸と一つになることであり、死後の世界に逃れることではない。
今ここにおいて、霊性の場を開くこと、これが即ち涅槃であり、解脱である」

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