なえた守護霊・守護神になっていただけると思われる祖霊は、五百体に一体くらい
であった。一人の人間を七代まで遡ると直系で百二十八人となる。これに傍系の祖霊を入れるとだいたい、五百人になるので、直系・傍系を含めて克明に霊視していくと一体ぐらい守護霊候補を見つけ出すことができないことはなかった。しかし、 守護霊候補というのは、まだ、完全成仏していないわけであるから、まず、この祖霊を完全成仏させなければならないのである。
守護霊・守護神をいただくには、どうしても、仏陀の成仏法が必要なことが、これでおわかりいただけたであろうか。
守護霊から守護神へ―――二十一世紀の新しい宗教形態
では、守護霊を授かったら、どうなるか。
守護神を持て
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長者の十徳とは、一、貴、二、位高、三、大富、四、威猛、五、智深、六、年
耆、七、行浄、八、礼儀、九、上歌、十、下帰である。
たいへんな徳である。
ようちようあるOLを霊視したところ、祖霊の中に窈窕たる美貌の若い姫君が楚々たる姿で現れた。試みに守護霊として授けたところ、一心に拝んでいるうちに、容色衰えたみすぼらしい女性としか形容しようがなかったこのOLが、いつしか見違えるような美女となり、青年実業家に見初められて玉の輿に乗り、ついには、守護霊の姫君と同じような境遇になってしまったのである。
守護霊を授かれば、その家、その人の運は強くよいものとなるのである。
しかし、守護霊をお授けするたびに、わたくしは、守護霊に、より強力な守護力を持っていただく必要性を感じた。それを追求した結果が、守護神という存在なの
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である。
守護神をお授けするには、三つの法が不可欠である。
仏陀釈尊の成仏法と、チベット仏教の秘法、そして古代神法である。この三つの法がそろえば、完全無欠である。
まず、仏陀釈尊の成仏法によって、先祖の中から探し出した徳と力のある霊格の高いお霊を完全に因縁解脱させ、りっぱなお霊にする。
そのつぎに、お霊遷しの秘法が必要となる。これはチベット仏教にしかない。この秘法をわたくしは、サキャ・ツァル派の大座主であるチョゲ・ティチン・リンポチェ猊下から授かった。
最後に、わたくしが体得している息吹き永世の法を中心とする、古代神法をもって神力加持をする。つまり、神さまを生み出すのである。
わたくしは、この三つの法を体得するのに、いままで、約二十年かかった。この
守護神を持て
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う。 さて、守護神をお授けする三つの法のうち、成仏法についてはすでにのべた。あとの二つ、チベット仏教の秘法、そして古代神法について語れる範囲でのべてみよ
て神力加持をさえわたくしは、この三つの法を体得するのに、いままで、約二十年かカーデ
二〇〇五年から、この法をもって、守護神となったご先祖のお霊をお社にお祀りして、お授けすることができるようになったのである。
先祖の中から徳と力のある霊格の高いお霊を選んで、完全に因縁解脱させ、その上で神格を与えてお社に祀り、一家の守護神として拝む。これは、二十一世紀の新しい宗教形態・信仰形態だと思う。
安芸增進




