全自動コーヒーマシンのエントリーモデル。二重構造高性能ミルクフロッサーを使いスチームでミルクを泡立てれば、カフェで飲むようなふわふわミルクも簡単。
パネルのつまみを回すだけで、抽出量や粉量(濃さ)を無段階に調整でき、抽出温度も4段階で設定可能。カップに合わせて高さを調整して2杯同時に抽出できる。
エスプレッソの豆を挽くのに最適なコーン式グラインダーを採用。低速回転で豆を挽くため、摩擦熱が発生しにくく、アロマを逃さない。
フォームドミルクとスチームドミルクの違い
フォームドミルク
空気を取り込んだミルクの細かい泡のこと。空気を多く含み、ボリュームが出ます。
スチームドミルク
蒸気で温めたミルクのこと。
コツをつかむまで、ミルクの量、ピッチャーの角度、ノズルの上げ下げ、スチームの時間を固定して同じミルクの状態が再現できるよう練習しましょう。
エスプレッソマシンのスチーミング方法
-
ピッチャーのへこみの少し下まで、よく冷えた牛乳を入れます。ピッチャーのサイズにもよるので、コツをつかむまでスケールで量ると良いでしょう。慣れるまでは少し多めのほうがやりやすいです。
-
スチームパイプに結露した水滴を抜くためにスチームノズルを軽く空ふかしします。ミルクに混入するのを防ぐため、水分をきちんと飛ばしておいてください。
-
ノズルの先端をミルクの表面より少し(3mm~5mm)中に入れ、バルブを全開にします。スチームを全開にしないとミルクに空気をうまく取り入れる事が出来ず、綺麗にミルクが泡立ちません。
※スチームの勢いで水面が少し凹み、ノズルとミルクの間に隙間が出来、そこから空気が吸い込まれます。(2杯分で4秒前後。ボコボコと荒い音ではなく、チリチリと細かい音が鳴るようにします。)
※ピッチャーの内壁にあまり近づけすぎると回りすぎてこぼしやすいので、中心より少しズラしたぐらいの場所でやるとやりやすい。 -
横回転の対流ができてきます。ミルクに細かい空気が含まれ膨らんでくるので、ピッチャーを少しずつ下げ、ノズルの先端が表面ギリギリのところにくるようにします。液面とノズルの距離感を一定にするように心がけます。
-
ミルクの量が1.1~1.2倍になったら、全体をなじませるためノズルを下げ縦回転の対流で撹拌します。ノズルの周りのミルクが液状からクリーム状に変わってきます。この時、先ほど含んだ荒い空気をスチームで細かく潰していきます。
※スチームが弱いマシンの場合は縦回転で、強いマシンの場合は横回転させるとやりやすいです。 -
ミルクの温度が約65度位になったらスチーミング終了です。また音が変わってくることも終了のサインです。
ピッチャーに素手で軽く触れ、熱くて触っていられなくなるぐらいが約65度です。 -
終わったら、すぐにミルク用のダスターでノズルに付着したミルクを丁寧に拭き取ります。(食品に触れる部分なのと菌が繁殖しやすいので他のダスターとは別にし、まめに洗いましょう。蒸気を出したすぐのノズルは熱いので、すぐに拭かないと固まって不衛生なので気をつけましょう。)
-
スチームバルブを1秒ほど開き、ノズルが吸い込んだミルクを出します。(マシンは圧力が高いので、止めると少し吸い上げる性質がある為です。これをしないとノズル内にミルクの脂肪分がたまり不衛生な上に、時間が経つと固まり故障の原因となります。)
-
ピッチャーをテーブルでコンコンと叩いて大きな泡をつぶし、ピッチャーを回してスチームドミルク(液体)とフォームドミルク(泡)が均等となるように混ぜ合わせます。泡のキメが細かくなり、口当たりのいいクリーミーな泡になります。
-
エスプレッソの上に注げば、ラテが完成。
※出来上がりのミルクの泡の状態は、空気の入れ具合・スチーミング時間で調整します。
- ジャパン ラテアート チャンピオンシップ (JLAC) などのデザインカプチーノでは、フォームを多くし、重くスチーミングします。
- コーヒーフェストなどのフリーポアでは、空気を入れすぎないようにします。
デロンギ 全自動コーヒーマシン マグニフィカ ESAM03110B 新品価格 |
デロンギ デロンギ マグニフィカ全自動コーヒーマシン ESAM03110B
[itemlink post_id=”1197″]