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健康 魔法の薬はあるのでしょうか。

現代に生きる私達は、人類史上かつてないほど長生きしていますが、たとえ寿命は延びても、必ずしも以前より健康になったわけではありません。それどころか、運動不足に加えて、座りっぱなしの生活や食生活の乱れで不健康な生活習慣に拍車がかかり、慢性疾患や早期老化が増える一方です。

そんな中で、このような疾患の発生を最小限に抑えるため、細胞レベルで有害な酸化ストレスや慢性炎症の予防を助け、長寿につながるとされる植物性物質への関心が高まっています。誰もが望む健康長寿を達成するための鍵は、心臓と脳の健康を維持することにあります。植物性食品に含まれるレスベラトロール、オリーブ葉エキス、ブドウ種子エキス、中鎖トリグリセリド(中鎖脂肪酸)といった成分には、長寿だけでなく健康増進にも役立つエイジングケア効果が期待できます。

1. レスベラトロール

レスベラトロールは、70種以上の植物に含まれるポリフェノールの一種で、特にブドウとその果皮や種子をはじめ、赤ワインやブルーベリーなどに多く含まれています。このレスベラトロールがエイジングケアに有効な食品とされているのは、中からキレイにすると考えられているからです。もう一つ、レスベラトロールならではのメリットは、さまざまな神経変性疾患の予防に有益な神経保護作用があると考えられることです。これは、脳が代謝副産物の一部を除去しやすいように助けることで生じる作用です。この副産物が脳に蓄積されてプラーク(コブ)を形成すると、高齢者に見られる認知症などの症状を引き起こすと言われています。

レスベラトロールは、細胞のミトコンドリアを保護することで、神経保護作用を発揮するという説があります。つまり、このポリフェノールは、酸化ストレスの有害な影響から細胞レベルで体を保護できると言えるかもしれません。また、レスベラトロールには軽度の刺激作用があり、活力増進に役立つ可能性があることから、疲労緩和にも期待できそうです。さらに、レスベラトロールの保護作用には、アミロイドペプチド(アルツハイマー病の発症に関わっているとされる脳内タンパク質の一種)を除去しやすくして、神経細胞アポトーシス(組織の成長過程でプログラム化された細胞死)を減少させることが含まれます。

健康長寿を目指す上で重要な要素の一つは、心臓の健康を維持することです。レスベラトロールは、心拍に不可欠な心臓細胞内のカルシウムの流れを改善するとみられる他、体重とトリグリセリド(中性脂肪)濃度を減らし、血圧をサポートし、心血管疾患を軽減する可能性もあります。

なお、レスベラトロールの摂取量については、1回1gの服用であれば副作用がほとんどなく、1日最大5gまでは安全とされています。ただし、1回2.5g以上の場合、人によっては胃腸の不快感を感じるケースがあるようです。

2. オリーブ葉エキス

地中海食に欠かせないオリーブオイルには、健康や食事に重要な成分として認識されている遊離脂肪酸やトリグリセリドがさまざまな量で含まれています。オリーブ葉エキスは、還元成分が豊富で抗炎症作用もあり、代謝や心血管の保護作用に役立つ可能性があります。オリーブオイルには健康への効果が認められている成分が数多く含まれていますが、その中でも特にポリフェノールが注目されています。このうちの一つが、オリーブ葉エキスに含まれる化合物であり、オリーブやオリーブオイルの苦味の素であるオレウロペインです。

オレウロペインのようなオリーブ葉エキスの化合物は、過剰な日光、栄養バランスの悪い食生活、強度のストレスなどによる細胞損傷後に放出されがちな炎症性メディエーター(体内で炎症反応を起こしたり維持したりする物質)を減少させるのに役立つことがわかっています。また、オリーブ葉エキスに含まれる化合物は、炎症性カスケード(カスケード=生化学的反応などを介して1つのシグナルを段階的に増幅させる生物学的プロセス)を引き起こす炎症マーカー(炎症指標)であるインターロイキン6(IL-6)の血中濃度を減少させることも明らかになっています。このマーカーを減らすことで、体内の細胞は炎症反応を起こしにくくなり、痛みや損傷の他、早期老化を招く症状やあらゆる兆候の予防につながります。

オリーブ葉エキスが持つもう一つのエイジングケア特性は、コレステロール値の低下を促進する能力です。オリーブ葉エキスの補給について調べた動物研究では、悪玉コレステロールとして知られるLDLコレステロール値が低下しました。このコレステロールが血管内に溜まると、心血管系の健康状態が低下しやすくなり、心臓だけでなく脳にも影響が及ぶことがわかっています。また、オリーブ葉エキスは、食後の満腹感を高めやすい酵素を増やすことも示されました。

3. ブドウ種子エキス

ブドウの種子と果皮には、かなりの量のポリフェノールが含まれています。過去何千年にもわたってブドウが利用されてきた理由は、果物としての栄養価やワインの需要だけでなく、栄養補助食品としての特性にもあるでしょう。通常、ワインの製造工程で廃棄されるブドウの種子と果皮には、ブドウ種子エキスの中で最も重要なポリフェノールであるフラボノイドと非フラボノイドが含まれています。ちなみに、ブドウ種子エキスに含まれるフラボノイドは、ストレスを軽減する化合物であることが示されています。

その高い還元成分含有量により、ブドウ種子エキスには慢性疾患に対する予防効果や心血管の保護作用があると言われています。その上、ブドウの果皮に含まれるポリフェノールは、ブドウを細菌感染から守ることがわかっており、人体でも、黄色ブドウ球菌による皮膚細菌感染症の予防にも役立つと考えられています。皮膚マイクロバイオーム(皮膚微生物叢)に多いこの細菌は、異常繁殖して感染症を引き起こすことがあります。

ブドウ種子エキスに含まれるフラボノイドには心臓保護作用もあると考えられています。赤ワインが心臓に良いと信じられているのは、LDL(悪玉)コレステロールの低下を助ける働きがあるフラボノイドを多く含むためでしょう。フラボノイドによるその他の心臓保護効果は、このポリフェノールの特性によるものと考えられています。還元成分は血管壁の保護に役立ち、血管内の炎症反応を抑えることで、瘢痕(はんこん。損傷)を防ぎやすくすることから、血液がスムーズに流れる健康な血管内腔(けっかんないくう。血液の通り道)を維持すると言われています。さらに、還元成分は、脳への血流を維持し、脳に必要な栄養素の供給を促進し、年齢と共に蓄積されて数々の慢性神経疾患の原因となる老廃物を除去することにより、神経保護作用を発揮するとされています。

4. 中鎖トリグリセリド(中鎖脂肪酸)

健康体重を維持することは長寿への近道であることが明らかになっています。スカンジナビアで犬を対象に行われた動物モデル研究では、体重が少なめの個体は生存率が高い見込みがあることが示されました。飽和脂肪酸は不健康な食事の一端をなすものとして、多くの世界的権威が摂取を制限することを推奨しています。ただし、飽和脂肪酸といってもさまざまな種類があり、こうしたアドバイスの多くは、健康への悪影響が比較的大きいとされる長鎖トリグリセリドを評価した研究結果に基づいたものです。

その一方で、中鎖トリグリセリドは心臓を保護する効果があることがわかっています。長鎖トリグリセリドと中鎖トリグリセリドの最大の違いは鎖の炭素数で、長鎖型は炭素数が12以上、中鎖型は6~12です。中鎖トリグリセリドはLDLコレステロール値を下げる働きがあるとされ、総トリグリセリド濃度には影響を与えなかったことが研究で示されました。中鎖トリグリセリドは、オイルのサプリメントとして摂取できる他、ココナッツオイルやパーム核油(パームカーネルオイル)に含まれていることもあります。これらのオイルは、カロリー消費と満腹感に影響し、胃腸の健康と体重増加を抑えるのに役立つことがわかっています。つまり、消化時にカロリーを消費しながらも腹持ちが良いということになります。

さらに、中鎖トリグリセリドは減量をサポートするだけでなく、心臓保護作用があり、長寿につながるエイジングケア効果があることも示されています。また、血清コレステロール値の低下に期待でき、糖尿病などの慢性疾患の予防に重要な血糖コントロールを促進する可能性もあります。このような慢性疾患を予防することで、中鎖トリグリセリドは心血管系の健康維持に役立ち、長寿に寄与すると考えられます。なお、中鎖トリグリセリドを補給する際に起こり得る副作用として一部の胃腸障害が挙げられますが、許容範囲内で少量ずつ摂取することで最小限に抑えられるでしょう。

魔法の薬はあるのでしょうか。

健康寿命の延伸を目指す医学の進歩に伴い、加齢に伴う生活の質(QOL)について考えることも重要です。健康的な加齢を左右するのは、遺伝的な要素よりもむしろ生活習慣です。バランスの良い食事をはじめ、適度な運動、質の高い睡眠、禁煙の他、ストレスを減らしたり、脳を鍛えたり、社交的であるといった要素は健康長寿につながる重要な鍵であり、特に以下の地域がそうした特徴で知られています。

  • イタリア・サルデーニャ島
  • カリフォルニア州ロマリンダ
  • コスタリカ
  • 沖縄

健康長寿を目指すなら、やることリストや、食べるものリストに従うのではなく、生活習慣全体として考えることをお忘れなく。結論として、レスベラトロール、オリーブ葉エキス、ブドウ種子エキス、中鎖トリグリセリドは、老化を防ぐのに役立つ魔法の薬なのでしょうか。残念ながら違います。ただ、この4種類をはじめとするサプリメントは、心臓と脳の健康維持を後押しすることで、できるだけ長く活動的でいられるように、絶えず脳を刺激するのに一役買うかもしれません。また、普段の生活で生じるストレスによって蓄積されがちなフリーラジカルに抑えやすくするなど、この4種類の成分は、健康長寿を目指して加齢の影響に立ち向かう上で強い味方となるでしょう。

レスベラトロールとは


レスベラトロールとは赤ワインに含まれるポリフェノールの1種で、赤ブドウやピーナツの薄皮などに含まれます。

赤ワインに含まれるポリフェノールには抗酸化作用、アンチエイジング、動脈硬化の予防などに効果があることは有名な話です。
しかし、この効果の主役が、レスベラトロールによるものということはあまり知られていません。

レスベラトロールは長寿遺伝子サーチュインを活性化させ、健康で若々しく生きるために必要な役割を果たしています。

レスベラトロールがもたらす効果効能

レスベラトロールは肌や髪の老化予防のほか、病気に対する効果もあります。
レスベラトロールの効果について具体的にどのようなものがあるのか以下で説明します。

肌の弾力改善

肌の弾力を保つコラーゲンは加齢や紫外線により破壊されます。
コラーゲンが減少すると肌のハリがなくなり、たるみができ肌の弾力が低下します。

レスベラトロールにより活性化される長寿遺伝子サーチュインは、コラーゲンの分解を抑える働きがあります。
コラーゲンの分解が抑えられると、肌の弾力が改善される効果が期待できます。

シミ予防

シミの主な原因は紫外線です。
皮膚の表皮細胞が紫外線などで刺激を受けると、メラニンを作る酵素であるチロシンキナーゼによりメラニンが作られます。

メラニンが蓄積すると色素沈着し、シミになります。
レスベラトロールはチロシンキナーゼを不活化することで、メラニンの産生を抑えシミがを予防する働きがあります。

ニキビ予防

ニキビはアクネ菌や皮脂分泌の増加などで引き起こされます。

レスベラトロールには、アクネ菌の増殖を抑える作用があります。
また、炎症を抑える効果もあるため、ニキビの悪化を防ぐことが期待できます。

メタボ予防

メタボリックシンドロームは生活習慣病が引き金となり、脂肪が内臓周辺にたまることで発症します。

レスベラトロールは、ミトコンドリア機能の活性化によるインスリン上昇の抑制肝臓脂肪の減少などの効果が期待されています。
そのため、カロリー制限をしたのと同じような効果(CRミミックリー)が得られるとされています。

白髪防止などの老化対策

体内で作られる活性酸素が増えることで老化が早まり、白髪が多くなります。
活性酸素の増加を抑制すると、老化を遅らせることができます。

レスベラトロールには強力な抗酸化作用があります。
体内の活性酸素の増殖を抑え、老化を抑えます

血流改善

レスベラトロールは一酸化窒素合成酵素の働きを活発にする作用があります。

一酸化窒素合成酵素は、血液をサラサラにしたり、血管が拡張するのを助ける役割があります。
この働きにより血流が改善され、血管を保護する効果が期待できます。

血糖値のコントロール

インスリンは血糖値を下げる唯一のホルモンです。
インスリンの効きが悪いと血糖値が上昇してしまいます。

レスベラトロールはインスリンの感受性を高め、効きをよくしてくれる作用があります。
血糖値をコントロールし、糖尿病の予防に役立つ効果が期待できます。

癌の抑制

高濃度のレスベラトロールには癌の抑制に期待できる効果があります。
細胞の分裂を抑える働きのあるp53遺伝子を活性化させ、アポトーシスという癌細胞を死に導く働きがあります。

乳がんの抑制

少量のレスベラトロールは乳がんの予防に役立つ作用があります。
遺伝性乳がんの関連遺伝子を抑制し、癌の増殖を抑える効果があると報告されています。

また、レスベラトロールは、乳がんのホルモン治療を効きにくくする遺伝子の発現を抑えて、乳がん細胞の増殖を抑制する働きがあります。

不妊改善

レスベラトロールは血流を改善する働きがあるため、卵巣の働きがよくなる効果が期待できます。
また、妊娠率の上昇や流産の低下の報告もあります。

なお、黄体期に服用すると流産率が上昇したという報告があるので、医師に相談して服用を開始したほうがよいでしょう。

長寿

加齢が進むと遺伝子の末端部テロメアが短くなります。
テロメアが短くなると、細胞を修復できなくなり、老化や病気の原因につながります。

また、テロメアの短くなるスピードが速いと、老化が早く進みます。
レスベラトロールは長寿遺伝子サーチュインを活性化することで、テロメアの短縮のスピードをゆるやかにしてくれます
健康的に寿命を延ばすのをサポートしてくれるでしょう。

男性特有の症状EDの改善

EDは陰茎動脈が十分に拡張されないことが原因で起こります。

レスベラトロールは、一酸化窒素を増やし血流をよくすることで、動脈を拡張させる働きがあります。
動脈拡張作用により男性機能低下の予防に期待ができます。

女性ホルモン様効果

閉経後は女性ホルモンが減少し、様々な更年期症状が現れます。
レスベラトロールは女性ホルモンと類似の構造をもつため、女性ホルモン様効果を有し、症状の緩和に効果が期待できます。

心臓病の予防

血液中に悪玉コレステロールが増えると、血管に付着し動脈硬化が起こり血管が狭くなります。
血流が悪くなると、狭心症や心筋梗塞につながる恐れがあります。

レスベラトロールは、悪玉コレステロールの酸化を防ぐことで、動脈硬化の進行を抑える働きがあります。
フランス人は脂肪分が多い食事をしているにも関わらず、心臓疾患の死亡率が少ないというフレンチ・パラドックスと呼ばれる現象があります。

心臓疾患の死亡率が少ないのは、赤ワインに含まれるレスベラトロールによる効果と考えられています。

レスベラトロール含有食品を紹介

レスベラトロールを含む食品にはどのようなものがあるかご存知ですか?
レスベラトロールは果物やワインなど身近な食品にも含まれています。

サンタベリー

サンタベリーはリンゴベリー、コケモモ、マウンテンクランベリーとも呼ばれます。

抗酸化作用が強く、熱や紫外線にも強いトランス型のレスベラトロールを多く含みます。
ビタミンEも豊富に含まれます。

ぶどう

ぶどうの皮や種はレスベラトロールを多く含みます。

また、赤ブドウに含まれるアントシアニンは目の疲れの回復に効果があります。
糖質を多く含むため、疲労回復によい果物です。

ピーナッツ

ピーナッツは薄皮部分にレスベラトロールを多く含みます。
少量でも栄養価が高く、タンパク質・炭水化物・脂質・ビタミン・ミネラルの五大栄養素がバランスよく揃っています。

また、ピーナッツに含まれる不飽和脂肪酸はコレステロールを下げる役割があります。

赤ワイン

赤ワインはポリフェノールを多く含有するため、レスベラトロールも豊富に含みます。
レスベラトロールが多いぶどうの皮と種を含んだまま、発酵させて作ります。

また、白ワインやロゼワインに比べて、カリウムの含有量を約2倍多く含みます。
カリウムは塩分を排出してむくみをとる効果があるため、塩分の高い食事と一緒に飲むとよいでしょう。

白ワイン

白ワインはぶどうの皮と種を取り除いて作られるため、レスベラトロールがあまり抽出されません。
しかし、有機酸が豊富で食中毒菌への殺菌成分を含む特徴があります。

ロゼワイン

ロゼワインはピンク色で、赤ワインと白ワインの両方の製法が取り入れられています。
そのため、レスベラトロールの含有量は両者の中間に位置します。

また、糖質量はグラス1杯で赤ワイン1.5g、白ワイン2g、ロゼワインが4gと、ロゼワインはかなり糖質が高いため飲み過ぎには注意が必要です。

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2022年9月2日 今日の運命

202292日 勢至菩薩

九紫火星の日

金銭問題、女性にかかわる苦労あり。人に背反されることあり。派手な苦労をする日

 

対人関係が良好な日。
周囲と積極的にコミュニケーションをとることで、課題や問題が解決に向かいます。
ただし相手への余計な干渉や詮索は避けて、同調する姿勢を重視することが大切です。

 

勢至菩薩

阿弥陀如来の脇侍。智力を象徴し、智慧の光をもって万物を照らし衆生の迷いを除き、無上力を得させ、苦を取り除く偉大な力を持つ菩薩。大勢至菩薩

御真言

オン、サンザン、ザンサク、ソワカ

サク


正位置・・・恵みの雨。豊かな大地。豊かな収穫。良薬。母性愛。愛を与える。優れた健康。希望。時がいつの間にか流れる姿。洞察力。利己的でない援助。霊感。精神的援助。美しさ。順調な愛情。よい航海。船の旅。
逆位置・・・河川の氾濫。大雨。洪水。厭世観。頑固。物事が過度になる。水に流される。働きすぎによる疲労。美貌の衰え。邪推。良くない航海。
ウェイト解説
正位置・・・損失。窃盗。喪失。放棄。また別の意味では、希望と明るい見通し。
逆位置・・・傲慢。不能。

 

 

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健康 健康と環境に配慮したクリーンで効果的な製品

言うまでもなく、サプリメント業界は、消費者をサポートし、選択肢を広げ、有害物質を含まず健康と環境に配慮したクリーンで効果的な製品を提供するために日々進化を遂げています。そうした取り組みがおそらく今後も継続されることを踏まえて、今回は2022年に注目したい製品の傾向を詳しく見ていきたいと思います。

新たな剤形(形態):グミおよび液体

かつては、子供向けのチュアブルや液体タイプを除き、味にこだわった栄養補助食品はごく少数でしたが最近では大人向けのフレーバー付き製品も増えつつあり、グミタイプのビタミンやミネラルが広く普及するようになりました。現在ではアシュワガンダエルダーベリー(セイヨウニワトコ)のような一部のハーブ製品もグミとして販売されており、消費者の選択肢やサプリメントの形態が増加傾向にあります。

グミだけでなく、液状のサプリメントなどの剤形も増えています。一般に、液体の栄養素は吸収されやすいというメリットがあります。これは、サプリメントを液体で供給することで成分の分散性が飛躍的に向上し、消化管で吸収されやすくなるためです。液状の栄養素は、カルシウムマグネシウムといったミネラルのサプリメントに多いものですが、最近では液体コラーゲン液体マルチビタミンなどの新製品も人気を集めています。

このように、メリットが多い液体タイプやグミタイプのサプリメントにも問題点はあります。栄養素やハーブは苦味などクセの強いものが多いため、風味を損なわないように製造工程で少なめに配合され、有効成分の量や数が限られてしまう可能性があるという点です。そのため、グミや液状のサプリメントを購入する際は、製品に含まれる各成分の量を確認しましょう。中には、効果を発揮するのに必要な最小量に満たない製品もあるかもしれません。状況によっては、期待される成分を十分に摂取するには従来のカプセルの方が良い場合もあります。

充填剤の削減と純度

消費者の知識が深まるにつれ、より良い品質であることはもちろん、クリーンな製品を求める声も高まっています。メーカーでは、製造上の問題や外見上の理由により、製造過程で流動化剤(粉体の流動性を良くする添加物)、染料、潤滑剤、結合剤などの充填剤を含む賦形剤(ふけいざい。薬剤の量を増やしたり、形状を安定させるための添加剤)が使用されますが、サプリメント業界では、こうした添加物を最小限に抑えるか、あるいは排除したクリーンな製品を求める傾向が強くなっています。

マルチビタミンやハーブ製品からビタミンC亜鉛のような個別の栄養素に至るまで、製造を簡略化するために栄養補助食品に充填剤が添加されることは珍しくありません。今後さらなる調査が必要ですが、一般的な充填物の多くには何らかの懸念要素があるのではないかと指摘する研究結果があるように、充填剤、流動化剤、結合剤の中には、消化管に炎症を起こしたり、腸内フローラ(腸内細菌叢)のバランスを崩すものがあると考えられます。懸念される添加物としては、マルトデキストリン、カルボキシメチルセルロース、カラギーナン、二酸化チタン、二酸化ケイ素(粒子の形状と大きさに基づく)などが挙げられます。また、口当たりを良くするために添加される人工甘味料も、腸内フローラに悪影響を及ぼす可能性があるようです。

このように、有害性が疑われる添加物を問題視する研究が増えるに従って、消費者はこれらの添加物を含まない製品を吟味するようになってきました。このことから、たとえ製造に手間がかかっても、充填剤を含まないサプリメントは市場シェアを伸ばしており、一部ではコラーゲンプロテインによく用いられるバルク粉体に特化し、添加物を一切加えずに有効成分のみを供給する企業も出てきています。

最適な活性成分形態

より生化学的な活性成分を含むサプリメントを求める傾向は2022年もまだまだ続くのではないでしょうか。活性型の栄養素は、吸収利用される際に酵素の変化をほぼ必要としないため、バイオアベイラビリティ(摂取した栄養素が血流に乗って体内で利用される量)が高いのが特徴です。ビタミンB2(リボフラビン-5′-リン酸)、ビタミンB6(ピリドキサール-5′-リン酸)、ビタミンB12(メチルコバラミン)、葉酸(メチル葉酸)といったビタミンB群など、活性成分を含むサプリメントは人気が高まっています。

また、特定のミネラルも、吸収されやすい形態の栄養素を選ぶことが大切です。例えば、炭酸カルシウムは現在でもよく使われているカルシウムの形態ですが、吸収に胃酸が不可欠である一方、クエン酸カルシウムのような形態であれば胃酸は必要ありません。マグネシウムも同様で、キレート型や水溶性のものが吸収に優れています。さらに、最近の研究では、他のマグネシウムよりも脳への効果が期待できるとして特定型のトレオン酸マグネシウムが脚光を浴びています。このように、消費者の健康への関心やニーズに応えようと、これまでとは異なる多種多様なミネラルを選択する企業が増えています。

吸収性の向上

その他、吸収されにくい栄養補助食品にも、リポソームやナノ粒子(超微粒子)といった新しいタイプの処方が登場しています。場合によっては、黒コショウエキス、酵素、レシチンなど、吸収を促進する成分が配合されることもあります。クルクミンケルセチンのようなポリフェノールは吸収されにくいため、吸収を高めるために特殊な処方が用いられる製品としてよく知られています。

リポソームは、リン脂質からなる小さな球体で、脂溶性・水溶性の両方の性質を持つ化合物です。この球体にさまざまな栄養素やその他の成分を封じ込めることで、より効果的に吸収問題をクリアできるのがリポソームの特徴です。その一例として、ビタミンCはある基準値を超えると吸収率が下がるため、吸収率を高めようと、メーカーがリポソーム型を製造販売するようになった経緯が挙げられるでしょう。ビタミンCは最も一般的な製品の一つですが、抗酸化物質であるグルタチオンなど、他のリポソーム製品も市場に出回るようになりました。

一方、ナノテクノロジーも、栄養補助食品業界にとって有望であると同時に懸念材料があります。成分の粒径(粒子の大きさ)を極端に微細化することで吸収を高めた化合物もありますが、ナノ粒子と通常の大きな粒子とでは体内での相互作用がまったく異なる可能性があるためです。ナノテクノロジーは、主にミネラル系の日焼け止めやコロイダルシルバー(コロイド銀)として広く使用されていますが、栄養補助食品にも急速に拡大すると思われます。安全性試験が十分に実施された暁には、ナノテクノロジーが従来の処方以上の効果をもたらす日が来るかもしれません。

より優れた配合

過去2年にわたって、免疫系や消化器系のサプリメントに対する需要が高まっており、それに後押しされて業界全体の選択肢が広がり、免疫と消化器系の健康をサポートする多様な新製品が注目を浴びるようになりました。特に、亜鉛ビタミンCエキナセアエルダーベリーを配合した製品は、メーカーが需要の増加に対応する中、入手困難となるケースも少なくありません。他にも、プロバイオティクスプレバイオティクスなど、腸内のマイクロバイオーム(微生物叢)の働きをサポートする新製品も話題となっています。中でも、プロバイオティクスは呼吸器感染症にかかりにくくなることが実証されており、人気が高いのも当然と言えるでしょう。

環境に配慮したサステイナブルな製品

地球が抱える環境問題を認識する個人や企業が増えるにつれ、サプリメントの製造とサステイナブルな流通も重視されるようになりました。通常、サプリメントにはプラスチック製の容器やパッケージが使用されていますが、一部の企業はプラスチックに代わってコンポスト(堆肥化)可能またはリサイクル可能なパウチや容器を使用しています。

また、配送時の梱包材料にもプラスチックや発泡スチロールなど、リサイクルしにくい素材が使われているのが一般的ですが、それらを排除して、段ボールや紙の他、デンプンを原料とする緩衝材を使用する企業もあります。

大量にエネルギーを消費し、大気中に二酸化炭素などの化合物を大量放出する製造工程は、環境にとって大きな脅威となるものです。気候や地球全体への影響を考えると、このような汚染が長期的な懸念事項となるのは明らかでしょう。先進的な企業は、エネルギー需要の削減と製造施設の大気環境基準の改善に努め、自社技術のグリーン化を推進して、地球環境に配慮した取り組みを行っています。今後さらにサステイナブルな方向性を示す企業を見守り、こうした取り組みを可能な限り支援することは何よりも優先すべきではないでしょうか。

結論

2022年以降の栄養補助食品業界には、今から発売が待ち遠しい新製品が多数登場するでしょう。処方の改良からよりサステイナブルな製造・流通まで、メーカー側は消費者の声に耳を傾け、ニーズに合った製品の提供に努めています。新しい年を迎えた今、新たな処方を模索し、個人的な使用が可能かどうかを見極めることが大切です。特に、従来の処方よりもメリットが多い場合はなおさらでしょう。

 

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2022年9月1日 今日の運命

202291日  普賢菩薩

一白水星の日

この日には不遇、失意気味の来訪者が多いものです。自分自身も、憂い事で憂鬱になるものです。 部下や子供の問題も出る。この日は特に陰徳に心がけることが大切です

 

様々な災難に見舞われる日。
物事は上手くいかず、気分も落ち込み、喪失感や不安感に襲われます。
現状を変えようと躍起になっても空回りするだけです。
この日は全て受け身に徹して、周りに流されるくらいの気持ちで過ごしましょう

 

普賢菩薩

釈迦如来の右の脇侍。白像に乗り、理知、功徳、教化、衆生を生死の苦海から救い、悟りの境地(彼岸)に導くとされる。尚、この菩薩の立てた十大願は一切の菩薩の行願の旗幟とされる

御真言

オン、サンマ、カ、サト、バン

アン

 剛毅、もしくは力
正位置・・・勇気。自己犠牲。念力。インスピレーション。不可能を成し遂げる力。常識や社会通念の打破。偉大な精神的指導力。忍耐。努力と忍耐による愛の勝利。理想へ向かう。相手の醜い欲望をなくさせる。危険を恐れない勇気をもつなら計画を実行に移すことが出来る。
逆位置・・・獣性や強いものに負ける。常識や法に負ける。力の乱用。忍耐の欠如。弱さ。チャンスを逃がす。
ウェイト解説
正位置・・・力。エネルギー。行動。勇気。寛大。完全な成功と名誉。
逆位置・・・独裁。力の乱用。弱さ。不一致。時には不名誉。

 

 

 

 

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健康 消化不良にプロバイオティクス

消化不良は多くの方が抱える悩みであり、主な症状に、胃腸の不快感、胸焼け、膨満感、ガス、上部消化管(食道、胃、十二指腸)の痛みなどがあります。推定では、世界人口の約20%が日常的な消化不良に悩まされていると言われています。

具体的な原因を常に特定できるわけではありませんが、他の原因を除外していくことはできます。例えば、消化不良の原因として、ヘリコバクター・ピロリ(ピロリ菌)が胃の中で過剰に増殖することが挙げられる他、消化性潰瘍や胃食道逆流症も胸焼けを引き起こすことがよく知られています。いずれにせよ、慢性消化器障害がある方は医師に相談することが賢明です。

とは言うものの、原因がはっきりしない消化不良の多くに効果が期待できる自然療法がいくつかあります。

消化不良にプロバイオティクス

プロバイオティクスは、消化器症状の改善に広く使用される有益な細菌または酵母です。消化管の内壁は消化の補完的役割を果たす細菌に覆われており、何らかの問題により特定の悪玉菌が増えすぎると消化器症状が出やすくなります。そこで、免疫系を刺激して有害な悪玉菌の除去を図る簡単な方法として、プロバイオティクスを摂取してはいかがでしょうか。

消化不良の治療については、確かなエビデンスはないものの、プロバイオティクスを用いた研究でそのメリットが示唆されています。また、これまで発表されている研究によると、単一菌株のプロバイオティクス製剤よりも複合菌株のプロバイオティクスが優れているようです。ただし、今後さらなる研究が必要であり、今のところ一貫した効果のある具体的な菌種または菌株は特定されていません。

消化不良の症状に過敏性腸症候群(下痢あるいは便秘、排便時の下腹部痛など)を併発している場合は、プロバイオティクスで効果が得られる可能性がより一層高くなります。

しかも意外なことに、プロバイオティクスは消化器系以外の症状にも有効であることが明らかになりつつあります。そのため、胃腸への効果に加え、プロバイオティクスの使用は他の疾患の症状軽減にも役立つと考えられます。その例として、特定のプロバイオティクスは、アレルギー、呼吸器感染症の予防、メンタルヘルスの改善、減量補助に有望であることが研究で示唆されています。

プロバイオティクスを購入する際、ブランドや種類が多すぎてどれを選んで良いのかわからないという方も多いでしょう。概して、既に臨床試験で使用され、何度も研究対象となっている菌株が配合されている製品に人気があります。たとえ、あるブランドのプロバイオティクスで効果が見られなかったとしても、異なる菌株を使用した他のメーカーの製品を試すことで効き目を実感できるかもしれません。

消化酵素と消化不良

消化酵素には、食物の消化をサポートすることで消化器症状を和らげたり、解消する働きがあります。そもそも消化とは、口から始まり、最終的にはほとんどの栄養素が小腸で吸収されて終わる複雑なプロセスです。その複雑さゆえに、何か問題が起こっても不思議はないと言えるでしょう。うまく消化できなかった食物は消化管内の細菌のエサとなり、消化器症状を引き起こしたり、悪化させがちです。そんな時は、消化酵素を使用することで消化プロセスの回復と症状緩和が図れます。

消化酵素に関する研究はまだ十分ではありませんが、消化酵素は過敏性腸症候群や非セリアックグルテン過敏症といった多くの消化器症状に効果があるようです。中国で行われた最も直接的な研究では、消化不良に対する消化酵素の評価が行われ、よくある消化器症状を80%軽減することがわかりました。消化酵素を補給する際は、通常、食事の始めに摂取するのが特に効果的です。

消化不良に食物繊維

食物繊維は便秘以下にもさまざまな症状に効果があります。実際、食物繊維の摂取量を1日10g増やすごとに、あらゆる原因による死亡リスクが11%減少するという研究結果もあるほどです。食物繊維は、減量や血糖コントロールに有益である可能性が示されている上に、心疾患のリスク軽減にも役立ちます。

消化器症状には、水溶性食物繊維が有効であることもわかっています。公表されている研究のメタアナリシス(過去に行われた複数の研究データを統合して解析した統計手法)では、水溶性食物繊維が過敏性腸症候群の症状軽減に有効であると結論づけられています。子供の場合は、部分的に加水分解されたグアーガムのように特殊な水溶性食物繊維が機能性腹痛(検査で異常が認められないにもかかわらず消化器症状が続く状態)を改善することが明らかになりました。ただし、食物繊維を摂るとガスや膨満感が増すなど、悪影響が出る人もいることを認識しておきましょう。それでも、食物繊維の中でガスや膨満感の発生が最も少ないのは、やはり部分的に加水分解されたグアーガムやアカシアファイバーのようです。

消化不良にペパーミント

ペパーミントは、消化管を癒すハーブとして古くから用いられてきました。鎮痙(ちんけい。抗けいれん)作用で知られるペパーミントは、消化管全体の筋肉を弛緩させ、軽い鎮痛作用も発揮します。その他にも、ペパーミントには、腸内フローラ(腸内細菌叢)に影響を与えるとされる抗菌・抗ウィルス作用があります。過敏性腸症候群へのペパーミントオイルの使用を調査した研究では、通常、過敏性腸症候群の症状軽減に大きな効果があることが示されています。ちなみに、これらの研究で使用されたのは腸溶性カプセル入りのペパーミントオイルです。腸溶性コーティングされたカプセルなら、オイルが胃で放出されずに小腸まで届きます。

消化不良には、ペパーミントオイルとキャラウェイオイルを配合した腸溶性カプセルも症状の改善に効果的であることがわかっています。そのカプセルを用いた研究では、4週間の治療で上腹部痛と不快感がいずれも有意に減少しました。なお、一般に極めて安全なペパーミントオイルですが、中には胸焼けが悪化する人もいます。そのため、普段から胸焼けを起こしやすい方がペパーミントオイルを使用する際は注意が必要です。

一部でペパーミントティーが有効な場合もありますが、ほとんどの研究で使用されているのは腸溶性カプセル入りのペパーミントオイルです。

消化不良にリンゴ酢

リンゴ酢(アップルサイダービネガー)は、万能の民間療法として使用されてきた食品です。ネットで検索すると、ありとあらゆる症状や不調にリンゴ酢が役立ったという体験談を目にします。リンゴ酢について最もよく研究されているのは血糖値を下げる効果ですが、総コレステロールと中性脂肪(トリグリセリド)を減らす可能性があることも示唆されています。

胃腸の不調に対するリンゴ酢の使用について公表されている研究はありませんが、適切に摂取された場合のリンゴ酢の事例証拠(科学的研究で証明されてはいないが、調査結果を補助する情報)と安全性を考慮すれば、取り入れて損はない療法と言えるのではないでしょうか。胸焼けによく使われるリンゴ酢については、酸に敏感な下部食道括約筋(かぶしょくどうかつやくきん。食道と胃の境界にあるリング状の筋肉)が酸にさらされると閉じるとするエビデンスが一部あります。つまり、人によってはリンゴ酢で食後に括約筋を閉じておくことで、胸焼け防止に一役買うかもしれません。とはいえ、リンゴ酢そのものが酸性であるため、一部の人には効果がないか、むしろ症状が悪化することも考えられます。このような場合はリンゴ酢の摂取をやめましょう。

発酵食品であるリンゴ酢は、未加熱の製品であれば、消化器症状の改善を促すプロバイオティクスが含まれています。そこで、胃腸へのリンゴ酢の効果を最大限に活かすなら、免疫不全の方を除いて、未加熱の製品をお勧めします。

リンゴ酢を安全に摂取するために、必ず水で薄めて使用しましょう。酢をそのまま使うと、歯にダメージを与えたり、食道がやけどを起こしかねません。酢の錠剤や丸薬もありますが、純度や安全性が疑わしい製品も一部あることが調査により判明しています。通常、酢には4〜8%の酢酸(さくさん)が含まれ、残りはほとんど水です。

酢を粉末状に加工するには、この水分を除去し、酸を濃縮する必要がありますが、高濃度の酢酸は苛性(かせい。強い腐食性)であり、皮膚などの組織を損傷するため非常に危険です。中には、酢の錠剤で食道熱傷を起こした例も報告されています。一方、水で薄めた標準的な液体リンゴ酢であれば、その効果を維持しながらリスクを最小限に抑えられます。その上で、摂取後は水で口をすすいで歯の保護を図ると良いでしょう。

また、別の症例報告では、日常的に大量の酢を摂取するとカリウムが欠乏し、骨量減少を引き起こすおそれがあることが示唆されています。これは1日250mlの酢を6年間にわたって摂取した人の例で、一般的な1日の推奨摂取量である15〜30mlをはるかに超えています。このことからも、カリウム不足であることがわかっている方がサプリメントとして酢を日常的に摂取する場合は、カリウム濃度に注意しながら慎重に行うことが大切です。

まとめ

消化不良は多くの方に共通する悩みであり、原因がはっきりしないことが多いようですが、継続的な消化不良に悩む方の症状緩和や解消に期待できる自然療法があります。適切に使用する限り、ほとんどの自然療法は安全であり、副作用は最小限にとどまります。個人差はありますが、今回ご紹介したプロバイオティクス消化酵素ペパーミント食物繊維リンゴ酢からいくつか試してみてはいかがでしょうか。

 

 

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