UA-135459055-1

ヨーガ秘伝 ― 明珠の発光

ヨーガ秘伝 ― 明珠の発光

山の庵に、夜は深く沈んでいた。
炉の火が小さくはぜ、杉の梢を渡る風が、かすかに軒を鳴らしている。
青年は、師の前に坐していた。
長い修行の末に、いよいよ伝えられるという秘伝――「明珠の発光」。
師は静かに口を開いた。
「これより伝えるは、光身へと至る門。心して行ぜよ。」

青年はうなずき、まず火の呼吸法に入った。
短く鋭い呼気。腹に力を込め、内なる炎を焚きつける。
やがて体内が温まり、背骨の奥に細い熱の線が通るのを感じた。
「よい。そこまでだ。」

師の声が、夜の静寂に溶ける。
青年は基本の姿勢に戻り、呼吸を深く、静かに整えた。
吸う息は長く、吐く息はさらに細く。
心は湖面のように澄みはじめる。

「眼を閉じよ。眉間――アージュニャーの座に、心を置く。」
青年は意識を眉間へと集めた。
やがて外界の気配は遠のき、意識は頭蓋の内へと沈んでいく。
聖語が、静かに響く。

――オーム・オン。
――オーム・オン。
声には出さない。
ただ、心の奥で、波紋のようにくり返す。
集中が深まったそのときだった。

暗闇の奥に、かすかな光の気配があらわれた。
それは半透明の、小さな球体。
ピンポン玉よりもやや小さい、淡い珠。
最初は、眉間の奥に固定されている。
しかし聖語を重ねるうちに、珠はふわりと揺れ、
やがて頭蓋の内で、浮揚しはじめた。
(これが……明珠。)

青年の心に、かすかな驚きが走る。
「動じるな。珠とともに在れ。」
師の声が、遠くから届く。

珠は静かに漂い、やがて眼窩の奥へと移っていく。
青年は意識をそれに従わせ、
眼球を内側へ、後方へとゆるやかに旋回させた。
視線はもはや外を見ていない。

心の眼は、身体の内へと向けられていた。
珠は、静かに頭蓋の底へと降りてゆく。
さらに背柱の中心、スシュムナーの管を伝い、
音もなく、垂直に下降していく。

まるで一筋の光が、夜の井戸を降りていくように。
やがて、臍の裏側――身体の中心に到達した。
そこに珠を置き、
青年は聖語を百たび心に唱える。
――オーム・オン。
――オーム・オン。
時間の感覚が消えていく。

内なる闇は、もはや闇ではない。
師の声が、かすかに響いた。
「二横指、上へ。」
珠は、ゆるやかに移される。
その一点に、意識を集中する。
すると――
半透明だった珠が、
次第に、内から光を放ちはじめた。
最初はほのかな白。
やがて淡い金色。
そして、静かに脈動する光。
それは炎ではない。
熱もない。

ただ、存在そのものが輝いている。
青年の全身は、その光に満たされた。
恐れも、迷いも、影も消えていく。
師は目を開いた。
「それが――パドマ・マッガの発光。」
庵の炉火はすでに小さくなっていた。
だが青年の内には、消えることのない光が灯っている。
夜は深い。
しかしその闇の奥で、
明珠は、静かに輝きつづけていた。

ヨーカ秘伝“明珠の発光

交の中におさめてしまう。

ヨーカ秘伝“明珠の発光”

つぎに、ヨーガ秘伝として伝わる『明珠の発光”を伝授しよう。

まず、火の呼吸法を適宜。

火の呼吸法が終わったら、基本姿勢をとって、心と呼吸を調える。

つぎに、眼を閉じ、眉間の、アージュニャー・チャクラの部分に心を集中する。心をしだいに内部に移す。

聖語「オーム・オン」を心にくり返し、集中をつづける。

やがて、頭蓋の内部のアージュニャー・チャクラの部分に、半透明のピンポ

ン玉よりやや小さい球体があらわれるようになる。

それは最初、その部分に固定しているが、やがて、そこから離れて、(頭蓋の中で)浮揚するようになる。浮揚するようになったら、それを徐々に眼窩の奥に

移動させていく。眼窩の奥に移動させ終わったら、眼球をぐるりと後方に旋回させて、(心)眼を体の内部に向ける。

以後、この眼は、浮揚している球体といっしょに移動するのである。

浮揚する球体が眼窩の奥に達したら、ごく静かに吸収しつつ、これを頭蓋骨の底に移す。頭蓋骨の底に達したら、背柱の中にあるスシュムナー管にそって、静かに垂直に下降させていく。そして、最後に臍と一線上にある体の中心に到達させる。

臍の裏側に到達したら、聖語を約百唱する間そこに置き、それから、二横指上のところに移す。ここに球を置いたら、そこに心を集中し、聖語をくり返し心に唱える。

そうしていると、ついに、半透明であった球体が、しだいに光を発するようになる。

これが「パドマ・マッガの発光」である。

◎(パドマ・マツガとは、じつは「○○○」である。極秘伝のため、ここでは秘すが、賢

明な読者であれば、お気づきであろう)

光が見えはじめたら、それをたもつために、呼吸も心もごく静かにしていなければならない。

もし光のほかに、花とか、葉とか、雲のようなもの、また生物の姿などがあらわれても、それはそのまま静かにながめておればよい。それがあらわれても消えても、自然に、ただなにげなくながめているという気持ちで見ていること、また、なにも見えなくても、強いて見たいと思ってはならない。

クンダリニー・ヨーガの第一歩は、修行者の体内にあるパドマ・マッガに光 「を発せしめるところからはじまるのである。

パドマ・マツガが一度目ざめて発光すると、瞑想に入るやすぐにパドマ・マツガは光を放ちはじめる。それは、思念を強めると、光も強く放たれる。

修行者は必要に応じて、パドマ・マツガを各チャクラに移動させ、光を強め、ホルモンの分泌をうながすのである。それは、クンダリニーの覚醒にも欠

くことのできない力を持つ。

ヨーガの修行をしてある程度の力を持った者が、この定に入っている修行者の体を見ると、発光体が修行者の体内を移動するさまを外部からはっきり見ることができる。それは決して修行者の観想による主観だけのものではないのである。神智学協会には、インドの熟達した導師による実験写真が数枚ある。

◎ パドマ・マツガの発光は、熱心な修行者で、およそ一、二年かかるとされる。

求聞持聡明法

発光したパドマ・マツガを、もう一度、アージュニャー・チャクラに引き戻し、そこでさらに集中の度を強める。

光度を増したパドマ・マッガを、松果腺・松果体・視床下部へと静かに移動させていく。

これは、やさしいことのように思われるかもしれないが、そうではない。ある理由により、これは非常に困難な作業なのである。

その大きな理由のひとつは、大阪の中の錯綜した神経群である。この境界に進した修行者にとって、パドマ・マッガは「実在」なのである。このパドマ・ マリガを、正しい「道すじ」のとおりに通過させて、誤りなく目的の場所に到退させるのは、非常に困難な仕事である。導師の助けなく独力でこれをなしとげることは、ほとんど不可能なこととされている。

視床下部の正しい箇所に到達すると、その瞬間、目のくらむような閃光が頭腹の中を走る。視神経がスパークした感じである。

クンダリニー・ヨーガの奥義書が、「このチャクラを目ざめさせると、この部

位に光明があらわれて、燦然と輝く」といっているのは、これである。

わたくしは、これが、人を天才にする「求聞持聡明法」であるとしている。

なぜならば、この閃光が走った以後、修行者の脳細胞は、それまでと一変したはたらきを示すようになるからである。一度、見聞きしたことは、どんなことでも、必要に応じて記憶によみがえらせるし、独創的・天才的なアイデアが、 つぎつぎと泉の湧き出るように、尽きることを知らないようになる。むしろ、

異常といってよいほどのはたらきをするようになるのである。

サハスラーラ・チャクラの真の成就は、クンダリニーの覚醒、上昇を待たねばならないが、この「求聞持聡明法」の成就が、その第一歩なのであろう。

このパドマ・マッガの修行は、クンダリニー・ヨーガの極秘の秘伝であって、これ以上のべることはできない。いくつかの口伝もあるけれども、それを集にすることは禁ぜられているのである。しかし、読者が、自分で工夫しながら自修することのできる程度にまでは公開したつもりである。読者の懸命な工夫・自修を切に願うものである。

三福道

三福道

山の夜は、どこまでも静かだった。
杉の梢を渡る風の音だけが、庵の外でかすかに響いている。
炉の火を前に、青年トウマは膝を正して坐していた。
その向かいに、老師は目を閉じたまま、ゆっくりと語り始める。
「仏教のすばらしさはな……」
火がはぜる音の合間に、低い声が落ちた。

「最初は、仏を礼拝するところから始まる。だが、そこで終わらぬ。礼拝する者自身が、やがて仏になることを目標とする。それが本来の仏道だ。」
トウマは顔を上げた。
「私たちも……仏になれるのですか。」
老師は静かにうなずく。

「釈迦はこう言われた。
“私が修行して悟ったように、おまえたちも修行すれば、同じ仏陀になれる” と。」
炉の火が、ひときわ強く揺れた。

「その道は、後世の創作ではない。教えは、阿含経の中に明らかに説かれている。成仏の方法――成仏法としてな。」
トウマの胸が熱くなる。

礼拝するだけではない。
祈るだけでもない。
自ら歩み、自ら悟る道。
それが仏教の核心なのだ、と。

しばし沈黙が落ちたあと、老師は話題を変えた。
「世間の人々は、福を求める。」
「福……幸せ、ですか。」
「そうだ。金銭、地位、長寿。だが仏教では、福を二つに分ける。世間福と、出世間福だ。」
炉の火を見つめながら、老師は続ける。

「世間福とは、財や寿命など、この世の幸福。だが出世間福とは、涅槃へと向かう福徳だ。」
「涅槃……」
トウマは小さくつぶやいた。
「それは単なる安らぎではない。煩悩を断ち、聖者の位に至ることだ。」
外では、雪が降り始めていた。

「その出世間福を生む道がある。」
「それが……三善根ですか。」
老師はゆっくりとうなずく。
「“三善根有り、窮尽す可からずして、漸く涅槃界に至る” と説かれている。」
「窮尽す可からず……」
「無限だということだ。尽きることのない功徳。」
トウマの胸に、灯がともる。

「では、その三善根とは?」
老師は指を三本立てた。
「第一、如来のみもとにおいて功徳を種える。
第二、正法において功徳を種える。
第三、聖衆において功徳を種える。」

「種える……?」
トウマは首をかしげる。
老師は微笑んだ。
「積む、ではない。種える、だ。」
火の赤い光が、老師の横顔を照らす。
「徳は、突然降ってくるものではない。福は徳から生じる。徳なき者に福は生じぬ。」
「徳が少ないから、不幸になる……?」
「そうだ。世の人は福を欲しがるが、徳を種えようとはしない。だが仏道は逆だ。まず徳を種える。福はその実りだ。」

トウマは胸に手を当てた。
自分は、福を求めていなかっただろうか。
悟りという結果ばかりを焦ってはいなかったか。
「だが、よく聞け。」
老師の声が一段と深くなる。

「なぜ“如来の所に於て”と強調されるのか。」
庵の中の空気が張りつめた。
「如来とは、単なる像ではない。真理そのものに目覚めた者だ。真理と離れて徳を種えても、出世間福は生まれぬ。」
トウマの呼吸が静まる。

「真理のもとで種えられた徳だけが、涅槃へと芽吹く。」
外の雪は、音もなく降り積もる。
老師は目を閉じた。

「徳を種えよ。焦るな。
種はすぐには芽吹かぬ。だが、正しく蒔かれた種は、必ず実る。」
炉の火が静かに落ち着いていく。

トウマは深く頭を下げた。
礼拝から始まり、
修行へと進み、
やがて自らが仏となる。
その道は遠い。

だが、今ここに、確かに続いている。
雪の夜、庵の中で、
一粒の徳の種が、静かに蒔かれた。

三福道 The Threefold Path of Blessing

 

三福道
The Threefold Path of Blessing

山の夜に 火はゆらぎ
杉の風が 道を問う
礼拝の手は やがてひらき
仏の道が 胸に灯る

Namosattanan
sanmyaksanmodaktinan
taniyata
on shaley shurei juntei
sowaka

三福道よ 徳を蒔け
如来・正法・聖衆へ
尽きぬ功徳 花となり

Namosattanan
sanmyaksanmodaktinan
taniyata
on shaley shurei juntei
sowaka

In the mountain night, the fire sways,
Cedar winds whisper and question the way.
Hands once folded slowly unfold,
The Buddha’s path in the heart takes hold.

Namosattanan
sanmyaksanmodaktinan
taniyata
on shaley shurei juntei
sowaka

O Threefold Path, sow seeds of grace,
To the Tathāgata, the Dharma, the Sacred Sangha’s place.
Unending merit blooms as light,
A flower rising toward Nirvana’s height.

Namosattanan
sanmyaksanmodaktinan
taniyata
on shaley shurei juntei
sowaka

上の文章を小説風して 天使のような声、, 90年代のユーロダンス、romantic k-pop、Acoustic guitar Male Vocalist

上の文章を小説風して

 

天使のような声、, 90年代のユーロダンス、romantic k-pop、Acoustic guitar

Male Vocalist

Acoustic guitar

オルタナティブフォーク
,romantic k-pop、Acoustic guitar

Male Vocalist

Acoustic guitar
歌詞はイントロ4行、サビ4キョウけし

romantic k-pop、Acoustic guitar

Male Vocalist

Acoustic guitar

世界を拡張し、共に進化する未来

上の文章を小説風して

female vocals、romantic k-pop、Acoustic guitar