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apple 2021 AirPods第3世 インナーイヤー型のワイヤレスイヤホン

「AirPods(第3世代)」は「AirPods Pro」の性能を踏襲したインナーイヤー型のワイヤレスイヤホンだと言えるでしょう。見た目の形状からみても「AirPods Pro」に似ています。

ノイズキャンセリング機能および外音取り込み機能はありませんが、空間オーディオとアダプティブイコライゼーションに対応し、第2世代モデルよりもサウンドと楽しめる機能が含まれています。

主な特長

  • 空間オーディオ(Dolby Atomos)に対応し、サラウンドサウンドを楽しめる
  • 内向きのマイクを搭載し、耳に合わせた音楽を自動的に調節するアダプティブイコライゼーションに対応
  • バッテリー性能が向上
  • 第2世代モデルとほぼ同等のサイズ感におさめながらも高性能に
  • MagSafe充電ケースも含めてIPX4相当の防滴性能に対応
  • 耳の負担が少ないインナーイヤー型の完全ワイヤレスイヤホン

地を這う低音も量感たっぷりに再現

低音が薄いという印象のあった「AirPods」が第3世代になって新登場。試聴してみるとハイエンドモデル「AirPods Pro」に負けない音質を誇り、空間オーディオ、ダイナミックヘッドトラッキングに対応、防水性能はIPX4となり、電池寿命は最大6時間にアップ、充電ケース利用時は最大30時間に伸びている。充電ケースはMagSafeに対応した。

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使用チップは第2世代と同じH1チップだが、専用のハイダナミックレンジアンプと高音質ドライバの組み合わせで、音質は格段に向上、ライバルは「AirPods Pro」と言える完成度だ。

カナル型は必要ナシと思わせるフィット感と開放感

ワイヤレスイヤホンは左右のハウジングに独立して電池を搭載するため、重量が増加しがち、それをしっかりフィットさせるためにイヤーチップやウイングを備えたカナル型が常識だったのだが、AirPodsがそれをくつがえした。イヤーチップレスの開放感のある着け心地、長時間使用しても耳に違和感がない、というメリットがあったが、ワークアウトやウォーキングなどの運動では外れやすい。低音の量感に乏しいという音質的なデメリットもあった。

これが第3世代では見事に改善され、耳へのフィット感が高まり、ズレにくくなり、音質も良くなっている。さらにタッチ操作も感圧センサー採用により、感度が高まり誤作動が少なくなった。カナル型が嫌いな人に、外音取り込み機能を使わなくても周囲の音を聞きたい人にもオススメのモデルに進化している。ANC不要であれば第3世代「AirPods」の一択である。

充電ケースはMagSafeに対応、ワイヤレスでも確実に充電できる

有線での充電はLightningケーブルを採用、ここはUSB-Cにして欲しかった

ステムのフラットな部分にセンサーがありタッチ操作対応。もちろんSiriも使える

Netflixで楽しみたい空間オーディオ

iOS15で使えるようになったのが空間オーディオとダイナミックヘッドトラッキングである。AirPodsが認識されると、iPhoneの音量調整スライダーにAirPodsのアイコンが表示される。スライダーを長押しすると拡大画面が表示され、空間オーディオ、オフ、固定、ヘッドトラッキング中という3つの選択肢が現れる。映画にオススメなのは固定である。頭の前後左右に音が広がり、サラウンド感に包まれた音場が出現する。ヘッドトラッキングはモーションセンサーを使ってスピーカーの位置が固定された音像定位を再現、耳を動かしても音源が動かないような再生ができる。ライブコンサートやゲームに向いていると思われるが、私は固定モードが好きだ。

空間オーディオとダイナミックヘッドトラッキングの両方に対応したストリーミングサービスがNetflixで、その効果を手軽に体験できる。一度、空間オーディオで映画を体験すると、もう普通のイヤホンには戻れないかもしれない。この機能は「AirPods Pro」でも使えるのだが、ダイナミックヘッドトラッキングの効果はAirPodsの方が強く感じられた。

気になる音質は「AirPods Pro」とほぼ同等になり、厚みのある中低域に支えられたピラミッドバランスで、透明感のある高域が楽しめる。超低域まで伸びた再生能力はProを超えている部分もあった。

左が接続完了時に出る画面、中央が音量調整画面、右が空間オーディオ操作画面である

探す機能にも対応したので、Bluetoothを利用して左右のイヤホンの位置を探索できる