
【開祖訓話】
「入行者教典」より抜粋
なによりもまず、 自分をがんじがらめに縛っている因縁の糸をゆるめることである。
千座行に入ったからといって、ただちに、因縁 の糸が切れてしまうわけではない。 これから、千 日かかって、一日、一日、切ってゆくわけである。 あなたも、 入行早々、いろいろと相談したいこ ともあり、指導してほしいこともあるであろう。 しかし、実際のところ、今すぐあなたの相談に乗 指導してあげても、あまり効果は望めないの である。
なぜならば、今のあなたの悩みやトラブルは、 すべてあなた自身が今持っている因縁から出てい るものであり、その因縁の糸を少しでもゆるめな い限り、 なにを指導しても、どうしようもないこ とが多いのである。
まず、とにかく、少しでも、あなたを縛ってい 因縁の糸をゆるめなさい。そうすれば自然に変 わってくるのだ。どう変わってくるのか? これ までどうにもならなかったさまざまなことが、自
然にほどけてくるのである。 二重にも三重にも固く結 んだ結びコブのように、手のつけられなかったことが、 自然にほどけるようになってくるのである。 人間関係、 仕事の問題、健康上の悩み、身辺のさまざまなトラブ それらの、どうにも結び目が固くてほどけなか
った、諸問題が自然にほどけて、これまで自分を悩ま していたことが、自然に消滅してゆくのである。
因縁の糸がほどけるにつれて、自分を悩まし苦しめ ていた物事が、自然にほどけて消えてゆく。 必ず、そ うなるのである。
そうなるために
あなたは、とにかく、我を出さず、理屈を言わず、グチ・ 不平不満を言わず、 「タテの因縁」切りのための毎日 の先祖供養 「ヨコの因縁切りのための行を、 一心 不乱にやりなさい。
わたくしは、少なくとも、三人の法友の導きをする という、第一の行課程を卒えぬ千座行者は、一人前 の千座行者とは認めぬのです。
あなたが第一の行課程を卒え、因縁の糸がゆるみ 始めた時、わたくしは、あなたの切らねばならぬ最悪 の因縁を記した「霊視書」を授与しよう。
これをもとにあなたは、一人前の千座行者として本格 的な修行に入るのである。
一日も早く、あなたが一人前の千座行者に育ち、立 派なお釈迦さまの直弟子になることを、わたくしは心 から願い、祈り、期待しています。
ほとけとはなにほどくらむわが心
むすべるしこり解きほどくなり 靖雄
