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倶利伽羅龍王

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不動明王と御縁のある方は特に!

倶利伽羅龍王は不動明王の化身であり、インドの八龍王の一尊であるクリカとされます。昭和初期に当時の密教最高権威によって編纂された『密教大辞典』は「はじめは不動明王を念ずる功力によりて、この龍を駆使し又はその保護を受くとの信仰より、遂にこの龍を明王の化身とし或いは三昧耶形とするに至れり」と解説しています。また同書は倶利伽羅大龍勝外道伏陀羅尼経を引用して、「口より氣を出す、二萬億の雷の一時に鳴るが如し、魔王外道之を聞いて邪執を捨てたりと云ふ」と凄まじい威力を記しています。

「日本三不動」のうち高野山の「赤不動明王」(重要文化財)と京都・青蓮院の「青不動明王」(国宝)の二尊は、右手に持つ利剣に倶利伽羅龍王が巻き付いた姿が描かれています。あらゆる悪いものを断ち切り、心を寄せる者を守ってくれる不動明王の「力」こそが、倶利伽羅龍王なのです。そのため不動明王と御縁のある方は特に倶利伽羅龍王の力をいただけます。

 

 

不動明王の剣に、まきついている龍を、倶利伽羅龍王といいますが、

 

そのマントラが、

 

ノウマク・シッチ・シッチ・ソ・シッチ・シッチ・

 

キャララヤ・クエンサンマンマ・シッリ・アジャマ・シッチ・ソワカ

 

37回、となえるのが基本ですが、この回数は、

 

このマントラ特有のものですね。

 

いちばん簡単にできる降伏諸魔の祈祷法かもしれません。

 

なにか、身近でわざわいを感じたときにつかっていただくと

 

いいかもしれません。

 

不動明王の剣は、諸魔を切るといいますが、その剣にのりうつって、

 

威力を発揮しているのが、この龍王なわけです。

 

 

 

 

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