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金剛界曼荼羅     .降三世会

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成身会の諸尊のうち金剛薩埵が降三世明王(忿怒形)の姿をとり諸尊とともに衆生を仏道へと教化する集会図。

 

●成身会と同じ37尊のうち金剛薩埵に代えて降三世明王を配し、大日如来の智慧によっても教化できない衆生を忿怒の形相の尊によって降伏する集会。

●多くの尊は(胸の前で拳を結んだ両手を交差する)忿怒拳を結んでいる。

●金剛薩埵が降三世明王に姿を替え、ヒンドゥーの神のシヴァやウマ―后を調伏し仏教の護法神にしている

 

 

密教の金剛界曼荼羅は、密教仏教における重要な曼荼羅(仏教的な絵画や図像)の一つです。金剛界曼荼羅は、大日如来(ごだいにょらい)と呼ばれる仏の姿を中心に配置された円形の曼荼羅です。

降三世会(ごさんぜえ)は、密教の修法の一つであり、金剛界曼荼羅を中心に行われる儀式です。この儀式は、仏教の教えに基づき、悟りや解脱を目指す修行者が行います。

降三世会では、修行者が金剛界曼荼羅を観想し、仏の姿や各種の仏教的な神聖な存在と一体化することを目指します。観想の過程で、修行者は自己の執着や煩悩を超越し、智慧や慈悲の心を発展させることを意図しています。

また、降三世会では、仏教の経典や真言(しんごん)と呼ばれる特定の言葉や文句を唱えることも含まれます。これらの言葉や文句は、祈りや願望を表現し、仏の加護や悟りの力を引き出すために用いられます。

降三世会は、密教の修行者にとって非常に重要な儀式であり、悟りの境地への進展や救済を目指すために行われます。ただし、密教の実践や理解には多くの学習と指導が必要であり、個別の詳細な手順や内密な情報は密教の伝統的な教えに基づいて伝えられます。

 

 

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