仏具(ぶつぐ)は、仏教の宗教儀式や修行に使用される道具や器具の総称です。これらの道具は、仏教の宗派や地域によって異なる場合もありますが、一般的には以下のようなものが含まれます。
- 仏像(ぶつぞう):仏陀(仏教の開祖である釈迦牟尼)の姿を表した彫刻や絵画です。仏像は、仏教徒が仏陀の教えに触れるために礼拝や瞑想の対象となります。
- お香(おこう):お香は、木や樹脂から作られた香り高い棒や粉末です。お香は燃やして煙を出し、その香りを通じて心を静めたり、祈りや瞑想の際に集中力を高めるために使用されます。
- 線香立て(せんこうだて):線香を立てるための台です。線香を立てることによって、煙が上がり、その煙を通じて仏陀や先祖に供えを捧げるとされます。
- お盆(おぼん):故人や先祖への供養を行う際に使用される盆です。お盆には食べ物や飲み物、花、果物などが供えられ、亡くなった人々への感謝や尊敬の気持ちを表します。
- 経筒(きょうづつ):経典(仏教の教典)を納める筒状の容器です。経筒は経典を保管し、大切に扱うための道具として使用されます。