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間腦思考 2

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かつてわたくしは、『思考』という著書のなかで、七科三十七道品とは、 間脳の 機能を開発する訓練にほかならないとのべた。というのは、人間の大脳の中には、霊 的世界を認識す 部位があって、それが間脳であると確信したからである。

ご承知の通り、ヒトの大脳は、本能行動と情動行動を受け持つ「大脳辺縁系」と、創 造行為・行動を受け持つ「新皮質系」から成り立つ。このほかに、反射活動・調節 作用をとなむ「脳幹・背髄系」とがあるわけだが、以上がこれまで大脳生理学によっ て知られている大脳における生のいとなみである。

せきずいけい

わたくしは、このほかに、これまでほとんどその機能が知られていない間脳が、霊性 部位であるとのべたのである。この部位を開発訓練することにより、ヒトはしだいに 高度の霊性を持つようになり、やがて霊的世界を認識把握することができるようにな

る。その局限は次元の異なる霊的世界への飛翔であろう。

わたくしは、七科三十七道品こそ、この間脳と、それに新皮質系の特殊な部位とを同 時に開発練磨してゆく訓練法であると断定したのである。

古代、精神的にすぐれていたひとびとは、 間脳が極度に発達し、 間脳に通ずる霊的視 覚器官である「第三の目」を持っていたのである。 いま、第三の目は退化し、ほとんど 閉鎖されてしまった。しかし、その痕跡は科学的に証明されつつある。 ごく稀れだが、 この眼を持つヒトもじっさいにいる。 間脳も退化してその果たす機能もわからなくなっ てしまったが、近来、大脳生理学も、なにか特殊なはたらきをするらしいとして、「ブ ラックボックス」とよび、追究をはじめているようである。 それに先立ちわたくしは、 十数年も前からこの間脳に注目していたのである。

これからのあたらしい人類文化は、この間脳の開発からはじめられなければならぬ、 と、わたくしは「間脳思考」で主張した。 では、いまから二千数百年もむかしの古代に 説かれたシャカの教法である七科三十七道品→阿耨多羅三藐三菩提涅槃→成仏 という古めかしい構図と、ハイテクノロジーの現代に生きるわれわれとの接点はいった

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