求聞持脳の目ざめ
**イントロ**
音は呼吸に乗せて
命の力を宿し
炎の呼吸で響かせ
魂に深く刻み込む
**サビ**
チャクラの波に乗り
声は脳に響く
共鳴する心の奥
秘めた力、目覚める
音声とは、呼吸、発声、そして共鳴。この三つの要素で成り立っている。いずれも等しく重要であり、互いに密接に結びついている。発声はその音を生み出し、共鳴はその振動を倍加し、呼吸はその二つを動かす原動力である。
クンダリニー・ヨーガの呼吸法――「火の呼吸」とも呼ばれるそれは、まるでフイゴのように強く、そして激しい。これが発声と共鳴の源となり、その力強さは想像を超えるものである。しかし、この三つの要素を完全に活かすためには、身体全体を鍛え上げる必要がある。特に、強靭な肋間筋と腹筋、そして頑丈な横隔膜が求められるのだ。
私は、ムラダーラとマニピューラの二つのチャクラが、この重要な筋肉群を支配していることを知っていた。この二つのチャクラが目覚めたなら、これらの器官を自由自在に操ることができる。私が以前からこれらのチャクラを鍛えていたことは、今にして思えば幸運だった。
呼吸法と発声が完成したとき、次に私が取り組んだのは、独自の共鳴腔を作り上げることだった。
音声の共鳴は、喉腔を囲む骨組みの付加運動によって作られる。頭部の中にある腔と振動が共鳴し、音を増幅させるのだ。これは、練習すれば誰でも習得できる技術である。もちろん、上手下手の差はあるが――。しかし、私の場合は、さらに特殊な工夫が必要だった。その共鳴を、自然の法則に逆らって内部に取り入れる必要があったからだ。
生物の発声器官は、すべて外部に向かって音を発するように作られている。それを、私は内部に向けようと試みた。無謀な挑戦であったが、ついに私はそれを成し遂げた。それを可能にしたのは、やはりチャクラの力であった。
発声し、腔内で共鳴させた真言の振動を脳の深部に送り込む作業は、マニピューラ、スヴァジスターナ、アナハタの各チャクラの力を借りなければ絶対にできないと悟った。私は思い切って、完成したこの秘密技術の一部を明かそう。喉腔内で作り上げた共鳴の振動を、そのまま脳の深部に送り込むことはできない。それは絶対に不可能だった。何百回、何千回と試行錯誤した結果、私はようやくその限界を理解した。それは生体の法則であるのだろう。
では、どうすれば良いのか?
最後の試みが成功した。振動を一度下部のマニピューラ・チャクラに伝え、そこで共鳴させるのだ。そしてその共鳴をスヴァジスターナ、アナハタと続くチャクラの伝達系を通じて脳のチャクラに送り込む。チャクラはそれぞれが独立して存在するのではなく、すべてが密接に連結しているからこそ可能な技法である。この方法を使わなければ、声の振動を脳の深部に送り込むことは決してできなかった。それは、音(振動)をそのまま遠くへ伝達することができないが、電流のバイブレーションに変えて電線を通じれば、どこへでも届くようなものだ。
