失敗してしまう方向に持っていこうとする自己破壊の心がはたらいて、そ 46
うさせてしまうというのが、フロイトの説なのである。
これは、フロイトだけではない。他の心理学者たちもみとめており、た
とえば、メニンジャーはこれを「自己破壊の傾向を持つ精神形態」とよん
でいる。
こういう自己破壊の心は、いったいどこから生ずるのであろうか?
これは、そのほとんどが、その人の祖先か、あるいは、祖先の周辺の人
たちが原因しているのである。
ジグモンドーフロイト、カールーユングにつづく世界的な心理学者、リ
ポットーソンディは、この現象にふかい興味を持って、てってい的に追求
研究した。そして、これらの現象は、無意識の意識層における運命的な衝
動におるい’
かれは、ここにあらわれる深層意識を「家族的無意識」と名づけた。
それまでの深層心理学は、おおづかみに分けて、フロイトの「個人的無
意識」、ユングの「集合的無意識」(群衆心理学)の二つの層が対象とされ
ていた。
ところが、ソンディの運命分析心理学は、この二つの層の中間にある
「家族的無意識」という無意識の第三番目の領域をきりひらいたのである。
つまり、「個人」と「群衆」の間に、「家族」を発見したわけだ。これは
じつにユニークな、そして妥当な発見であった。
結論として、ソンディは、つぎのようにいうのである
https://www.excite.co.jp/news/article/Karapaia_52276541/
