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イチョウ

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活性酸素とイチョウ葉エキス

二億五千万年を生き抜いた力

イチョウの樹の秘密

まう。

活性酸素の恐ろしさを、 前に説明した。

ガン・心臓病・脳卒中・糖尿病など、生活習慣病 (成人病の最大の原因となるものが、この活 性酸素だといわれている。

いや、いまや、生命体の老化の原因が、活性酸素によるものだといわれているのである。

ショウジョウバエというハエがいる。 成虫となってから約二十四時間しか生きていないので、よ く、遺伝の実験に使われている。このハエが、どうしてこんなに生命が短いのか、その原因が最近 わかった。 それは、このハエは、生まれつき、活性酸素を防ぐ酵素を持っていないのである。 その ために老化がかくも速く進んで、寿命が短いのだという。

この一つのことだけで、活性酸素の恐ろしさがわかると思う。

だから、われわれが、健康長寿を願うならば、まず、この活性酸素を防がねばならないのである。 幸いにも、人間は、ショウジョウバエと違って、活性酸素を防ぐ酵素を持っている。 これを「スー

バー・オキサイド・ディスムターゼ」 (SOD)という。だが、このSOD発生装置も中年になると 衰えてしまって、十分に活動しなくなる。 四十歳を過ぎると急激に減少してしまって、五、六十歳 になると、ほとんど機能しなくなる。 つまり、生活習慣病(成人病の発生と、正比例するのであ

どうやって、活性酸素を防いだらよいのか?

その参考になるのが、植物である。

どうするか?

というのは、この恐ろしい活性酸素は、人間の体の中にだけ発生するのではないからである。 意 外のようだが、植物のほうが、人間の何倍もの活性酸素を発生させる危険にさらされているのである。 ご承知の通り、植物はその葉の中でブドウ糖をつくっている。 植物の緑の葉の中には、葉緑体と いう装置を持つ細胞工場がある。 植物はこの工場で、炭酸を材料に、ブドウ糖をつくるのである。 そのエネルギーは、太陽からとり入れる。原料である炭酸は、大気中の二酸化炭素であり、これを根 から吸いあげた水に溶かせば原料となる。 これが、植物の「光合成」と呼ばれるメカニズムである。 光合成の過程では酸素が発生するので、葉緑体内部には、高濃度の酸素が多量にある。 高濃度の 酸素は、当然、強い活性酸素の材料となる。 活性酸素が発生したら、植物も人間と同様、死んでし

うん。 植物は、自分の生命を守るために、ちゃんと、活性酸素除去の物質を持っているのである。この 物質を持っていない植物は、とうの昔に活性酸素のために絶滅して、姿を消してしまっている。い

ま、地球上に存在している植物は、みな、大なり小なり、この物質を持っているのである。

それは、フラボノイドという物質である。

マー

フラボノイドは、葉の表面や種に存在して、活性酸素を除去する役目をはたしている。 そして、 非常に重要なことは、このフラボノイドの活性酸素除去の効力は、人間にも同じような効力を発揮 するということである。 だから、われわれは、植物からこのフラボノイドを採って、 使えばいいわ けである。

植物はどんな植物でもみなフラボノイドを持っているから、どの植物でもいいわけだが、その効 力の高いものもあれば、低いものもある。 フラボノイドの種類は非常に多く、干のケタでかぞえら れるが、高等植物ほど、その種類が多い。

中でも、イチョウの葉のフラボノイドは、他に類を見ないほど強力である。

はいき

イチョウの樹は、生きた化石と呼ばれている。 二億五千万年の昔から、地球上に生き続けている からである。 その生命力の強さは、原爆投下後のヒロシマの廃墟の中で、一番早く芽を吹いたと伝 えられているほどである。

イチョウの葉には、十種以上のフラボノイドが含まれているが、その中にイチョウ特有のものが 四種もあるのである。

このイチョウ特有のフラボノイドは、「二重分子フラボノイド」と呼ばれ、二個のフラボノイドが 重なった形になっている。

イチョウの葉が緑から黄に変わる時期に採取して、そこから抽出したエキスは、二重分子フラボ

ノイドをはじめとするフラボノイドの豊庫である。

イチョウの葉に含まれる主なフラボノイドは、次の通りである。

ケルセチン・ラムノグリコシド

ケンフェロール・ラムノグリコシド

ケンフェロール

イソラムネチン

ギンケチン

イソギンケチン

ゼロチン

シアドピチジン

フラボンが二つ重なった、より強力な二重フラボン

このイチョウの葉のフラボノイドの効用は、ドイツを起点として、スイスやフランスに、医薬品

として広まっている。

ドイツでは、医薬品の適応症として、

めまい、頭痛、耳鳴り、記憶および集中力薄弱、脳血液循環不全による思考力の低下

脳卒中および脳挫傷の後遺症

血行不良による聴力および視力の低下

動脈硬化による腓腹筋のけいれん性疼痛

末梢血管障害

組織に対する血液供給不足による感覚麻痺、冷覚、足指蒼白

高年齢者におけるニコチン濫用および糖尿病による動脈血液循環不全てを

があげられ、医師によって臨床に用いられているのである。

フランスでも、だいたい同じような適応症があげられている。

◎脳循環不全およびそれに伴う機能障害(めまい、頭痛、記憶喪失、知能低下、運動障害、感情お よび性格混乱)

下肢の動脈炎とその合併症 レイノールズ氏病、肢端知覚異常、肢端紅色チアノーゼ、 毛 細血管弱

◎循環が原因となる神経感覚症状、特に眼科および耳鼻咽喉科領域におけるもの

ほかに、 フラボノイドの作用として、フランスにおいても、ドイツにおいても、

活性酸素 フリーラジカル”を捕捉 除去し、過酸化脂質形成の予防および減少が認められてい

る。ビールの話

ヨーロッパではれっきとした医薬品で、ここ数年来、その売上高は全医薬品のトップにのし上っ ている。

十年ほどの間に三十倍にも達したという。たいへんな人気である。

アメリカでは一九八九年に健康食品として発売され、急成長している。 わが国でも、ごく最近、 健康食品として登場している。

イチョウという樹は非常におもしろい植物で、地球上に姿をあらわしたのは、約二億五千万年前、 古生代といわれている。中生代 ジュラ紀のちょうど恐竜が栄えていたころには、十五種類ものイ チョウの仲間が森林をつくっていた。その後のたび重なる地球の大変動で大部分のイチョウは絶滅 してしまったが、ただ一種のイチョウだけが、その危機を乗り越えて生き残った。 それがいまわ れわれが街かどなどで見かけるイチョウなのである。

したがって、イチョウは分類上、仲間のいない一属一種の植物なのである。

集め 二億五千万年にわたる地球の大変動にたえ抜いて生き残ったおどろくべき生命力の秘密がいま、 しだいに解明されつつあるのだが、おもしろいことに、日本産のイチョウが、活性酸素除去に一番、 効力があるという。欧米に向けて毎年、大量に輸出されている。

ここで知っておかねばならぬことは、イチョウの葉が活性酸素の除去に役立ち、脳血管や循環系 の調節に効果があるからといって、 手あたりしだいに葉を採ってきて、煎じて飲んでも、その効

果は期待できないということである。

イチョウの葉のフラボノイドはタンパク質と結合して、分子量が一、二万と大きくなっている。 人間は、五千以下でないと吸収できない。医薬品や健康食品に用いられるエキスは、特許技術によっ て、四千以下におさえられているのである。

わたくしは、この特許技術によって製造されたイチョウ葉エキスを、朝晩、 適量、摂っている。 光和食品株式会社の総合ビタミン・ミネラルサプリメントには、一日量のイチョウ葉エキスが入っ ているので、このサプリメントを飲むだけでよいわけだが、重複しても害はないし、少し多いほう が効果があってよいだろうと思うので、わたくしはそうしている。

紫外線の害は非常に恐ろしい。

スポーツその他で太陽を浴びるときには、外用の紫外線よけクリームを顔や手足に塗ると同時に、 イチョウ葉エキスを増量して内用し、その害を防ぐように心がけてほしいものである。

ビール酵母の話

若返りとビール酵母

前項までに述べたもののほか、わたくしが毎日愛用しているものに、「ビール酵母」がある。 いまから四十八年前の一九五一年、『若く見え長生きするには』という本が欧米で出版されて、大 きな話題を呼んだ。

著者は、ゲイロード・ハウザーという栄養学者で、ハウザー博士は、その本の中で、「ハウザー式 健康法」という若返りと長寿の方法を紹介した。

この本が話題になったのは、そこに書かれているハウザー博士自身の体験談が、じつに興味深い ものだったからである。

ハウザー博士は、若いときに結核にかかり、死の宣告を受けた。 ところが、ハウザー博士みずか ら考案した「ワンダーフーズ」(驚異の食品)を用いた食事療法で奇跡的に回復したというのである。 そして博士は、その後もこの食事療法を続けたところ、ほとんど病気にかかることがなく、九十歳 になっても、六十歳ぐらいにしか見えない若々しい健康体だったという。

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